2006年02月02日

よど号犯人と拉致問題 東京集会(13)06.1.19 友愛会館にて

『質疑応答』

★西岡力 副会長


大体時間にはなったんですが、どうしてもと言うご質問があれば。

★質問者1

ようするに実行犯って果たしてなんや?と、何やねんと。
人を探すのが実行犯、偵察するのが実行犯。
僕はみんな実行犯と思っているんですよね。

まずひとつ聞きたいのは朴ですけども、帰国していると話しましたよね?
彼はマカオで行方不明になっていますよね?

もう一つは朴の本名が分からない。
朴某氏って書くんですよね。
あとは警視庁がマークしているって言うのがありましたよね?
この人の名前が分からない。
その辺をどう思っていますか?

★恵谷治氏

まず、朴に関しては私もデータが少なくて、警察がどの程度知っているのかも私も知らないんですが。
今の所分かりません。
最初は実行犯と言う事で言えば、これは明らかに調査部も戦闘員も作戦部も全て一緒、全員が実行犯。
これは間違いが無いです。
ですから問題はですね。
この辛光洙が現場にいたと言うよりも、本当の被害者の目撃証言があるわけで、そうすることによって先ほど来言う調査部ところが関わっているっていうのが明確になると言うお話を今日したわけです。

★質問者1

お金はどこから出ていると思います?

★恵谷治氏

作戦費用っていうんですかね?
これはもう当然労働党が出している。
それともうひとつですね。
辛光洙はたくさん金を在日から巻き上げています。
これは脅し、先ほど言ったように「手紙を持って読め」
そのためにこれは明らかに何千万レベルで何回も出してたという供述があります。
ですからそのいわゆる維持費は国内で調達していますが、出発の段階でだいたい1万ドルあるいは2万ドルが支給されます。
これは証言でたくさんあります。

★質問者1

総連長野の人物から4000万上げてますよね?
これは2200万と1800万、2回やってますよね?
この辺りの人物名、ちょっと言えないですけども・・・

★西岡力氏

それはあとでちょっと。
他にご質問ありませんか?

★質問者2

私ちょっと思うんですけど、2000年て言うかね。
2000年入ってからも拉致があったんじゃないかな?って私思うんですよ。
何でかと言いますと、私友達に誘われまして2000年の8月なんですけど、ちょっと長野県内でね。
音楽とかそういう変わった祭りと言うかイベントみたいのがありまして、そこでちょっと政治討論と言う良く分からないイベントがありまして。
そこである人と部屋でいろいろ討論している時に、私が過去に中東方面とか自分で旅した事があるもんですから、その件をちょっと言いましたら後で、さっき・・・(聞き取れず)研究会とか言いましたけど、チュチェ研とか。
そこの関係かも分からないんですけど、アジア太平洋資料センターと言うのわかりますよね?
あるのは東京に、アジア太平洋資料センター。

そこの方が丁度いまして、そこの方にその後、いきなりバーラウンジと言うかそこに誘われたんですよね。
それで、いきなり私、パスポート今無いか?って言って来たんです。
私目が見えないんですよね、全然。
私海外に行ったという事を討論で言っちゃたもんですからね。
パスポート今無いか?って言われたんですよ。
それで切れてるけどすぐ作る事も出来るって言っちゃったんですよ。
そしたらね、「北朝鮮に行って、向こうの障害者の方と交流をしないか?」とか変な事を言ってたんですよ。(笑い声)
私は名前も分かってますけどね。(笑い声)
現にその事を言われましてびっくりしまして、はぁっ?って感じで驚きましてね。

それで最初の有本恵子さんのお母さんの話を聞いていますと、あぁこういう感じで連れて行かれたのかなぁ?と、つくづく思っちゃいまして。
それでなんていうか、こういう時に私は保留をしまして、連絡先を一応交換だけはしちゃいまして、それでその後結局その人物って言うのはね。
2000年の終わりかそれくらいに、例の重信房子が捕まったじゃないですか?
あの捕まった時に、その匿ったと言うか何か分からないんですけど、それも完全に捕まってるんですよ。
その人も。
それで、もしかしたらな?って言うか、私のほかにももう一人その後誘われた男の人がいたもんですからね。
その人は北朝鮮に行ってみたいとか変な事を言ったもんだからね。(笑い声)
えっ?というか、もしやというか、私はあれから断ったんですけど嫌だって言って。
一週間のコースだとかそういう事を言われましたけど、お金はこっちの方で出すとか言われましたけどね。
気持ち悪い話だって言うか、お金をそもそも向こうに出してもらうって自体が気持ち悪いなと、で結局断ったんですけどね。

