2006年08月07日

06.7.14 西岡力氏 東京連続集会20(7)友愛会館にて

『西岡力 救う会副会長のお話 その2』

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今の金英男さんの会見についてですけど、安明進さんも言いましたけど実は韓国には、さっき安明進さんはビデオ係りだと言いましたけど、金英男さんが拉致被害者だと認定されたのは今回のDNA鑑定の結果では無いんですね。
この新聞記事があるんですけども、これは1971年の11月27日の韓国の東亜日報という新聞の記事ですが、ここで「高永復教授36年間韓国でスパイだった」
ソウル大学の教授が36年間スパイだった。
その人に会うために夫婦のスパイがソウルに派遣されてきたんです。
で、奥さんが自殺をしてそして男の方、これが教授でその下この人がスパイなんです。

・・・資料より一部引用開始・・・

崔正男 19期生
     連絡部工作員 
     1996年、夫婦で韓国に侵入し工作活動中に逮捕
金正男ら韓国人拉致被害者から韓国人化教育を受ける。安明進が金正日政治軍事大学で目撃した日本人教官を目撃している可能性有り

・・・引用終了・・・

崔正男、安さんの先輩で政治軍事大学の分校にある以南化環境館というところで韓国人化教育を受けて、そして3人の高校生が失踪した高校生が実は自分の先生だったと自白したと、いうふうに韓国政府が発表したと。
韓国政府の発表と違う事を、ここに金英男さん出てるわけですね。
英男さんが違う事を言わされていたことについて、韓国政府が反論しなければ誰が反論するのか?というふうに崔祐英さんや李美一さんがソウルで記者会見をして言っていました。
それはこの事なんです。

で、ここを見ますとですね。
金正日がこう言ったと。
「朝鮮戦争で北に来た人間たちは歳が多くなったので南朝鮮の人間を拉致して対南工作に利用しようと命令をして、それに従って拉致が行われた物である」と言うふうに崔正男が自白したと。
韓国政府の発表文なんです。
日本人拉致も「1976年の金正日の命令によって行われた」と安明進さんが言ってるわけですけど、それと同じ事を崔正男氏が取調べで言ったと、いうふうに91年の11月に韓国政府が発表しているわけです。
拉致の首謀者は金正日である、と言う事がここでも明らかになってるわけです。

そして今日お配りした資料はですね。
実は今名前が公開されている韓国にいる元工作員の名簿をお配りしました。
この人たちは捕まったりですね。
あるいは安さんのように自分で亡命したりして1度以上記者会見をしている人たちです。
それ以外に非公開の人たちが何人かいるようですが、金正日政治軍事大学、昔は朝鮮労働党中央委員会直属政治学校と言ったんですが、そこの出身者たちです。

韓国政府の発表でもですね。
崔正男さんが19期生でいますけどその上に金東植さんという人がいてですね。
この人も金英男さんを見ている。
言うふうにこのときの発表で書いている。

・・・資料より一部引用開始・・・

金東植 19期生、1962年9月28日生
     1980年8月、社会文化部(現在の対外連絡部)工作員に選抜
     1995年10月24日、韓国内で工作活動中に扶余で逮捕
金英男ら韓国人拉致被害者から韓国人化教育を受ける。安明進が金正日政治軍事大学で目撃した日本人教官を目撃している可能性有り。 

・・・引用終了・・・

私もこの中の何人かの人に会いに行ってるんですが、韓国政府がこの人たちに対して強い圧力をかけて拉致問題の真実を言わないようにさせている、というふうに複数の関係者から私は聞いています。
しかし、崔正男さんと金東植さんの証言によって5人の高校生の拉致が明らかになってるわけですし、その下の21期生車成根、車と書く人ですね。

・・・資料より一部引用開始・・・

車成根 21期生
     1996年、ザンビアで空手教師として勤務中に亡命
     1996年5月9日毎日新聞で日本人拉致について証言
安明進が金正日政治軍事大学で目撃した日本人教官を目撃している可能性有り

・・・引用終了・・・

この人が毎日新聞の96年に日本人の拉致に対して証言していまして、その記事を持ってきていますけど、自分がやったと言うわけじゃないんですけども、自分の指導員から1980年代初めに日本海の海岸近くの公園を散歩していた20歳くらいの男を拉致してきたと、作戦を実行した指導員本人から聞いた。
日本人拉致は作戦部では常識だと。
ドル偽造の事も聞いていると。
ザンビア派遣での作戦で貰った1万ドルが偽札でなかった証拠は無いが、常識的には偽札は持たせないだろう。
偽旅券は私も使いシンガポール人になりすました。
アヘン密売の話を聞いた事もある。
96年の段階で言ってるわけです。

韓国には実は情報が一杯ありまして、韓国が左翼政権になるまでは我々を助けてくれたのは韓国なんです。
めぐみさんの拉致も韓国の助けによって。
日本の警察に最初情報が来た時は日本の警察は無視をして明らかにならなかったわけですけども、韓国の意図的な情報リークがあり分かったわけです。
金賢姫の事も辛光洙の事もみんな韓国からの情報提供があったわけです。
今逆の状況になってるわけですけど、情報自体は韓国にたくさんあるわけです。

