2006年06月18日

★有本恵子さんを救うぞ!東京集会5 テキスト一覧表

05.2.10 友愛会館にて

1 『有本嘉代子さんのお話』
  http://piron326.seesaa.net/article/3504993.html
2 『有本明弘さんのお話』
  http://piron326.seesaa.net/article/3505363.html
3 『西岡力副会長のお話』
  http://piron326.seesaa.net/article/3524128.html
4 『飯塚繁雄副代表のお話』
  http://piron326.seesaa.net/article/3524170.html
5 『増元照明事務局次長のお話』
  http://piron326.seesaa.net/article/3524201.html
6 『もう一度、有本明弘さんのお話』
  http://piron326.seesaa.net/article/3524230.html


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★松木薫さんを救うぞ!東京集会4 テキスト一覧表

05.1.13 友愛会館にて

1 『斉藤文代さんのお話』
  http://piron326.seesaa.net/article/3098369.html
2 『松木信宏さんのお話』
  http://piron326.seesaa.net/article/3098411.html
3 『熊本救う会代表 加納さんのお話』
  http://piron326.seesaa.net/article/3111603.html
4 『西岡力副会長のお話』
  http://piron326.seesaa.net/article/3111642.html
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★増元るみ子さんを救うぞ!東京集会3 テキスト一覧表

04.12.9 友愛会館にて

1 『平野フミ子さんのお話』
  http://piron326.seesaa.net/article/2974880.html
2 『増元照明さんのお話』
  http://piron326.seesaa.net/article/2975059.html
3  『松元みどりさんのお話 (るみ子さんの中学・高校時代の同級生)』
  http://piron326.seesaa.net/article/2975116.html
4 『木村宏次郎さんのお話 (るみ子さんの同級生)』
  http://piron326.seesaa.net/article/2975146.html
5 『假屋達郎(たつろう)さんのお話 (るみ子さんの小学校・中学校同級生)』
  http://piron326.seesaa.net/article/2975198.html
6 『西岡力副会長のお話』
  http://piron326.seesaa.net/article/2989392.html
7 『飯塚繁雄さんのお話』
  http://piron326.seesaa.net/article/2989449.html
8 『増元氏による 「蒼のハガキ」の案内』
  http://piron326.seesaa.net/article/2989483.html
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★横田めぐみさんを救うぞ!東京集会1 テキスト一覧表

04.10.14 友愛会館にて

1 『横田滋さんのお話』
  http://piron326.seesaa.net/article/2747365.html
2 『横田早紀江さんのお話』
  http://piron326.seesaa.net/article/2747404.html
3 『横田拓也さんのお話』
  http://piron326.seesaa.net/article/2747430.html
4 『馬場新潟救う会・会長による、めぐみさんへの手紙の朗読』
  http://piron326.seesaa.net/article/2757090.html
5 『西岡力副会長のお話と、安明進氏の証言』
  http://piron326.seesaa.net/article/2757112.html
6 『引き続き、西岡力氏のお話』
  http://piron326.seesaa.net/article/2757145.html
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カテゴリー欄、整理整頓のお知らせ

ご訪問の皆様へ。

テキストばかりの地味なBlogをご愛読頂きましてありがとうございます。
ご訪問の皆様の応援や励ましがあればこそ、地道な作業をコツコツ続ける気力も湧くというものです。
本当に感謝をしております。

さて、集会テキストも回を重ね、気が付けば自分でも数え切れないほどのエントリーをアップして参りました。
必要なテキストをすぐに探せるように、なるべく一本の集会にひとつのカテゴリーを当てる事を基本にエントリーをアップして来たのですが、ここに来て少々困った問題に直面してしまいました。
seesaaブログのカテゴリーは全部で50個しかなく、今のペースでテキスト化を続けていると、近々必要なカテゴリーが不足する事態に追い込まれるのです。

そこで過去にエントリー済みのテキストを一部整理し、カテゴリーの空きを確保したいと思っております。
整理対象の集会は、下記の通り。

★東京連続集会
★藤沢集会
★古川了子さん行政訴訟報告会

この3つの集会テキストをそれぞれひとつのエントリーにまとめます。
それだけでは個別の集会を探しにくくなるので、別途テキストの一覧表をアップし、目的のテキストをすぐに探せるようにしようと思っております。

テキスト化作業と並行してカテゴリー欄の整理整頓を行う為、しばらくの間Blogの表示等が少し分かりにくくなるかもしれませんが、あしからずご了承ください。
今後も拉致問題解決のため、当Blogのテキストを資料としてお役立て頂きますよう、改めて心よりお願い申し上げます。<(_ _)>
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2006年06月17日

06.5.27 佐藤勝巳救う会会長 日韓連帯東京集会(14)星陵会館にて

『佐藤勝巳 救う会会長 挨拶』

★司会 西岡力氏

本当はですね。
他の家族の人たちにもまた会場からも質問を頂きたいと思っていたんですが、35分過ぎております。
最後に救う会の佐藤会長に挨拶をして頂きまして、今日の集会は終わりたいと思います。
短い時間でお願いします。(小さな笑い声)

★佐藤勝巳 救う会会長

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雨の中お集まりいただきまして、ありがとうございました。
特に韓国からはたくさんの方が来て頂きまして、ありがとうございました。

喋りたい事はたくさんあるんですけども、1分間くらいと言うような形で(笑い声)我慢をして終わりますが、崔祐英さんが韓国には救う会が出来ない、何故か?
それを知りたい、と言う趣旨のお話がありまして、私が救う会をやるようになったのは、実は直接的なきっかけは今この会場に来ていらっしゃる、ホン・ヒョウンさん。
当時韓国大使館におった方ですが、その人から「これだけたくさんの日本人が拉致されているのに、何故日本人は救出の運動をやらんのか?」という指摘をしばしば受けておったんです。

でまぁ、そうだやらなきゃ駄目だなぁと思いましてまぁ始めたわけなんで、これ以上の事を言うともう1分を過ぎてしまうので、(笑い声)後で崔祐英さん、韓国の皆さんとでも良いんですけど、少し時間をかけて日本の運動の現状がどうなっているのか?
あるいは何故日本が韓国に比べて運動が大きくなっているのか?
何故韓国があれだけたくさんの人がおるのに運動の広がりを見せないのか?と言う両国間の文化や歴史、金正日政権に対する評価の問題、などを含めて少しこの後で何かあるんでしょ?
そこで時間をかけて議論をしてみたいと思っております。(拍手)

私は2000年の6月15日、金正日と金大中が抱き合ったときにですね。
悪魔と詐欺師の抱擁だと(笑い声、拍手)いうふうに自分の本の見出しに使いましたけども、それは間違いではなかったし、絶対に悪魔を倒さない限り、趙甲済さんが言う東アジアにおける平和と安定、あるいは人権と民主主義と言うものが確立していかない、言うふうに確信をいたしております。
これから韓国の心ある人たちと手を握り合って、頑張っていきたいと思います。
今日はありがとうございました。(拍手)

★西岡力氏

韓国のお客様、金聖ミンさん一言も言えなかったんですけども、皆さんのところにですね。
自由北朝鮮放送の支援委員会のチラシが入っています。
是非、自由北朝鮮放送を支える気持ちのある人はですね。
悪魔と戦う為の、一番最前線で闘っていますので、そのための軍資金をよろしくお願いします。(拍手)
今日はありがとうございました。(拍手)
これで終わりにしたいと思います。(拍手)

・・・集会終了・・・

06.5.27 増元照明家族会事務局長 日韓連帯東京集会(13)星陵会館にて

『増元照明 家族会事務局長のお話』

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皆さん、長時間に亘りありがとうございます。
また、韓国からお出で頂き、いろいろと教えて頂いて感謝致します。

皆さんもお分かりのように今の盧武鉉政権、非常にアホな政権ですから。(笑い声)
ああいうアホな政権だったら、簡単に私たちは言い負かせるんですね。
感情的になじっている人たちは言い負かせるんです。
でも、ハンナラ党論客が多いですから、ハンナラ党が(政権を)取ったら日韓間にある問題、非常に手ごわい相手になると思いますが。(小さな笑い声)
ただ、趙甲済さんが仰ったように自由と人権を基本に考える両国であれば、必ずやお互いの問題は解決できると私は信じています。

今日は拉致の問題でひとつ韓国の人たちに言っておかなければならない事があります。
今、北朝鮮は6人の拉致被害者を生存と言うふうに言っています。
そのうち取り戻したのは日本サイドが5人だけです。
その一人が寺越武志さんです。
何故、寺越武志さんが日本に帰って来られないのか?
取り戻せないのか?
それが私たちには、韓国サイドに教えておかなければならない事では無いか?と思っております。

昭和43年に石川県沖で拉致された寺越さんが、昭和60年に北朝鮮から来た手紙により生存が確認されました。
北朝鮮は日本海で遭難した武志さんを救助したと言っておりました。
それで寺越武志さんのお母さんは、長く会っていない息子に会いたいと言う気持ちだけで、日本の政治家の甘言に乗って北朝鮮に会いに行ってしまった。
そして北朝鮮の地で武志さんに、武志さんの言葉として「私は偉大なる将軍様の自愛の下に楽しく生きている、私は北朝鮮公民である」と言う事を世界中に言ってしまったという事で、日本政府はそれ以上寺越さんを救出する動きを封じ込められてしまったと言う事です。

今でもお母さんは多額の金を使って、何回も北朝鮮詣でをさせられているという事から考えますと、今韓国にたくさんいらっしゃる拉致被害者家族に、安易に北朝鮮に会いに行くと言う事は、もうその人たちを取り戻せなくなると言うことだけは知っておいて頂きたい。
おそらく北朝鮮は同じ手を使って、金英男さんを出してくる可能性があります。
そこで安易に会いに行くと、もう彼らを取り戻すことは二度と出来なくなるという事を、韓国の国会議員の皆さんにも知っておいて頂きたいと思います。

武志さんの事をお聞きになりたければ、ここに従兄弟の寺越昭男さんもいらっしゃいますので、後ほどゆっくりご質問ください。
本当に今日はありがとうございました。(拍手)

06.5.27 飯塚繁雄家族会副代表 日韓連帯東京集会(12)星陵会館にて

『飯塚繁雄 家族会副代表のお話』

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本日は韓国側の現状といろいろな悩み、あるいは今後の見方をいろいろお聞きしましたけども、その中で日本のこういった拉致問題に関する日本国民、あるいは我々の動き・活動が非常に活発で羨ましいと言う話もありましたけども。
家族会いろいろ活動をやってますけども、やはり活動上の成果と言う事では相当盛り上がって進んでおりましたけども、いろいろお話を聞きますとやはり私たちは直接北朝鮮、悪の枢軸、犯罪国家である北朝鮮、しかも金正日に交渉するわけに行きません。

あくまでも政府が責任を持ってやるという事につきましては、これは韓国も同じですし日本ももちろんそうです。
この両国がいかに協力してですね。
この問題を片付けるべく早く強力に確実に進めていく事を私たちは願っています。
またいろいろお話を聞きますと、長くかかりそうだなぁと言う気もするんですが、これは絶対に諦めずに皆さんと共に頑張っていきたいと思いますので、これからのご支援もよろしくお願いします。(拍手)

06.5.27 横田早紀江さん 日韓連帯東京集会(11)星陵会館にて

『横田早紀江さんのお話』

★司会 西岡力氏

もう時間が20分過ぎておりますが、日本の家族会の方々に予定では。
前に座っていらっしゃる滋さんに話をして頂きましたので、横田早紀江さんと飯塚さんと増元さんに一言だけお話をして頂いて、閉めたいと思いますのでよろしくお願いします。

★横田早紀江さん

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皆様こんにちは。(「こんにちは」の声)
今日は雨の中をこんなにたくさんお集まり頂きまして、ありがとうございます。
また、韓国からは議員の先生方、本当にたくさんの方が、こうして私たちと同じように本当の平和を求める為に団結しようと言う気持ちで集まって、わざわざいらして下さいまして本当にありがとうございます。

私たちのめぐみの事が浮上しましてから、思いがけない事ばかりで今日まで参りましたけども、今日も見えていらっしゃいます安明進さん。
元工作員の方の本当に勇気ある証言の中で、めぐみの事がはっきりと、全く闇の中から浮かび上がってきたわけです。

本当に信じられないような現実が明らかになって、そしていろんな事が次々と今日まで、考えられないような事が起きてきましたけども、本当にたくさんの日本の皆様の温かいご支援の中で、とうとうアメリカのブッシュ大統領にお目にかかれて、直接に思いのたけを話させて頂く事が出来る所まで来た事は、本当に不思議なことです。
ブッシュ大統領の仰った最初の言葉が、本当に先ほども西岡先生が仰いましたように、「自由と人権、そして自由と人の大切な命の問題、この事を話す時間が無いほど私は忙しくありませんよ」という最初の言葉が本当に、あぁ小泉さんも一言、半分でもいいから(笑い声、拍手)聞かせて頂けたらと思います。

本当の悪と言うものがあって、それはどうにもならないほどの悪であって、その事に対して戦うという事は本当に大変で、苦しくて忍耐が必要ですし、たまらない悲しさの中でありますけども。
私たちは今日までたくさんの人たちが自由になれるように、子供たちが無事に帰って来られるように今日まで頑張ってきました時に、ブッシュ大統領はめぐみのあの白いブラウスの写真を息子が、「これが北朝鮮の出して来た物です」とこうやって掲げて見せました時に、ブッシュさんは本当に悲しそうな顔を一瞬なさって、写真を更に受け取ってくださって。
「この子はここに体は無いけれど、この子の心を私たちと一緒にここに飾りましょう」と「一緒に写しましょう」と言って、ハンミちゃんのご一家の悲しい門の時の写真と一緒にその2枚をテーブルの上に置いて、マスコミの方にも見せて映してもらう事が出来ました。
本当に温かさと言う物をその瞬間に感じました。

