2005年11月26日

めぐみさん写真展で感じたこと

一番仕事のきつい所を何とか通り越しました。
ちょっと暇が出来たので、寝言を一つ二つ書きたいと思います。

先日のめぐみさん写真展。
横田夫妻のところには各地から写真展を開催したいとの申し込みも殺到しているとの事。
実現に当たっては裏方作業がいろいろ大変ではありましょうが、ぜひ全国展開を実現していただき、一人でも多くの方の目にめぐみさんの写真に触れて、拉致問題を考えるきっかけにして欲しいと思います。

それにしても6日間の会期中におよそ2万人の入場者と言うのは、ちょっとした驚きでした。
平均して一日3300人の集客ということは、ちょっとした規模の集会を連続して開いているのに等しい数字。
テレビでもこの写真展について何度も取り上げていましたし、世論へのアピール度と言うものを考えても、かなりの貢献度があったと言えるのではないでしょうか?

拉致問題関係の集会を追いかけておりますと、集まる面々と言うのはだいたい毎度お馴染みの常連さんである事が案外と多いのです。
集会と言うのはやはり時間も拘束しますし、いきなりの素人さんが参加するには敷居が高いのかなぁ?とか、それとも拉致問題その物に関する関心は薄れつつあるんだろうか?などと、気をもむ事の多いこの頃でした。
それだけに行列を作って、熱心に涙ながらに写真を見つめる多くの人々の姿に、私は深い感動と驚きを覚えたのです。

拉致問題への関心は決して薄れてはいない。
支援の輪の隅っこでごまめの歯軋りをしている者としては、その事実を目の当たりにし、大変嬉しく心強く思ったのです。
なんとかしてこれらの人たちに、支援の輪に加わってもらいたい。
世論の支え手になって頂きたい。
そのためにはどうすればよいのだろう・・・写真展に参加後の私はそんな事ばかりをつらつらと考えております。

交通費をかけて時間をかけて、わざわざ会場まで足を運ぶというのは、それだけの動機付けがあるということ。
その動機は人それぞれでしょう。
拉致問題への関心度一つとっても、「めぐみさんが可哀想」レベルの人から、「制裁発動!闘う覚悟を!」と腹を据えた人まで、濃淡はさまざまであろうと思います。
私はそれらの人全てが支援の仲間であると思いたい。

写真展で耳にした入場者の言葉をここでご紹介します。

「拉致問題は本来超党派でやるべき問題なんだよ、共産も社民も皆が取り組まなくてどうするんだ?」
「めぐみさんは優秀だから、選ばれて連れて行かれちゃったのね」

どちらの言葉も見事に拉致問題の核心をついていると私は思います。
これらの市井の人たちの心を上手く取り込んでこそ、救出運動は国民運動へと高まるのではないでしょうか?

しかし、最近の運動の有り様を見るとき、支援者の中には苛立ちのあまり、先鋭化・過激化の道を一直線に進んでいるとしか思えない人の存在を目にします。
制裁発動に賛同しない者は支援者にあらず、とばかりに支援者の選別をしたがる人。
小泉退陣を強く訴えることが、真の支援者であるかのように豪語する者。
どうなんでしょうね?
制裁発動も小泉退陣も意見の一つとして大いに尊重しますし、大いに主張されたら宜しいと思いますが、それを持って支援の輪に線引きをするのは愚かな行為に過ぎないか?と私は思うのですが。

写真展に足を運んだ人の中には、もちろん単なる興味本位、物見遊山気分で来た人がいたかもしれません。
でも私は思うのです。
例え冷やかし半分・面白半分であっても、そもそも拉致問題に関心がなければですね。
めぐみさんの写真展に足を運んで行列に並んでまで、所詮は素人の家族写真をわざわざ見てみようとは思わないだろう、と。
彼らのような存在を排除の論理で選別するより、何とかして支援の仲間に取り込む方向で努力する方が、懸命だと私は思う。

運動を盛り上げるには、熱い気持ちで突っ走るアクセル的存在が必要。
しかし運動があらぬ方向へ転ばぬようにするには冷静にブレーキを掛ける存在も必要。
そしてそれらの中心メンバーを周りで支える、多くの世論が必要なのだと思う。
けれど、私が見るところ、どうもこのアクセル役を受け持つ人の中には、ブレーキ役の存在を疎ましく思ったり、支え手であるはずの世論を軽んじたりする傾向が無きにしも非ず、のようにも感じるのです。
そんな事でこの救出運動は国民運動になるのでしょうか?
救出運動の中心に関る人ほど、このことを肝に銘じて、広く世論の声をすくい上げる努力をしていただきたいと思います。

多くの国民の支持が無ければ、国を動かす事はできません。
政治家を動かす事もできません。
国際世論も、マスコミも動きません。
国が動かねば拉致問題は動かず、被害者も取り返せないのです。
苛立ちのあまり、動かぬ国やゆるい世論に対してうっぷん晴らしばかりをするのは、愚の骨頂と心得るべきではないでしょうか?

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最後にお詫びを一つ
昨日25日から今日にかけて、TBを送っていただいたのですが、私の操作ミスでうっかり削除をしてしまったようなのです。
せっかくTBしていただいたのに申し訳ありません。
とりあえず送っていただいたTB記事を下記にリンクさせていただきます。
他にもあったような気もするのですが記憶にあるのは下記の2本のみ。
お手間でなければもう一度再TBをして頂けるとありがたい・・・(^^ゞ
そそっかしくて面目ないです・・・<(_ _)>

★酔夢ing voice
拉致事件の危険な動き
http://nishimura-voice.seesaa.net/article/9737806.html

★乳頭おじさんのニュース解説
各国の拉致被害状況(拝啓 偉大なる将軍様)
http://blog.livedoor.jp/newskaisetsu/archives/50221568.html


posted by ぴろん at 13:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 拉致問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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