2006年02月12日

06.1.26 藤野義昭弁護士 古川了子さん第5回行政訴訟報告会(4)東京弁護士会館にて

『藤野義昭弁護士(法律家の会共同代表)のお話』

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★司会
私ども弁護団のほうで法律家の会の共同代表、藤野弁護士が北海道から来てますので一言。

★藤野弁護士
皆さんご苦労さんです。
今日は節目の口頭弁論になるんじゃないかと言う事で、私も東京関係の弁護士の皆さんにお世話になりっぱなしでまだ出頭した事がなかったんですけど、今日は出てきまして。
初めてこの裁判、出頭しました。

皆さんもお感じになったと思いますが、裁判長はですね。
あまりその積極的に原告側の言い分をですね。
取り上げようとしているふうには余り見えない方なんですが。
だからといって訴えを却下してですね。
ここでもう門前払いを食らわすと、言う勇気もないという事で、国側ももう少し真摯な対応を引き出した上で、その上で証人尋問に入って行こうと言う考えじゃないかな?と言うふうに感じました。
国側もですね。
まぁ私は国の代理人じゃありませんけども、中々これを国側として答弁するのも難しいかなと。

と言うのは書かれている事は全て真実でありまして、それについて余りそっけない答弁も出来ないんじゃないかな?
余計な気を回しておりますけども、ともかく一日も早くですね。
国側の態度も譲歩を引き出した上で、先ほど川人先生言われましたように証人尋問に入っていければと言う考えです。
どうぞよろしくお願いします。


06.1.26 竹下珠路さん 古川了子さん第5回行政訴訟報告会(3)東京弁護士会館にて

『竹下珠路さん(特定失踪者・古川了子さんの姉)のお話』

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今日は朝早くから本当にたくさんの支援の皆様方、そして私たちと同じ仲間の被害者の家族の方々と一緒にビラをまくことが出来まして、今日、今こういう時間をもてる事が出来まして、本当にありがとうございました。

私たちは4月からこの裁判始まりましてから1年になるわけですけども、先生からも私たち教えて頂いた中で、日本の国が司法・立法・行政という3つの形で国が上手く動くんだというところで、行政の方々、今日の被告側の方々ですよね。
行政の立場の方々に対して司法の立場の裁判所の方々から、公正な意見といいますか。
行政側に添ったような意見ではなくて、きちんとこの拉致の問題を行政に対しても司法の立場の方々からきちんとしなさいと意見が出ていただけるって言うのは、その意見を私たちは引き出したいと思ってこの裁判をしているひとつの理由ではないかと思います。
その先がちょっとは明るく見えるのかなぁ?と思いまして。

より良くこの拉致の問題が解決する為に、確かに国民としてのベクトルは同じかもしれないんですけども、しかしそこの中で行政の方々があのように今までのように、本当に今回の陳述書のように頑なになってしまう事の日本の国全体としての不利益、それから私たちの被害者本人たちの不利益と言う物を考えますと、前へ進んで頂く提案を一つしていただけたのかな?と少し、少しですがホッとしております。
どうぞよろしくお願いいたします。

06.1.26 質疑応答 古川了子さん第5回行政訴訟報告会(2)東京弁護士会館にて

『質疑応答』

★司会者
それではご質問当ありますでしょうか?
この裁判に関して、もちろん記者の方でもあるいは今日傍聴された方などからご質問等ございましたら受けたいと思います。

★生島馨子さん(特定失踪者・生島孝子さんの姉)
いいですか?
1月24日の被告側から出た意見書って言うのは、これ一種の回答なんでしょうかね?

★司会者
ちょっと二瓶先生の方からちょっと説明してもらえますか。

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★回答 二瓶弁護士
1月24日に国からのね。
我々は4人の証人申請をしまして、それについては不必要である、と言う回答です。

★生島馨子さん
回答ですね?

★回答 二瓶弁護士
そうです。
それが今日26日ですから、急に来ましたので、今日口頭でそれに対する反論を行ったと言うことです。

従来どおり言ってる事はですね。
訴訟要件がないんだと。
その理由として認定しようとしまいと、法的な利益を受けるかどうかという事については変わりがないんだと。
だから認定されても認定されて無くても基本的には同じなんだと。
政府は一生懸命両方について真摯に交渉をしたり、取り扱ったりしているんだと。
だからこんな裁判はこれ以上進める必要はないと、簡単に言えばそういうことですよ。

それは従来どおりずっとその事を言ってですね、その考えを全然変えないわけですよね。
従って事実認定についての認否も一切しないし、主張も一切しない。
だからもちろん証人尋問なんかも必要ない。
こういう事でそれはとんでもない話であると。
認定されている認定されていないによってね。
取り扱いは極めて違うわけであるし、その事は国民が一番知っているわけですよ。
それを無視しているわけですよね。
国が拒否するということはとんでもない事ではないかと言う事で今日反論したと、こういう事です。

裁判所は同じ拉致問題解決するという事については、原告も被告も同じようなベクトルの中にいるんじゃないかと。
だからもう少し腹を割ってですね。
進行協議と言うことですけども、その中で具体的な証人尋問の順番とか、本当に必要でないと国は思っているのか?どうかとか。
そういう事に付いて真意を聞きたいというような感じでありました。
その前提としてはやっぱり証人尋問を積極的に国は拒否してますけどやらなくちゃいけないんじゃないかと。
裁判所はそういうニュアンスではないか?と我々は受けとめたので、裁判所の提案を一応受け入れたと。
こういうふうな事です。
今日の話ですね。