本当にこの問題は非常に難しく、先ほども先生方のお話を聞きますと、本当にもう、どこまでどうしていいのか分からないような難しい問題ですけども。
本当に一人一人の心の中にある、大事な物が大切な事に向かってしっかりとひとつになったときに、必ず良い方に向かっていくんだと言う事を、今までの状況を見ても私たちは実感しておりますし。
絶対に希望を捨てないで勇気を失わないで、健康に気をつけてこれからも頑張っていきたいと思いますのでどうぞよろしくお願い致します。(拍手)

06.5.27 趙甲済氏その3 日韓連帯東京集会(10)星陵会館にて

『趙甲済 前「月刊朝鮮」編集長 講演その3(通訳:西岡力氏)』



興味深い統計があるんですが、韓国において世論に影響を与えるのは、すでにテレビではなくてインターネットになっている。
そのインターネットを学んでですね。
インターネットの中で、韓国の現代史を教えられえていない左派的な考えに取り込まれている若者たちと、インターネット上で論争して戦っているのが実は老人世代なのです。(笑い声、拍手)

昨年、仁川にありますマッカーサー将軍の銅像を左翼が壊そうとしました。
マッカーサー将軍が指揮した国連軍が仁川に上陸をして、北朝鮮軍を打ち破ったと。
その事について恨みを持っている左派がマッカーサー将軍の銅像を壊そうとしたのです。
もちろんその運動をしようとしていたのは20代30代の若い人間が、角材を持って集まって来たのです。
それに対して、そのような若者たちの活動に激怒した朝鮮戦争に参戦した60代70代の老人たちが、卵を持って集まって来た。(笑い声)
そこで老人たちが卵を投げ、若者が角材を振り回すと言う記事が出ました。

それに対して韓国のマスコミはどのような見出しをつけたのか?
「進歩と保守の対決」と付けました。(小さな笑い声)
進歩を偽装した国家を裏切る反逆勢力対保守・愛国勢力の戦いだったにも拘らず、「進歩と保守の戦い」と見出しを付けたのであります。
その様な意味で韓国のマスコミは真昼間の暗黒を演出しています。

5月31日以降の韓国の状況は大変流動的になるだろうと見ています。
金大中・盧武鉉・金正日勢力に対する国民の支持が、顕著に弱体化したと言う事が明らかになるからです。
そうなった場合に南北の左派勢力、金大中・盧武鉉・金正日勢力が何をしてくるだろう?
二つの可能性があります。

2007年の12月の大統領選挙で3回目の左派政権を作るために協力する。
そのために金大中さんが橋渡しをして盧武鉉・金正日の会談、そこで統一問題の具体的な議論と言ういろんな話が出てくるのではないか。
今の世論調査では、正常な選挙が行われれば2007年12月の大統領選挙で左派が勝つ可能性は大変低いという事です。
従って左派政権を作ろうという勢力は、御用言論とそれから政府の周辺にある左派系の団体を動員して、非正常な状況・非正常な事件を作り出してくるんじゃないか?という可能性がある。

反対の可能性もあります。
盧武鉉政権が、いまや金正日・金大中路線と自分が離れなければ、自分が辞めた後危ないんじゃないか?と考えると言う可能性です。
後者の方に行くならば、すなわち盧武鉉政権が正常な方向に戻ってくるならば、韓国は安全でしょう。

しかしそうではなくて、第一の可能性、非正常な状況に左派勢力が韓国を持っていこうとするならば、韓国は内戦的な状況になると思われます。
2007年12月の大統領選挙の間に今回朴槿恵(ハンナラ党)代表がテロに遭ったように、候補者の一人が北朝鮮にそそのかされた人間にテロに遭うというような事が起きてしまえば、韓国社会は統制不可能な状況に陥るでしょう。

この二つの流れ、政権による韓国の左傾化と国民の大覚醒と言う二つの流れが、2007年12月までの間、お互いに併走して競争して、どちらが先にゴールインするか?出来るのか?という事によって拉致問題の解決、日本人を含む拉致問題の解決も左右されると思います。

日本人拉致問題、そして韓国の戦争中拉致問題、戦後の拉致問題、あるいは北朝鮮の人権問題、政治犯収容所の問題全ては、金正日政権の存在によって起きている。
そしてまたその金正日政権を支えている韓国の盧武鉉政権によって起きている。
また、金正日政権の後見人である中国によって起きていると言える。
従って2007年12月の選挙で韓国の政権に正常な政権が樹立されるならば、北朝鮮の人権問題・日本人の拉致問題についても大きな良い影響を与えると思います。

私は北朝鮮の人権問題に取り組む韓国・日本・アメリカの運動の核心は、自由と人権を大切にする人たちであるという事だと。
領土問題や歴史問題においては国籍が違えば意見が違うでしょうが、人権と自由の問題については国籍を超えて同じ考えになる事が出来る。
今ここに集まっている皆さん方が心配しているその問題の解決は、金正日政権の交代、そして韓国の左派政権の交代、中国の民主化によって実現するでしょう。

ですから我々のこの運動はですね。
東アジアにおける自由民主主義を広める運動であり、そして国境を越えて東アジアにおける平和と繁栄を築くための基礎を作るその様な運動であり、より広い国境を越えた連帯をしていかなければならないと思っております。
北朝鮮の人権問題、北の人たちを助けるに当たって一番責任があり、先頭に立たなければいけない韓国国内において今国民の大覚醒が起きており、従って2007年12月の大統領選挙では韓国が正常化する可能性が高まっていると言う点で、我々は今勝ちつつあるということを申し上げて、私の話を終わります。(拍手) 

06.5.27 趙甲済氏その2 日韓連帯東京集会(9)星陵会館にて

『趙甲済 前「月刊朝鮮」編集長 講演その2(通訳:西岡力氏)』



問題はですね。
1998年以降2代の政権に亘って、その様な人たちが大韓民国のリーダーになった時代を迎えているということです。
日本の皆さん方は不思議に思われる。
何故、韓国政府のレベルで北朝鮮の人権問題が取り上げられないのか?と言う事についての答えは、このような根本的な政治構造の理念の問題から起きていると言うことです。

すなわち、反大韓民国・親北朝鮮的な信念と価値観を持っている者たちが権力を握り、公権力を行使し、法を執行しているからであります。
この勢力は今までは自分たちを左派だとは言わないで、進歩勢力・民主化勢力・改革勢力と偽装してきました。
それに対してその正体を公開せよと要求すると彼らは、マッカーシズムだ・反共だといって反撃をして来たものでした。

そうしますとですね。
我々右派、韓国の右派が作り、その右派の自由民主主義の中で大きな業績をあげてきた大韓民国の国民が、何故その様な反憲法的で反大韓民国的な勢力を権力の座に上げたのか?と言う疑問が生まれると思います。
その答えは簡単です。
有権者が騙されたのです。
左派を民主闘士として信じたのです。
左派たちは、世界の共産主義者は皆そうですけども、大変な言語活用能力を持っていて国民を騙すのです。

問題はですね。
その様な騙しの手法で権力を握った左派たちが、実は今マスコミまでも握っているという事であります。
いろいろな事例を見てもですね。
政権とそしてその言論が展開する御用言論の結果ですね。
明白な嘘でもその御用言論が宣伝するならば、国民の半分以上が騙されてしまうと言う事例がたくさんあります。

国民を騙す事が出来る力を持った左派たちは、今の韓国の核心的な部署である国会、そして大統領府、そして裁判所の中に多く布陣して来ました。
その様な反逆の時代を開いたのが6.15宣言だったと言う事です。
そのような金大中氏が再びこの6月に北朝鮮を訪問して、彼はもう体が病人であるにも拘らず金正日に会って「統一問題を話し合う」と公言しています。
北朝鮮と統一問題を話すと言う事は、小学生の学生が中学・高校に入らないで大学に行くと言っているのと同じ事です。

なぜなら今南北は休戦状態です。
まだ戦争状態です。
北の核問題は解決していません。
平和協定も結ばれていません。
韓国人拉致被害者・約20万人も帰って来ていません。
戦後拉致被害者・約500人も帰って来ていません。
不法に抑留されている韓国軍捕虜・2万5千人も、生死確認と送還も実現していません。
ですから南北の間は今戦争中だけど、ただ、今ハーフタイムを迎えているというだけです。
このような状態の中で金大中前大統領が金正日と会って統一を議論すると言う事は、いかにデタラメで危ない事なのか、理解して頂けると思います。

ミステリーは、何故80を過ぎた老政治家がこのような無理をするのか?と言う事です。
それはある意味ではですね。
金大中・盧武鉉・金正日と言うこの3人の左派勢力、朝鮮半島における左派勢力が、大変な危機感を感じているという事を意味すると思います。

韓国では今、政権による国家に対する裏切り、そして社会の左傾化が進んでいる結果ですね。
その反作用として、国民の大覚醒が進んでいます。
言論を通じて、あるいは韓国政府の政策だけを見て韓国を観察しているとですね。
その国民の大覚醒を見逃しやすいと思います。

簡単に言いますとですね。
韓国のテレビ局、KBS(韓国放送公社)・MBC(韓国文化放送)の報道が正しいのであれば、5月31日の統一地方選挙で与党が大勝利をしなければなりません。
しかし状況は反対になっているわけです。
鄭東泳(チョン・ドンヨン)ヨルリン・ウリ党の幹部が数日前に国民に対する声明を出したんですが、「ハンナラ党の一人勝ちをさせないでください」と言う内容でした。(笑い声、拍手)

実はですね。
日本の都道府県に当たるのが道、そして直轄地や特別地という市がありまして、16が統一地方選挙で全国の知事と市長の選挙になるわけですが、そのうちハンナラ党がリードしているのが12。
もしかしたら14ハンナラ党が取る可能性がある。(拍手)
そしてですね。
日本と同じように今度は市町村レベルの選挙も同時に行われているんですが、そこでは200人余りの市長と郡長を選ぶんですが、そこの中でヨルリン・ウリ党が当選する可能性は10%〜20%と言われています。
5月31日の統一地方選挙の結果を予想するならば、韓国の政治史上最悪の与党惨敗になる可能性がある。(拍手)

しかしこの勝利は、ハンナラ党が良く戦って北朝鮮の人権問題などをきちんと主張した結果、得られた勝利ではありません。
先ほど申し上げました6.15詐欺国家反逆文書についてですね。
ハンナラ党は今まで一度も廃棄や無効を宣言した事はありません。
それにも拘らず、反ヨルリン・ウリ党あるいは反盧武鉉的な世論が拡散したのは何故なのか?と考えると興味深いです。

それは我が大韓民国の国民が戦ったからです。(拍手)
多くの愛国心団体があります。
大集会をやれば10万人以上が集まります。
殆ど毎日のようにですね。
その人たちはゲリラ的に金大中(元)大統領の家の前でデモをやったり、親北御用学者の前でデモをやったりして、その人たちを告発したり、そして逆に告発されたりしています。(小さな笑い声)

特にですね。
偉大な韓国の現代史をリードした世代・成し遂げた世代が、すなわち60代・70代・80代の老人世代が、この闘争の先頭に立っているのです。(拍手)
その世代がもう一度また大韓民国を助け、救出しているというのです。

・・・その3へ続く・・・

2006年06月16日

06.5.20 飯塚繁雄さん 群馬県前橋集会 前橋市総合福祉会館にて

「あなたも拉致の現実を知ってください」(群馬・前橋)
     2006年5月20日
      群馬県前橋市 前橋市総合福祉会館にて
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家族会副代表 飯塚繁雄さんの訴え
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群馬のみなさんこんにちは。ちょっと座らせていただきます。
私、もちろん耕一郎もそうですが、こういった活動で群馬に来るのは初めてでございまして、従ってみなさんと会うのも初めてと言うことで、日頃私達は日本全国、外国も行きますけれど、東奔西走して全国に訴えておりますが、群馬のみなさんにもこの問題を更にご理解を頂こうということで訴えに参りました。

日頃この問題につきましては非常にみなさん関心を持っていただきまして、みなさんができる活動の中で非常にご支援を頂いております。署名ですとか、あるいは講演会、並びにそれに関したボランティアの方を含めた活動を頂いておりまして、おかげさまをもちまして、3年前とは全然違う今のこの問題に取り組む国民の皆様、もちろん我々もそうですが、この拉致問題をなんとか片付けなくてはいけないという気運が高まって参りまして、私達としても活動がしやすいと言いますか、そう言う状況にも、今あるわけです。

先日家族会として訪米をしたり、訪韓をしたりして、特に訪米の折には、願ってもないブッシュ大統領との面会ができたという、この大きなアクションというか、出来事は、今までかつてないほどこの問題が日本始め世界中に意識されているんだなという実感も受けた次第です。

もちろんこの件だけでこの問題は終わるわけではないんですけれども、やはりこういった形で日本の国民の人たち、それから政府も担当する方々、更に言えば韓国の人々、それから今や拉致の問題は世界的になっておりまして、非常に北朝鮮としては、世界各国から12(の国から)拉致をしたとい実績、結果も出ていますし、そう言う意味ではブッシュ大統領が家族と会ったというのは世界に対して、こういう問題、人権の問題に対して、かなりのインパクトを与えたメッセージではないかというふうに私達は感じております。