それで、私今思うに、その頃もそういう事をまだよど号の連中は、さっき言ったかりの会でしたっけ?
ああいう、やってたんじゃないかな?って、2000年当時。
あるいは私はそう思えてならないんですけど、今でも。
その辺、ちょっと誰か・・・

★西岡力氏

他にご質問あればまとめて、もう時間が無いので。
あと一人どなたかいらっしゃれば。
短めに・・・

★質問者3

端的に言います。
今回工作員が拉致をした事が明らかになったじゃないですか。
それで思うんですけど、政府・警察が一生懸命動いてるのは分かるんですけども、経済制裁とか動いてるのは分かるんですけども、そしたら拉致した工作員の方。
取り締まる法律とかは、日本政府としてはちゃんと動いてるんでしょうか?
例えばスパイ防止法とかですね。

★西岡力氏

他に何かご質問はありますか?
じゃあ一応、これで・・・

先ほどの2000年の事はあとで考えて見ますが、多分、2000年の段階では韓国にかなりの直接工作が出来るようになっていましたので、日本人を拉致して、先ほど言った目的で拉致をするという事をするような、まだるっこしい事をしなくても、金大中政権ですのでちょっと考え難いなぁと。
だからよど号、日本の新左翼の人たちが何を考えていたのか?と言う事は分かりませんが、労働党としてそういう事をやっていたと言うのは朝鮮半島情勢全体から見ると、考え難いなぁと。

★質問者2

いや、多分それは赤軍系だと思いますけども?

★西岡力氏

思いますけども。
あと今のスパイ防止法の事については、全く動きがないですね。

★質問者3

無いですか?

★西岡力氏

じゃあ、恵谷さん、何か最後に一言。

★恵谷治氏

いや、特に・・・

★西岡力氏

じゃあ次回の事を一応・・・

★平田隆太郎 事務局長

また今回も時間がですね。
恵谷さんにはもうちょっと話して欲しかったんですけども、また改めて機会を作ってやりたいと思います。
次回は2月の16日です。
木曜日この場所で行います。
で、次回は横田さん、飯塚さん、増元さんに話をして頂く。

このお3人の方は東京で集会をやると本当に3分か5分くらいしか時間が無くて、地方に行くと30分ぐらい喋れるもんですから、今度東京で少し長めに喋って頂こうと思いまして、そういうことを2月の16日に行いますので、また是非来て頂ければと思います。
本日はありがとうございました。(拍手)

・・・集会終了・・・


よど号犯人と拉致問題 東京集会(12)06.1.19 友愛会館にて

『西岡力 副会長のお話』

ありがとうございます。
ちょっと私の方からも、今の拉致がどのような形で行われたのか?と言うのを頭の整理をしてみたので、その問題提起をさせて頂いて、そして質問があれば受けたいと思うんですが。

今恵谷さんがまず拉致の形としてですね。
3つ言ったんですね。
遭遇型がある。
拉致を目的にして入って来たんではなくて、別の目的で入って来て見られてしまった。
遭遇したと、そこで拉致が行われた。

マグジャビ型。
朝鮮語でむやみやたらと言う意味だと恵谷さんは言いましたけども、マグジャビ型と言うのは人定がされない段階で入って来てアベックなら若いアベックを連れて来いとか、言う形で連れて行った。
これがあったという事を証言しているのが安明進です。
聞いている。

それから3つ目が人定型だと。
工作員がまず人定をして、そして海岸に連れて行って戦闘員に渡す。
戦闘案内員ですね、今の言い方ですと。

そして今度は拉致の目的が今まで明らかになっている物は、4つあるいは5つあるんです。
ひとつは工作機密の隠蔽である。
ふたつめが身分の取得と。
三つ目が工作員の教官。
四つ目が工作員として使う。
これはよど号グループがそうですね。
五つ目に恵谷さんが検討の必要があると言ったのは、専門知識の取得。
これはまだ実例が上がってはいないんですが、しかしそれは想定されると言う事です。

そうするとですね。
遭遇型をAとして、マグジャビ型をBとして、人定型をCとする。
そして目的の方の工作機密隠蔽を1、身分取得を2、工作員用教師を3、工作員を4、専門知識を5とすると、Aの1、2、3、4、5と考えられる。

遭遇型ではAの1が明らかになっていて、それは寺越さんたち。
それ以外にAの2、3、4、5というのは今のところ明らかになっていません。

そして次のマグジャビ型をBとすると、BはBの3しか明らかになっていない。
工作員の教師とする。
この部分が一番問題になるわけです。
マグジャビ型で工作員の教師とするのがあったかどうか?

