2005年06月24日

横田夫妻の電話インタビュー テキスト化

本日12時よりラジオ(文化放送)にて、横田夫妻が座り込みに臨む直前に、現在の心境などを電話インタビューでお話になっていました。
録音を撮りましたのでテキスト化してご紹介します。
ご家族の生の声をどうぞお聞き届けください。

文化放送 「寺島尚正ラジオパンチ!」12:00より放送
電話インタビューの部分のみ抜粋してテキスト化

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※寺島アナ
今日から3日間座り込みに入るわけですが、今のお気持ち、やはり一日も早く経済制裁をというお気持ち強いでしょうね?

★横田滋さん
経済制裁そのものが目的ではありませんが、昨年の11月の第3回日朝実務者協議で、めぐみの物として遺骨が提供されたわけですが。
これで鑑定の結果、別人の物と判明したことを受けて、昨年の12月24日に細田官房長官が
「北朝鮮側が迅速かつ誠意ある回答をしない場合、日本政府として厳しい対応を取らざるを得ない」
という、制裁の予告とも取れる談話を発表したわけですが。
それからもう、今日で6ヶ月になります。

その間日本側は北朝鮮に正式に抗議したわけですが。
先方は鑑定が捏造であるとか遺骨を返せとか言うことを主張するのみで。
日本側が説明するって言うにもかかわらず、全く向こうは聞き入れもしないで、現在こう着状態になっているわけであります。
ですからこれをこのまま放置しておきますと、やはりいつの間にかうやむやになってしまうと言う恐れがありますので。
やはりこの半年というのは大きな節目になりますので、これは制裁によって解決を図るしかないと我々は思っております。

※寺島アナ
横田さん、今の北朝鮮もとんでもないんですけれども、日本の政府の外交のあり方なんですけど、今のままだといたずらに時間が経過してしまうだけのような気がしてならないんですが?

★横田滋さん
そうですね。
政府の対応と言うのは例えば昨年の12月の8日に、まずめぐみのDNA鑑定、これは全体が出たわけではありませんで。
この段階で別人の物と分かった時点で家族会・救う会だけではなくて、拉致議連、それから自民党の拉致対策本部。
それから衆議院の拉致特別委員会とかで経済制裁をという決議がなされているわけですが。
しかし、小泉総理は対話の窓口が途絶えると言うことで、慎重な姿勢を崩していないわけなんですが。
日本政府の方としては、話掛けを呼びかけをしているわけですが、北朝鮮の方は応じてこないと言うことが実態なので。
また最近では、一日も早く経済制裁をすることによって解決を図って欲しいと思います。

※寺島アナ
そうですね。
なにかもどかしい感じがします。
滋さん、どうもありがとうございました。
それでは恐れ入ります、早紀江さんに代わっていただけますでしょうか?
さてめぐみさんが拉致されて27年半になりますね?

★横田早紀江さん
あ、もう8年ですね。

※寺島アナ
もう28年ですか。
核問題も含めてですね。
このところの北朝鮮の動き、これを見ていて早紀江さんはどうお感じになりますか?

★横田早紀江さん
初めからずっとああいう国ですから、何度も何度もそういうようなことを経験しておりますので。
やっぱり普通の国じゃないなと言う感じはしておりますから。
相変わらずだなと言う思いですけれど。

※寺島アナ
「対話と圧力」というふうに小泉総理も言っております。
それを繰り返している小泉さんですが。
そろそろこの対話じゃない圧力の方を行使すべきだ、と言うお気持ちが強くなってきたんじゃないですか?

★横田早紀江さん
これはもう今までのこのあり方を見てもですね。
拉致そのものが本当に許しがたいことでありますね。
それをやった事を認めているわけですから。
認めたんならそれをハッキリと、それをきちっと向こうが対応するのが普通の常識ある問題と思うんですが。
そうでない国ですから、そういうふうにならないんですよね。
普通にやっていけない事ですから、やはりきちっとした、こちらは間違った事をしていないのにそんな思いをすることは無いんで。
ハッキリとしたことを表明していかなければいけないということは初めから分かっておりまして、遅いくらいだと思っております。

※寺島アナ
小泉総理に制裁以外にこうして欲しい、とお求めになることはありませんか?