今日はたまたま飯塚家が中心になるお話になってしまってアレなんですけれども。
私は埼玉県に住んでおりまして、川口と言うところで長く兄弟達と生活してきたわけですが、私の兄弟は7人おりまして、その一番下が連れて行かれた田口八重子という。(名字が違うのは結婚しまったからそうなんですが)私としては17も違う妹については、妹と言うより親子みたいな感じでですね、そのころの苦しい生活を兄弟力を合わせて何とか乗り切ってきたと言う時代なんですね。言ってみれば、明日何を食べようかという次元の心配をしょっちゅう頭の中でしていると、で、兄弟助け合いながらやってきた訳なんですけれども。

訳あって妹八重子は結婚後、母子家庭を営んでおりまして、私達兄弟もですね、たくさんいる中で、意見として、『もし仕事をするんだったらば、きちっとした昼間の仕事に就きなさい』とかなり意見を言ったのですが、あの当時、女手一つで子供を育てていくというのは、非常に大変なことで、言ってみれば水商売の方に言ってしまうのは無理もないという、そう言う時代だったんですが、私も心配して、いろいろそこの店に行ったり、店長にあったり、友達に会ったりして仕事の状況を見ながら、心配しつつも、これなら大丈夫だということで、ついそう言う形になってしまったんですが。

まぁ、それも僅かの間、3ヶ月ぐらいの間でですね、突然いなくなってしまったと。まぁここに、こんな大きいのがいますけれど(耕一郎さんの方を向いて)実際はその時一歳だったんですね、上の子が二歳半ぐらいで、ちょうど、もちろん親の手を入れなければ生活もできないそう言う時代だったんですけれども。私達もあの頃ちょうど、1978年の6月末に失踪してしまったと言うことなんですが。

本人は(耕一郎さんを見ながら)知らない話なんでしょうけれども、まぁ、ベビーホテルに預けてあったんですね。それでベビーホテルも今のようなきちっとした形ではなく、モグリでやっていたような状況だったんですね。非常に子供達がそこに行くのを嫌がっていた。私も務めていましたから、土曜日に迎えに行って、日曜日の夜又預けに行ってという、こういうパターンを2〜3週間も続けたんですけれども、今、後悔するのはあんなに嫌がるところに何故三週間も入れておいたんだということ、反省、後悔はしているんですけれども、まぁその時は仕方がなかったと言うことになるんですけれども。とりあえず子供を何とか育てなければならない、何とかめんどうをなければならないと言うことで、まずそれが中心になって、私はこの耕一郎を、上のおねいちゃんは私の妹が引き取って今まで育てて来たと言うことで。

まぁ、当時は何で八重子がいなくなったかと言うことについては不思議でしょうがなかったんですけれども、そのうち返ってくるんだろうという気軽な事で、とにかく子供達を何とかしようと言うことに力を注いできたわけですが。そんな生活がかなり続いたんですが、やっぱり育てていくためにはきちっとしなければならないという私の持論もありまして、私の子供も3人いまして、上に。まぁ子供達に前に座らせて『これはお父さんの妹の子供だから、兄弟として仲良くするんだぞ。』と。それから『このことは絶対本人に行ってはいけないよ』と言う話をしまして、3人はただうなづいて『わかった』と。その『わかった』と言うのが20年も続いたんですね。それが、当の本人が一番びっくりしたんですけれども。そう言う状況の中で、私達は自分の子としてこの子を育て、将来返ってきた時には、ちゃんとした形で、妹に返してあげたいという気持ちも当然ありますから。

そう言う生活が続いたんですが、これですねまた大きなショックとして、みなさん既にご承知だと思いますけれども、1987年、大韓航空機の爆破事件がありましたね。あれは、今はもちろんこれは北朝鮮の策略だというふうな事が、今はオーソライズされていますけれども。北の狙いとしては、韓国のオリンピック、ソウルオリンピックを妨害するために、日本人が飛行機を爆破したと言うことにするという、そういう策略だったんですね。ですから犯人の金賢姫という人が、偶然生き残っ訳ですけれども、その人の日本人化教育をさせるためにうちの田口八重子を狙い定めて連れて行ったと。まぁこれは、そう言う目的ですから、たとえば結婚の経験がある、子供を育てたことがある、生んだ経験もある、いろんなファンションだとか、雑誌だとか、世間の噂だとか、だいたい全てを知っている人を狙っていたようです。

ですから東京のど真ん中、池袋からそういう拉致をされたと言うことについては、単に海岸にいたからと言う事ではなくて、向こうの目的にあったものを選定して連れて行ったと言うことが、後々わかる訳ですけれどもね。ですからこの大韓航空機事件の犯人であった金賢姫が生き残ったから、今その教育係が(その当時リ・ウネと言う名前でいたんですけれども)田口八重子だと言うことがはっきりしたんですね。

私達その当時そんな大それた事ができるわけがないとか、そんな事件に巻込まれたくないという気持ちがあったんですけれども、まぁ彼女の証言で、写真についても、10枚のうちから、懐かしい声で、『ウネ先生!』ということで、多義地八重子の写真を指さしたと言うことで、これはもう決定的になったわけです。ですから。私達はそれを認めざるを得ない。これは確定的、決定的になったんですね。

当然マスコミさん達はこれは大きな事件として、記事にするために面白く書いたという私の感想なんですけれども、
それについては、非常に私の妹が<北朝鮮の手先になった>という、<犯人と一緒にこの事件を起こした>という、そう言った意味合いの書き方がどうも多くですね、<私達は本当は被害者なんだ>と、<日本人被害者が向こうに連れて行かれて、そういう役割を負わされたんだ>という書き方をしていただければ良かったんですけれども、なかなかそう行かなかった時期がありました。従って、その事件に巻き込まれた親(八重子さん)を本人(耕一郎さん)には知らせない努力というか、戦いが長く続いたんですけれども。

まぁそれは、いろいろ毎朝、毎晩押しかけるマスコミを、何とか帰っていただくように、そう言った写真だとか週刊誌だとか新聞だとか一切本人に見せないようにはしてきたんですが、まぁ、そういうふうに残念ながら、そう言った面ではそういう事実だけがわかったと言うことで、実際には、<じゃぁ、助け出せるのか>と言うことになるんですが、それが非常に難しい状況にありまして、未だにそうなんですけれど、何でうちの妹だけがそういう被害を受けなければならないんだとか、被害妄想的な感じもします。

みなさんのように平凡な生活が何故できないのか、させてやれないのかと言うことになるわけですけれども。

こういう事実がわかった以上、何とか奪還しなければいけないと私もちょっと遅ればせながら、例の2002年の9.17のあと、他の家族のみなさんと一緒に活動を始めたわけです。それを見てですね、当の耕一郎は『おれも活動に参加する』ということを言ってくれたんですが、まぁ、『一時待て』と言うことで少しロスタイムがあったんですが、やはり私の疲れた顔とか、後ろ姿を見てると、じっとしていられないという気持ちだったようです。その辺の話はあとで出るかと思いますが。

そう言うことでは、未だに北朝鮮は、さっき言った大韓航空機の策略をですね、北朝鮮ではないとあれは韓国のでっち上げだとか、認めていないんですね。これは世界的に認められている話なのに、未だにアレは認めていない。そう言う状況ですし。それから、のちのち首相が訪朝するわけですけれども、その結果についても、5人生存、あとは亡くなっているという報告をうけたわけですが。

それも外務省から単に『お宅の妹さんは亡くなっています。お気の毒ですね』とこういう感じだけで、いかにも、日本政府がすべて確認して確信がある話だという雰囲気で伝えたんですが、私は『全くそれを信用しない。もうチョット詳しく聞きたい』と言っても、何もわからないという状況があったんですが。

その後いろいろ交渉の中で、亡くなったという人たちの報告書がくるわけですね。それがみなさんご承知のように、まず一番はっきりしているのは横田めぐみさんの骨といわれるやつが、全くのねつ造品、でたらめだったと。それから、松木薫さんの骨も偽物だった。それから、我々を含めた各被害者の報告書も全部ウソの報告書ばっかりで、これはもちろん我々も突き詰めましたけれども、専門家、あるいは政府もこれは全くのでたらめだということをはっきりと確信を持って言及したわけですが。

それを受けて当時の官房長官細田さんが、『北朝鮮が迅速かつ誠実な対応をしなければ、日本としても相当な覚悟の上で厳しい対応を取らざるを得ない』と、はっきり、一昨年の12月24日に言ったわけですが、それから一年半もたっちゃうわけですよ。何にもしてないわけです。


ですから私たちは、一ヶ月、二ヶ月過ぎるごとに、『何にもそういう対応できないんだったら、経済制裁をしてくれ』という話をずーーと続けて参りましたけれども、これもいろんな論議がありまして、日本だけで経済制裁をしても大して困らない、効果がないという話もありますし。私たちは経済制裁を白ということは自分たちの家族も危ないぞというそういったリスクも抱えながら訴えているわけですね。しかしながら今のままではまったくこの問題は解決しないし、何か手を打たなければいけないというのがはっきりしている訳ですから、そういうことでは、経済制裁をするというのは、日本が怒っているんだと、国民、政府、もちろん家族が、もう相当怒っているんだということを、北に態度で示すというメッセージを与えるという、こういう大きな効果があるはずなんですね。

まぁ、実際に経済制裁すれば、いろいろ工業関係、電子関係、すべての部品については日本製がかなり向こうで使われていまして、それがすべてとまってしまうというような効果といいますか、影響があるはずなんですが、なかなか法案は、特定船舶入稿禁止法案とか、外為の改正法案とか、いろいろ準備はできているんですね。

それから、今は【北朝鮮人権法案】というものを、与党、野党ともに作っていますけれど、いずれをとっても、肝心な総理の決断が最後にいるわけなんですね。閣議決定して総理が決断しないと発動できないと。そういうものがありますけれど、まぁ、法律というのはいろいろ解釈のしかたでもって、かなりなことができるはずなんですが、ちょっといまいちその辺がはっきりしない。

この辺で訪米報告に繋がりますが、(時間がないのではしょりますが)経済制裁についてはアメリカ本国のほうが、北に対してものすごく大きな制裁をしているわけなんですね。ご承知のように、マネーロンダリングということで、マカオの銀行を閉鎖して北朝鮮の口座を閉鎖して、それに関する他国の口座も結局繋がらなくなるわけですから、相当資金源で苦しんでいるという話です。

さらにはこれを拡大して、香港とかスイス銀行とか中国銀行とか、その辺にも手を出すという強い意気込みが今あります。それから船舶を止めるにしても、核兵器とか、兵器に繋がる物資の輸出・輸入に対する船の制限も、はっきりとやっています。さらには、今回我々家族にブッシュ大統領が会ったということは世界に対するメッセージでありまして、人権を尊重するということは、まず何よりも優先することだと、はっきりあらわしているわけですね。

我々まさかブッシュ大統領と会えるとは思わなかったという部分がある反面、期待はしていたんですけれども。安倍官房長官、その他の人々の力添えを得まして、更にはシーファー大使=駐日アメリカ大使が非常に貢献して頂きまして、結果的には会えることになりましたんですが。

日本の偉い人が行ってもなかなか会えないブッシュ大統領に我々平民が会えたと言うことはその間に、≪人権の尊重≫という、大きなテーマを持っていると。それに対する活動もしている。更にはその人達の気持ちがわかると言うことで。何よりも優先してこの問題を解決しなければならないのだという表れですね。

みなさんもご知っているかと思いますが、ブッシュ大統領に明言がふたつあります。

【私は忙しい忙しいと言っているけれども、自分は人間の尊厳と自由について話せないほど忙しくはない。】

他の仕事は忙しいことがいっぱいある。この問題を除いて忙しいとは言えないというふうな事を言っていますし。これは当然、政府、各国、あるいは日本、アメリカにこういったことを理解してもらうためにはっきり言ったんですけれどもね。

それからもうひとつは
【最近になく最も心動かされた会談だった。】

感動した会談だったと言うことで、もちろんその場面通訳も含めてですね、ブッシュさんと早紀江さんの間にめぐみちゃんの写真とか置いてですね、ブッシュは、(めぐみさんが)ここにいると言うつもりで話をしようじゃないかと言ってますし、又通訳の方も早紀江さんの話を聞きながら、眉をひそめて泣きべそをかきそうになりながら、通訳をしているんですね。要するに気持ちを表して通訳をしている。だから、ブッシュさんも非常に感動して言った言葉が出てきているんではないかと。

アメリカの方はですね、大体すべてこういう考え方なんですね。人の権利、幸せになる権利を奪うことは、まず最悪のことだと、しかも他国からそういった犯罪的に、持って行かれる、誘拐される、拉致されるというのは、とんでもないと。

だから最初行ったときには、『今更、そんなことがあるんですか』と言われることが多かったですね。この世界に。ところが実際にある。日本、韓国、世界中各国の12カ国の人を拉致していると言うことがわかって、これを手邸的に解決するための動きをしなければならないというのが、各議員の先生とか政府の高官とか、みなさん全てそう言う態度ですね。我々の話も最初はアポイントを取っていくんですが、実際にはそれよりも(アポの予定より)二段も三段も上の人が出てきて、それで実際に話を聴いてくれる。それで、こういうようなことでアメリカは約束すると大きなコメントも頂いています。