今表に出てるのは横田めぐみさん、地村さん、蓮池さん、市川・増元さん、曽我さん親子、富山のケース。
誰かにつれて行かれて海岸に行ったのでは少なくともない。
海岸の近くにいたわけです。
そして襲われている。
マグジャビ型とも思われる。

それから今度はCで人定型。
Cの1は無いんですが、Cの2で身分の取得では久米さんと小住さんと原さんが問題になる。
Cの3では田中実さんと田口八重子さん。
Cの4で松木さんと石岡さんと有本さんがやられて。
今のところCの5というのはまだ判明していない。

ここで問題になるのは、マグジャビ型があったのかどうか?
今マグジャビ型とも想定される横田さん、地村さん、蓮池さん、市川、増元さん、曽我ひとみさんと富山のケースですね。
具体的な犯人像が明らかになっているのは、地村、蓮池、曽我、富山のケースなんですね。
犯人が目撃されている、被害者が証言している。
このケースは皆4人と言ってるんです。
地村さんも、蓮池さんも、曽我さんも、富山の人たちも4人に襲われたと言っている。
4人の内3人が戦闘案内員で、一人が工作員であったと思われる。

地村さんは辛(光洙)がいたと言っている。
後3人いたと。
蓮池さんは朴がいた。
そして3人と。
曽我さんは3人の男が後ろから歩いてきて襲われたと言っている。
そして女性工作員、中年の女性と一緒に工作船に乗って清津まで連れて行かれて、清津から平壌まで一緒に行って、その女性工作員がある期間、教育係だったと言ってるんですね。
それはつまり女性が工作員で、3人が戦闘員。

富山も4人と警察は認定しているんですが、多分直に4人と聞いているんで、中に辛と似ている人間がいたわけで、少なくとも辛は当時40代ですから、40代の工作員がいて辛なのか他の男なのか知りませんが年取ったのがいて、そして戦闘員は20代だと思われます。
が、3人いたと。

安明進の話ではマグジャビ型で当初やった所、工作員の教官として使えない人もいたので、後で日本国内の組織に人定をさせてそれから上手くいった。
いう話を工作機関の教育の中で聞いているんですが、しかし人定型はマグジャビ型と並行してあるいは先に行われてますので、その説明だけでは教師のリクルートの部分だけについての説明なのか?限定的だと思いますが。

つまりBの3、マグジャビ型で工作員の教師を連れて来いという形があったのか?
あったとするとそこの部分については日本の国内の協力者の存在と言うのは余り考えられない。
工作員も日本の事情を知っている工作員が、数ヶ月とか、あるいは私は一緒に追って来たのかもしれないと見ている。
そこで土地勘のある人間と3人で、まぁ安明進に聞いたら、一人が一人を拉致するのは簡単なんだと。
二人拉致するのに予備で3人いて、日本の事情を分かっているのがもう一人いたんじゃないかと。

もう少し厳密にですね。
恵谷さんの仰っていた、何部の所属でどうなのかと言う事を当てていって、考えなければいけないけれども。
こういうふうに考えていくと、今日警察庁に行きまして警備局長が年末に拉致被害者から新たな証言を聞いたと。
その結果、拉致の実行犯は今まで考えているよりは限定されているんじゃないか?
同じグループが何回も拉致していたんじゃないかと、今思っている。
一つの班が何人いてどういう目的でやったのかもう一回洗い直さなければいけないという話をしていたんですが、その前に実行犯がマグジャビ型なのか、人定型なのか、遭遇型なのか。
目的が教師なのか、身分なのか、あるいは工作員として赤軍の仲間にしようとしたのか、全体像としてそれを考えていかなくちゃいけないんではないかなと。
今の段階で言えるのはこれ位じゃないかな、と私は整理しているんですが恵谷さんどうでしょう?

★恵谷治氏

いえ、もう、はいそうです。
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