2006年06月03日

06.5.28 趙甲済さん 国民大集会(15)日比谷公会堂にて

『趙甲済 前「月刊朝鮮」編集長の訴え(通訳:西岡力氏)』

★司会 櫻井よしこ氏

さて次に、もうお一方、韓国からのゲストをお招きしたいと思います。
月刊朝鮮の前編集長であります。
趙甲済さんです。(拍手)

★趙甲済 前「月刊朝鮮」編集長(通訳:西岡力氏)

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皆さん、こんにちは。
多分、私は現職の記者でありながらこのような席に立っていることについて、おかしいと思われる方もいるかもしれません。
私とそして月刊朝鮮はこの十数年間の間、北朝鮮の人権問題・脱北者問題そして拉致問題について、報道し続けて参りました。(拍手)
強制収容所から脱出した人の証言を元に、北朝鮮ではいまだにアウシュビッツのような収容所があるという事を報道いたしました。
安明進さんを一番最初にインタビューして重要な情報をたくさん報道いたしました。

また、韓国政府がすでに忘れられて無くしてしまっていた、朝鮮戦争中の拉致被害者そして殺された人たちの名簿を発掘いたしまして、それを本にして出版いたしました。
また戦後の400数十人の拉致被害者について、最初に問題提起をいたしました。
また実際拉致された被害者で、自力で中国に逃げた人3人を、我が月刊朝鮮の記者が助け出してソウルに連れてきました。(拍手)
このような活動を通じて月刊朝鮮は、北朝鮮の人権問題に関する情報を世界に輸出する媒体となりました。
ところが最近数年間、韓国の月刊朝鮮を除く他のマスコミや韓国社会は、北朝鮮の人権そして拉致問題について、日本の活動状況・日本の運動から学ぶ輸入国家になってしまいました。

なぜそうなったのか?
まさに1980年1998年以降、北の人権問題に無関心で金正日政権に服従する左派政権が韓国に成立したからであります。
しかしこの部分で誤解の無いようにお願いします。
北の人権問題、そして日本人拉致問題・韓国人拉致問題について無関心で顔を背けているのは、政府とそして政府系の御用言論だけであって、大韓民国の国民はそうではありません。(拍手)
韓国の愛国心のある勇気のある人々は、日本の皆様よりもっともっと勇敢に積極的に、北朝鮮の人権問題・脱北者問題、韓国内で金正日政権に追随している勢力と勇敢に戦っています。

その成果を5月31日の韓国の統一地方選挙の結果によって皆さん方も確認できると思います。(拍手)
私が自信を持ってここで予言を出来るのは、5月31日の統一地方選挙におきまして、北朝鮮の人権問題に顔を背けてきた与党、ヨルリン・ウリ党は史上最悪の惨敗をするだろうと見ています。(拍手)
その与党の大敗北は、この間北朝鮮の人権問題に関心を示さず、金正日に服従して来た与党に対する国民の正義感と怒りの現れです。(拍手)
この間日本の国民の皆さんが、韓国全体が北朝鮮の人権問題・拉致問題に冷たいように誤解してしまったのは、実は政権とそれに癒着している御用言論が、国民の正しい声を外に伝えて来なかったからです。
そういう面で盧武鉉政権は大韓民国の健全な国民を代表していません。(拍手)

今日ここで確認できたのは、ただの一人の悪魔のために韓国人そして日本の皆さん、そして世界中の人たちが苦しめられているんです。
金正日の存在は、韓国・日本を含むアジア人、もっと広く人類全体に対する挑戦だと思います。(拍手)
金正日と人間は共存できません。(拍手)
この間、金正日政権の反人類的な犯罪が許されてきたのは、その事を防ぐ事が出来る人たちが関心を持たなかったからです。
私はユダヤ人のタルムードと言う本にこのような事が書いてあるのを覚えております。

「残忍な人間を同情する人間は、同情されるべき人に対して冷たい」(拍手)