それから、ペンタゴン、アメリカの国防総省にも我々は行きまして(あそこもめったに入れるところではないんですが)たまたまラムズフェルド長官が留守で、ナンバー2のイングランド副長官がわざわざ出てきてくれて、もう目の前で色々話を聴いてくれるんですね。更には、一人一人こうしたサイン入りのメッセージを明くる日すぐに届けてくれて、『私の話したことは、全てみなさんに対する約束事で、絶対に忘れないし日本と協力してやっていきます』という強い話もしてくれましたし。

だけどある人の発言は(これは当然だと思うんですけれども)『みなさん、アメリカに来て色々お願いしていますけれど、肝心の日本は、日本の政府はどんなことをやろうとしているんですか?』とか、そう言う話がやはり出るんですね。私達は向こうまで行って日本政府の悪口は当然言えませんから、コメントに困ったんですけれども。まぁ、とにかく『日本もこの方面については対話をしていくんだという態度がはっきりしていますから、アメリカと是非協力して今後もやってください。』と言う話にして帰ってきたんですが。

先ほども言ったように、この我々の活動のひとつの大きな通過点としてはですね、ものすごい大きな成果であったと思うんですね。『家族会って言うのはすごいな』と、これを一番感じているのは、金正日だと思うんですよ。今まで何となく全てごまかしてきたのが、今度はそうではないなという、そう言った緊迫した意識になっているのは確かですし。

ただ問題は、こうした大きな活動の成果を、実際に日本人を奪還するための具体的な策に繋げなくてはならないと。

これは当事国の、日本政府、韓国政府。
韓国政府もいろいろ聞きますと、北への太陽政策というか、北を刺激したくないという政策ですから、今回横田さんが行っても『会う必要はない』という、冷たい態度なんですね。

やはりこの問題というのは、個人では解決できませんから、当然国と国の政府がきちっとした対応、外交の元で片付けて行かなくてはならないと。しかもこれは犯罪ですから、他国による犯罪ですから、かな強い態度でこれを取り返す、これは当然のことだと思うんですけれども。

もう、私たち、待ちに待って、横田さん夫婦もそうですけれども、みんな家族は年をとり、疲れていますよね。
一番大変なのは、当の被害者です。あの厳寒の地にもう二十数年も囲われている。何時帰れるのか、何時帰れるのかと何時迎えに来てくれるのかと、毎日、月や星を見ながら、当然思っていると思います。

先ほど言った≪偽の報告書≫その他のいろんな情報からすると、あれは、かえって生きてるから、ああいうウソの情報がでてくるんだと。その後のいろんな情報によると、向こうが死んだという日付よりも後で『いや、実はあそこで見た』とかね、安明進さんの話もそうですが、そう言った情報が結構あるんですね。

こういうことも色々考えながら私たち身を粉にして活動しているんですけれども、『なんで、私達、被害者の家族がこんなにまでしなくてはいけないんだ』という素朴な疑問にいつもでっくわすわけなんですよ。『なんでアメリカのこんなところに私が立っているんだ』と。

まぁ、これは何でもやんなければいけないんだと言うことでみなさんのご協力を得てやっていますけれども、最終目標は、日本人被害者の奪還、すべての日本人を奪還するんだということですから、必ずこれに繋げなくてはならない。中途半端な形で終わらせたくない。

当初帰国した5人の日本人被害者の方達が帰ってきて、あれで終わりにしたいという、北の意向もありましたし、もしかすると日本の意向もそうだったかもしれません。これはとんでもないと言うことで、今かなりな活動と、ほとんど国民の方達のご支援を頂いて、やっとここまできたという感じなんですね。

まぁトンネルの向こうに細い光が少し見えたかなという感じですけれども。
この問題を解決するためには相当な大きなインパクトがいるわけです。

たとえば先ほどの、私の妹のことも、大韓航空機のことを北に認めさせなくてはならない。それから、報告した北の言っていることは全てウソですと、ごめんなさいと言わせなければならない。こういう事にしないと被害者達は出てこないと。

そのためにどうするのかというのを考えていかないと、単に柔な交渉でじっと我慢してくださいと、対話対話といっても対話ではとでもないけど、この問題は片づかない。向こうがあらゆる制裁を受けて、ギブアップして『もうごめんなさい、助けてください』というふうにならなければたぶん先が見えないと思うんですね。

そういうことで話が長くなりますけれども、そこまでするためには相当な覚悟もいるわけです。
ですから何事も、北の言っていることは全てウソだと言うことを我々も常に認識して、あまり向こうの陽動作戦に乗らないようにしようと言うことなんですが。

まぁ、話が長くなりますが、良くみなさんも、『私達も本当にそう思うんですがいったい何をやったらいいんですか』といつも言われるんですが、みなさんもこんな拉致なんて事は絶対良いわけがない、絶対卑怯な酷な話だと言うことは当然知っているわけですから、まぁ、こういった運動に、国民運動として盛りあげて政府の尻を叩くと言うことで、いろんな方法、街角でお願いしている署名活動ですとか、政府の官邸に直接、メールでも電話でも、FAXでも送っていただいて、『早く片付けないと、今後の日本はないぞ』と言うくらいな気持ちで、ちょっと、ご支援を頂くとかですね、いろいろこの話を広めていただいて、ご家庭、学校、会社、親戚などに広めていただいて、みんなでこの問題を盛りあげて解決しなければ、誰かがやってくれるだろうと言うことでは絶対ならないというふうに、私も思っていますので、本当に申し訳ありませんが、もし自分の家族がこういう目にあったらどうなんだろうと言うこともちょっと考えていただいてこれからのご支援を宜しくお願いしたいと思います。

どうもありがとうございました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
このエントリーのテキストは金木犀様の手によるものです。

2006年06月14日

06.5.27 趙甲済氏その1 日韓連帯東京集会(8)星陵会館にて

『趙甲済 前「月刊朝鮮」編集長 講演その1(通訳:西岡力氏)』

★司会 西岡力氏

すみません、次にですね。
今日のメイン講師である、前「月刊朝鮮」の編集長で、韓国を代表する韓国の民主主義の知識人であり、私たちがみんな教わってるんですけど、趙甲済さんにお忙しい所無理を言って来て頂きました。
「韓国情勢と拉致問題」と題して講演をして頂きます。(拍手)

★趙甲済 前「月刊朝鮮」編集長(通訳:西岡力氏)

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志を同じくする人たちを前にして、韓国情勢について話を出来る事を大変嬉しく思っております。
実は10年前まででもですね。
今西岡さんたちが話しているような事を、私が日本人に話をしていたのです。
1991年に実は私どもの月刊朝鮮の記者を日本に送って、辛光洙の拉致事件について取材をした事があるんですが、それをしながらですね。
日本の警察は何故全て知っているのに、これを積極的に取り組まないのか?と。
日本のマスコミは何故報道しないのか?と。
日本の国民は何故関心を持たないのか?と、日本人拉致問題について私たちは感じたわけです。

98年の金大中政権が発足する前はですね。
拉致問題そして脱北者の問題、あるいは北朝鮮の政治犯収容所の問題など、人権問題も韓国からその情報が発信されることが多かったのです。
ところが、これまで北朝鮮の人権問題の輸出国だった韓国が、2000年を契機に輸入国に逆転してしまって日本の皆さんから学ぶようになってしまったのです。

いろんな理由がありますけど、一番大きな物は2000年の6月にありました、いわゆる南北首脳会談であります。
6.15宣言と言う物が発表されまして、その後韓国の状況、何よりも金大中大統領が変わってしまいました。
それまでの金大中氏は民主化の闘志と言うイメージが強かったのです。
もちろん嘘を大胆につくとかですね。
政治的な謀略をするとかと言う面についての評判もありましたけれども、民主化運動家と言うイメージが強かったのです。

しかし6・15宣言を出し、そして韓国の対北政策を転換させ、韓国社会の北朝鮮に対する姿勢を変える中で、金大中氏も大きく変りました。
現在の韓国社会を理解するのに一番重要な文書は6.15共同宣言です。
6.15共同宣言と言うのは最初の文章から最後の文章まで、一言で言えば、金正日の対南工作文書であると言うことです。

実は現在ですね。
南北の左翼の連合が出来て、アメリカに反対し、そして大韓民国に反対すると言う事をやっている彼らが掲げるスローガンが、「我々民族同士」と言うスローガンですが、そのスローガンもこの文書から出ているのです。
誤解を避けるために正確にその意味を申し上げますならば、「我々民族同士」という彼らの掲げるスローガンの意味は、「我々民族“背信者”同志」と言う意味であります。(小さな笑い声)

その共同宣言の中でも確信的な条項はですね。
南側の連合制による統一法案と、北側の低い段階での連邦制による統一法案が共通点が多いので、その方向で統一を進めると言う条項であります。
6.15共同宣言が出る前、韓国の検察と警察は、北朝鮮の連邦制を主張する人は国家保安法違反で逮捕して処罰しました。
ですから金大中大統領が、まさに国家保安法で処罰を受けなければならない法律違反を犯したと言う事です。

連合制であれ連邦制であれ、彼らの言うその統一法案と言うのは一言で言って詐欺です。
その理由は簡単です。
現在の朝鮮半島における分断は民族が違っている為に分断されているのではなくて、理念・イデオロギーと制度が違っている為の分断です。
従って朝鮮半島の統一とは、イデオロギーと制度をひとつにするという事です。
しかし連合制や連邦制の主張はですね。
今のように南では自由民主主義体制、北では社会主義独裁体制のイデオロギーと制度をそのまま維持しておいて、それで統一出来たというふうに主張してしまおうと言う提案です。

従ってその統一法案と言うのは詐欺である事は明らかなのでありますが、その意図は何なのか?と言うと、南を共産化しようとする中間段階であるということです。
従って連邦制統一の為の前提条件として、在韓米軍の撤退と国家保安法の撤廃を要求しているわけです。
従いまして、金大中大統領が金正日の連合制・連邦制統一法案に同意したと言う事は、金正日による対南赤化戦略に同意をしたと言う意味があるのです。

従って、私は6.15詐欺文書と言うんですが、その6.15文書の結果ですね。
その後、韓国の中で親北・反米勢力が自由に活動する免許状を与える事になってしまった。
活動免許状を与える事になってしまった。
その様な活動を制御する為に作られたのが、国家保安法です。
韓国の赤化を防ぐ物は韓国軍と、それと韓米同盟と、そして国家保安法でした。

金大中氏は朝鮮戦争当時左翼活動家でいましたが、その後自分の正体をずっ〜と隠していて、6.15宣言の後にその正体を出して、韓国の中での左翼活動を取り締まる国家保安法を事実上停止状態にしてしまったわけです。
それに従って韓国社会は急激な左傾化が起きてきました。
金大中氏とその運命を共にしている盧武鉉現大統領は、最近「我々は左派だ」と言う発言を公然と行いました。

日本における左派と言う言葉の意味と、韓国における左派と言う言葉の意味は大きな違いがあります。
韓国においては今の大韓民国憲法が社会主義階級制度を認めていません。
韓国における左派と言う人たちはいくつかの特徴を持っています。
第一に大韓民国の国家の正当性と、大韓民国の偉大な業績を認めません。
そして反対に大部分の左派あるいはその追従者たちは、むしろ金日成・金正日政権の方が正当性があり偉大だと認識しています。
ですからその様な信念を持った左派活動家たちは、必ず反米・反大韓民国的な活動をするようになるのです。
そして金日成・金正日に対する怒りは彼らは持たず、北の住民たちに対する同情がなくて、冷笑と無視が彼らの特徴です。

・・・その2に続く・・・

2006年06月13日

06.5.27 中川正春民主党・衆議院議員 日韓連帯東京集会(7)星陵会館にて

『中川正春 民主党・衆議院議員 挨拶』

★司会 西岡力氏

ありがとうございました。
韓国からは後二人、金聖ミン自由北朝鮮放送代表に来て頂きました。
そして安明進さんにも来て頂いておりますが、二人の話は何回かゆっくり聞いて頂いてますので、(笑い声)紹介の拍手だけで。(拍手)

黄先生の親友の中川(正春)先生が駆けつけて下さいましたので、中川先生に一言頂いて、それから今日のメイン講師である趙甲済さんに講演をして頂きたいと思います。

★中川正春 民主党・衆議院議員

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どうも、ご配慮いただいてありがとうございます。
私も本当にお二人のハンナラ党の、それこそ人権問題を先頭に立って命かけてやってるお二人が来て頂いて本当に良かったなというふうに、つくづく今日は思いました。

31日が、投票日なんですね、それこそ統一地方選挙の大統領選の前哨戦。
気になって仕方が無いと二人が言うもんですから、大丈夫、私が・・・・・(聞き取れず)日本から電話をかけてもらうから、応援するからと言ってですね。
お話をした所です。(拍手)

私の思いも、何とか拉致問題を6者協議のテーブルに入れ込むという事。
二国間でですね。
大きな壁が立ちはだかっているのを何とか皆さんのお力で、押して押してここまで来たという事でありますから、それを多国間協議、特に韓国・アメリカの連携との中で何とか押し込んでいくと言う事。
これが私の使命と言う思いでひとつは取り組んできました。

それには私は黄祐呂先生にそれこそ学んだわけですが、この拉致と言う問題をそうした多国間のテーブル、あるいは国連の場に押し上げていくには、我々の気持ちの中で人権と言うユニバーサルな価値観の中にしっかりおいてですね。
連帯と言う物を作っていく事。
ここだったんです。

