2006年05月03日

06.4.16 荒木和博氏その4 日本再生フォーラム(4)JACK大宮ビル5階にて

『荒木和博 特定失踪者問題調査会代表の講演 その4』

それから私たちは現場で現地での向こう側からの情報のルートと言うのは非常に弱い。
今日野口さんもお見えですけど北朝鮮難民救援基金の協力も頂いたりしながら、情報を何とか接収をするということを進めている、と言う事でございます。
この情報を元にして誰がどこにいるかと言うのを調べていく作業をしていかなければいけない。
これは外国の情報ですからね。
こういうのをやるのは、私は日本の官庁であれば自衛隊かそうでなければ公安調査庁あたりがやるべきだと思います。
公安調査庁は公安調査庁で、拉致を専門にやってる方々何人もいますので、とにかくどこでも良いんですけど、情報をしっかりまとめると言う事の必要があるだろう。

そしてそれからもう一つは北朝鮮の拉致被害者の情報だけではなくて、北朝鮮内部の情報をしっかり掴んで置く。
そういう中でですね、もし北朝鮮の体制崩壊と言う事があった場合、これは今日ちょっとお話しする時間もありませんけども、金正日体制が崩れる言う事があったときには、これは邦人保護と言う観点で救出をするしかない。
これは誰が行くのか?と言うとですね、これは八百屋さんや魚屋さんが行ったって仕様が無いので、軍隊が入るしか仕方がありません。
自衛隊が行くという事でございます。

ちなみにこの埼玉出身の参議院の山根議員さんが、この間3月の8日に参議院の予算委員会で拉致問題について質問してくださいまして、このとき初めてですね。
防衛庁長官が拉致被害者の救出について答弁をしました。
初めてです、これまで。
ただ今までの大体決まってた事が、そんなに足を踏み外した物ではありません。
こういう事態が起きた時に外務省の要請を受けて、そして安全が確保される限り行きますと、いう事でした。
安全が確保されるなら別に軍隊が行く必要は無くて、誰が行ったっていい訳ですね。(笑い声)

安全が確保されないから軍隊が行くんですけども、取り合えずですね。
答弁自体は不満なんですけども、しかし少なくとも防衛庁長官がですね。
答弁をする事になったのは、いくらか前に進んだと言う事だろうと思っております。
これをやってきたと言う必要があります。
そのためにどこがどういうふうにとか、港がどうなってるとか、そういうことを調べていく。

それから更にですね。
もう一つ更に進んで自衛隊を使った救出作戦という事になりますが、それは北朝鮮の中にいる人と連絡が取れて、その人が多少の危険は覚悟して脱出すると言う意思があると確認された場合、やるわけですが、これはもうギリギリの所まで秘密にしておかざるを得ませんので、公公然と そういう準備を始めておく必要が私はあるというふうに思います。
こういうことを私が言うとですね。
最近でもこういうところで話をしてもですね。
余り抵抗感がなくなりました。

昔は話していても、いやそう言ったって憲法が引っかかるのどうのと言う方があるわけでございますが、憲法に引っかかかるくらいであればですね。
我が国の憲法どこがどうなんだと、軍隊なんていらない事になってますから、自衛隊なんてどう考えたって私憲法違反だと思っているんですね。
しかし私も憲法違反の存在のごく一部でございまして、じゃあ今の日本でですね。
自衛隊は憲法違反だから無くしてしまえと言ったらどうなるか?と言うと、そっちの方がよっぽど問題にされると言う事でありまして、現実問題としてはこういう時のためにですね。
軍隊が存在するわけですよね?当然。
こういう時に、本当に困っている人苦しんでいる人がいるときに、助けられないような軍隊だったらですね。
年間何兆円もお金を出す必要は無い。
それこそ税金泥棒以外の何物でもないわけで、そうじゃないとするためにはですね。
しっかりこういうことをやるようにしなければならないし、当然それに対して国民の側もバックアップをしていかなければいけないだろうと思います。

