2005年10月21日

なんとも切ない一日でした

本日は集会二本立て。
一日に2ヶ所掛け持ちするのは、ちょっと疲れましたね、正直な所。
午後から東京地裁で古川了子さんの第3回行政訴訟報告会。
夕方からは日本青年館で韓国人拉致被害者も救うぞ!東京連続集会12に参加してきました。

しかし、なんとも切ない一日ではありました。
いや本当はこれしきのことでいちいちセンチになってる場合ではないのですが、思うようにはいかない現状をダブルで見せ付けられるとなんともはや・・・と言う気分ではあります。
行政訴訟の方は、私が遅刻をしてしまったため傍聴をし損ねてしまったのですが、無事傍聴をした人の話では国側の対応は相変わらずのらりくらりだったそうです。
開廷時間もおよそ20分ちょっとくらい。
こんな調子ではいったい認定を勝ち取るのは何時の頃になるのやら・・・

Img_0831.jpg

(写真は左から増元照明さん、竹下珠路さん(古川了子さん姉)、川人弁護士)

前回第2回の報告会の時は、ご家族から怒りにも似た声も上がっておりましたが、今日は失望の色といいますか八方塞の閉塞感とでも言いますが。
裁判後の報告会でも、今日は前回と比べてちょっとどよ〜んとした空気が漂っていたようにも感じました。
まぁ所詮はしがない草の根の支援者に過ぎない私が、勝手にどよ〜んとした所で体制に変化なしなのですが、当事者であるご家族の心中を思うとですね。
当然彼ら当事者はどよ〜んと落ち込んでいる場合ではないわけですから。
報告会後もどのようにお声をかければ良いものか・・・どうしても私の言葉は詰まり気味です。
それと同時に一向にやる気の見えない官邸の有り様に、苛立ちと強い不満を感じます。

「全ての被害者を取り戻す」
これが全うな国民の全うな感情だと思います。
けれど全ての被害者とは一体どこまでを指すのか?
どうも政府には政府認定被害者のみでケリをつけようとしている節がありありなのです。
そこがどうにも問題なのですが。

政府認定被害者だけが拉致被害者ではない。
未認定の被害者も、まだ名前さえ分かっていない被害者も全て救い出さねばこの問題解決したことにはなりません。
その意識の共有が政府・国民共に出来るのかどうか?
政府はいったいいつまで家族に我慢を強いるのでしょうか?
マスコミはもっともっと拉致を取り上げて、国民に広く周知徹底をして欲しい。

Img_0835.jpg

(写真は左から拉北者協議の会会長・崔祐英さん、拉北者家族の会代表・崔成龍さん、拉・脱北者人権連帯事務局長・都希侖さん)

夕方からの東京集会は韓国から、拉北者協議会会長の崔祐英さんをはじめとする、韓国拉北者関係のお3方のお話です。
こちらも・・・なんとも切ないお話で。
韓国政府が自国の拉致被害者に冷たいのは皆様ご存知の事だと思います。
彼らの口からは異口同音に、日本政府が羨ましい日本国民の高い関心が羨ましいとの言葉が出ました。
決して日本の状況が褒められるレベルではないのも皆様ご承知の通り。
改めて、彼らの置かれている状況の辛さを思わされます。

こちらの集会では特定失踪者・高野清文さんの妹の美幸さんと隣同士になりました。
私がどよ〜んとしている隣で、当事者の彼女はいったいどんな思いで登壇者のお話を聞いていらっしゃるのだろう、と思うとですね。
こちらも本当にいたたまれない気持ちになります。
政府やマスコミに対する怒りや不満は私の感じるそれとは、はるかにレベルが違うのだろうな、と。
そういう家族の気持ちをどうすれば私は支える事ができるのだろうか?と。

集会参加も度重なると、支援者のお仲間だけでなく、当事者のご家族の方とも顔なじみになります。
当然ちょっとしたご挨拶はするわけですが、最近の私は集会に参加すればするほど、ご家族の方にどうお声をかければ良いのか分からなくなるのです。
安易に頑張りましょうというのも軽はずみな感じがしますし、必ず取り戻しましょうとハッパをかけるのもなんだか言葉が上滑りしているようで、どうにも口が固まってしまうのです。
なので、近頃の私はどうも無口で無愛想になりがち?です。
お疲れ様でしたとか、出来ることは精一杯させていただきますので、と申し上げるのが精一杯。
無力な自分が本当に情けなくなります。

両集会ともテキスト化の予定ですが、明日から3日ほど本業の方が忙しいので、テキスト化作業に着手できるのは週明けになります。
勝手を言って申し訳ありませんが、それまでお時間いただきますことをお許しくださいませ。<(_ _)>


posted by ぴろん at 00:25| Comment(2) | TrackBack(2) | 拉致問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。