具体的に、もちろん野党ですから民主党でございますから、議員外交あるいは野党外交としてハンナラ党と連携しながら出来るという事がある。
そのひとつが、この黄先生や宋先生と国際議員連盟と言うのを立ち上げまして、一回目はソウルで開き二回目は、実は去年8月に東京でやりました。
実は黄先生の事務所を中心に30カ国以上、最終目標は40カ国と彼は言ってるんですが、の議員ですね。
国会議員の連携を作っていこうと言う目標を持っています。

次は、我々いわゆる立法機関ですから、先にお話が出ましたように北朝鮮に関する人権法、これを連携をして作ろうと言うことでありまして、実はトップを切って作ったのは日本なんです。
経済制裁法、私が提出議員の一人として名を連ねて頑張って来たんですけども、経済制裁とそれから船ですね。
万景峰号を止めると言う、その法案を2本作りました。

それと連携をしてですね。
実はアメリカが人権法を成立をさせたと言う事になりまして、これは拉致をこの中に入れて、脱北者あるいは行方不明という全体の枠組みの中で北朝鮮に人権の改善、特に強制収容所の問題も含めてですね。
迫っていくという、ひとつのモデルのような物を作ってくれましたので、後は日本とそれから韓国でそれを連携させていって、包囲網を作っていこうと思っております。

民主党が提出した人権法に対して自民党もそれに応えて来てくれましたので、その中に私の思いとしては汎用性、脱北と言う問題もそれから行方不明者の救済と言う問題も含めて、汎用性のある法律にしていこうということ。
この事を主張しています。
実はこの火曜日からですね。
自民党の逢沢(一郎)さんと私と話し合いをしまして、なんとかこの国会中にこれをやっていきます。
通していきます。
完成していきますので、どうぞ応援を頂きたいと思います。(拍手)

後は韓国で頑張って頂きたいと思います。(拍手)
皆様、この二人の先生に心から感謝を申し上げますし、まだこれから本当の戦いが続いていくと言うこと。
この事を確認をさせて頂き、本当に感謝の気持ちを込めて御挨拶をさせて頂きました。
どうもありがとうございました。(拍手)

2006年06月12日

06.5.27 宋永仙ハンナラ党国会議員 日韓連帯東京集会(6)星陵会館にて

『宋永仙 ハンナラ党国会議員 講演(通訳:西岡力氏)』

★司会 西岡氏

続きまして、やはりもう一人ハンナラ党から来て頂きました、宋永仙先生お願い致します。(拍手)

★宋永仙 ハンナラ党国会議員(通訳:西岡力氏)

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(日本語で)
皆様、はじめまして、こんにちは。(「こんにちは」の声)
私は晴れ男じゃないですから、ソウルから東京まで雨を連れてますけども(笑い声)、全部ここで笑顔で集まれて嬉しいです。
私の日本語は余り上手じゃないんです。
その上で、私は韓国の国会議員なので、今から説明は韓国語でします。
失礼します。(拍手)

(ここより韓国語で)
皆さん、本当にお会い出来て嬉しいです。
そしてまた日本が拉致問題について大変強い関心を持っている事を羨ましいです。
そして政治家の一人として何も出来ていない事について恥ずかしいです。

1995年、沖縄で米兵による少女暴行事件が起きたときですね。
日本では沖縄と東京までの距離は、東京とワシントンまでの距離よりも遠いと言うような話がありました。
北朝鮮の人権問題あるいは拉致問題を考えますならば、日本と韓国と言うのはその時の東京とワシントンのような距離であり、ハンナラ党と今の韓国政府は当時の沖縄と東京のような遠い距離になると思います。
(日本語で)ありがとうございます。
どのような意味かと申し上げますとハンナラ党が拉致問題についての考えと、現政府の考えとは大変距離があるということです。

3つだけ申し上げます。
まず韓国、特に具体的には盧武鉉政権と日本の違いについて申し上げます。
日本における拉致問題は人権問題であると同時に国家の自尊心の問題です。
政党に関係なくですね。
北朝鮮が日本人を拉致したという事については、憤慨しなければならない共通認識を持っています。
ですから別の言い方をするならば拉致問題が国内政治に利用されていないという事です。

しかし韓国においてはですね。
今から2007年の12月に予定されている次期大統領選挙までの間、盧武鉉政権が拉致問題を国内政治上の大きなカードに利用するだろうという事です。
国内世論を分裂させるのに、この拉致問題を通じて在韓米軍問題そしてFTA問題くらい良い問題はありません。
そして拉致問題は反日感情を刺激するのに大変効果的です。

日本の拉致問題にハンナラ党が協力する事について、政府はこのように言っています。
親日だと。
靖国神社の参拝を続け、歴史問題についての真の解決をしない日本と一緒に進んでいるハンナラ党は、日本よりももっと憎いと。(小さな笑い声)
ですから拉致問題を国境を越えて取り組むのは本当の親日だと。
この盧武鉉政権のもっとも嫌っているのは親日です。
そしてもうひとつは反米感情です。
北朝鮮の人権問題に深く関与している人間は全て親米だと、あるいは反民族だと言うふうに見ているわけです。
従って拉致問題を見る視角は韓国においては大きな差があるという事です。

2番目の問題です。
盧武鉉政権は拉北者、北朝鮮による拉致と言うんですが、「拉北者」と言う単語を絶対に使いません。
その代わりにですね。
「戦争の後、消息が分からなくなった人々」と言う単語を使っています。
これは金正日が強く要求してそれに従っているのです。
「拉北者」と言う単語を認めてしまえばですね。
同じ民族同志で拉致をしたと言う事実を認めなければならなくなるので、それを認めたくないのです。

2004年9月から2005年10月にかけてですね。
北朝鮮の住民支援あるいは脱北者支援、拉致被害者支援など、3つの法案を国会に提出しました。
ところが国会の外交通商統一委員会はその法案の審議さえしていません。
もちろん法案は全部ハンナラ党が作りました。
与党、ヨルリン・ウリ党は意図的にこの法案の審議を回避しています。
なぜならばその法律を通すと言う事は、北朝鮮が拉致をしたと言う事を認めるという事につながってしまうからです。

それだけではなくてですね。
朝鮮日報・東亜日報・中央日報といういくつかの保守的言論を除いては、いくらこのような拉致被害者救出集会をやっても、北朝鮮人権国際会議を開いても報道をしないのです。
無関心ではなくてですね。
もっと大きな部分では意図的に避けているんです。
政府が望まないからです。

統一部にはケソン公団の関連の実務者が36人います。
南北経済関連の実務者が38人います。
しかし拉致被害者に関連するデーターベースを作るための実務者は1人です。
関心を持とうとしない、神経を使おうとしないわけです。

最後に整理をしておきたいと思います。
私は実は韓国においてですね。
長い間、国防問題の専門家、あるいは武器の専門家として知られている者でございます。
個人的に昨年実は、西岡先生に会い、また崔祐英会長に会い、尊敬する金文洙議員に会ってですね。
私に大きな心境の変化が生まれました。
政治家はですね。
国民の涙を拭き、痛みを和らげるのだと何回も繰り返して言います。

平和をも守るために国防は絶対大切です。
国家の平和を守るためです。
しかし国家は人間で構成されています。
人間の平和は人権から生まれなければなりません。
人間の平和を守る事をせずに、頑丈な国防を築く事は出来ないと思っています。
そこで共に戦おうとしたのです。
ですから国防の専門家としてそれと兼ねて、北朝鮮人権専門家になろうと決心したのです。(拍手)

そこでベルギーのブリュッセルで開かれました、第3回北朝鮮人権国際会議に参加した事を契機として、様々な人権問題の公聴会を開いたり参加したりして来ました。
ヨルリン・ウリ党の協力が得られないために通過させる事が出来ていない北朝鮮人権法や、拉致被害者家族支援法を通過させるために、私のHPに国民1000万署名運動を開設しました。
国会議員より力があるのが国民です。
なぜなら国民が国会議員を選ぶからです。
北朝鮮の人権問題そして拉致問題解決を願う国民、そのような同志たちの力でこの問題解決をしなければならないと思います。
長く険しい道になるかもしれませんが、私は最善の努力をしたいと思います。
一緒に頑張りましょう。(拍手)

2006年06月11日

06.4.15 白眞勲さんの講演 都内某所にて

06・4・15、開催されたミニ集会での白眞勲さんのテキストを金木犀さんが作成してくださいました。
当Blogへの転載も快諾してくださったのでご紹介をさせて頂きます。
白眞勲さんについてはいろいろなご意見・感情をお持ちの方がいらっしゃる事は私も承知しておりますが、元在日の立場から知り得る情報・考え方などもあろうかと思います。
拉致問題打開の為にも、どうか資料としてお役立ていただければと思いますので、よろしくお願い致します。

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4月中旬、都内で行われた集会での白眞勲さんの講演をテキストにしました。
概略のテキスト化に当たっては、白眞勲先生から、ご許可を頂きました。
今回の金英男さん家族面会の状況、韓国内の状況、朝鮮日報の論調などについても理解する材料になるのではと思います。参考に。

白眞勲先生のご意見に納得する部分、もう少しつっこんでお聞きしたい部分もありましたが、そこまではお聞きできませんでした。

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  ◆白眞勲さんの講演◆
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ご紹介いただきました白眞勲です。
拉致の救出関係については30分と区切らせていただいて話しさせていただきます。
ご存じのように私は朝鮮日報という、韓国の新聞社の日本の支社長をずっとしておりまして一昨年7月に参議院に当選をさせていただいた一期生でございます。

当然私、実は比例区、昔の全国区ですので何処かの県民のためとか選挙区のために仕事をするのではなくて、すなわち日本国全員、国益のため(もちろん国会議員というのは皆そうなんですけれど)特に私の場合は何処と言うことありませんので、地域の利益代表というよりは、日本国の利益の代表としてという観点からですね、仕事をしていきたいと思いまして、立候補させていただいて当選をさせていただいたわけでございます。

そのためには、良く批判されるんですよ。おまえ韓国人だったから、(まぁ、今日本人ですけれども)韓国の利益を考えて日本の国政をやってるんではないかと。そんなことありません。韓国の国益=日本の国益にあり、日本がとなりの国と仲良くすることが日本の国益になる、これは当たり前のことなんですね。それも、『日本だ、韓国だ』とか言ってるような、僕は、時代ではないんじゃないかなというつもりでして、そう言う観点から、日本の国会議員になる以上、この国の利益と言うのは考えるわけで、それは世界平和であり、平和な、みんなが仲良く暮らしていけることが、一番、私は、みなさんの利益に繋がっていくんではないかと観点から今仕事をしている訳なんですね。

そう言う観点からすると、どうしてもこの北朝鮮の拉致問題というのは、解決すべき問題という認識を持っていますし、又北朝鮮に対して、これはみなさん区別していかなければいけないと私が思っているのは、『北朝鮮けしからん』ではなくて、『金正日けしからん』なんですよ。

北朝鮮の一般の大衆というのは、猛烈に金正日によってきわめて厳しい迫害を受けているわけですね。やはりこれは、助けてあげなければいけないと私は思っているわけです。ですからその辺も、私達は分けて、北朝鮮の金正日体制に対して厳しい見方をしていくというのがわたしの考え方であるというのをご理解頂きたいと思います。

今の現象について国政の立場からご説明するのが一番良いだろうというふうに思います。
私は国会議員として外交防衛委員会に属しております。それでですね、今回めぐみさんのお嬢さんのキム・ヘギョンさんのお父さんが韓国で拉致された金英男さんであるということがはっきりしたわけです。今まで韓国の対応というのを見て頂くと、金大中さんからですね。北朝鮮に対しては、宥和政策を取っていました。太陽政策、それはみなさんよくご存じの政策です。太陽政策はどういう政策かといいますと、いわゆる北朝鮮と、南北が統一すると、きわめて南が負担が大きくなるのではないだろうかと。これは当たり前のことだと思うんですね。

特にですね、韓国が北朝鮮に対する宥和政策に転換したのは、私は<東西ドイツの統合>、これが一つの契機になったんじゃないかと。東西のあのドイツが統合したら、あの西ドイツがひどい目に遭っていると。これは統一するのは大変だねと言うことがわかってしまったということだと思います。

イギリスの調査機関によりますと、統一にかかる経費が一兆ドルぐらいかかるんではないかというんですね。一兆ドルです。120兆円ぐらいですか今のお金でいうと。とんでもないお金ですね、日本円でいうと。韓国の国家予算10兆円ぐらいですからもし、(これは一つの概算ですが)南北が統一したら、南の韓国まで、へたするとおかしくなっちょうんではないかというわけです。

じゃぁ、どうすればいいのかと。つまり北朝鮮の経済というものを底上げしていくことによって、南北の格差を減らして、それから統一に少しずつ、徐々に持っていくのがいいんじゃないかというのが、金大中さんの考え方だったと思うんですよ。ですから南から北に経済援助みたいな形で、どんどん援助を始めたということなんですね。

私は、それには反対だったわけです。(援助は)金正日体制では、体制維持に使われるだけであって、北朝鮮の一般大衆に対しては役に立たないんじゃないだろうかという意見なんですけれども。

いずれにしても韓国民は金大中さんを直接投票で選んだわけですから、その金大中さんがそう言う形でみなさんご存じのいわゆる太陽政策というのをやったんです。これは太陽政策ということばどおり、イソップ物語の、『北風と太陽』からきてるわけですね。