ちなみに戦前ですけども、日米戦争が始まる前、昭和15年に日本の北洋漁業の漁船がソ連に拿捕されたと言う事件がありました。
そのときに青森の大湊にいた艦隊ですね。
それは明治時代に設計されたボロボロの駆逐艦ですけども、その駆逐艦隊がカムチャッカまで行ってですね。
その捕まえられている所の港の前で派手に演習をやりました。
言う事をやったらすぐにソ連はですね、返して来たと言う話でございまして、それはソ連からすると日本海海戦でですね。
コテンパンにやられたと言う恐怖感があったせいだと思いますが、こっちから行ったのはボロボロの船でもですね。
すぐに返してきたと言う事でございまして、いろんな形でそういう物はちゃんと使わなければいけないというふうに思っています。

そしてこういうことをやっていく中で、何を目指していくか?
当然日本人の拉致被害者の全ての救出、これは当然ですね当たり前の話です。
全てというのは今我々の特定失踪者のリストにも載っかっていない人ですね。
それはどういうことかと言うと、例えば久米さんにしても原さんにしても田中実さんにしても、身寄りの無い人を狙った拉致です。
だからこれ、成功していればですね。
我々の所に誰も分からない。
日本の中で誰も拉致をされた事を知らない人と言うのが明らかにいるんです。
しかし我々は日本国民の責任においてこの人たちを全て取り返さなければいけません。
それをやる。
この全てを取り返して日本人拉致問題の解決と言うことです。

もちろん終わって帰ってきた後でですね。
いろんな問題が起きると思いますが、ともかくそこまでは絶対にやらなくてはいけない。
これが実現するとどうなるか?と言うと、日本人だけではなくてですね。
他の国の、韓国なんかも含めてですね、他国人の拉致被害者の問題もですね。
並行して当然解決をしていく。

つまり全ての日本人拉致被害者の問題が解決するというのは、要は向こうに入って自由に中を探してくる事が出来なければいけません。
と、これは向こうの体制が倒れていなければいけないわけでして、そうなれば他の他国人の拉致の問題も解決をしていく。
同時に北朝鮮の中の人権問題、今たくさんの人が北朝鮮を逃れて非常に苦しい思いをしているわけですけども、その北朝鮮の人権問題も当然解決の方向に向かうということでございまして、これは全部含めてやるという事でなければ意味が無いわけでございます。
物理的に言っても日本人の被害者だけ取り返して終わりと言う事は有り得ない事なんですが、やはりですね。
ここまで持ってくる事を考えておく必要はある。

今北朝鮮を巡る状況と言うのは非常にですね。
混乱した状況です。
中国が北朝鮮の中にどんどん手を突っ込んでですね。
人事まで引っ掻き回しています。
経済的には中国との国境辺りはですね。
殆ど植民地化されているような状態で、土地を買い漁ってですね。
鉱山をどんどん買って、商人がどんどん入っている。
しかし中国にとって見ればですね。
これ一つ間違えると、中国の歴史と言うのは朝鮮半島に手を突っ込んだときに王朝が倒れている歴史でありまして、そう言うふうになり兼ねない。

アメリカはアメリカで、今非常にこの問題どうにかしたいと思ってますが、しかし爆撃したりとかですね。
手荒な事を使う力はアメリカには残っていません。
韓国は今はもう北朝鮮に対してはですね。
何でも言う事を聞くと言う状態です。
ある意味で言うとですね、日本は非常に筋を通している。

金正日と言うのは日本よりは中国の方が嫌いですから、中国にうるさい事を言われたくない。
だから今話として時々出ている、第3次の小泉訪朝、場合に寄ったら例えば横田めぐみさん一人を返してくるんじゃないか?とかそういう話があるんですが、こういうのは全て9.17の時と同じでともかく日本にですね。
と手を結ぶことによってアメリカからの圧力を抑えて、金を取って、そして中国との関係をもうちょっとバランスを保ちたい。
言う事の表れだろうと思います。
これは100年前、大韓帝国が潰れていった時の状況と非常に良く似ています。
おそらくああいうような事のようになるんだと思います。
ただ100年前と違うのは、日本の中にはですね。
極左から極右まで全部含めて大部分の日本人は二度と戦争なんかしたくないと思っている点ではですね。
これは国民的なコンセンサスでございまして、そういう事は有り得ないですけども、しかしあの国が潰れていく時の状況と非常に良く似ている。

