2006年03月10日

茨城県下妻市における朝鮮会館課税問題の救う会いばらきの取り組みの紹介

熊本市における朝鮮会館課税問題を受けて、救う会いばらきでも朝鮮会館の課税問題について行動を起こされています。
以下にご紹介するのは、救う会いばらきと下妻市長小倉敏雄氏との間でやり取りされた公開質問状、回答、礼状の全文です。
こちらも転載の許可を頂きましたので当Blogをご訪問の方にご紹介します。

拉致問題と言うとてつもなく大きな山から見ればこれらの動きは、本当に小さな一歩かもしれません。
でもその一歩が踏み出せずにこれまでの日本は問題の山をただただ先送りばかりして、解決する事を回避して来ました。
それを思えば小さくともこの一歩は確実に前へ進む一歩であろうと思いますし、救う会いばらきの関係者のご努力には頭の下がる思いを致しております。
この動きが全国の総連施設課税への励みとなりますことを願いまして、以下に質問状とその回答と礼状の全てをアップいたします。
ぜひご一読くださいますようお願い申し上げます。

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★救う会いばらきから、下妻市長あての公開質問状

下妻市長 小倉 敏雄 殿


    北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

救う会いばらき 幹事 本橋 隆一
◇▲○◇▲○×◇▲○×(住所のため削除)

                  救う会いばらき 代表 松尾 秀雄
◇▲○◇▲○×◇▲○×(住所のため削除)
             

公開質問書

 私達は「北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会・救う会いばらき」です。北朝鮮はスパイ養成の手段とし、不法に日本人を拉致しました。金正日も非を認め一部の日本人は返しましたが、未だ多数の被拉致日本人と帰りを待つ家族の悲しみは続いております。北朝鮮による国家的犯罪が裏付けられ、世界の世論の高まりの中、日本政府も強く原状復帰と事件の徹底究明を求め、経済封鎖による対抗手段も考えられております。
今、北朝鮮が最も恐れることは日本の世論が高まり、経済的に包囲されることであります。そして、茨城県、また下妻市に住む私達が拉致被害者に手を差し伸べられる手段は限られていますがひとつあります。北朝鮮の出先機関である朝鮮会館に課税することです。下妻の朝鮮会館は常駐者も居らず、使用実績も少ないようですが、課税するということは北朝鮮に対しての大きな圧力となります。
私達は、朝鮮会館は一般市民が日常的に使用できる公民館とは違い、北朝鮮のスパイの暗躍する根城であり、反日的牙城であると見ています。2月2日には在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)の関連施設「熊本朝鮮会館」の固定資産税などを熊本市が減免したのは違法として、拉致被害者を支援する「救う会熊本」のメンバーが幸山政史市長に対し、減免措置の取り消しなどを求めた訴訟の控訴審判決で福岡高裁は、請求を棄却した1審熊本地裁判決を変更、会館への減免措置を取り消しました。

 朝鮮会館の税減免を取り消す初の司法判断。朝鮮会館が公益のために利用されているかどうかが主要な争点だった。
判決理由で中山弘幸裁判長は「会館が公益のために利用された形跡は全く認められず、税を減免する理由が存在しない」と述べた。さらに中山裁判長は、朝鮮総連について「北朝鮮の指導のもとに、北朝鮮と一体の関係で、在日朝鮮人の利益を擁護するために活動しており、わが国社会一般の利益のためにある組織ではない」と言及した。(共同通信)

当会は平成16年にも、茨城県下で唯一朝鮮会館の固定資産税に免税を続ける下妻市に見なおしの意見と質問書を提出しました。しかし、残念ながら当時は朝鮮会館が公民館として機能している旨のご回答でありました。
時間の経過とともに拉致の実態や北朝鮮の実情がわかってきました。この展開の中で改めて市長に質問します。

@ 一市民、国民として、親として拉致被害者をどう思われますか?
A 地方行政の長として、北朝鮮という国家をどう位置づけて考えられますか?
B 北朝鮮に対し経済制裁を課す是非について市長の考えは?
C 平成18年度は朝鮮会館に固定資産の課税はしますか?