北風と太陽というのは、イソップ物語で、あれは北風と太陽が喧嘩しているわけでしょう。当然これは、旅人は知らないんですよ。北風と太陽が喧嘩していることをですね。知っていたら<マントを脱ぐ、脱がない>にならないでしょう。言わないでおいて喧嘩するから、太陽が熱いからと言ってマント脱いだわけでしょう。

金大中さんが、『太陽政策、太陽政策』と言ったら、これ、北風と太陽で、(旅人=北朝鮮が)マント脱ぎますかってことになるんですよ。言ってることあってるでしょう?言わないでやるなら良いんですよ。言っちゃったら、『北風と太陽』、太陽政策(が勝つこと)にならないの!黙ってやるべきだったの。

黙ってやるべき。ところがこういうことをやっている。当然金大中大統領5年間の経済はどうだったかと。格差はもっと開いてしまったんです。北朝鮮の経済というのは全く低迷したままだったということが今、はっきりしているんです。ですから、この太陽政策というのは、金大中政権5年間で完全に失敗しているんですから、当然盧武鉉さんは、それに対して転換していかなければならないわけなんですけれど、相変わらず北朝鮮に対する宥和政策をとっている事対して、私は韓国に対しても批判的なんです。

これは、新聞社の時代にテレビによく出たときに(韓国の政策批判を)言っていたら、韓国の新聞社からも“売国奴”とかなんとか私のことを指して言うわけで、大使館からもなんだかんだと言われたんですけれども。あれって不思議なもので、“出る杭は打たれる”っていうじゃないですか。でも、出過ぎると打たれなくなるんですね、これ、杭っていうのは。引っ込まなくなるから。そう言うことで、出過ぎてしまったら何にも言われなくなっちゃったね、ということがあって。

私は考え方としてはっきり信念を持っています。この方が正しいと思っています。やはり、金正日さんを何とかしなない限り北朝鮮は良くならない、これははっきりしていると思います。『金正日さんを殺せ』と非難とか言ってるのではなく、ともかく反省して下野するというか、政権から降りて頂くのが北朝鮮にとって一番いい。これが拉致問題解決への一番の早道であるというふうに私は思っております。

じゃぁ、北朝鮮の今の状況というのは、一つ言えるのは、北朝鮮というのは、100万人の兵力を持っている強大な軍事国家であるの事はおわかり頂けると思います。2000万の人口で100万人の兵隊を持っているんですよ。こんな国ないんですよ。中国でさえ300万人、12億いるんでしょう?12億に300万人、日本の自衛隊が26万人ですよ。南の韓国で(人口が)4,000万人。4,000万人で(兵力が)60万人ですよ。北朝鮮は2,000万人で100万人という兵力。

みなさん頭の中で20人にひとりだと思っているでしょう。“違う”っていうの、それ。何故かわかる?女性が半分でしょう。だから男は1,000万人しかいない。男1,000万人と言ったって、老人から子供まで赤ちゃんだっているんだから。

  つまり100万人というのは、生きのいい男はみんな兵隊だって事ですよ。

ということは、どういう事かっていうと、簡単な話、生産活動ができないと言うことなんです。軍人というのは生産活動しないんです。基本的に鉄砲を持ってヘルメットかぶって、野原を駆け回っているってことですよ。軍事費といったら、これは一般のこの辺の渋谷なんかのの若者でじっと座っている子供達に比べて、お金使うんですとあの子達は。兵隊というのはお金がかかる。

戦車、リッター400mですよ、燃費が。ヘルメットから食べ物まで、みんな食べ物まで国が負担しなければならないんです。この軍事費というのは、(日本の自衛隊も同じなんですが)ものすごく費用がかかるんですね。それから新しいものにどんどん装備を変えていかなければならないでしょう、装備も。戦車なんて中古で売れませんからね。みなさんも中古車センターで戦車売ってるのをなんて見たことないでしょう。

だから結局そう言う観点からすると、北朝鮮は軍事国家であるから故に破綻しているんですよ。簡単な話なんですね。そういうことをまず念頭に置けば、まずはあの北朝鮮を変えるべきであるというのは言えることだと思います。それははっきりしている。

それで今アメリカを中心として制裁が始まっているわけですね。実質的には制裁が始まっていると思う。それは何故か?金正日さんの財布の根っこを締めてしまう。つまりマカオにある銀行口座を止めてしまう。凍結してしまった。これは非情に効果あると思っています。

金正日さんが1月だったかに、中国を訪問してますね。急に何で中国を訪問したかというと、私はたぶんあのマカオの口座を何とか中国に頼んで、『何とかしてよ』と言いに行ったんじゃないかと、私は思っているんです。

中国側はあれはどうにもならないらしいですね。あれはアメリカが決済しているから。つまり貿易をするときには、アメリカの銀行を通じて決済するから、あれはアメリカの国内法。そう言う形でピタッと止めちゃえば、チェイスとかああいう銀行が止めれば、世界中どこに銀行があろうと、アメリカで決済しちゃうわけですから、ダメなんです、これ。
そう言う形で、止めてしまっているというのは、これは私は非常に良い形だなと思っているんです。

あとは新潟の万景峰号、これは止めるべきだと私は思っています。私は国会で、必ずと言っていいほど外交防衛委員会でこのことを言っています。ここには麻生外務大臣とか必ず来ますから。必ず、万景峰号を止めろと言うことを言っています。

何故私が万景峰号を止めろと言っているかというと、4月15日は金日成の誕生日でしたね。そう言う日に金正日は贈り物をしているんですよ。おくりものというのは食い物が多いですね。その食い物をどこから運んでいるかというと、日本からですね。万景峰号で運んでいるんですよ、だから、4月11日に万景峰号が入ったんですよ。食材を入れているんですよ。高級ワイン、メロン、霜降り和牛、そういうものをあの船に乗っけて運んでいるわけですよ。

霜降り和牛なんて、今口に出して言っているけど、なかなか私の口に入ってこない。私はそう言うものを止めるべきだと思うんです。経済制裁をすると一番困るのは、北朝鮮の困っている人たちなんですね。94年に300万人、餓死したと言われている。あの2,000万人の人口で、300万人餓死しているというのに、金正日政権は残っているんです。だから、(直接)経済を締め付けても困るのはかわいそうな子供達なんです。それが本当に良いんだろうかと言うことを考えたら、一番良い方法は金正日を困らせることなんです。

金正日に持っていく食い物を、肉を固くしてしまわなければダメだと言うことなんです。彼はいいんですよ、霜降り和牛を食べなくたっていいんですよ、十分にお腹ぽこぽこでているんだから。少しはダイエットさせればいい。そう言う観点から見れば私は万景峰号を止めるべきだと、これは非常に象徴的な意味があると思っているんです。それに伴う関連の法律ができているんだから、さっさとやるべきだというのがわたしの考え方なんですね。

それと同時に、韓国で金英男さんの問題がありますが、みなさん『何で、韓国では拉致の被害者468名、政府で認定されているにもかかわらず、これがなかなか進展しないのか』とおっしゃいますが、これは先ほど申し上げた太陽政策、宥和政策をとっているから、北朝鮮を余り刺激したくないからと言うのがあります。もう一つあるのは、韓国と北朝鮮との間には離散家族が約一千万人いる。それから朝鮮戦争当時の捕虜が何十万とかいるんですよ。そうすると、政府としての優先順位は、離散家族一千万人になってしまう、と言う部分もあるのではないかと、私は思っています。

ですから、自分の両親というのは、一分の一ですよね、一人しかいないんだから。あるいは自分の肉親だって一分の一、しかし、これを政府として考えると、一千万人か、468人かと言うことになってしまう。ということになると、どうしても一千万人のほうに力を入れざるを得なくなるというのが政府としてあるんではないかと思います。

朝鮮日報も(本当に北朝鮮に対してはいつも厳しい論調をはっているんですが)今回は本当に一面トップに出しましたし、(私の出身である朝鮮日報も)今回は韓国に対しても『何をやっているんだ』と『日本政府によって韓国人の拉致がはっきりしたじゃないか』と、『今まで何をやっていたんだ』と、相当厳しい論調になってきている。

金英男さんのお母さんに対しても本当にかわいそうだなという感じがする。人間というのは、日本人も韓国人も同じなんですよ。両親、肉親を奪われた苦しみ、肉親がいないという悲しさは、お母さんとして、これは当たり前なんですよね。

肉親がいない悲しさ、こういう気持ちが、これから韓国政府というものをどう動かしていくかということが私は一つの試金石になっていくんではないかと思って、(今回のことを)一歩前進、二歩前進と思っています。

麻生外務大臣は、外交防衛委員会でこの拉致問題について私が聞いたとき、『これからは韓国と強く連携していく』と言いました。
≪強く≫と言う言葉を言いました。ですからだいぶ変わってくるんじゃないかと思います。今の日本政府の態度も少し(強く)と言う方向に舵を取り始めているというのはみなさんも感じていると思いますし私もそう思っています。

今度は、拉致の特命で鈴木政二さんという議員さんが特命の隊長として頑張っていますので私はそれに期待したいなと思っています。

私もめぐみさんのご両親さまにはお世話になっておりまして、先日も外交防衛委員会わざわざ傍聴に来てくださいまして、やはりお二人が来ると大臣も違うんです。やはりしゃべり方も違うんです、いるだけで。大臣も、気持ちの問題ですよ。

そう言う中でこれからも拉致問題については注目して行きたいと思っています。

06.5.20 平田龍太郎氏 群馬県前橋集会 前橋市総合福祉会館にて

2006年5月20日(土)群馬県前橋にて
「あなたも拉致の現実を知ってください」より

『平田隆太郎さん(救う会全国協議会・事務局長)講演』


北朝鮮は今でも拉致問題はもう族決済みと言っています。
ある意味で4年前に小泉さんが訪朝をして5人生存、8人書房と言うときに日本政府もですね、たとえば福田官房長官が「貴方の家族はなくなっています。」と家族にお伝えしました。何の証拠も無くですよ。この人本当に人間の血が通っている人なのかと思うくらい、家族には大変ショッキングな日なんですね。ある意味でうちの子が殺された日。日本政府も、同じようなことをして北朝鮮と国交正常化をしようとした。でも、国交正常化というのは、普通の良い国とするのが普通で犯罪史かやらないような国と何が正常化なんだろうと思うんですけれど、何故か正常化というのが大事だと思っていて、まぁ、≪拉致被害者の5人、10人なんだ≫というような意識を持つ人がいるのではないかと思うんですね。

しかしながら、家族会救う会でこれを跳ね返してきて、いや、そうじゃない、みんな生きてるという動きをその4年、続けてきて、実は生きているんだと言うことに、今なっております。

みなさんのお手元にこういうものがあって(配付した拉致被害者に関する資料を示して)、全部1978年になっていますね。このころに拉致が非常に多いんです。今わかっているだけで外国で12の国から拉致をしております。まだたくさんの国から拉致をしている可能性もあります。世界中からなんで拉致をしたのか。その人達も全部78年。

拉致はかなり前から実はやっていまして、ここにあるように一番最初に寺越さんというのが63年。古くからやっているんですけど、国家として組織的に拉致を始めたのが77年の後半ぐらいのようです。そして76年に金正日が『拉致指令』を出していると言う事がわかっています。それから今年30年であります。『拉致指令』からちょうど30年。

指令をしてから、工作員を訓練するのにおそらく一年ちょっとかかっている。そのあと実尊に始まっていると言うことなんですね。従って
この年が非常に多い。それは、安明進さんという元工作員が授業でそういうふうに習ったと。将軍様がこんな輝かしい成果をあげたと言う事例としてそう事を習っているんですね。おそらく間違いないとことだろうと思います。

そういう形で、拉致というが78年から集中的に世界的に広がったと。何故拉致をするのかと。田口さんの場合は、教育係りとして拉致をしていますね。工作員が、若い女性に化ける。言葉から文化、風習まで若い女性に化けて何かの破壊活動をするとか、あるいは韓国を北に取り込む活動をする。田口さんの場合は破壊活動のほうに使われている。そして金賢姫と言う人を教育して日本語の上手い、まるで日本人のような人を作り上げて日本のパスポートを持たせて87年に大韓航空機を爆破したわけですね。

ふたを開けて出てくると、もし上手く死んでいれば、この事件は日本人の犯罪になったわけです。それが死にきれずにですね、あけてみたら実は北朝鮮が関わっていた。そこから田口さんというのが出てくる。一応<86年に死んでいる>というのは、77年の事故に関係なくするために勝手にそう言う年月を設定していると言うことになるわけです。実は87年以降、さきほどの話がありましたように生きているという情報があります。北朝鮮が出してきた情報は、いまのところ全てウソです。本物が一つもない。遺骨から資料から死亡確認書、結婚、全部ウソの情報で、自分の都合の良いように作り替える。

大韓航空機の時は、87年ですね、88年にソウルオリンピックがあって。このソウルオリンピックを邪魔するために、韓国の飛行機を墜としたわけです。しかもそれを日本がやったと。そして国尊的にトラブルを起こさせて韓国を不名誉な国にするというようなことが、目的だったようです。それに使われているわけです。

あるいはそれ以外にたくさんの工作員に化けて特に韓国に侵入させる。工作員というのは日本にもいっぱいいるんですよ。今でも数百人単位でいると言われています。ある日ある時、送電線が爆破されるとか、いろんな事を起こすために配置をされていると言われています。そういうことで、北朝鮮の工作活動をは続いていて、そして韓国を必死で取り込もうとしていて、実は韓国で成功しつつあります。前の政権、今の政権、完全に北朝鮮、親北政権、反米政権になっています。北の目標ははやく米軍を全部撤退させると。そして最終的に取り込むという作・ですから、今ぴったりのことを韓国がやってくれているという状況になっているわけです。


