2005年09月10日

真摯な一票を行使したい

明日は投票日。
自分の意思を固める為にも他の人の意見をとにかくたくさん読んでみたいと思い、今日は仕事の合間にネットサーフィンに勤しんでおります。
そんな中でもやはり強い違和感を感じてしまうのは、小泉さんを熱烈に支持する人のサイトですね。
いや、小泉さんを支持するのが悪いと言ってるんじゃないんですよ?
ただ支持する理由がどうにも私には理解の範疇を超えてる意見がありまして、改めて驚いているのです。
余りにも沢山回ったのでどこのサイトだったかブックマークを取り忘れてしまったのですが、こんな意見が書いてあってビックリしてしまいました。

「中韓両国の干渉に屈しなくなり、大臣の首が飛ぶような事態がなくなった。これは小泉さんの手柄であり大いに評価出来る事・・・云々」

おいおい、これって小泉さんの手柄なの???
確かにここ数年閣僚クラスの「いわゆる問題発言」があっても、昔のように簡単に首が飛ぶような事態はめっきり少なくはなりましたが・・・?
でもこういう風潮の背景には日韓W杯共催や拉致問題の発覚などによる「国民の意識の目覚め」があるはずでは?
かく言う私もそのひとりですしね。
これらの事件があった事で多くの国民がマスコミの欺瞞や中韓両国の異常性に気づき、目覚め始めたからこそ、簡単に大臣の首が飛ばなくなったと私は理解しておるのですが。
決して小泉さんの手柄などではないと思う私の認識は間違っているのか?

こういう人はバンドン会議での村山発言踏襲問題や靖国不参拝などはまったく眼中に入らないのだろうね。
小泉さんは中韓に屈しないどころの騒ぎではない、屈してばかりで救いようが無い!と思っている私には眩暈のするようなご意見なのだが。
大体小泉さんの拉致問題への取り組みはどう評価するのだ?
「ひとり残らず被害者を返せ」の一言さえ言えず、中国・韓国・北朝鮮の顔色ばかりを伺い、「対話と圧力」と壊れたテープレコーダーのように同じ台詞ばかりを唱える小泉さんのどこに全うな国家観・歴史観があるというのか・・・?
いくら人それぞれの考えがあると言いつつも、これは私にとって理解の範疇外、と言うのが率直な印象。

それとこんな意見もありましたっけ。

「橋本派や亀井派などの利権政治体質を小泉さんはぶっ壊してくれた・・・云々」

確かに橋本派も亀井派もぶっ壊してくれたのはお手柄と言えばお手柄なのかもしれません。
でもねぇ、小泉さんの所属する森派だけはぶっ壊れてないんですよ?
自民党をぶっ壊すと言いながらちゃっかり自分の所属派閥だけは温存してるんです。
どうして?これを問題にしないのかな?
それとも森派は清廉潔白、ぶっ壊す必要など全く無い!とでも小泉支持派の方は主張するつもりなんだろうか?
それこそ見事なダブルスタンダード。
言ってることに矛盾あり!看板に偽りあり!だと私は思うのだけれども・・・?

ぶっ壊すぶっ壊すと言いながら、その実、壊しているのは党内の敵対勢力ばっかり、と言う側面をなぜに問題にしないのか?
郵政解散に見られるように、少しでも自分の意見と考えを異にする者を問答無用で党から追放し、自民党を小泉さんの一人天下にすることがそんなに立派なことなのか?
小泉さんの意見だけがこれからの自民党のスタンダードとでも言うつもりなら、それは恐ろしいことではないの?
小泉さんも人の子、いつ何時も彼の主義主張・意見が正しいとは限らない。
それを防ぐ為に民主主義は「話し合い」を重視しているのでしょうが?

前にもどこかで一度書いたけれど
「私はあなたの意見に反対だが、あなたの発言の機会は死んでも守る」
というのが言論の自由を守る根幹だと思う。
でも実際の小泉さんの郵政解散劇は、これとは間逆な事をやったのと違いますか?
造反派の中には無論利権にまみれた議員もいたでしょうが、誠実に法案の中身を問題にして反対した気骨の人も沢山いたのです。
彼らの発言の権利を暴力的に奪っておいて、果たしてそれが民主主義の基本を守っていると言えるんでしょうかね?
基本原則を忘れた一人天下の彼が、今後どれほどの政治を取り仕切るのか?
私ははなはだ不安でならないのですが?