以上4項目について2週間以内に書面による回答をいただけますようお願い申し上げます。尚、回答いただいた書面はWEB等で公開させていただきます。
                                                                                         以 上

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★公開質問書に対する回答(全文)

北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会
  救う会 いばらぎ 幹事 本橋 隆一 様
  救う会 いばらぎ 代表 松尾 秀雄 様

             公開質問書に対する回答について

                   記

(1)一市民、国民として、親として、拉致被害者をどう思われますか。
回答: 本人の意思の如何に関らず、他国に強制的に拉致されることは、人道上許されることではなく、拉致被害者の方々には、一刻も早く帰国できることを願っております。

(2)地方行政の長として、北朝鮮という国家をどう位置づけて考えられますか。
回答: 北朝鮮という国家については、新聞、テレビ等の報道による情報でしか、知り得ることはできませんが、国際社会から孤立した国であり、特に拉致問題では法治国家としては認め難い国家と考えております。

(3)北朝鮮に対し経済制裁を課す是非について市長のお考えは。
回答: これまで、6か国協議や日朝協議などにおいて、拉致問題などについて進展が見られない状況下、段階的な経済制裁は一つの手段として、やむを得ないものと考えております。

(4)平成18年度は朝鮮会館に固定資産税の課税はしますか。
回答: 平成18年度は、朝鮮会館に対して固定資産税を課税し、減免しない考えです。

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★「公開質問書に対する回答」へのお礼

平成18年3月7日
下妻市長 小倉 俊雄 殿
                  
            北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会
            救う会 いばらぎ 幹事 本橋 隆一
            救う会 いばらぎ 代表 松尾 秀雄


          「公開質問書に対する回答」へのお礼

このたび、貴市より「平成18年度は、朝鮮会館に対して固定資産税を課税する」旨の回答を頂きました。
これで、茨城県下所在の朝鮮会館(4箇所)すべてに課税されることになりました。当然のこととはいえ北朝鮮による拉致被害者救出運動にかかわる私たちにとって「社会の正義」を堅持した貴市の判断は、力強い支援であるとともに日本国内の拉致救出運動に更なる呼び水となると考えます。

 地方行政が「北朝鮮に拉致された日本人」を救出するためにできることは、総連への適正な課税および国に対しての「経済制裁発動への意見書送付」等に限られています。しかし、それらを適正に執行することにより、総連が支える金正日政権に対して「日本の市民・県民が北朝鮮による拉致問題を真に怒っている」という強いメッセージを発することとなり、拉致問題の早期解決に大きな力となると信じています。
今回野判断は、英断と評価されるべきものであり、他市町村の規範となるものと考えております。
さらにこれを景気として、北朝鮮当局による一般民衆の圧政からの早期解放、民主化を願ってやみません。

今回野判断に対して、下妻市長をはじめ行政、議会そしてご理解いただいた市民の皆様方に深く感謝申し上げます。私達は、北朝鮮によって拉致された日本人が一人残さず返還されるまで、この運動を継続します。今後ともご理解、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。                               

以上


早紀江さんの言葉 英語バージョン

2005年6月26日、官邸前の座り込みをした際の横田早紀江さんの言葉を英訳してくださった方がいます。
その英訳文全文を転載する許可を頂きましたのでご訪問の皆様にもご紹介いたします。
当Blogを御覧の方で外国人のお知り合いがいらっしゃいましたら、ぜひこの英文を読んでもらって下さい。
1人でも多くの方に拉致問題への関心を深めもらうための資料としてご活用いただきたいと思います。

尚英訳をされた方のお話によりますと、「日本語をそのまま訳すと、英語表現ではきつい言葉になりがち」との感想を持たれたそうです。
その事も含めて早紀江さんの母としての訴えを伝えてくださいますよう、お願いいたします。
自分に出来る事を、というお気持ちから英訳に取り組んでくださったSさんに当Blogからも心からの感謝を申し上げたいと思います。

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★早紀江さんの言葉 英訳文

Dear you all,be sharing the prayer--I appreciate you--For very,very long time and in the severely high temperature, you have been sitting in this way together with us.

Although today is the last sit-in, persons of the families, we, have appealed eagerly to Prime Minister Koizumi for these three days.