そして一部ですね。
金英男さんの後妻の方が出てきたので、とにかくめぐみさんはあの家族から離されているんじゃないか?と。
だから、もしかしたらば亡くなっている事も有り得るんじゃないか?と言う質問を、地方に行ったとき全然別の所の二人から聞いたんですが。
これは救う会は2004年に発表しているんですが、これも韓国にあると思われるある事が、私たちが確認している情報なんですが、めぐみさんは金正日の息子の内の一人の日本語の家庭教師をさせられていると。
95年前後の2年間だという情報が私たちに分かった、韓国にそういう情報がある。
その事を知っている金正日書記室の副部長クラスの人間が韓国にそういう話をしているという情報について発表したんですが、週刊文春の7月13日号で全く同じ情報の話が出ていまして、出所が護衛司令部第9部の人間が韓国に来て話をしたという事になっているんですが。
出所が違うんですが、中身が全く同じ話がここに出ています。
私はもう一つ全然別の西側の情報関係の人からも同じ話を聞いています。

安さんから前にちょっと聞いた事があるんですが、金正日の家族の所に連れて行く場合は、いくら小さい子供がいても無理矢理引き裂いて連れて行くだろう。
5歳の子供と会えなくなるとなれば、精神的におかしくなっても、また一時的におかしくなっても帰りたいという状況になってもおかしくない、いうふうに思います。
とにかくあの一家とは離された。
蓮池さんたちも94年4月以降は全然全く消息が分からない。
死んだという事も知らない。
葬式にも出ていない、同じ所に住んでいて葬式にも出ないなんておかしいんです。

しかし今まで使っていた病院でいろいろ聞いてみても分からないということは、別の所に連れて行かれた。
三号庁舎よりもっと秘密の所があるとすれば、金正日ファミリー以外は有り得ない。
三号庁舎の病院と金正日ファミリーの病院とはまた違う。
言う事ではないかな?と。
まだ真実は明らかになっていませんけども少しづつ見えてきていて。

最後にミサイルの話をして今日の集会を終わりたいと思いますけど。
今回の金英男さんの会見も、つまり日本の怒りが解けないから。
日本は去年の11月以降、実は法律を厳しく適用すると言う事実上の制裁をやってるんです。
これ、かなり効いています。
朝鮮総連が潰れるかもしれない。
朝鮮総連に対して今600億円の損害賠償の訴訟を日本政府が起しているんです。
朝鮮総連の財産はいろんな試算がありますけども、200億円を越えないだろうと。
この裁判で勝てば、朝鮮総連の財産を全て没収される、と言う裁判を日本政府が起している。

科学技術者協会という朝鮮総連の下部機関が、不法に日本からミサイルや核に関する技術などを北にどんどん送ってきた事についても捜査が進んでいます。
税金の問題も大変不明朗な点があったという事についても、かなり厳しく法律が適用されて来ています。
それで民潭を使って総連を守ろうとしたんですが、それも失敗した。
日本の怒りを解かなければ駄目だし、今度はDNA鑑定までされてしまって韓国も日本の怒りに合流しそうだと。
崔桂月さんはあのまま行けば国民大集会に来て「金正日けしからん」と、横田さんと一緒にこぶしを上げていたわけです。
この事が無ければ。

それは絶対に阻止しなくてはいけない。
13歳と16歳、両方シンボルが二人出てしまって、両方が北の政権けしからんと言って制裁せよと言うと。
それにアメリカがブッシュ大統領が早紀江さんに会ってくれて、後押しをしてくれる状況になりそうになる。
それで北朝鮮には大変危険な、韓国人拉致被害者で尚且つ三号庁舎の中にいた人間を出すと言う賭けに出てきた。
そして何とか韓国の世論を拉致の怒りを解こうとしたけど、失敗したと。

もう一方、アメリカの金融制裁も物凄く効いているんです。
最近聞いた話ではですね。
ゴムを輸入できなくて、靴が作れなくてですね。
豚の皮で靴を作っている。
外貨が無いわけです。
有るお金も動かせないわけです。

今、マカオの銀行をやりましたけど、それ以外に実は中国銀行の香港支店に280万ドルの偽札が預金されたと。
預けた人間を確認する為に13万ドルだけ下ろさせたら、その結果北朝鮮が預けた事が確認されたと。
残り260万ドルが偽札だと、いう事が明らかになってきまして、中国銀行も偽札に加担しているという情報をアメリカは持ち始めている。
それに対して制裁をかけるかどうか?という事になっている。
またスイスの銀行に北朝鮮は秘密資金があるんですが、実は北朝鮮が何かの商取引で未払いが出て告訴した。
その告訴状に自分の銀行の口座名を書いてしまって(笑い声)、スイス当局が北朝鮮の口座を一部発見した。
それは犯罪資金として凍結されている。