ですからこういう時に我々はですね、こっちで受身になっていて良い状況になるのを待っているのではいけない。
これはこっちからどんどん打って出て、そしてあの体制を揺すぶってですね。
そして倒してしまって拉致被害者を取り返す、と言う事をやっていかなければいけないと思います。
外務省がけしからんとか、警察が駄目だとか言う事だけをいくら言っていても問題は絶対に解決しません。
こちらから手を突っ込んでですね、解決をしていくしかない、と言う事でございます。

今度我々一日一時間半ですね、短波放送でラジオを流しております。
「しおかぜ」という名前でですね、報道で御覧になった方もおられるかもしれませんが、夜の11時から12時とそれから早朝の4時から4時半まで、5.89メガヘルツで流しておりまして埼玉でも聞こえると思いますので、もし短波が入るラジオをお持ちでしたらね。
一度聞いて頂きたいと思います。
この放送は今まで拉致被害者の方々、特定失踪者の方々のお名前の読み上げとか、あるいはご家族からのお手紙の代読、そしてここにも何人もおられますが、ご家族からの直接のメッセージを流しておりました。

これはこれから先も続けるんですが、これに合わせてもっと強いメッセージを出していこうという事でですね。
明日、月曜日からですね。
一部放送を変えまして、月曜日の11時から11時半、これは朝鮮語。
それから火曜日の11時から11時半までが英語。
水曜日が日本語ということで、ニュースの解説みたいな時間を作りまして情報を流していこうというふうにしています。
明日、朝鮮語放送は私が流すんですけども、この中にはですね。
この間山根さんが質問してくれた国会での状況などを伝えるのと同時に、北朝鮮の幹部に対してともかく今の内に日本人拉致被害者の救出を手伝った方が身の為ですよと、いうですね。
半ば脅迫みたいな物ですが、こういうのを入れて流します。

英語の方は、これはですね。
これは逆に短波放送と言うのは非常に遠くまで届きまして、アメリカとかヨーロッパとかオーストラリアでも受信されたと言う報告が入っております。
ですから英語圏の人々に拉致とはどういう事なのか?と言う事を流す放送を行う。
日本語は、日本の中でも結構聞いておられる方もおられますし、それからもちろん拉致被害者日本人の方は分かるわけで、それを流していくという事をですね、やりまして。
そしてさっきのこのような状況になった場合はですね。
今度は拉致被害者の方々にどこに集合してくださいとか、どこで待っていますとか言うような事の情報をですね。
流すように使っていきたい、と言うふうに思っております。

ともかくそういう事をやってですね。
戦わなければ、我々自身の安全も絶対に守れることは出来ない。
こういうのを放ったらかしてしまえば、また次の被害者がこの埼玉でも出るかもしれません。
ですからそういうのを止める為にはですね。
こちらから戦っていくしか方法がない、と言うふうに思っております。

後でお話いただきます野口さんは、北朝鮮からも指名手配されていまして、それは大物だからと言う証拠でございまして、私なんか残念ながら指名手配して頂いておりませんので(小さな笑い声)、頑張って何とか向こう側のリストに載ってですね。
気合を入れてやっていきたいと思いますが。(笑い声と拍手)
例えばですね、今必要なのは我々のあるいは我々の子どもがですね。
次の世代を守るために戦う姿勢がなければですね、我々自身の安全も守れない。

お配り頂いた物の中にもちょっと書いてあるんですが、とにかく日本と言う国はですね。
良かった悪かったという事については色々それはもちろん評価がありますが、ともかくですね。
60年前に世界中の大国を相手にして戦った国です。
アメリカも含めて世界中の国でですね。
全ての大国と戦った国と言うのはどこにもありません。
日本しかない。