"Let's see reality.It continues now , at this time.
My daughter Megumi, she has been captured at the age of 13. She was completely innocent. Suddenly taken on the way from the school. Put on the ship. Have been living, longing for the hometown, under authorities' watch in North Korea. Megumi has been confined in North Korea for about 30 years. Not only Megumi, each one--Ms.Rumiko (Masumoto), Ms.Keiko (Arimoto) ,Ms.Yaeko Taguchi, and Mr. Shuichi Ichikawa (Mr.Kaoru Matsuki and Mrs.Miyoshi Soga) -- in addition to them -- many -- many kidnaped victims--They, in the land over the sea, just at this time, looking up early evening sky which we are just looking up here and they be considering ""My hometown, Japan, in which how the sky will be ?-- in which the heat of daytime still remains? My father be getting old and whether my family are fine?"" Everyone should be living, longing for a hometown every day."


I wish -- children should be released to their original circumstances in the earliest date.

In order to realize it, (what should we do?) The Diet members who had visited North Korea repeatedly until now --many members had visited -- Especially, Ms. Takako Doi, Mr. Hiromu Nonaka and Mr.Ryutaro Hashimoto, they were continually calling "Abduction cannot be believed. Such a thing could not be found. " And Mrs. Makiko Tanaka, she is said that when Kim Jong-nam was restrained for illegal immigration, she called, "Return him in a hurry, Return. Should him return in a hurry". Thus, although I am exposing their name, I don't know whether it is suited for good sense. But we are sad truly.

Supposing your children were actually in such circumstances, then --. (since I think that those people might not be able to suppose--) I want to take out anyone's name to call. Now, in the stage North Korea accepts the abduction problem clearly I want to ask them, "How do you think? How do you consider? How do you feel us, victims' families? " and "What have you considered of the victims who are left in North Korea?" I always think that they should stop hiding, they should appear on television and they should speak before people clearly.

And I want to ask the workers of mass communication to help through the job. (why don't they cover to the politicians those things). Of course those Diet members are same Japanese as us and they've visited there repeatedly. I suspect they will surely know various things. Many times, I've felt they've known but tell nothing.


At the time of meeting the officials of the Ministry of Foreign Affairs or high-ranking government officials, "There is no your statement any -- but, do you get to know anything?" "Whether is she alive, is dead, what has happened, and where is she, or you know about someone's things?" -- I may sometimes ask them. However, their statement is "No, nothing are known."

Actually, this problem, the abduction problem of North Korea has been hidden into darkness. Although three families returned, other person's things are not known at all.

"This is Ms. Megumi's ashes, " they said and the bones were taken out , but those are completely different as a result of identification -- those belonged to two others. North Korea is a country has been performing such fearful cruel things. I feel sadness with why our government dose not face firmly to North Korea.
I think that ,as a matter of course, Japan should say clearly to them, "We can't allow any longer,we will carry out sanctions."

People who came back might have many experiences for 24 years their living in North Korea. Since they returned through much trouble, Prime Minister Koizumi, the National Police Agency, the Ministry of Foreign Affairs and the government, these officials must cooperate with the families of people who returned, to save them firmly, to protect them harmlessly. And then, please, all cooperate together to rescue the remained people. "What's a good way?""So how can we overcome to this problem?" like this, making plans, sharing the wisdom, I hope the Japanese government will carry out to solution with responsibility. ( otherwise the victims can't return to Japan. )
"They may have come back with precious knowledge. ( I guess that there are many things which haven't been informed us. Speaking with them, sometimes I feel they might know something.)

What's the way we can use their knowledge effectively? I'm sure it is necessary that all of us cooperate together, unite and unite the heart to solve the problem. ""The information means thus, so how should we do to rescue the people who are left"", like this, please make plans and perform concretely. Otherwise it cannot progress."

They returned with much trouble,--really overcoming many troubles--So the Nation has the responsibility and duty which guard them safely. Actually it is possible that some harms are added to them, so they must be protected carefully, of course. But on the other hand, I wish everybody may share the duty to make plans and to carry out them ,uniting all together, steadily,until truths are clarified.

Now, if economic sanctions are not carried out, I cannot think except it means that Japan, our country do not anything for its people. I want keenly Japan not to be such a deplorable country.
Prime Minister Koizumi -- it is a wish from us. Please help children. Thank you for your consideration.