アメリカは北朝鮮に対して偽札をやっていたと認めろと、そうすれば金融制裁を解いてやると。
で、偽札の版を出しなさいと。
版は15枚あるんです。
アメリカが確認している。
段々発達していくわけですね。
偽札の技術が(笑い声)、だから版があるんです。
出さない限りまたするかもしれないから、だから口で言っても駄目だと。
出したら、お前本当にやっていたな?と。(笑い声)

現金と食料と燃料が無いという状況で、今年の正月や2月や4月の、彼らの礼節というんですけどね。
金正日の誕生日や金日成の誕生日に贈り物が満足に出来ないような状況だと、いうことです。

それで金正日には道が二つあるわけです。
拉致を認めてめぐみさんたちを返し、核・ミサイル開発を止める。
そうすれば国際社会は彼との共存を選ぶことになる。
もちろん北朝鮮の中の人権問題があります。

しかし、彼はそれが出来ないわけです。
拉致の命令者は金正日だから。
三号庁舎に拉致解決の案を出せと言った時に、金正日に責任が被るような案は出せないんです。
そんな物を作ったら、隣の日から刑務所へ行かなければならない。
と、限界があるわけです。
お母さんの前で嘘を言わせるような案しか出来ないんです。
生きた人を死んだといわせるような案しか作れないんです。

核・ミサイル開発も、金日成が死んだのは94年ですよね?
金正日が全権を握った後、300万人の餓死者を出しながらも彼は核・ミサイル開発を続けてきたんです。
それだけの事をやった者を今、金融制裁がされたからと言って放棄出来ない。
止まらない列車に乗っているわけです。
で、どうするか?と言うと、今みたいな金英男さんを出して嘘をつかせたりして日本を鎮めようとして失敗したと。
ミサイルを撃っても、ミサイルを撃って彼らの手法で緊張を高めるわけです。
高めた緊張を交渉材料にして、もう撃たないから何かをやってくれ、と。
もう撃たないから金融制裁を止めてくれ。

金融制裁は偽ドルについてかかっているのに、ミサイルを撃たないから金融制裁を解いてくれと。
理屈に合って無いんですけども、今までは、つまりアメリカのクリントン政権の時は、「北朝鮮は変りつつある。我々の政策は成功しつつある」と国内に説明しちゃったもんですから、変わって無い事をやられると困るんで悪い事をしそうになったら、悪い事をしたらば褒美をやって止めさせる。
言う政策を執ってたわけです。
変わりつつある、と言ってしまった方が負けなんです。

しかしブッシュ政権は悪い事をした人間には褒美をやらないと、言う事を決めたわけです。
今回彼らが緊張を高めたらば、その責任は国連の非難決議になったんです。
少なくとも中国も非難決議までは合意しているんです。
これは日本外交でかつて無かったことです。
非常任理事国の日本が国連の安保理事会を引っ張って、そして反対していた中国が議長声明じゃなくて非難決議まで中国に出させる所に持ってきた。
今は日本と中国の間で文案の折衝をしているわけです。
彼は拒否権を持つ、こちらは無いのに、日本が毅然とした態度を取って国際社会を味方につければ、北朝鮮の悪事は孤立するんです。

でも彼らはまだ懲りないでしょうから、金正日の責任を認める。
核を止める事も拉致を認める事も金正日の責任と直結しますから、まだ出来ないでしょうから、もう一回緊張を高める事はやってくる。
ミサイルの開発か、再発射か、あるいは核実験をやるか。
やればやるほど国際社会から孤立する。
そして中国やロシアも応援できなくなる。
韓国もさすがに応援できなくなる。

後は韓国と南北首脳会談をやって韓国を大混乱に陥れるという事をやるかもしれませんが、すでにもう韓国の世論は盧武鉉の対北政策は失敗だったと思う人が過半数を超えたと。
多数です、すみません。
成功だと思う人より失敗だと思う人が初めて多くなったんです。

嵐が吹いてきた事は間違いが無い。
去年から私はこう着状態ではないと、嵐の前の静けさだと何回もここで言いましたけど、嵐が吹いてきたと。
北朝鮮がたまらなくなって動いてきたと。
北朝鮮は時間稼ぎが出来なくなったと。
ばたばたして来て失敗しているんです。
しかし、耐えられなくなるから今までの手法で緊張を高めたり嘘を言ったりするしか無いんです。
そして失敗をする。

金英男さんも出てきたわけです。
拉致を公式に、事実上認めたわけです。
いないと言っていたのに。
韓国版9・17です。
部分的だけど認めざるを得なかった。
追い込まれたんです。

もう一歩の所までは来ているわけですけれども、後は、つまり必要条件は満たされつつある。
救出の必要条件は満たされつつある。
しかし十分条件は何か?と言うと、どこに何人いるか?ということを知るという事です。
無事助ける為にはどこに何人いるか?ということが分からなければ、助けられないんです。