★横田早紀江さん
あぁ・・・そうですね。
もっと家族の話も聞いていただきたいと思いますし。
思いを直接にお聞きくださいといつもお願いしているんですけど、中々お忙しくて会って頂けませんしね。
やはりあの、そうですね、他国に対してもっと毅然として。
こちらはこういう状態なんだからと言うことをきちっと言って頂く姿勢がね、大事なんじゃないかなと私たちは思っていますけれども。

※寺島アナ
北朝鮮問題で鍵を握ると言われております中国ですね。
その中国との関係も、なんかこの頃悪化している?

★横田早紀江さん
そうですね。
やはりそれも本当に国際問題というのは難しいと思いますけどね。
やはり日本の国として正しいことは正しいと言う事を、きちっと表明していかなければいけないことではないかなぁ?といつも思っていますけども。

※寺島アナ
そして日本単独での制裁では効果が薄いというふうに言われていますよね?

★横田早紀江さん
そうですね。
あぁいう難しい国ですから。
いろんな形で謀略って言うかなんでもやって来る国ですから。
国際的に間違った事を一杯させるもんじゃないんだと言うことを、一緒になってメッセージを向こうに投げかけていかなければいけないんじゃないか?と思います。

※寺島アナ
具体的には国連などでですね。
決議をするべきだという声もでているんですが、その点は早紀江さんはいかが思われますか?

★横田早紀江さん
一番良いのは金正日総書記がきちんとそのことに対して、誰が考えても間違った事をやったんだと認めることしかないんですけれども。
それが出来ないからいろんなことで、あらゆる国が悩んでいるわけなんですけども。
どうしてあの人を引き出せるかと思っているわけですからね。
本当はそれが一番良いんでしょうけど、どうしてもそれが無理な場合はそうふうになっていくんじゃないかと思ういますが。

※寺島アナ
このところのジェンキンスさんの最近の発言ですね。
北朝鮮の悪口をかなり辛らつに仰っているようなんですけど?

★横田早紀江さん
悪口って言うか、本当のことを仰っているんじゃないかと私は思っています。
どこの国が見ても普通の国じゃありませんから。
悪口って言うより、本当に間違ったことばかりやってるわけですから。
そういうことでは国際的にも本当の意味での平和は保てないのだから、本当に一緒に仲良くなっていきましょうと言うことも、メッセージを投げながらね。
厳しい所は厳しく、こちらも対応していかなければならないって意味では、別に悪口って言うのじゃなくて、本当のことを言ってらっしゃるんじゃないか?と思いますけど。

※寺島アナ
逆にこれで北朝鮮側がですね。
横田めぐみさん、頑なに戻り辛くなっちゃうんじゃないか?と言う心配もあると思うんですが?

★横田早紀江さん
それは私たちにも分かりませんし、本当に祈るしかないんで。
あんまり難しいことは私たちには分かりません。
ただ親として返して欲しいということだけ言ってるわけで。
その中でいろんな問題が絡んでくると言うだけのことで。
その中で祈りながら全てが良くなるように願っているだけです。

※寺島アナ
この28年間、ずっと早紀江さんそして滋さんご夫妻は、お子さんの横田めぐみさんが一日も早く戻ってくるようにと言う、そういう思いですものね?

★横田早紀江さん
はい、みんなそうです。
日本中の拉致被害者のご家族はみんなその思いで、毎日毎日がそのような思いで暮らしておりますわけですから。
早く解決が出来るように、本気で動いて頂きたいと思います。

※寺島アナ
そうですね。
やはりその思いっていうのは日増しに強くなってきていますか?

★横田早紀江さん
私たちが焦っても仕方が無いほど大変な問題ですから。
出来るだけあんまり焦らないで平常心を持って、一生懸命に頑張っていくしかないと、毎日毎日こなしておりますが。

※寺島アナ
たまに横田めぐみさんの夢なんかも、御覧になりますか?

★横田早紀江さん
たまにね、長い夢を見たりしますけども、あんまり見たりしません。
たまに見ると長い夢を見たりします。

※寺島アナ
そうですか。
その時のめぐみさんはやはり笑ってらっしゃいますか?

★横田早紀江さん
はい、いつも元気、元気だよ〜って言ってますね。

※寺島アナ
そうですか。
お忙しいところどうもありがとうございました。

★横田早紀江さん
ありがとうございます。
よろしくお願いします。


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