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★原文の日本語テキスト

※blue-jewel様より
http://blog.goo.ne.jp/blue-jewel-7/e/fd2fc6256d762795314d24854af797d4

みなさまお暑い中、本当に長時間、一緒に、このように座って頂きましてありがとうございます。
今日が最後の座り込みになってしまいましたけれども、この3日間、家族の者は小泉総理に一生懸命に訴えてまいりました。

本当に、今も、13才で囚われたまま、何にも罪もないのに、学校の帰りに突然連れて行かれて、船に乗せられて、北朝鮮で30年近くも監禁されながら、監視の中で故郷を思いながら暮らしている、めぐみのこと。また、るみ子さんや惠子さん、田口八重子さん、市川修一さん(松木薫さん・曾我ミヨシさん)をはじめ、多くの拉致被害者のお一人お一人。みんな今も、向こうで、このように今もこのような夕方の空を見ながら、「故郷の日本の空はどんなだろうな〜」「暑かったけど今も暑いかな〜」、「お父さん達はどんなに年をとったかな〜」って、みんな思いながら毎日故郷を想いながら暮らしているはずなんです。

一日も早く、子供達を元の自由に返して頂きたい。

その為には、今まで北朝鮮に何度も訪朝なさっていらした政府の議員の方々、たくさんいらっしゃいます。特に「拉致などは信頼できない。そんなものはなかった。」と言い続けていらした土井たか子さんや、野中広務さん、橋本龍太郎さん、また、金正男を「早く返せ、返せ、早く返して」と仰ったと言われている、田中真紀子さん。このようにお名前を出して言って良いのかどうか私はわかりませんが、本当に、私たちは悲しいんです。

皆様、もし本当に、ご自分のお子さまがこのような状態だったら・・(このような状態ではないだろうと思うと)、どんな人の名前も出して私は言いたいと思います。そのような方は、今拉致問題をはっきりとあちらが認めた段階で、「どのように考えているのか?どう思っていらっしゃるのか?家族のことをどう思われているのか?」又、「残されている向こうにいる方たちのことをどういう風に思ってくださっているのか?」表に出て、テレビに出て、はっきりと国民の前に言い表して頂きたいと、私は何時も思っているんです。

そして、マスコミの方々もどうかそのようなこと(政治家への取材)を通して動いて頂きたいと思います。同じ日本人でありながら、あちらに行って、いろんな事も、きっとご存じではないかと思うほどです。何にも、判っていても、仰らないんではないかと思うこともたびたびあります。

外務省や上の方とお会いしたときに、「何にも仰らないけれども、何か知っていらっしゃるのではないですか?」「生きているのか、死んでいるのか、どうなっているのか、何処にいるのか、誰かのことぐらいご存じじゃないんですか?」 時々、私はお聞きすることがあります。けれども「イヤ、何も判りません」と仰いっていますけれども。

本当にこの北朝鮮の拉致問題というのは、特に闇の中に隠されたまま、向こうが拉致を認め、そして3組の方がお帰りになっても、あとの者のことは全く判りません。

「めぐみさんの骨です」と出された骨も、鑑定の結果、全く違うお二人の他人のものでありました。
そのような恐ろしい、冷酷なことを、やり続けている国に対して「もう許せない、制裁をするぞ」とはっきりと仰るのが、本当の日本の国の姿ではないかと思います。

お帰りになった方は24年間もあちらで生活していろんな事を経験してきておられます。
せっかくお帰りになったんですから、小泉総理、警察庁、外務省、政府、それらの方々が、お帰りになった家族の方々といっしょに組んで、あの方々をしっかりとお守りして、危害のないようお守りをして、そして、しっかり責任を持って「どうしたらいいか?」「ではこれはどうしたら良いんだろう」と計画して知恵をもって、日本の政府が動いて頂かなければ、(取り戻せません。)

せっかく持って帰られた情報も、(何か私たちには判らないこともいっぱいあります。もしかしたら、知っていることがあるのかと思うこともあります。)そのようなことを、みんなで、一つになって、心合わせて、心一つにして、「じゃぁ、どうしたらあとの人たちを救えるんだろうか」と計画してくださり、具体的に実行してくださらなければ、事は進みません。

せっかくお帰りになった、ほんとにやっと帰ってこられた方を、これは国がお守りする責任と義務ありますからどんな危害が加わるかもしれませんから、大切に守らなければなりませんけれども、本当の事が判るまでは、きちっと、みんなが、力を合わせて計画をして実行して頂きたいと思っています。

今は只、経済制裁をしなければ、本当に何にも日本は動かないというそのような思いにしかなれない。
そのような情け無い国にだけはなって欲しくありません。

小泉総理どうか、お願いです。
子供達を助けてください。
お願い致します。
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