もちろん日本政府は今、実は法を厳しく適用するチームと一緒に情報を検討するチームを作って、政府を挙げて、今政府が持っている情報を一元的に管理して、必死で情報分析作業をやっていると私は理解しています。
今までそれも無い事だと思います。
各省庁、各いろんな機関が持っている情報を、拉致に関する事でひとつに集まって分析されている。
そこへ、帰ってきた人たちもかなり協力をしているというふうに聞いています。

しかしそれで、一生懸命やっていると言うのが助け出すイコールではないですから、まだ十分条件にはなり得ないんです。
必要条件は満たされつつありますけども、十分では無い準備の中で全員取り戻す事をしなければならない。
しかし、彼らがばたばたして来ている事だけは間違いが無くて。
拉致はテロだと言ってきたり、何回もアメリカに行ったりヨーロッパに行ったり、日本中世論を盛り上げてきた事は間違いが無かった、というふうに思っています。

今日お配りしたミサイルが発射された時の声明の中にはですね。
一番最後に最後に金正日テロ政権は追い込まれつつあると。
国際社会が団結して強力な圧力をかけて、彼らから核とミサイルを取り上げ、全ての拉致被害者を取り戻し、北朝鮮人民を人権抑圧から解放する事が出来ると。
拉致被害者の皆さん、もう少しの辛抱です。
元気で救いの手を待っていてくださいと、言うふうに書かれてありますけども、まさにそういう状況だと思っています。

救う会では9月に幹事会を開いて、12月に北朝鮮人権法が設定する啓発週間がありますけど、そこで何をするのか?
あるいは国連の安保理事会でいよいよ拉致問題が取り上げられるようになりましたから、安保理事会に対して我々がどう働きかけをするか?ということも、9月の幹事会を目指していろんな事を考えています。
また皆さん方にお願いする事もたくさん出てくると思いますけども、いよいよ、今までですとね。
このまま行ったら負けてしまうとですね。
だから集会でも助けてくださいと言いましたけども、死んだという事も定着されると言うことも無くなりました。

それはもう、今回の事で大失敗だという事で、もう日本政府が生存を前提として交渉すると言っているわけです。
今回日本政府が日本語のパンフレットを作ってくれたんですけども、その中でも政府としては拉致被害者が全て生存しているとの前提に立ち、北朝鮮に対して被害者の即時帰国、真相究明及び拉致実行犯の引き渡しを強く要求すると共に、北朝鮮側に納得できる対応が無い場合には厳しい対応をとる方針である。
つまり今まで言ってきた事が、ちゃんと文章で書いてある。
これ6万部作ったそうです。(拍手)

もう一歩だと思ってますので、お疲れで大変だと思いますけど、そろそろ休んで頂いても良いんじゃないか?と。
元気で待って頂かなくてはならないと思っています。
宜しくお願いします。(拍手)


06.8.5 鄭成山さん 北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会・証言集会より

ミュージカル「耀徳(ヨドック・)ストーリー」日本公演実現に向けて
「ヨドック・ストーリー」原作者・鄭成山(チョン・ソンサン)氏 証言集会より
06.8.5 食料会館にて

鄭成山(チョン・ソンサン)氏のお話

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みなさん私は背が低いのでマイクをあげて話します。
私が日本に来て一番苦しいのは食べ物です。
その理由は、生もの、刺身を食べるとすぐにお腹を壊してしまうからです。
韓国では私の食を、非常に田舎臭いと。
昨日の夜は刺身を食べたのですが、昨日夢で鮫になって泳ぐ夢を見てしまいました。(笑)

しかしこれからは日本に数多く来て、日本の料理になれるようにします。

まず本題に入る前に、拉致された日本人、何の理由もなく、拉致される根拠もない日本人を北朝鮮に連れて行った金正日にかわって、同じ北朝鮮の人間である私が皆様にお詫び申し上げます。

スパイを育てる、又対南工作を行うために、何も知らない純粋な、優秀な女学生を拉致し、そうした被害を及ぼした金正日は人間ではなく、人間の面をかぶっている悪魔ではないでしょうか?

また、金日成・金正日の悪口を言った、お酒に酔っぱらって、ちょっと悪口を言ったり、当事者ではないおじいさんお父さんの経歴によって−−たとえば韓国に親戚がいたり、朝鮮戦争の時に韓国のために仕事をしたとかの−−過去の経歴のために政治犯収容所に送られたり、殺されたりする、そういう北朝鮮というのは、本当に神から見放された国ではないでしょうか?