ともかくも・・・私は拉致問題を争点に、少しでも被害者奪還へ近づく道を基準にして候補者と政党を選ぶつもりです。
横田めぐみさんも増元るみ子さんも、今度の選挙で一票を行使することが出来ません。
多くの拉致被害者は北朝鮮に囚われのまま、国民の権利である選挙権を行使できないのです。
支援者を自認するものであれば、彼らの思いを自分の一票に乗せて投票に臨みたいものと思う。

党派を超えて、拉致問題に少しでも真剣に取り組んでくれる人へ。
拉致問題に取り組んでくれる人がいない選挙区の人は、少しでもまともな人の方へ。
まともな候補者のいない選挙区では批判票でも良い。
この一票が少しでも国会の風通しを良くして、被害者奪還に近づく議員構成になることを願って臨みたいものと思う。
この期に及んでまさか郵政のみで一票行使するような人はいないと思うけれど、どうか候補者選択の際は拉致問題も頭の隅に入れて欲しいと願う。

選挙の結果がどう転ぶのかは私には分かりません。
自民圧勝だけは見たくはないけれど、その可能性も大。
そんな中、どうすれば国会議員の背中を押し、国政の場に拉致問題への取り組みを促していくのか?
トップの意思が変わらない限り、拉致問題もまた動く事は難しい。
現場にいる官僚も議員も、所詮は人の子。
我が身が可愛ければ、上の意向には面と向かって逆らえない事もあるのが現実。
その現実も考えて真摯に一票を行使したいとも思います。

それにしても今度の選挙で拉致問題が争点になったとは言い難いですね、残念ながら。
郵政解散の勢いに押されたまま、投票日まで来てしまったという状況は否めない。
でもこれを小泉さんの策略ひとつのせいにばかりするわけにもいきますまい。
国民の側に拉致問題への関心そのものが薄れてしまっていることも大いに問題あり、なのだから。
結果として「拉致は選挙の争点にはならない」と豪語する候補者が堂々と立候補するに至ったわけでもあるのだし。
支援者の端くれとしては大いに反省する所はあるのだろうと思う。

小泉さん、お願いだからもう少し真面目に拉致問題に取り組んで欲しい。
特定失踪者の調査くらい、国の責任で取り組んで欲しい。
「全ての被害者を一人残らず帰せ」と公式に発言して欲しい。
これら支援者の願いは、果たして今度の選挙で総理の耳に届くのでしょうか?
自民党にもっとしっかりしてもらいたいからこそ、私は批判の声を強くするんですが。
批判と侮辱は違うと思うのですが、その違いをきちんと理解している人ってどれくらいいるんだろう?
全うな批判の出来ない世論では、声の大きい一部の不届き者の意見ばかりが通ってしまう危険性があると思う。
批判する事はなにも喧嘩を売ることとは違うのです。
でもその違いを明確に意識してる人って、今の日本にどれくらいいるのだろうか???

ともかくひとりでも多く、拉致問題に関心の深い候補を国会へ。
誰が総理の座に就こうとも、国民の意思を無視することは出来なくなる位の状況を作り出したい。
国民の関心がある限り、小泉さんといえど勝手な真似は出来ないのです。
その事を肝に銘じて、いざ投票所へ。

本日のネットサーフィンでみつけたサイトの中から、私の琴線に引っかかった記事をいくつかご紹介します。
明日の投票の為に、宜しければご参考になさってくださいませ。

★ぬぬぬ? コソっと主義の小泉首相が隠したがること @郵政民営化の影で・・・

★窪川商事社長日記 忘れっぽい国民性を憂う

★JIROの独断的日記エキサイト版 
何が「刺客」だ。選挙戦の本質は政策論争だろう。真面目にやれ。小泉。マスコミ。 

★社説は語る ’05衆院選(7) 「官から民へ」 


posted by ぴろん at 19:15| Comment(3) | TrackBack(1) | 国内問題&国際問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

命をかけるところが違うでしょ?

一昨日の我が家では、テレビで6者協議再開のニュースが流れた時、私の父親がぼそっと呟きました。
「小泉は命をかけると言うなら、こっちの問題に命をかけるべきじゃないのか?」
お父様、その通り!!
私の父親は普段無口です。
しかし時々核心に迫る事をぼそっと言う事がある。
そうなんですよ、今度の選挙の根本的な問題を改めて目の前に突きつけられた思いがしましたわ・・・(^^ゞ

