2005年11月23日

「めぐみさん写真展」と「救出のために日韓米連帯を!東京集会」

今日は「めぐみさん写真展」と「救出のために日韓米連帯を!東京集会」のふたつを掛け持ちで回ってきました。
集会の模様はいつものようにテキストでご紹介の予定ですが、それぞれ感想などを一言。

まずめぐみさんの写真展ですが、最終日の祝日ということで会場に着く(11時半頃)とすでに長い列が出来ておりました。
20分ほど並んで入場しましたが狭い会場は熱気で汗が噴出すほど。
幼いめぐみさんの成長の過程を追った写真の数々。
何処の家にでもあるような平凡で穏やかな家族の風景が、13歳のめぐみさんを最後に途切れているのがなんとも切なく、胸が痛み、涙無しではやはり写真を正視する事はできませんでした。
家族会を立ち上げた当時の横田夫妻の写真も有ったのですが、その写真の中のご夫妻のお若いお姿に、これまた胸が痛みました。
北朝鮮による拉致が発覚し、平成9年に家族会を結成してからすでに8年もの月日が流れています。
横田夫妻の身の上に否が応でも老いが迫っている現実を痛感し、改めて家族には時間が無いと言うことを痛感させられました。

入場の待ち時間の間ボランティアの方にお聞きしたところ、来場者は今日はおそらく4〜5千人くらいは行くだろうとの事。
後に集会で横田滋さんから昨日までの開催期間中にトータル16000人、本日分も合わせるとおよそ2万人の入場者が有ったとのお話がありました。
会期中には議員の先生方もたくさんお見えになったし、著名な俳優さんなども来てくださったとの事でした。
また安倍晋三官房長官は昨日の昼頃にいらして、写真展を見学してくださったと言うお話も伺いました。
拉致問題に対する関心は決して薄れてはいないと思います。
この写真展に足を運んでくださった人々をいかにして支援の輪に取り込むか?
世論の支え手になっていただくか?
被害者を一刻も早く取り戻す為には、こちらも真剣に考えねばならないことであろうと思います。

集会の方ですが、こちらは韓国から朝鮮戦争による拉致被害者家族の関係者をお招きしてのお話、先のアメリカ・ワシントン行きの報告、タイ訪問の報告と盛りだくさんの内容でした。
あまりに内容充実しすぎでとても一言で語れないのですが、印象に残った西岡氏のお話を一つ。

金正日にとって拉致は緻密に計算された完全犯罪であったが、それを打ち崩したのは愛情である、と。
人間としての良心が有ったから金賢姫は大韓機爆破事件について自白したのだし、朝鮮戦争時の拉致被害者家族も50年経った今も家族の帰りを待ちわびている。
タイのアノーチャさんのお父さんは28年間娘の行方を気にかけ続けていたからこそ、ジェンキンスの著書が身元確認のきっかけにつながったのだし、日本の拉致被害者家族も行方不明の家族への思いを20数年以上にわたって抱き続けてきたから今があるのだ・・・と言う趣旨の発言をされました。

被害者救出運動の原点はこれでいいのだと、私は思います。
私自身を振り返ってもなぜ自分の時間を削ってまで支援をするのか?と問われれば、その原点はやはり拉致被害者に向ける人間としての普遍的な愛情なのだと思う。
被害者を救いたいという気持ちの前に、老若男女も国籍も民族もイデオロギーの左右も関係ない、と思う。
人が人を思うという普遍的な愛情の前には、それらの違いなどは余りにも些細な事ではないだろうか?と。
この原点さえ一致すれば、多少の小異があっても被害者救出の為に手を取り合って協力できるのではないか?と。

会場には家族会の人たちを始め、特定失踪者のご家族や安明進氏、ジャーナリストなど大勢の人が掛け付けていました。
今国際情勢は徐々に北朝鮮に対して厳しくなりつつあります。
このチャンスを逃さず、いかに被害者奪還に結びつけるか?
支援の輪を強固な物にするか?
真剣に考えねばならないと、再確認した集会でありました。

埼玉、立川、本日の東京集会と3本連続の集会参加は覚悟の上とは言え、やはり少々疲れましたね。
集会参加の時間を確保した為に本業の方は、しばらくの間、目一杯の状況が続きます。
これらの集会のテキスト化は、週明けの火曜か水曜日くらいに着手の予定。
テキストアップまで少しお時間を頂きますが、必ず集会の模様をお届けしたいと思いますので、お付き合いの程よろしくお願いいたします。

一足先に、写真をアップいたします。
右より西岡氏、李美一(リ・ミイル)朝鮮戦争拉北人士家族協議会理事長、 金聖浩(キム・ソンホ)前理事長・現レインボー財団理事長、ハ・ヨンナム朝鮮戦争拉北人士家族協議会・国際問題担当です。

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続いてアメリカ・ワシントンでの活動報告をする、右から横田拓也さん、増元照明さん、島田洋一副会長のお三方。

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訪タイの報告をする、増元氏と西岡氏。

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posted by ぴろん at 20:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 拉致問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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