そのような彼(金正日)のことを、これから≪悪魔≫と表現します。まれに見る悪魔に、又その悪魔に従って忠誠を尽くしている北朝鮮の偽善者たちの前に私は敢えて挑戦状を突きつけました。その挑戦状が「耀徳(ヨドック)ストーリー」です。

私の「耀徳(ヨドック)ストーリー」の話をする前に、北朝鮮の人権問題に真剣に取り組んでいるみなさん、又拉致の問題に真剣に尽力なさっている、ここにいらっしゃる小川(晴久)先生、山田(文明)先生、三浦小太郎さんにもう一度感謝を申し上げます。

又私達を招待していただいた北朝鮮の帰国者の人権を守る会に感謝いたします。

「耀徳(ヨドック)ストーリー」を一番最初に制作しようと気持ちを固めたのは2000年の2月頃でした。

その前は私はお金を稼ぎ、もしまとまったお金があれば、北朝鮮に残っている両親を韓国に連れてくるために中国の公安関係者をお金で買収をしようとしていました。

その前の1994年、私は韓国の放送を聞いたと言う罪を問われたので、私は脱北し、うちの両親は(ヤンガンドク?=収容所の場所)に収容されていました。

そして私は両親をお金を使って(カンウォン?)というところまで連れ出しました。

その最中、2002年のとても衝撃的な知らせに接しました。その知らせというのは、私の父親が北朝鮮の22号収容所(ヘヨン?収容所)というところで公開処刑されたというニュースでした。

よほど、殴られて、殴られて殺されたと聞いています。

その理由と言いますのは、私が韓国に来まして、韓国で作られる北朝鮮に関わる映画−−みなさんもご存じだと思いますが、「JSA」や「シュリ」、KBSのドラマで「ツツジの花が咲くまで」というドラマがあるんですが、そのドラマの内容に金正日の一番知られたくない私生活の部分が描かれているものですが、それに協力したからです。

その知らせを聞いたとき私は一瞬でありますが韓国で生きていく意味を失いました。
自殺を図り、自分の体を切ったり、水に飛び込もうとしたり数十回も考えましたが、結局は死ねませんでした。その時私は、感じました。『このままでは絶対に死ねない。』と。

その時に何かをしようと決心しそして、作ったのが『太陽の呪い』という北朝鮮の映画のシナリオを書きました。しかしそのシナリオを持って韓国のいろんな制作会社を訪問しましたが、どこも相手にしてくれないし、又、変人扱いされました。

その時ちょうど、金大中政権が執っていた『太陽政策』の中で(私のシナリオは)本当に南北平和を壊す、時代を歪曲するような内容だと言われました。

そして、テーマを私はミュージカルに変えました。タイトルも「耀徳(ヨドック)ストーリー」に変え、人を恨み、憎み、復讐を誓うそういうストーリーから、赦す、愛する、そのような人間のヒューマニズムに近いストーリーに変え、又、イデオロギーや思想は 何より人権の問題にはかなわない、人権の問題より先にしてはいけないという、そういうテーマに変えたわけです。

そして去年からミュージカル制作に取り組んできたわけですが、しかしその時まで、韓国に数多く存在していた、保守陣営、右翼、その時まで、金正日を打倒し、金正日政権の崩壊を声を高く訴えていたそう言う団体が、いざ尋ねていくと私を無視し、相手にしてくれないそう言う現実に遭遇しました。

ソウルにある、ある・・団体に何日もかよってやっと200万ウォン=20万円ぐらいの金銭的支援をもらったこともあります。その時私はとても辛く、はたして私が進もうとしている道は正当なのかと、本当にこの方向でやっていって良いのか悩みました。

その時に、私に本当に力を貸してくれた人たちというのは、私と同じように北朝鮮から脱北してきた、韓国にいる脱北者たちでした。

そう言う悩んでいるときに、この場に来日している金英順(キム・ヨンスン)さん、みなさんご存じの姜哲煥(カンチョルファン)さんアンミュンチョル氏・・・など脱北支援団体の方が、私に不足しているお金、10万20万渡してくれて、又、稽古をする練習場に尋ねてくれ、『韓国の状況は悪いけれど、勇気を失わずに頑張ってくれ』と間食を差し入れてくれたりした、そのような行為が私に『これは進むべきだ、これからやるべきだ』という決心をさせてくれることになりました。

誰も、この「耀徳(ヨドック)ストーリー」が公演されるとは予想している人はひとりもいなかったんです。

私自身も、「耀徳(ヨドック)ストーリー」のミュージカルの幕が上がるのかと心配になったこともあります。また、この「耀徳(ヨドック)ストーリー」のミュージカルに対していろんなところから脅迫の電話、脅迫のメッセージがあったり、時々変な人が練習場に尋ねてきては、おかしな事をする、そのような、おかしな状況で、本当に自分自身が死と背中合わせでやっていく、そう言う日々でした。
助監督を務める人に、『私が万が一何かがあっても、必ずこの舞台の幕をあけろ』というそういう命令したこともあります。

そして韓国の国家権力は、情報関係者を私のところによこして、シナリオに問題点を提起し、『シナリオの内容は、韓国国家保安法にひっかかるよ』と。なんとなくシナリオの盛り上がりに水を差すような、そういう脅迫も私にありました。

その一連の流れで、一番決定的なダメージを私達に与えたのは、去年の11月、公演を予定していた劇場(これはソウル市内にある劇場であったのですが、そこが韓国政府の圧力によって、我々の公演を辞退してしまった。『協力なんかできない』と言う連絡が来たことが、一番ショッキングな事でした。

