2006年06月09日

06.5.27 崔祐英さん 日韓連帯東京集会(4)星陵会館にて

『崔祐英 韓国・拉致被害者家族協議会会長 講演』

★司会 西岡力氏

続いて日本でもおなじみの崔祐英会長にお願いします。

★崔祐英 韓国・拉致被害者家族協議会会長 

Img_1409.jpg



皆様こんにちは。(「こんにちは」の声、拍手)
今日は東京の天気が雨が降って大変なんですけど、こんなに多くの方々がいらっしゃって本当にありがとうございます。
私は韓国語でも良いんですけど、皆様にもっと韓国の状況を話したいと思って、今から下手な日本語なんですけど、よろしくお願いします。(拍手)

私は初めて韓国で家族会を作った理由はひとつ、愛しているお父さん拉致されたお父さんが生存を信じて待っていたのに、結局お父さんは北朝鮮の酷い所、政治犯収容所にいる事が分かりました。
それに対して政府を訪問したり、いろいろな人権団体に訪問して訴えたんですけど、力が全然無かったでした。
それで本当に傷ついてガッカリした途中で、私は日本の被害者(の集まりの)事を知って、日本の東京の大集会に初めて参加して、それで家族会が被害者じゃなくて救う会のいろいろの方が力を会わせて訴える所を見て、希望を持って韓国に戻って家族会を作りました。

その時は私は短い時間に、私が訴えたら日本のように救う会の方々の(ような支援者の)人が、韓国にも必ず出てくると信じました。
しかし今6年過ぎても韓国には拉致問題の専門的な支援団体ひとつ無い、と言う事です。
信じられない事ですし、想像できないことなんですけど、韓国には専門支援団体が余り無いんです。

しかし拉致被害者の問題じゃなくて、脱北者・北朝鮮の人権団体の問題は15以上あります。
韓国には拉致被害者の問題は北朝鮮の人権問題よりももっと(関心が)薄いの意味があります。
なぜ?なぜどうして?韓国の拉致被害者なのに。
私たちはお父さんが息子が拉致されて、でも私たちはみんな税金を払って、それから韓国人は男は軍隊に入ります。
入って国民としての義務を全部尽くしたのに、どうして?どうして韓国には拉致じゃなくて、北朝鮮の人権問題に対してだけ関心が深いのか?
それが分からないんです。
今でも分からないんです。

ずっと私は韓国の被害者、特に北朝鮮に被害者。
例えば・・・・・・・・(聞き取れず)の被害者もあるし、それから・・・(聞き取れず)の朝鮮の死んだ人軍隊もあるし、いろいろ北朝鮮から人権問題に対して傷ついた国民がいるんですけど、これは全部今はなくなったんです。
彼らは全部韓国に住んでいますけど、どんな声にも訴えないんです。
北朝鮮からの被害者方はみんな黙っています。
なぜか?と。
どんなに、どうしてもどうしても訴えても、それがしょうがない。
帰らないと思っています。
私及び家族会の方々が訴えたのに、他の人からそういいます。
頑張ってください、けどそれが出来ない事かもしれない。
そういう冷たい支持を送られました。

2000年の時、今傍にいらっしゃる方なんですけど、本当に拉致被害者の問題に対して大事な方です。
趙甲済先生は2000年度に北朝鮮から脱出した李在根さんが中国で国家に助けてくださいと言ったんですけど、国家が無視して、李在根さんに韓国に税金を送った事がありますか?とか、どうして国家にこんな事を助けてくれるか?と言う冷たい質問を受けました。
その時月刊朝鮮の対応なんですけど、その時記者とそれからお金を出して彼を助けてくれました。

それで韓国の戦争以後の拉致問題は、ほとんど海上で拉致された方々が90%以上です。
彼らはみんな海で拉致されたので、マスコミに余り出ていないんです。
その時から月刊朝鮮はそんな事に対して取材をしました。
その時にはもちろん政府はその拉致問題に対して情報を持っていますけど、今まで55人が情報を公開してないんです。
韓国の拉致問題は55人がこんなに悪くなる事は言えません。