家族会、救う会で訪米をしましたけれど、飯塚さんが団長で、早紀江さんが大統領にあったりとか証言ををしたりしましたけれどしましたけれど、<助けてくれ>とお願いに言ったわけではありません。<助けてくれ>ではなくて、たとえば先ほどの話の中で国防総省に行ったと言う話があります。何故国防総省にいくんだと。日本の防衛庁に拉致問題で行くでしょうかと。アメリカにとっては北朝鮮というのはいまのところ拉致被害者がいないと言う建前になっていますから、核・ミサイル問題が一番大事な問題なんですね。アメリカにとっては核・ミサイル問題が族決されれば、それで済むという面もあります。だから六者協議やその他でそういうこと一生懸命やろうとしていますが、日本にとっては拉致問題なんです。

日本は核ミサイル問題だけで族決してもらっては困るので、拉致問題を忘れないでください。この拉致問題の族決無しに手を打たないでね、というお願いに行っているんです。ただ助けてくださいといっているわけではないんです。

そして国防総省でイングランド副長官もあるいは、ホワイトハウスもブッシュ大統領も、人権問題は絶対に忘れないと。これ大事な問題なんだと。世界に普遍的な問題、それを大事にしない国では、拉致被害者本人、あるいは家族が大変苦しい思いをさせられてにいる。

人権侵害というのは、本当にひとつひとつの事例をとると苦しい苦しい物語がたくさんある事件です。そう言うことが起こらないために人権の問題だけは絶対に譲れないと、全部が明言をしてくれた。国防総省で人権問題は絶対に忘れませんよと言う明言をとったんですよ。これが大事なんですね。従って今後はアメリカは絶対に全面的にバックアップして拉致問題が族決しない限り、北朝鮮と妥協しないと。

じゃ、日本政府はどうするのかというのが次の問題になるわけですね。
日本では昨年世論の後押しを得て国会で制裁二法が通りました。だけど、未だに発動しない。なんで発動してくれないんだと言うことを家族会は言い続けているわけですね。

制裁というと大変厳しい言葉のように聞こえますが、となりの家が自分の子供を拉致をした。どうするかと。米を持っていきますかと。日本は米を持っていくんですね。だけど(こどもは)全・返してくれない。貴方の家は悪い家だからもうお付き合いしないよ。人と金の出入りを止めますよというのが制裁です。船が行ったり来たりとか、人が行ったり来たりとか、お金が行ったり来たりとか、ものが行ったり来たりとか、そう言うことを止めますよと。制裁といっても最も消極的な手段で、腕力を使って取り返しに行くというんではないんですね。ただお付き合いをしないと。

昔<村八分>というのがありましたけれど、残り二分は何だったでしょうか?火事と葬式ですよね。火事は緊急避難、葬式は人道支援。この2つを除いた全てのお付き合いをしないというのが村八分ですよね。人道支援と緊急避難を除いて一切やりませんよということが日本政府は言えないんです。未だに普通なまともな国としてお付き合いをしていて、定期的に万景峰号他、何百の船が日本に来ています、北朝鮮の国会議員が在日に6人います。堂々と日本と北朝鮮の間を出入りしています。おそらく何かの命令を受けて帰ってきて秘密の工作が行われている可能性があるんですけれど、知らん顔です。

隣のうちが、うちの子供を人さらいしたのに、何でそんなことをいつまでもやっているんですかと。日本という国はちょっとおかしいんじゃないかと。アメリカ人も何でやらないのと言って質問するんですよ。何でやらないのかと。せめてですね、あんたとお付き合いしないと言うことぐらいすればいいのにと。

何もミサイル撃てといってないんですからね。それをどうして日本政府はできないのかと。ミサイルが飛んできたらどうするのかと。いや、ミサイルは飛んできませんよ。飛んできたらその国は終わりですから。何か近くミサイルを撃つとか撃たないという話が今日の新聞に出ていますけれどもね。おおいにやってほしいんですね。どうせ海に撃つんですから。どのくらい性能があるのかすぐわかりますから、損するのはむこうなんです。撃たないんです。脅しだけなんです。脅しに屈するというのが狙いなんです。これは北朝鮮の唯一のカードなんです。もうこれしかないんです。これで怖いと思ったら日本はまた米を出したりやらなければいけません。政治家の人も脅されているんですよ。ここで怖くないと、あんた何もできないでしょうと思えるようになったら、もう返ってくるんです。

そこがどうしても、この日本のある意味平和な60年の中で日本人が毅・とした態度がとれない。まぁ平和ぼけの60年というのがあるわけです。そういうことで、政治家の人たちも毅・とした態度がとれません。

経済制裁をしても、実は在日の人たちは喜びます。(北朝鮮に)行かなくて良いと。無理矢理行かなきゃ行けなかったのが、いかんでいいと。船でいくと高いんですね。本当は飛行機で行きたいんですね。飛行機で行けると。あるいは食料を支援しても、どうせ上の方にしかいきません。下のほうにはいきません。

あさりの輸入禁止などというのを救う会が運動してみなさんの御協力ですぐに<0>になりました。あさりは軍が北朝鮮のこどもに強制労働させて、強制的に奪って送っている飢餓輸出です。あれをもし日本が輸入しなければ、子供が動物性タンパクをたべる可能性があるんです。私達はその可能性さえ奪ってきたんですね。

ただかわいそうだからと言ってものを送ればいいと言うわけではありません。どうせ送るんだったら私は米よりご飯を送るべきだと思います。ご飯はすぐに腐るから。米は権力のある人が何時までも持ち続けるんですよ。腐らないから。その場に行って炊き出しをすれば絶対に良い活動ができますよ。それはさてくれませんからね。とするといまのところ送らない方が良いと。日本が制裁をすると言うことは、日本政府は拉致と言うことを理由に明らかな国家の意思として、許さないと起こっているんだと言うことを示すことになります。

いまのところ日本政府はまだそれをしないで、現行法の厳格な適用、安倍さんが官房長官になってからそれをものすごい勢いでやりだしました。おそらく『やれ』と『おれが責任取る』という命令が出ているんだと思います。

いろんなところで、今北朝鮮はたいへん苦しい思いをしています。アメリカの制裁があるので外貨が無くなってきています。2月16日の金正日の誕生日には、普通お米とかいろんものが国民に配られるんですけど、無かったんだそうです。買えなかったんでしょうね。こんな人を信じて良いんだろうかという声がおそらく北朝鮮の中にいっぱいおこっている、そう言う時期です。

今まで何時滅んでもおかしくなかった国が滅ばなかったのは、≪外圧をかけなかったから≫です。外圧なしには自分たちだけで革命をおこすというのは無理です。しかし2000万国民、未だに飢えに苦しんでいるです。本当にこんなこと、目をつぶっていて良いんでしょうかという状況が続いています。

同時に拉致被害者を救わなければいけない。そう言うことも・日・日の苦しみを彼らは乗り越えて生き続けていますから、その悲鳴を聞いて私達も1日でも早くですね、助けてあげなきゃいけないと思います。

今年は是非ですね、制裁を発動してほしいと。さっき言いましたように<北朝鮮を村八分にしましょうよ>ってことですね、簡単に言えば。
まぁ、本当の緊急の場合の人道援助とか、火事なんていうのはこっちにも降りかかってきますので、協力しないわけにいきませんけれど、それ以外のお付き合い止めると。船で来んでくれという制裁を是非やってほしいと。そのくらいのことをして、<対話と圧力>でなくて、まず<圧力>をかけて、話したいと言うんだったら話しても良いよと。圧力もかけないで話しましょうなんて言うから、拉致問題は族決済みなんて言われるんですよ。それを『是非やってくれ』という声をですね、群馬からもわーっとあげてくださると力がつききますので、是非御協力を御願いします。(拍手)

※一部発言の中の年代の言い間違えなどは、こちらで修正しました。

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このエントリーは金木犀様の手によるものです。

2006年06月10日

06.5.27 黄祐呂ハンナラ党国会議員 日韓連帯東京集会(5)星陵会館にて

『黄祐呂 ハンナラ党国会議員 講演(通訳:西岡力氏)』

★西岡氏

ありがとうございました。
今、崔祐英会長がご紹介くださいましたように、ハンナラ党から二人の先生が来てくださいました。
黄祐呂先生はハンナラ党の中にあります、拉致・脱北委員会委員長で、これまでも何回か日本に来てくださって、拉致問題についても関心を持って下さっていますけども、今日は大変忙しい中、来てくださいました。(拍手)

★黄祐呂 ハンナラ党国会議員(通訳:西岡力氏)

Img_1420.jpg



韓国は問題も多いし、事件も多い国です。
朝にはこの問題を解決しなければならないと考えていたのに、夕方には別の問題が起きてきます。
実はですね、昨日の夜までは、統一地方選挙で何とか勝たなくてはいけないと思って遊説していたんですけど、朝起きて早く日本に行かなきゃならないと思ってやって参りました。
私がここに来ているとですね。
国会の副議長から、「黄議長はどこに行ったのか?」と電話がかかって来て大変です。

しかし私はここに来た事をですね。
韓日の友好のために、また拉致問題の解決のために、特に愛する韓国の拉致家族のために私は良い事をしたと思っています。(拍手)

韓国と日本の間には一緒に解決しなくてはならない問題がたくさんございます。
しかし一番大切な事は、人間が人間らしく暮らす事が出来るように二つの国をしていく事では無いかと思います。
先に二人の方が話されたように、この拉致問題と言うのは韓国において大変古くからの問題であり、また今の問題でもあります。
この問題を解決する為には実は韓国の歴史、過去と未来、我々の意識構造までもが全て含まれている、大変包括的な問題であります。

幸いな事に我が国の国民・言論、そして政治家たちも遅くではありますが、再びこの問題について関心を持つようになりました。
そのひとつの契機は尊敬いたします日本の皆様方、日本の国民が、この問題について断固たる態度を取っていらっしゃって来たと言う事がひとつの大きな契機になったと思っております。
私自身は実は7〜8年前から脱北者問題について一生懸命取り組んで来たものですが、2〜3年前から拉致問題も大変重要な問題だというふうに考えて参りました。

そこで党内にですね。
特別対策委員会を作りました。
そして拉致被害者とその家族を政府が助けなければならないと言う義務を明記して、そしていろいろな措置を取る事を書いた法律をですね。
法案を作って国会に提出をしております。
何故その法案が早急に処理されないのか?と言う事については後で説明いたします。

それから2番目はですね。
拉致問題に関するいろいろな資料・記録が散逸しており、はっきり分からない物が多いのでそれらの物を集めて公開すべきだと。
それが出来ないならば、国政調査権を発動してでもその事をしたいと考えています。
そしてこの問題について北朝鮮との間に、日本・韓国・アメリカ単独で行動するんではなくて、連帯して取り組めるようにすべきだと思っています。

そこに問題があるのです。
韓国現政権の政策は、北朝鮮との間では和解と協力をしなければならないと、太陽政策であると言う立場を取っている事です。
長い間交渉のテーブルにさえつかなかった北朝鮮をテーブルにつかせて、いろいろな話し合いをして協力をしていくためには北朝鮮を刺激してはならないと、彼らが嫌がる事を言ってはならないというのが我が国の現政権の姿勢です。
無条件で北朝鮮を支援すればいつか北朝鮮も心を変えてくるのではないか?と言うのがわが国政府の今の方針です。
しかし、その様な政策が多くの国民を我々野党の立場からすると、賢くて効果のある政策なのかどうか?疑問が多いのです。

問題が複雑な時は原則に帰るべきだと信じます。
国家が存在する理由は我々人間の人権を尊重し守るために存在理由があるのです。
では、人権をどの程度保障するのか?守るのか?と言うことを決める権限は、国家や政府にありません。
ですから、和解と協力を進めるに当たってですね。
もしもその和解と協力の政策が人権侵害に当たるとすれば、今まで結んできた様々な協定や約束は無効である、と言うふうにいえるんだと思います。

ですから和解と協力のために何か約束をしたとすればそれはですね。
それによって人権が大切にされ、人間らしい生活が出来るようになる為の目的でなければならないと言う事です。
ですからどのような関係の中にあったとしても、拉致問題は最優先で先に解決してそして次に取り組むと言う姿勢でなければならないと言う事です。
そうしないとですね。
問題が複雑になり、そして最終的に解決できないようになってしまうかもしれないという事です。

ここにいらっしゃいます、日本の友人の皆さん。
そして心が痛い、拉致被害者家族の皆さん。
これからは日本と韓国、韓国と日本がこの問題についてひとつの心になって解決して行こうではありませんか。

私の古い友人である中川(正春 民主党・衆議院議員)先生は、この問題について私と全く同じ立場でいらっしゃいます。
昨日の夜、私は韓国から「これから日本に行かなければなりませんか?」と中川先生に聞いたところ、中川先生は「来なきゃならない」と仰ったので来ました。(笑い声、拍手)
そして、私は中川先生にが来てくださいといえば、中川先生、いくら忙しくても来てくださるんです。
ですから兄弟のようになっています。

我々がひとつの心になれるのは人権問題を考える時になれるのです。
日本と韓国、韓国と日本の間には解決するべき多くの問題がありますけども、私たちのようなひとつの心になれば多くの問題が解決できると、私は信じます。