それに連ねて、政府がこのような圧力をかけると知ってしまった投資家、制作に金銭的に協力してくれる制作担当者が、投資を、金銭的協力を止めるという連絡をしてきました。

私の人生であの期間ほど、涙を流した時はなかったでしょう。

しかし、何とか公演できる劇場を確保しなければいけないので、私は自分の心臓を担保に2000万ウォン(日本円で200万円)を借りました。

本当に辛いそういう環境の中で、本当に諦めずにやらなければいけないという、その気持ちの支えになったのは収容所で亡くなった私のお父さん、又、収容所を経験している金英順(キム・ヨンスン)お母さん、その他の脱北者たちの恨みをはらさなければいけない(という気持ちです。)そして私の心臓を担保に、自分の体を売ってもなんとかこの作品を上演させるという決心が深まりました。

そしてその後、そのような一連の動きが韓国の新聞に報道され、何となく社会的雰囲気が追い風になったときに私は、「耀徳(ヨドック)ストーリー」の公演は神様が支えてくれていると思いました。
その新聞報道が出た後に、1日2000万ウォンの募金が入るようになりました。

また、約1000人ほどの後援者が、韓国のお金で一億1000万ウォン(日本円で1100万円)を集めてくれました。そのために、私達の「耀徳(ヨドック)ストーリー」のコピー、宣伝文句は『「耀徳(ヨドック)ストーリー」・大韓民国の国民のみなさんが作ってくれました』というコピーに決めました。

確かに舞台の幕が上がった最初は低迷していたんですが、韓国の表現で、大当たりと言いますか、3月26日公演以降は毎日毎回満員御礼が続く大当たりになりました。

この場にいらっしゃるみなさん方にも、その時韓国に来て、ミュージカルをご覧になった方もいると思いますが、3月の公演には、本当に日本からたくさんの団体ツアーを組んで見に来てくださいました。本当にたくさんの日本人が私を応援してくれました。

ミュージカル「耀徳(ヨドック)ストーリー」は韓国のミュージカルの歴史を少しずつ変えていきます。
まず韓国のミュージカル業界では5つの悪害=これがそろえば公演は成功しないという素材が5つあるそうです。

その一つめが、原作が輸入物ではなく創作ものであること
  二つめは、私のような全くの新人監督
  三つ目は、新人俳優
  四つ目は、どろどろしたストーリー、内容
  それから、非常に環境の悪い劇場

ソウルで公演したとき、この5つの素材は全部私達に当てはまりました。
この5つの悪材を全部ひっくり返したのは、私達の「耀徳(ヨドック)ストーリー」が初めてです。

ソウル公演を終え地方公演まで、7月末までやりましたが、のべ7万5000人の観客を私達のミュージカルを見たことになっております。

一番最初に、この作品をやろうとしたときに、スタッフのみなさんが私に言った言葉があります。
「監督さん、この作品は本当に政治的であり、内容もどろどろしたものなので、これは本当に上手くやらないと、みんな夜逃げするようなことになりますよ」と言われました。

しかし敢えてその問いかけにこういう言葉をかけました。
『ミュージカル「耀徳(ヨドック)ストーリー」は核爆弾になるよ』と。

私にいろんな人が、『何故、鄭成山さんは、「耀徳(ヨドック)ストーリー」をそんなに熱意を持っているんですか』と聞かれます。そこで私は、敢えて俗な言い方をします。

  金正日と一本勝負を望んでいます。

金正日はどの文化を、どのように利用し、使えば、上手く政治的に利用できるかを本当によく知っている人間であります。私は、北朝鮮で文化を学んでいたので、敢えてその(文化を政治利用する)金正日と、文化で一本勝負を挑んでいるのであります。

私達の「耀徳(ヨドック)ストーリー」を韓国国内で7万以上の人が見たと言うこと、その裏付けは、私達の「耀徳(ヨドック)ストーリー」に力があり、実力があると私は思っています。

それは収容所で亡くなった私の父親、又そこを経験して韓国に逃げてきた金英順(キム・ヨンスン)さん及び脱北者たちが、『私達を忘れないで欲しい』と訴え、また北に残っている(収容所に収監されている)人たちも『私達を助けて欲しい』と願っている、その魂が未だに私に訴えているからです。

北朝鮮の収容所に収監されている人の中にはみなさんの隣に住んでいた人がいるかもしれないし、横田めぐみさんのような拉致被害者もいると思います。

私は韓国に来て韓国の人たちに言ったことがあります。『あなた達は60年間何をやってきたんですか?』
(あーー と深いため息)
7年か8年前までは、北朝鮮の全人口は2300万から2400万人の人口でした。
今現在は、もちろんこれは非公式な数字ですが、1700万から1800万と言われています。

  300万人の尊い命を10年足らずに殺した人はこの世に誰もいません。

亡くなった300万人の中には、帰国船に乗って帰った在日韓国、朝鮮人、もしくは日本人も数多く含まれていると思っわれます。

彼等が何故罪もなく死んでいき、私達は何故その人々を見殺しにせざるを得ない状況を作った人を認めることができるでしょうか?(大意)