前にお話した李美一会長のお話したとおり、戦争以後の拉致被害者も政府から何か危害を受けられるし、それから拉致された人は北朝鮮から人権を侵害されました。
しかし93年までは拉致被害者の問題は国民の間には余り知らないことなんですけど、政府は南北長官会談があるときに、必ず拉致問題に対して一言しました。
しかし、北朝鮮は非転向長期囚の問題を必ず最優先の話題に持ってきますから、いつも対立してその問題が解決しなかったんです。
しかし韓国は本当に積極的に拉致問題に対して北朝鮮に訴えるより、北朝鮮から非転向長期囚の問題を出すから、それに対して対応的な面として韓国の拉致被害者の問題が話題になりました。

2000年度になって、金大中大統領は韓国じゃなくて北朝鮮にも太陽政策をしようという政策を発表して、韓国には統一の話題の雰囲気が盛り上がりました。
その時私たちは大統領として非転向長期囚の人権問題を言及する方ですから、私家族のみんな期待したんですけど、結局は一言も北朝鮮に行って結局一言も言わなかったでした。
6年、太陽政策が出来て6年過ぎましたけど、私たちは生死確認さえ家族会一人も、国家として取り戻すことが出来なかったんです。

私はこの社会を信じてはお父さんは死ぬまで、生きている間には取り戻すことが出来ないと思っていました。
それで昨年10月26日、お父さんの60回目のお誕生日を迎えて、金正日主席に手紙を公開して報告しました。
その内容は金正日主席は金日成お父さんのために、いろいろな記念日を作られたり、それから数年の間にいろいろ記念の事業を行われているなんです。
それで息子の立場で、それから金正日主席の息子がいる事があるし、娘のいる家長として韓国の拉致被害者を考えてください。
一番良いのはお父さんを送還する事が良いなんですけども、それが出来ないならば必ずお誕生日の日に美味しい食べ物を作られてくださいと、手紙をお送りしました。
それを読んで韓国にはいろいろな方々から応援されて、それから韓国の拉致問題に対して関心が深くなりました。

それでお父さんがまさか、来るかもしれないと言う強い期待を持つようになりました。
それが夢だったんですけど、結局は夢だったんですけど、昨年はそう感じられました。
それで3・6線(38度の軍事境界線の事か?)の近くに、木の傍にイエローハンカチをかけました。
お父さんが送還される、帰るときに、私の家族が愛して忘れないで待っている事を知らせる為に、イエローハンカチをかけました。
それが韓国のイエローリボンの運動の、韓国の由来でした。
もちろんそのイエローリボンは、日本のイラク戦争に軍隊の無事帰還のためにイエローリボン運動がある事を分かりました。
それでアメリカの小説にもそんなイエローハンカチの内容があるし、イエローリボンと言う・・・(聞き取れず)もあるそうです。

しかし韓国には拉致問題が被害者中心としてこれをするから、それが力が弱いです。
6年間、日本の救う会が(全国に)37個が出来たのに、何故?韓国には専門救う会が一つも出てこないか?
それで2番目は、最近は韓国でいろいろな方が私に、拉致問題に対して聞きにいらっしゃいます。
私に、どうして拉致問題を解決しますか?
解決法はなんですか?
私は被害者なんですけど、皆さん、いろいろな方は解決のために私に相談しに来ます。

実はその方は私を見て私の話を聞いて、今までは大丈夫、私たちが知っているから、私たちが助けてあげます、頑張りましょう、と言う言葉を聞きたいんです。
今の韓国の状況はわたしとそれから李美一会長が、拉致問題に対して説明する状況です。

惜しい事は、日本の拉致問題は本当に活発だし、それから今・・・(聞き取れず)も今日いらっしゃる事が見えます。
全国いろいろな方がいらっしゃって、日本の拉致問題じゃなくて韓国の拉致問題に対して、韓国人よりもっと関心を持っていらっしゃって本当に感動して頂きます。
それで日本の活動に対して韓国語であんまり翻訳した事が無いんです。
韓国の方々に日本の運動の状況に対して、何か教える事が必要だと思います。

しかし今日は本当に良い日でした。
意味がある日でした。
今日は被害者でなくて、韓国からハンナラ党の脱北者人権特別委員会の委員長・黄祐呂議員と、それから宋永仙幹事長が一緒にいらっしゃって本当に心が良いです。
それでこの日まで家族会の方々、救う会の方々、日本のマスコミの方々がいらっしゃるから今日があると思います。
本当にありがとうございます。(拍手)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
参考過去エントリー