★生島馨子さん
再度いいですか?ごめんなさい。
細かい事で申し訳ないんですけども、裁判所の側はどちらかと言うと好意的に感じるんですが、被告の方が今までと同じ回答を再度、今日の日より前に出して来たって言うのは、何か全然新しい事でない、同じ事をもう一度言うというのは何か、意味があるんでしょうか?
かえって向こうが硬くなったんじゃないか?という気がするんですが。

★回答
証人申請をしたって言うのは今回具体的に初めてですから、それに対する意見って言うのは一応出てくるというのは予想されるんですね。
そういう意味で初めてなんですよ。
ただ、態度はね、全く変わりがなくて頑なですよね。
むしろ裁判所を通して国は誠意を持って裁判を進めていくようにですね。
こちらへ働きかけていく必要があるんじゃないか?

あともう一つ指摘しておきたいんですけども、やはり裁判所はですね。
今日国に対してああいう形で出たと。
進行協議と言う形で今後の進め方を考えたいということで、我々が申請した証人を却下するという事はしなかったですね。
我々はそれも予想していたわけですよ。
もしそれをすれば忌避しようと、裁判官をね。
いう所まで我々は考えてきたと。

しかしそれは最悪の事態ですから、そうならない事を願って我々は運動してきたわけですよね。
その中で皆さんが裁判所の前でビラを配ったりですね、配布したりして、この問題を一生懸命訴えたということはですね。
私は今日の結果に結び付いてるんじゃないかと言うふうに確信を致しました。
そういう点ではこれからますますですね。
国民に訴えていくという事がいかに大事かと言う事を痛感したと、いうことです。

★生島馨子さん
ありがとうございます。 

★司会者
質問ございましたら、古川さんの件で、よろしいでしょうか?
そうしましたら竹下さんの方から挨拶を。

06.1.26 川人博弁護士 古川了子さん第5回行政訴訟報告会(1)東京弁護士会館にて

『川人博弁護士による裁判報告』

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本日は裁判所に傍聴に来て頂きました皆さん、どうもお疲れ様です。
あるいは取材の方もご苦労様です。
弁護士の川人の方から今日の裁判の経過について簡単にご説明いたします。

ご承知のように今日はですね、裁判の今後の進行を決める重要な日にちとして位置付けられておりました。
今日は第5回目の裁判の期日だったんですけども、私どもが今4人の方の証人の申請を求めております。
古川さんのお姉さんである竹下(珠路)さんご本人、それから北朝鮮で古川さんを目撃した安明進さん、そして家族会の事務局長の増元さん、調査会の代表の荒木さん。
この4人を申請をしております。
これはすでに前回昨年の段階で裁判所に証人を申請しておりましたんですが、今日までに国側はですね。
一人の証人も必要ないという事で意見を裁判所に出しておりました。
国側の言い分としてはもうこの裁判は、直ちに終わって貰いたいと。
こう言うのが国側の言い分だったわけです。

本日ですね。
そういう経過の中で裁判期日を迎えました。
裁判官がですね、言いましたのは結論としてはですね。
「進行協議期日」漢字で書きますとですね、(ホワイトボードに「進行協議期日」と板書)これ裁判用語で恐縮なんですが「進行協議期日」と言う物を設けたいと。
これはですね、法廷の中でのやり取りが裁判所の原則なんですけど、よく法廷と法廷の間などにですね。
やや実務的にこれからの細かい打ち合わせをすると言う期日があるんです。
それを「進行協議期日」と通常言います。
ここでですね。
より具体的に証人調べに関する協議をしたいと、いう事であったわけです。

裁判は若干の休廷を貰いましたのは、私共としては今日ですね。
是非証人決定を得てですね。
出来れば3月か4月には証人尋問を行うと、この様にしたかったわけですね。
裁判所の方がその前にですね。
進行協議期日を行いたいと言う事でしたので、どうするか若干弁護団で協議をしました。
結論としましてはですね。
私共が今日の裁判所のニュアンスを見る限りは裁判所としては、証人申請をするという事にある程度前向きと言うふうに受け取れるニュアンスがございました。
裁判所の方で4人の証人申請について我々は主張しているわけですが、それについてですね。
ある程度前向きなニュアンスの発言がありまして、実務的に打ち合わせをしたいとこういう事でございましたので、次回2月の27日午前11時ですが、この日の進行協議期日を受けるという事に致しました。

国側はそれを拒否するかどうか?と思いましたが、さすがに裁判所からの提案ですので国側もこれを拒否しなかった、と言う事で次回実務的な打ち合わせを行うという事になります。
従いましてですね、この日にですね。
今後の証人調べに関する具体的な話し合いが行われる可能性が高いと考えております。
もちろん正式に証人尋問が今日採用決定されたわけでは有りませんので、油断はもちろん出来ないと考えております。
従いまして、今後ともですね。
関係者の皆さんのご支援を頂きながら出来るだけ早くですね。
証人尋問が実施されるように弁護団としても努力をしたいと、その様に考えています。
以上です。
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