そう言う人が金正日なんですが、そう言う人はもうこの世にいなくなるべきです。
そのような悪魔である金正日を1日も早くこの地球上からなくし、また北朝鮮の残酷な実情、人権問題を早く解決するためには、先ほど申し上げた文化の力で闘わなくてはいけません。

その文化を先頭に立って引っ張っていくのが私としてはこの「耀徳(ヨドック)ストーリー」だと考えています。

その方法として、私は今年の9月アメリカ公演を行うことにしました。
このアメリカ公演は、アメリカから招待された、招待公演ではありません。
私達が、私の団体がお金を作って行く、企画公演です。
およそ150万ドルの費用がかかりますが、私は強行突破をはかっています。

それは何故ならば、この私が進もうとする道=行動が正義の行動であり、その意志は天にあると思っておりますので、私はその課程の中でたくさんの後援者ができると信じておりますし、必ず、その後援者を共に「耀徳(ヨドック)ストーリー」のアメリカ公演が実現できるだろうと考えております。

既にアメリカでは、(団体名)のスザンヌ・ショルティさん及び、アメリカ上院議員のサム・ブラウンバックさん、そして名前を挙げるとみなさんご存じの・・・北朝鮮の人権団体の方が後援会組織を作って既に活動なさっています。

北朝鮮の人権問題に非常に高い関心を持っていただいているアメリカの人たち、又、脱北者のみなさんと力を合わせて、金正日の実体を暴く「耀徳(ヨドック)ストーリー」の公演が成功すれば、非常に大きなきっかけになるだろうし、そしてブッシュ現大統領、クリントン前大統領、及びアメリカ政府の色々な人たちに招待状を送るつもりです。

このように、全世界の打倒金正日の雰囲気を盛りあげていけば必ず、金正日を倒すことができる。

そしてそのエネルギーを私は、日本で爆発させたいです。

ここにいらっしゃるみなさんが日本の拉致被害者、及び北朝鮮からの帰国者、脱北者のために献身的に努力を惜しまず行っている行動について、北朝鮮の人々は、決してそのことを無視することはしないでしょう。

これは私の個人的考えですが、本当の意味で北朝鮮を崩壊させ解放できるのは、アメリカ・日本しかないと思っています。

それはなぜならば、この作品を通じて、北朝鮮の人権を切実に訴えたいです。いろんな思想、それぞれの哲学、色々な立場よりも人間の尊厳について、人権及び正義、命に対する尊さをアメリカと日本が力を合わせて、北朝鮮を糾弾しなければならないと思います。

その始まりが、この「耀徳(ヨドック)ストーリー」であり、また日本公演を実現することによって北朝鮮、金正日の首をもっと絞めることになるでしょう。

私の計画としては、2007年、来年にはポーランドのアウシュビッツの跡地でこの「耀徳(ヨドック)ストーリー」の公演を目指しています。

そういった一連の行動が、この計画が、ひいては、北朝鮮の人権問題の解決につながるし、金正日政権を潰すことになると思います。
みなさまにみなさん全員が、力を合わせて、NGO団体が力を合わせて、国際的雰囲気を盛りあげていって欲しいです。

 私は日本公演をどんな手を尽くしてでも必ず実現させます。

私はみなさまの高い関心、そして温かい励まし、自らの参加がですね、私達の「耀徳(ヨドック)ストーリー」の日本公演を実現するキーポイントになると思っております。

私は最後に皆様に訴えたいことがあります。この話をはじめる最初に言ったことですが、何の理由もなく、拉致され連れ去られていった、辛い出来事のきっかけをつくる金正日政権。そして、今でも、北朝鮮では何の理由もなく殺されるという殺人が日常茶飯事に起きています。(北朝鮮には)そう言う人たちを殺すことに何の罪の意識もなく疑問を持たないまま行動を起こすような人間がたくさんいます。

私は、1日も早く金正日政権がこの地球からなくならないと行けないと思っています。

本当に時間がない、一時でも早く解決しなければならないと言うことを、みなさんに最後に訴えたいし、最後にこのような北朝鮮の人権問題に真剣に取り組んでいるみなさまにもう一度感謝の気持ちを申し述べさせていただきます。

今日はありがとうございました。

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06.8.5 金英順さん 北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会・証言集会より

ミュージカル「耀徳(ヨドック・)ストーリー」日本公演実現に向けて
「ヨドック・ストーリー」原作者・鄭成山(チョン・ソンサン)氏 証言集会より
06.8.5 食料会館にて

金英順さん(舞踏指導)のお話

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みなさん今日はこちらに足を運んでいただいてありがとうございます。
今日ここで話を聴いていただく方々に感謝を申し上げます。
私は1937年生まれで今年で70才になります。
私は1970年に平壌の 平壌総合芸術大学舞踊学部 を卒業しまして有名な 崔承喜( チェ・ソンヒ?)先生からクラシックバレエを教えていただきました。

平壌でずっと良い暮らしをしていていたのに、ある日突然これまで聞いたことのない耀徳(ヨドック)収容所というところに行かされる運命となりまして、あんなに悲惨な暮らしが始まるなんて、夢にも思わなかったんです。