★韓国人拉致被害者も救うぞ!東京集会(4)05.10.20 日本青年館にて
『崔祐英(チェ・ウヨン) 拉北者協議会会長のお話(通訳・西岡力氏)』
http://piron326.seesaa.net/article/8846528.html


金英男さんご家族の訪朝・再会の報を受けて

北朝鮮がなにやら姑息な手段に打って出ようとしているようです。
でもまぁ、これはある程度予想された事なので、今更驚きはしません。
引き裂かれた我が子に会いたいと言う母親の気持ちに水を差す権利など、そもそも誰にもありはしないのですから。

しかし今回の金英男さんご家族の訪朝の意向を受けて、英男さんのご家族やその支援者・あるいは韓国政府に対しての、苛立ちの声を隠さない論調も拝読いたしました。
まぁ、そういう声が偽りの無い日本人の率直な心情であろう事は、私も理解をします。
でも、ここであんまり英男さんご家族の動向をはじめ、韓国の情勢についてカリカリしても仕方が無いようにも私は思うのです。

北にとって一番厄介な事・一番嫌う事は、おそらく日韓の連帯なのです。
しかしそれが現実的には非常に難しい事も、おそらく多くの日本人が感じている事であろうと思います。
だからこそ、日本は決して慌てず騒がず、連帯の扉を開けておく姿勢は示し続けておくべきと私は思っています。
日本の側が短気を起して韓国との連帯の扉を閉ざしては、それこそ北の思う壺。
喜ぶのは北だけで、誰の利にもなりませんからね。

韓国の側が連帯の土俵に乗ってくるかどうかは別の問題として、少なくとも日本の側は懐深く連帯の姿勢は取り続けておいた方が北にとってはプレッシャーではないでしょうかね?
その上で、韓国が連帯の土俵に中々乗ってこない事も織り込み済みの事として、こちらもあくまでも日本の基本姿勢を押し通し、全員救出のために着々と手を打てば良い。

今回の英男さんご家族とその支援者との連帯は確かに結果として上手くいきませんでしたが、韓国国内にも骨のある言論人や政治家・脱北者の運動家など、連帯の手を取り合うに相応しい人たちも少なからずいるのですから。
手を取り合えるところだけでも私たちは連帯はするべきでしょう。
苛立ちに任せて韓国を切り捨てるのも結構ですが、その結果万が一、本当に韓国が北に取り込まれてしまうような事態になったとき、一番困るのは我が日本ではありませんかね?
ですから多少世話が焼けようと面倒くさかろうとですね。
日本の国益の為にも、連帯の道を日本自ら捨てるのは賢い選択ではないと、私は思っております。

ともかくも、まずは肉親の情を利用して拉致をうやむやにし、あくまでも体制の維持を図ろうとするその姑息な北のやり方にこそ、私たちの怒りをぶつける事。
ここだけは決して間違えてはいけない。
私たちの敵はあくまでも金正日であると言う事を忘れてはいけない、と思う。
金英男さんご家族が私たちの思い通りにならなかったからといって、苛立つあまり肝心の敵の姿を見失わないように。

それよりも今後懸念されるのは、この機に乗じて、日本国内に巣食ってる拉致問題をうやむやにしたい親北派や媚中派の連中が、あれやこれやともっともらしい言説を垂れて、救出運動に水を差して来る事でしょう。
まずは日本の世論がそれらの懐柔工作に振り回されない事。
常に冷静に事の次第を見極める事。
あくまでも拉致被害者全員の救出を求めて、これまで以上に支援活動に勤しみたいものだと私は思っております。

まずは改めてもう一度、官邸へ向けて被害者全員救出を求めるメールやハガキを送りましょう。
そして身近な人たちに家族の声を伝えてください。
こんな時のために、当Blogでは家族の声をたくさん文字に起して掲載しているのです。
5.22の家族会バッシングのような事がよもや再び起こるとは思いませんが、マスコミはどんな姑息な印象操作をしてくるか?分かったものではありませんしね。
親北派・媚中派の世論へのおかしな懐柔工作に負けないためにも、手垢の付いていない家族の率直な訴えの声を、どうか一人でも多くの人に読んで貰い、家族の気持ちを理解をしてもらいたいのです。<(_ _)>

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参考リンク
★電脳補完録様「金英男さん家族の訪朝・再会に関して」
http://nyt.trycomp.com:8080/modules/news/article.php?storyid=5172
posted by ぴろん at 01:23| Comment(0) | TrackBack(1) | 拉致問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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