2005年09月16日

また家族会バッシングですか?

拉致問題の解決は本来党派を超えて全国会議員が、そして全国民が一致団結して取り組まねばならない問題であるはずです。
家族は今回の選挙で拉致問題に理解の深い候補を一人でも多く国会へと、党派を超えて応援をしてきました。
お疲れのご家族にそこまでの負担を強いるのはお気の毒だと思いつつも、家族の必死の行為自体に、私は何の異論も挟むものではありません。
しかし、世の中にはその行為を感心できない行為だと批判する向きもあるようですね。
当Blogにも家族会の応援行動について(具体的には民主党の候補を応援した事に対して)疑問の声を寄せてくださった方がいますから。

↓リンクするのもどうかとは思いますが、一応問題のBlogをば下に紹介しておきます。(笑)
http://www.himeharu.org/000663.html

本来ならば拉致問題の解決は何も家族が全国を駆けずり回るような真似をせずとも、国家が率先して奔走するべき問題なのです。
私は今回の選挙に臨むにあたり、当Blogで横田早紀江さんの悲痛な叫びを何度もご紹介してまいりました。
この問題を取り扱うに当たって、もう一度彼女の声を掲載します。

★横田早紀江さんのお話(横田めぐみさんの母)

こんなに長いこと待たされることは許せないことなんです。
考えてみてもね。
いつまでも、いつまでも、いつまでも家族がね。
こんな風に全国駆け巡って皆さんにお話しすることも大事なんですけど。
「もういいですよ」と。
「私たちが責任ですから」
「国を負う者がやるんですから」って、本当に言っていただきたいと思うんです。
政府の方には率先して、何も言わなくても一生懸命に本気で取り返す算段をやっていただきたいと思っています。

私たちはまだまだ元気でがんばれますので一生懸命にまたお話させていただきますけども。
本当にどうか皆様方の目を政府に向けて。
間違った外交をしていないか、どんな思いをしてやっているのかと言うことをしっかりと見ていただいて。
また誉めていただいて、見守っていただきたいと思っております。
どうぞよろしくお願いします。(拍手)

※「市川修一さんを救うぞ!東京集会(6)05.3.10 友愛会館にて」より一部抜粋

ところがなにが悲しいといってこの国のトップは、なぜか拉致問題の解決には消極的であり無関心であるのです。
国家の責務は国民の生命と財産を守ること。
その責任者たる総理大臣がどういうわけか、昨年の5.22以降、目に見えてこの問題への関心を失いやる気をなくしているとしか見えないのです。
ご家族の心中は察するに余りある。

ご家族はお年を召して、どなたも本当に後が無い。
座して待っているだけでは拉致問題が忘れ去られてしまうと焦る気持ちがあるからこそ、彼らは老骨に鞭打って全国を駆け巡り自分の命を削ってまでも支援を求めて歩いているのです。
今度の選挙でも党派を問わず、一人でもこの問題に強い関心を持つ議員を国政の場に送り出したい。
それが被害者救出に近づく一歩になると、必死になる家族の気持ちは痛いほど理解できる。
その彼らに今更何を批判するべき事があるというのだろう?
ここまで家族を追い詰めてしまっているのは国の無策である。
その国の運営を担う国会議員を選んでいるのは私たちである。
国家の無策は間接的に私たち国民全ての責任だと思うのだが。

確かに家族が政治に関る事は両刃の剣、と言う側面があることは否めない。
特定の候補を応援する事で、その党に懸念を持つ人の反発を買うというリスクは確かにあるのです。
党としての民主党には、対中国や対北朝鮮政策に関してかなり問題がある事は私も理解しています。
だが問題があると言うなら自民党内にも売国議員としか思えないような議員はたくさんいる。
家族が応援した候補がたまたま民主党候補者だったからといって、過剰に嫌悪感を持つのはいかがなものだろうか?
拉致問題の対応に関して問題があるのは、自民も民主もどっちもどっちの側面はある。
売国議員と言うならば、自民の小泉さんだって、十分に売国に値する行為を行っているのではないか?と私は思うのですけれどね。
そこを忘れて家族がたまたま民主党候補者を応援したと言うその事実一つだけを突つくのはいかがなものか?
だいたいが、民主=売国と決め付けるのは直線単純思考に過ぎると思う。
民主党を懸念する思いを強めるあまり、「拉致問題に熱心な議員を一人でも多く国会へ」と言う家族の純粋な願いまでをも非難するのは、少しばかり了見が狭すぎやしないだろうか?

家族の行為を非難する前に考えて欲しい。
家族をそこまで追い詰めてしまったのは誰なのか?
長年この問題を放置し無関心を装ってきた私たち国民が、家族の必死の行動をどうして責める資格があると言うのだろう?
いい加減、日本人も事の真偽を正しく見抜く目を養ってはどうなのか?と思う。
5.22の家族会バッシングの時も、家族の置かれた立場を良く理解せずに、小泉さんへの礼儀がなってないと批判の嵐が沸き起こりましたが、あれから早一年以上は過ぎているのです。
私たち国民の側も、もう少し拉致問題への正しい認識を深めるべきではなかろうか?と切に願う。
家族が選挙の応援のために全国を飛び回らなくても、全ての国会議員が心を一つにして、拉致問題に誠心誠意取り組んでくれるようになる事を切に切に願う。

関連リンク

お気に召すまま(6/16) 拉致は党派を超えて取り組むべき課題 


posted by ぴろん at 16:15| Comment(6) | TrackBack(0) | 拉致問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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