そしてもうひとつ私が言いたいことは中国を動かさなければならないという事です。
私たちがいくら圧力を加えても後ろの門が開いていては何もならない訳です。
2008年に北京でオリンピックをするときですね。
この問題について中国が我々と同じ考えを持たないならば、我々も別の行動をするかもしれないという事を明確に中国に伝える必要があると思うんです。(拍手)

なぜならば、オリンピック精神と言うのは一人の人間として自由に走り飛ぶというものであります。
ところがこの拉致問題を無視して、中国で人間らしく人間がスポーツをする事が出来るのか?その精神が守られるのか?と言う事です。
中国がオリンピックをするに当たって、オリンピック精神に基づいて、我々にくれなければならないプレゼントを準備しておくべきだと考えます。(拍手)
ありがとうございました。(拍手)

2006年06月09日

06.5.27 崔祐英さん 日韓連帯東京集会(4)星陵会館にて

『崔祐英 韓国・拉致被害者家族協議会会長 講演』

★司会 西岡力氏

続いて日本でもおなじみの崔祐英会長にお願いします。

★崔祐英 韓国・拉致被害者家族協議会会長 

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皆様こんにちは。(「こんにちは」の声、拍手)
今日は東京の天気が雨が降って大変なんですけど、こんなに多くの方々がいらっしゃって本当にありがとうございます。
私は韓国語でも良いんですけど、皆様にもっと韓国の状況を話したいと思って、今から下手な日本語なんですけど、よろしくお願いします。(拍手)

私は初めて韓国で家族会を作った理由はひとつ、愛しているお父さん拉致されたお父さんが生存を信じて待っていたのに、結局お父さんは北朝鮮の酷い所、政治犯収容所にいる事が分かりました。
それに対して政府を訪問したり、いろいろな人権団体に訪問して訴えたんですけど、力が全然無かったでした。
それで本当に傷ついてガッカリした途中で、私は日本の被害者(の集まりの)事を知って、日本の東京の大集会に初めて参加して、それで家族会が被害者じゃなくて救う会のいろいろの方が力を会わせて訴える所を見て、希望を持って韓国に戻って家族会を作りました。

その時は私は短い時間に、私が訴えたら日本のように救う会の方々の(ような支援者の)人が、韓国にも必ず出てくると信じました。
しかし今6年過ぎても韓国には拉致問題の専門的な支援団体ひとつ無い、と言う事です。
信じられない事ですし、想像できないことなんですけど、韓国には専門支援団体が余り無いんです。

しかし拉致被害者の問題じゃなくて、脱北者・北朝鮮の人権団体の問題は15以上あります。
韓国には拉致被害者の問題は北朝鮮の人権問題よりももっと(関心が)薄いの意味があります。
なぜ?なぜどうして?韓国の拉致被害者なのに。
私たちはお父さんが息子が拉致されて、でも私たちはみんな税金を払って、それから韓国人は男は軍隊に入ります。
入って国民としての義務を全部尽くしたのに、どうして?どうして韓国には拉致じゃなくて、北朝鮮の人権問題に対してだけ関心が深いのか?
それが分からないんです。
今でも分からないんです。

ずっと私は韓国の被害者、特に北朝鮮に被害者。
例えば・・・・・・・・(聞き取れず)の被害者もあるし、それから・・・(聞き取れず)の朝鮮の死んだ人軍隊もあるし、いろいろ北朝鮮から人権問題に対して傷ついた国民がいるんですけど、これは全部今はなくなったんです。
彼らは全部韓国に住んでいますけど、どんな声にも訴えないんです。
北朝鮮からの被害者方はみんな黙っています。
なぜか?と。
どんなに、どうしてもどうしても訴えても、それがしょうがない。
帰らないと思っています。
私及び家族会の方々が訴えたのに、他の人からそういいます。
頑張ってください、けどそれが出来ない事かもしれない。
そういう冷たい支持を送られました。

2000年の時、今傍にいらっしゃる方なんですけど、本当に拉致被害者の問題に対して大事な方です。
趙甲済先生は2000年度に北朝鮮から脱出した李在根さんが中国で国家に助けてくださいと言ったんですけど、国家が無視して、李在根さんに韓国に税金を送った事がありますか?とか、どうして国家にこんな事を助けてくれるか?と言う冷たい質問を受けました。
その時月刊朝鮮の対応なんですけど、その時記者とそれからお金を出して彼を助けてくれました。

それで韓国の戦争以後の拉致問題は、ほとんど海上で拉致された方々が90%以上です。
彼らはみんな海で拉致されたので、マスコミに余り出ていないんです。
その時から月刊朝鮮はそんな事に対して取材をしました。
その時にはもちろん政府はその拉致問題に対して情報を持っていますけど、今まで55人が情報を公開してないんです。
韓国の拉致問題は55人がこんなに悪くなる事は言えません。

前にお話した李美一会長のお話したとおり、戦争以後の拉致被害者も政府から何か危害を受けられるし、それから拉致された人は北朝鮮から人権を侵害されました。
しかし93年までは拉致被害者の問題は国民の間には余り知らないことなんですけど、政府は南北長官会談があるときに、必ず拉致問題に対して一言しました。
しかし、北朝鮮は非転向長期囚の問題を必ず最優先の話題に持ってきますから、いつも対立してその問題が解決しなかったんです。
しかし韓国は本当に積極的に拉致問題に対して北朝鮮に訴えるより、北朝鮮から非転向長期囚の問題を出すから、それに対して対応的な面として韓国の拉致被害者の問題が話題になりました。

2000年度になって、金大中大統領は韓国じゃなくて北朝鮮にも太陽政策をしようという政策を発表して、韓国には統一の話題の雰囲気が盛り上がりました。
その時私たちは大統領として非転向長期囚の人権問題を言及する方ですから、私家族のみんな期待したんですけど、結局は一言も北朝鮮に行って結局一言も言わなかったでした。
6年、太陽政策が出来て6年過ぎましたけど、私たちは生死確認さえ家族会一人も、国家として取り戻すことが出来なかったんです。

私はこの社会を信じてはお父さんは死ぬまで、生きている間には取り戻すことが出来ないと思っていました。
それで昨年10月26日、お父さんの60回目のお誕生日を迎えて、金正日主席に手紙を公開して報告しました。
その内容は金正日主席は金日成お父さんのために、いろいろな記念日を作られたり、それから数年の間にいろいろ記念の事業を行われているなんです。
それで息子の立場で、それから金正日主席の息子がいる事があるし、娘のいる家長として韓国の拉致被害者を考えてください。
一番良いのはお父さんを送還する事が良いなんですけども、それが出来ないならば必ずお誕生日の日に美味しい食べ物を作られてくださいと、手紙をお送りしました。
それを読んで韓国にはいろいろな方々から応援されて、それから韓国の拉致問題に対して関心が深くなりました。

それでお父さんがまさか、来るかもしれないと言う強い期待を持つようになりました。
それが夢だったんですけど、結局は夢だったんですけど、昨年はそう感じられました。
それで3・6線(38度の軍事境界線の事か?)の近くに、木の傍にイエローハンカチをかけました。
お父さんが送還される、帰るときに、私の家族が愛して忘れないで待っている事を知らせる為に、イエローハンカチをかけました。
それが韓国のイエローリボンの運動の、韓国の由来でした。
もちろんそのイエローリボンは、日本のイラク戦争に軍隊の無事帰還のためにイエローリボン運動がある事を分かりました。
それでアメリカの小説にもそんなイエローハンカチの内容があるし、イエローリボンと言う・・・(聞き取れず)もあるそうです。

しかし韓国には拉致問題が被害者中心としてこれをするから、それが力が弱いです。
6年間、日本の救う会が(全国に)37個が出来たのに、何故?韓国には専門救う会が一つも出てこないか?
それで2番目は、最近は韓国でいろいろな方が私に、拉致問題に対して聞きにいらっしゃいます。
私に、どうして拉致問題を解決しますか?
解決法はなんですか?
私は被害者なんですけど、皆さん、いろいろな方は解決のために私に相談しに来ます。

実はその方は私を見て私の話を聞いて、今までは大丈夫、私たちが知っているから、私たちが助けてあげます、頑張りましょう、と言う言葉を聞きたいんです。
今の韓国の状況はわたしとそれから李美一会長が、拉致問題に対して説明する状況です。

惜しい事は、日本の拉致問題は本当に活発だし、それから今・・・(聞き取れず)も今日いらっしゃる事が見えます。
全国いろいろな方がいらっしゃって、日本の拉致問題じゃなくて韓国の拉致問題に対して、韓国人よりもっと関心を持っていらっしゃって本当に感動して頂きます。
それで日本の活動に対して韓国語であんまり翻訳した事が無いんです。
韓国の方々に日本の運動の状況に対して、何か教える事が必要だと思います。

しかし今日は本当に良い日でした。
意味がある日でした。
今日は被害者でなくて、韓国からハンナラ党の脱北者人権特別委員会の委員長・黄祐呂議員と、それから宋永仙幹事長が一緒にいらっしゃって本当に心が良いです。
それでこの日まで家族会の方々、救う会の方々、日本のマスコミの方々がいらっしゃるから今日があると思います。
本当にありがとうございます。(拍手)

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参考過去エントリー

★韓国人拉致被害者も救うぞ!東京集会(4)05.10.20 日本青年館にて
『崔祐英(チェ・ウヨン) 拉北者協議会会長のお話(通訳・西岡力氏)』
http://piron326.seesaa.net/article/8846528.html

金英男さんご家族の訪朝・再会の報を受けて

北朝鮮がなにやら姑息な手段に打って出ようとしているようです。
でもまぁ、これはある程度予想された事なので、今更驚きはしません。
引き裂かれた我が子に会いたいと言う母親の気持ちに水を差す権利など、そもそも誰にもありはしないのですから。

しかし今回の金英男さんご家族の訪朝の意向を受けて、英男さんのご家族やその支援者・あるいは韓国政府に対しての、苛立ちの声を隠さない論調も拝読いたしました。
まぁ、そういう声が偽りの無い日本人の率直な心情であろう事は、私も理解をします。
でも、ここであんまり英男さんご家族の動向をはじめ、韓国の情勢についてカリカリしても仕方が無いようにも私は思うのです。

北にとって一番厄介な事・一番嫌う事は、おそらく日韓の連帯なのです。
しかしそれが現実的には非常に難しい事も、おそらく多くの日本人が感じている事であろうと思います。
だからこそ、日本は決して慌てず騒がず、連帯の扉を開けておく姿勢は示し続けておくべきと私は思っています。
日本の側が短気を起して韓国との連帯の扉を閉ざしては、それこそ北の思う壺。
喜ぶのは北だけで、誰の利にもなりませんからね。

韓国の側が連帯の土俵に乗ってくるかどうかは別の問題として、少なくとも日本の側は懐深く連帯の姿勢は取り続けておいた方が北にとってはプレッシャーではないでしょうかね?
その上で、韓国が連帯の土俵に中々乗ってこない事も織り込み済みの事として、こちらもあくまでも日本の基本姿勢を押し通し、全員救出のために着々と手を打てば良い。

今回の英男さんご家族とその支援者との連帯は確かに結果として上手くいきませんでしたが、韓国国内にも骨のある言論人や政治家・脱北者の運動家など、連帯の手を取り合うに相応しい人たちも少なからずいるのですから。
手を取り合えるところだけでも私たちは連帯はするべきでしょう。
苛立ちに任せて韓国を切り捨てるのも結構ですが、その結果万が一、本当に韓国が北に取り込まれてしまうような事態になったとき、一番困るのは我が日本ではありませんかね?
ですから多少世話が焼けようと面倒くさかろうとですね。
日本の国益の為にも、連帯の道を日本自ら捨てるのは賢い選択ではないと、私は思っております。

ともかくも、まずは肉親の情を利用して拉致をうやむやにし、あくまでも体制の維持を図ろうとするその姑息な北のやり方にこそ、私たちの怒りをぶつける事。
ここだけは決して間違えてはいけない。
私たちの敵はあくまでも金正日であると言う事を忘れてはいけない、と思う。
金英男さんご家族が私たちの思い通りにならなかったからといって、苛立つあまり肝心の敵の姿を見失わないように。

それよりも今後懸念されるのは、この機に乗じて、日本国内に巣食ってる拉致問題をうやむやにしたい親北派や媚中派の連中が、あれやこれやともっともらしい言説を垂れて、救出運動に水を差して来る事でしょう。
まずは日本の世論がそれらの懐柔工作に振り回されない事。
常に冷静に事の次第を見極める事。
あくまでも拉致被害者全員の救出を求めて、これまで以上に支援活動に勤しみたいものだと私は思っております。

まずは改めてもう一度、官邸へ向けて被害者全員救出を求めるメールやハガキを送りましょう。
そして身近な人たちに家族の声を伝えてください。
こんな時のために、当Blogでは家族の声をたくさん文字に起して掲載しているのです。
5.22の家族会バッシングのような事がよもや再び起こるとは思いませんが、マスコミはどんな姑息な印象操作をしてくるか?分かったものではありませんしね。
親北派・媚中派の世論へのおかしな懐柔工作に負けないためにも、手垢の付いていない家族の率直な訴えの声を、どうか一人でも多くの人に読んで貰い、家族の気持ちを理解をしてもらいたいのです。<(_ _)>

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参考リンク
★電脳補完録様「金英男さん家族の訪朝・再会に関して」
http://nyt.trycomp.com:8080/modules/news/article.php?storyid=5172
posted by ぴろん at 01:23| Comment(0) | TrackBack(1) | 拉致問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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