アメリカと戦った時だってですね。
陸軍と海軍が喧嘩をしながら戦争をやってるわけですね。
陸軍が潜水艦と航空母艦を作った国なんて日本しかありません。
と言うほど仲が悪くてそれで戦争をやりながらですね。
アメリカ相手にして4年間戦った。
アメリカ以外の国には負けていないわけですね。
と言うだけの日本がですね。
しかし、あの戦争についてだけはいろいろな評価があります。

この北朝鮮の問題は我々がやられている被害者です。
しかも例えば日本人を拉致をしてそれによって金正日がですね。
北朝鮮の国民を救おうとしたとか言うのであれば、許す事は出来ませんけどもしかしまぁ、理屈としては分かると。
ところが日本人を拉致して他の国の人も拉致してそして、尚且つ北朝鮮の一般の国民もですね。
とんでもないひどい目に遭わせておいて、自分達だけ贅沢をしているということから考えたらですね。
我々にとって何もですね、恥ずかしい問題は何一つ存在しないわけでございまして、あの体制をどうにかしてしまうという事についてですね。
躊躇をする必要はまったくないし、そしてこの国の力からすればですね。
そんな事は簡単に出来るはずだとそういう事を思って、みんなの力を集めていくという事が重要だと思います。

北朝鮮にとって見れば、9.17の時に非常に困ったと。
ブッシュ政権が出来てですね。
ひょっとしたら爆弾を落とされるかもしれない。
金は無い。
と言う状況で仕方が無いから日本と手を結ぶしかない。
手を結ぶときに拉致問題が、日本から外務省の田中均さんか誰か分かりませんが、とにかく拉致問題認めてくれと。
拉致を認めてくれたらば、これで日朝国交正常化があっという間に進むんだと言われたわけです。
それでそうかと言う事でですね。
認めてしまったら大騒ぎになって逆にマイナスになる。

そこでもう一回ですね。
認めたんだから、5人だけ一回返してくれと。
生きてると言う5人だけでも返してくれと、戻してくれたらすぐに2週間くらいで北朝鮮に戻すと。
そうしたら次はあっという間に国交正常化が進むからやってくれと言うふうに言われてですね。
じゃあそうかといって返したら戻さない。
更にですね、拉致問題どんどん酷くなって行く。
と言う事でですね、一昨年だったらば子供たちを返してくれれば後は大丈夫だという話だと思って返してみたらばそうも行かない。
と言う事で、北朝鮮からすれば騙されたと言う思いが非常に強いわけです。

日本人の強い所はですね。
皆それぞれ勝手な事をやっていてもですね。
お互いに何の指揮命令系統が無くても同じ方向に動くとなれば、それが最大限上手く行くという特性があります。
それが半分皮肉を込めて言えば、上手く行かなかった事もあるんですが、とにもかくにもこういう問題はですね。
解決をしていくという事に今ある意味で言うと、絶好のチャンスだと思います。
我々どうしてもこの国の力を過小評価してあれが無いから駄目なんだとか、これが無いから駄目なんだとかですね。
マスコミが悪い外務省が悪い、何が悪いこれが悪いと言いながらですね。
言い終わったら一杯やるかと言えば飲んでおしまい、と言う事が非常に多いんですが、実際にはそうではなくてこの国の力をですね。
今こそ試されている時で、その力は十分に我々にはあります。

ある力を使うかどうかの問題であって、それは我々の決断だと言うふうに私は思っています。
もう少しで私は問題解決できると思います。
年内に全部解決してみせると言うことを言っているわけでございますけども、それはもちろん解決したとしても私の力でやるわけではない。
国民全体の力でやるわけですが、そういうところまで私は迫っていると思います。
絶対に出来ると確信を持って、今後とも拉致問題の解決にご協力をお願いしたいと申し上げまして、私の話を終わります。
ありがとうございました。(拍手)


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