今日、金正日政権が続く事を助けている人は、金正日の国際的な犯罪の共犯者です。(拍手)
なぜならば、まさに彼らが金正日政権の国際犯罪をやめさせる力を持っていながら、それをしないでいるという事だからです。(拍手)
私が今日ここに来たのは、真実があなた方を自由にすると言う心理を信じているからです。(拍手)
金正日が日本人を拉致したと言う真実を佐藤勝巳先生や西岡先生のような少数の偉人たちが(笑い声)、発見して道を変えていくのです。
今日はこの席は私には韓日人権協力の場面に考えられます。(拍手)
韓日人権協力は、韓日経済協力・韓日軍事協力よりも重要です。(拍手)

ここにいらっしゃる皆様方、そして私の心の中にあるのは人間の大切さ、そして愛であります。
私は最初から金正日を憎んでいたわけではありません。
金正日が行った悪行によって、北の人々がどれだけ苦しんでいるのかと言う事を知って、金正日を憎むようになったのです。(拍手)
ここにいらっしゃる皆さん方はそれぞれ国籍に従った愛国者だと思います。(拍手)
ある民族に対する憎悪心や過去に対する問題を刺激して、国家主義・国粋主義に行くのではなくて、人類に対する普遍的な愛を持って愛国者になるためにここに来たのです。(拍手)

皆さんが方心配している問題の解決は、金正日に対する圧力だけでは解決しないと思います。
この問題の解決は金正日政権の交代、そして韓国の左派政権の終息、そして中国の政策変化が行われて始めて解決するのです。(拍手)
ですから、この問題は拉致された日本人を取り戻すだけの問題から、もっと広いアジア全体の平和と繁栄の問題に拡大されなければならないのです。(拍手)
その意味で私たちは今歴史を変えている主人公であると思います。(拍手)
従いまして、私たちは必ず勝利をすると、今勝ちつつあると言います。
ありがとうございました。(大きな拍手)

★櫻井よしこ氏

趙甲済さん、金聖ミンさん、宋永仙さん、李美一さん、崔祐英さん。
韓国からいらした5人の方々、本当にありがとうございました。(拍手)
日韓両国が手を携えて一緒に頑張りたいと思います。
ありがとうございました。(5人の登壇者その場に立ち上がって会場に会釈、大きな拍手)

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※06.6.4 PM4:25 本文の一部を訂正


06.5.28 金聖ミンさん 国民大集会(14)日比谷公会堂にて

『金聖ミン(王へんに文) 自由北朝鮮放送代表の訴え(通訳:西岡力氏)』

★司会 櫻井よしこ氏

さて次に自由北朝鮮放送の代表であります、金聖ミン(ミン=王へんに文)さんにお願い致します。(拍手)
金聖ミンさんも韓国で孤独な戦いを続けております。(拍手)
よろしくお願いします。(拍手)

★金聖ミン(王へんに文) 自由北朝鮮放送代表(通訳:西岡力氏)

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お会いできて嬉しいです。
私ども自由北朝鮮放送局を訪問してくださいましためぐみさんのお父さんと弟さん、そしてるみ子さんのお姉さんと弟さんの声は、今日も私どもの電波に乗って北朝鮮に届いています。(拍手)

金正日は外国人まで拉致して行った悪魔であり、それと戦い続けている皆さん方は天使ですけども、皆さん方の邪魔をする人間は、金正日と同じ悪魔であると警告を発したいと思います。(拍手)

皆さん、希望を持ってください。
金正日の最近のやり方を見てますと彼は長くは持ちません。(拍手)
拉致・核・麻薬・偽札、出来る限りの悪をやっているわけですけれども、金正日政権さえ倒れればみんな解決します。(拍手)
金正日さえいなくなれば、皆さん方の愛する娘・息子・きょうだいたちが、みなさん方の涙を拭くために走って帰ってくるんです。(拍手)

拉致問題の貴重な情報を提供してくれた安明進さんと私たち脱北者は、ソウルで金正日の打倒のために一生懸命放送を使って戦います。
是非、私たちを応援してください。(拍手)
どうぞお願いします。(拍手)

★櫻井よしこ氏

北朝鮮から脱北してきた姜哲煥さんは言っております。
北朝鮮でラジオを聴いて、韓国の様子・日本の様子を聴いて本当に勇気付けられたと。
ですからこの北朝鮮向けの放送は本当に多くの人の耳に届いている事と思います。