「耀徳(ヨドック)収容所の悲惨な状況を話そうとしたら何日間話してもきりがないです。
今日は短く何点か話させていただきます。

私は1970年八月に耀徳(ヨドック)収容所に収容されました。1978年11月に出所をいたしました。耀徳(ヨドック)収容所には日本人も何人かいらっしゃいました。有名な俳優・・・と言う方がいるんですけれども、彼の奥さんも日本人でした。その中(耀徳収容所)では日本人だけで構成された作業班があったんですけれども、第十作業班と言いました。

私の旦那さん(主人)は辛光洙に告発されて耀徳(ヨドック)収容所に入りました。
私が何故耀徳(ヨドック)収容所に収容されたかというと、私は金正日の奥さんであるソン・ヘリンと同級生であります。一家の内幕を良く知っていることが、罪となって耀徳(ヨドック)収容所に監禁されたのです。

その期間は8年間に及びました。その8年間の間に父母は栄養失調で亡くなり、一人しかいなかった息子は9才の時に学校から帰るときに川で溺れて死んでしまったんです。

耀徳(ヨドック)収容所の8年間の話は、「耀徳(ヨドック)ストーリー」の2時間では表現しきれない悲しい8年間だったんです。

それを鄭成山(チョン・ソンサン)監督さんが、私達の証言をもとに、また、監督さんのお父様が北朝鮮で亡くなった事への怒りを込めて本当に良い作品に仕上げたと思っております。
また、私も証言者として監督さんや俳優のみなさんに自分の知っている限りの証言をしてきました。

(私は)北朝鮮にいたときに舞踊家=ダンサーをしていたということで、今回の舞台の北朝鮮側の振り付けを担当しております。

これから、この作品(「耀徳(ヨドック)ストーリー」)を皆様が見てくださって、世界平和を願う皆様が、この作品を見て人類の幸せのために、北朝鮮の(収容所に収容されている)二十万の政治犯を助けるために、是非力を貸していただきたいのです。

その中で悲惨な暮らしをしている政治犯の人々、9才で入って19才で出た人もいます。私は34才で入って、8年過ぎて、42才で出ました。その8年間の話をしようとすると、涙が出て話が続けられないくらいです。

収容所を出るときは、この10本の指で指紋を押さされて出ました。二度と収容所の中には入らないことを誓いながら指紋を押さされたので、北朝鮮にいる間は何も話したいことを話せない状況でした。

私が8年間収容所にいたときに、お父さんとお母さんの死体は、棺桶も無しにただ風呂敷に包まれて、子供の死体も棺桶もないところにただ捨てられたというような感じでした。

それを思い出すたびに怒りがこみ上げて何を言えばいいかわからないくらいです。
そのような気持ちを「耀徳(ヨドック)ストーリー」という作品が代弁してくれまして、本当に感謝しております。

まだ若い鄭成山(チョン・ソンサン)監督さんが、この作品、「耀徳(ヨドック)ストーリー」を仕上げてくださって、金正日の罪を世界に知らせる、その発端の作品になるように願っております。

見てくださる人々も、早くこの金正日体制が倒れるように、みんなが力を合わせて、世界平和のために、苦しんでいる人々を助けてくださるように期待を込めております。

世界には貧しくてご飯を食べられない国がいっぱいありますが、それのほとんどは自然災害、地震とか言う理由ですが、唯一この北朝鮮だけは、独裁政治によって、国民が思うように食べられない国であります。

この国の体制は必ず絶滅させなければなりません。北朝鮮の国民を早く助けたいです。

(「耀徳(ヨドック)ストーリー」が)私達の講演とか政治的な確執より、芸術作品を通じて、金正日政権を狙う決定的な銃弾になって欲しいんです。

31年間国家保衛部から監督される長い生活だったんですけれども、2時間の「耀徳(ヨドック)ストーリー」をみながら、それでももっと・・前向きな気持ちで生きていこうと思っております。

北朝鮮では未だに罪ではない罪で、無法に死んでいく人がたくさんいます。日本の皆様、そしてアメリカ、ヨーロッパの中でも、北朝鮮の人権侵害に関心を持つ人々が力を合わせて早く金正日政権を倒して、北朝鮮の人々を助けてくださるように願っております。

話したいことは山のようにありますが、時間の都合で今日はこれくらいで終わろうと思います。しかし、、こんど東京にきて公演するときに、是非皆様にお会いして、その時にもっと色々なことをお話ししようと思っております。

「耀徳(ヨドック)ストーリー」はただのフィクションではなく、耀徳(ヨドック)収容所で悲惨な暮らしをしていた証言者の真実、事実に基づいて仕上げた素晴らしい作品です。

みなさまの心に響く作品になっていると思います。

最後にもう一度、素晴らしい作品に仕上げてくださった鄭成山(チョン・ソンサン)監督と、韓国で主演してくださる素晴らしい女優さん達に感謝の気持ちを述べます。みなさん、ありがとうございます。

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このエントリーのテキストはblue-jewelさんの手によるものです。
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