命をかけると言う言葉は確かに勇ましいけれどもね。
よくよく考えれば、郵政民営化が可決されようがされまいが、郵政ごときで命取られる事は決してありえないのだから。
どちらに転んでも命を取られる心配の無い事に「命をかけます!」と豪語する事がすでに欺瞞だと私は思う。
本当に命をかけるつもりなら拉致問題にこそ命をかけるべき。
そして拉致問題こそが本当に命懸けの問題であると認識するべき。
何しろ拉致問題は戦う相手があの北朝鮮、あの金正日なのです。
拉致問題をうやむやにする為ならば、金正日はあるいは「日本の総理を暗殺しろ」と言う命令を工作員に発するかもしれない・・・
それでも命をかけて同胞の救出の為に働くのが総理大臣のお仕事のはず。
拉致問題を本気で解決しようと思ったら、本当に命懸けで取り組まねば一歩も進まない問題なのです。
解決の為命の危険がある拉致問題に命をかけず、法案成立のためにそもそも命の危険など全く無い郵政問題にごときに命をかけると言う・・・
どうしてその欺瞞に気づかず、惑わされる有権者が大勢いるのか?
私にはどうしても分かりません。

私の父親は今度の選挙では自民党に一票入れる気にはなれないと言っています。
分かる人には今度の選挙の欺瞞はお見通しだとは思うのですが。
さて、投票まであとわずか。
国民は今度の選挙でどういう意思を示すのでしょうか。


話は変わりますが、先日私は自分の選挙区の候補者(ただし自民と民主のみ)へ質問のメールを出しました。
こんな事をしたのは私の長い人生?の中で初めてのことです。
だってねぇ。
選挙公報を読んでも、候補者のHPを見ても私の知りたい肝心要の話はこれっぽっちも出てないんですから。
これでは責任ある選択は出来ないと思い、思い切って質問のメールを出してみる事にしたのです。
聞きたいことは山ほどあるのですが、余りありすぎても回答する暇が無いだろうと思い絞りに絞って以下の項目を質問。

★拉致被害者救出のために一番必要な事は何だと思いますか?
★制裁発動に賛成か反対か?
★当選後あなたは靖国参拝をするかしないか?総理の参拝には賛成か反対か?
★人権擁護法案は必要か不必要か?
★外国人参政権を与えるべきか否か?
★憲法改正(主に9条)には賛成か反対か?

選挙も終盤戦。
忙しい盛りに返事など期待はしていなかったのですが、なんと自民の候補者からは回答が来ましたよ。
それも書面で。
YES・NOで回答できるように質問は設定したのですが、ま、はっきり答えを書いてくれた部分と何となくはぐらかされたかな?と言う部分とはありましたが、即刻回答をいただけたことで候補者の誠意は感じました。
自民党候補は新人の落下傘候補なので、少しでも有権者との接点は大事にしたいという意思の表れなのかもしれませんが。

まぁ私の該当選挙区の自民候補は概ね自分の意見と同調する部分が多かったです。
他区のトンデモ候補と比べれば、十分にまともな部類に入る候補、と考えても今のところは差し支えは無いのかもしれない。
何しろ、この自民候補は比例区名簿の重複一位登載者。
すでに当選は確実と言うお方です。
これがいわゆるトンデモ候補だったら目も当てられないし、一票行使する気にもなれませんが、まぁちょっと一安心と言うところでしょうか?

ところで民主の候補者(当選2回の前議員)からはまだ回答が来ません。
こちらも相当お忙しいのでしょう。
民主はかなり苦戦を強いられているようですしね。
いちいち有権者一人の為に返事を書く暇など無いのかもしれませんね。
ですから、返事が無い事を一票の行使に影響させようとは思いません。
選挙終盤の忙しい時に質問メールなど貰っても対応する時間が無い事くらいは想像がつきますし。
回答があればラッキー!くらいの気持ちでこちらも質問を出してるわけですから。
まぁこの方は普段からFAXで、国会での活動の様子やその時々の自分の意見などを選挙区内の有権者の元に送信してくるんですね。
それを一通り読んでいますので、こちらの候補者が何を考えているのかもおおよその見当は付いているんですけれど。

選挙直前の予想でも自民は圧勝の勢いだそうですね。
いいのかなぁ、こんな選挙で・・・?
自民圧勝は私が一番見たくないシナリオなのだが、やはり小泉さんの勢いに有権者の多くは蹴倒されたまま、ということなのか?
民主の政権奪取は今回の選挙ではありえない。
だけど自民圧勝を黙って見逃しても良い物なのか?
私の選挙区では比例区の重複名簿搭載の関係で、放っておいても自民・民主共に当選はまず確実なのです。
ならばどういう一票を行使するのが、私の意思表示につながるのか?
自民圧勝が日本の未来にとって幸福な事なのかどうか?
後一日じっくり考えさせてもらいますわ。

参考リンク
★櫻井よしこWebサイト! 郵政で消された『喫緊の争点』
★遠藤浩一覚書 ギリギリの判断

10日AM11:40分 追加リンク
★PARDES チャーチルを捨てた英国人 
posted by ぴろん at 03:40| Comment(7) | TrackBack(6) | 国内問題&国際問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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