06.5.28 宋永仙ハンナラ党国会議員 国民大集会(13)日比谷公会堂にて

『宋永仙 韓国・ハンナラ党国会議員の訴え(通訳:西岡力氏)』

★司会 櫻井よしこ氏

またここで日韓の協力を実現していく為に、韓国の方からもハンナラ党の国会議員の方々がいらしてくださいました。
そのうち黄(祐呂)議員は議会の仕事がございます為に、昨日韓国の方にお戻りになりまして、今日はこの会場に宋永仙議員がいらして下さっています。
宋議員、よろしくお願いします。(拍手)

★宋永仙 韓国・ハンナラ党国会議員(通訳:西岡力氏)

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(日本語で)皆様、こんにちは。(「こんにちは」の声、拍手)
ハンナラ党の北朝鮮の人権問題と拉致問題委員会の幹事長を担当している宋永仙議員です。
今から、韓国語で話すのでお願いします。(拍手)

(以下、韓国語で)
拉致問題に対する日本の態度が羨ましいです。
国民と政府、皆が一体となってこの問題に取り組んでいると言う事を感じさせられました。
日本は全国民が一つになって、拉致問題に国家の名誉を賭けて取り組んでいるということが羨ましいのです。
率直に申し上げますと我がハンナラ党の中でさえ、この問題に対する正しい理解と幅広い支持が不足している状況でございます。
韓国で拉致問題に関するセミナーや学習会を開きますと、与党や政府からは誰も来ません。
そして聴衆の席は空席ばかりが目立つと言う状況です。
それだけでは無くて今日の、北朝鮮に対して経済制裁を加えるべきだと言う日本の一致した声が大変羨ましいのです。

大韓民国の政府と与党は来年2007年12月の大統領選挙まで、この問題に無関心を装うのではなくて、逆にこの問題を政治利用して反日・反米の道具に使ってくるのではないか?と思っています。
と言うのは、今の政府の態度は拉致問題、そしてそれだけではなくて北朝鮮の人権問題に取り組んでいる人たちに対して、彼らは親日だ、親米だ、反民族主義者だというふうにレッテルを貼ろうとしているからであります。

盧武鉉政権は「拉致被害者・脱北者」と言う単語さえ使いません。
拉致被害者と言う単語の代わりに、「戦争以後に消息が分からなくなった人々」と言う単語を使います。(小さな笑い声)
これは金正日の要求に服従してしまった結果であります。
拉致だとハッキリ言う事は、金正日が気分を害して南北関係に悪影響を与えると考えているのです。
このように基本的な考え方が違う政府・与党に対して、ハンナラ党が野党の立場で拉致問題に取り組むと言うのは孤独で激しくそして寂しい、卵で岩に立ち向かうような、その様な辛い戦いであります。

しかし私はこの道を選びました。(大きな拍手)
北朝鮮の人権問題を解決して、拉致被害者を取り戻す長くて険しい苦しい道を選んだのです。
有名になる道でもなく、お金になる事でもなくそして、票にもなりません。(笑い声)
しかし、私はしなければなりません。(拍手)
大韓民国を愛しているからです。(拍手)
真の朝鮮半島の平和の為です。(拍手)
そして奪われた我が家族を取り戻すために、この事をしなければならないのです。(拍手)

そして何よりも大切な事は、自由民主主義の勝利を金正日に見せ付けてやる事です。(拍手)
私たちのような平凡でそして心の温かい人たちは、人を攫っていってなぶり殺し飢え死にさせているその様なテロ政権を終わらせる事が出来る、勝つ事が出来ると言う事です。(拍手)
国民の痛みと共に会い、国民の涙を拭いて上げるのが政治家の仕事であるならば、一番最初にしなければならない事は北朝鮮の人権問題と拉致問題の解決であります。(拍手)

皆さん、人権は国境・国籍を越えております。
北朝鮮の人権と拉致問題の解決のために、共に行きましょう。(大きな拍手)

★櫻井よしこ氏

野党・ハンナラ党の宋永仙議員でありました。(拍手)
宋永仙議員に全身全霊の支持を与えて続けていきたいと思います。(拍手)
ありがとうございました。(拍手)
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