2006年10月05日

06.9.18 質疑応答 南越谷集会(11)南越谷サンシティにて

『質疑応答』

★司会 古藤勝次 埼玉救う会副代表

せっかく荒木代表がいらしたので質問を受けたいと思います。
質問のある方、いらっしゃるでしょうか?

★荒木和博 特定失踪者問題調査会代表

別に、反論でも結構ですから。(笑い声)

★質問者1

これは毎日新聞ニュースのネットで見たんですけども、北朝鮮経済制裁について。
その中で大量破壊兵器の関係が疑われる団体や個人に対する金融制裁を発動する事を政府が決めたんですけど、この団体と個人の氏名が、もし分かれば発表できれば。
(注:質問者の音声が悪く全文聞き取れず、発言要旨を意訳してテキスト化しました)

★荒木代表

すみません、その事に関して私全く情報が無いもんで、誰かあるいはどの団体かと言うのは、会社なのか総連の科協みたいなのか、ちょっと分かりませんので。
いい加減な事を発表するわけに行かないので、すみません。

★質問者2

ちょっと情報遅いんですけど、今頃青木(直人)先生の「拉致処分」と言うのを読んでいるんですが、青木先生だと中国をジャパンマネーで動かせと言うご指導だと思うんですけど、中国に対する荒木先生のお考えはどうでしょうか?

★荒木代表

あのですね。
今中国と北朝鮮の間というのは非常に微妙な関係にありまして、ともかくはっきり言える事は中国が世界で一番嫌いな国は北朝鮮ではないかと私は思うんですね。
本当にですね。
せっかく一番面倒を見てやっているのにこんなに酷い事ばっかりしやがってと、酷い事ばっかりをしやがってというのはですね。
別に中国がまともな国だと言う事ではなくて、自分たちに対して酷い事をしやがるという事ですね。

中国にとって北朝鮮と言うのは二つの意味がありまして、一つはプラスの方のカードという意味でですね。
一つは韓国との間のクッション、・・・(聞き取れず)となっていると言うのが一つあります。
それからもう一つは中国と北朝鮮の関係はですね。
今で言うと胡錦濤系金正日一家の親分子分の関係みたいな。
そうすると、親分がしっかりしていれば親分さえちゃんと抑えておけば子分はちゃんと抑えてくれるだろう、言うふうに思うわけですね。
ですから警察の所長も親分に対しては一目を置く。
だからみんな、6カ国協議でもですね。
中国に何とかちゃんと言ってくれという訳です。

ところが全く言う事を聞かなくなると、どうなるか?と言うとつまり、この子分の方が他の国に出入りをしてしまったり、堅気の人を危めるというような事をすると。
そうすると結局これは親分の方がやらせてるんじゃないか?という話になって、みんなまとめてガサ入れを食う。
これは困る。
まさにミサイルを撃っちまったというのはですね。
中国にとってはこういう意味があると思います。
だからこれは本当に何とかして止めさせたいというふうに思っているでしょうし、核実験も止めさせたいと思ってるでしょうが、今北朝鮮の中は国際的にどういうふうに誰が思っているか?などというのは関係なく動いてますから、やってしまうかもしれない。

やっちゃったら今度は中国はですね。
北がもし核を持ったら下手をすると自分たちにとって脅威になると思い出す可能性があります。
そしたら例えば軍隊を入れて今の体制を潰して、自分たちの傀儡政権みたいのを作ってしまうかもしれない。
いう事でですね。
これはいろんな要素があるから一つだけでは中々言えないんですけど、いずれにしても厄介だと思っているのは間違いないので、日本がどんどん圧力をかけるという事によって、中国からの圧力を増やすと言う事は十分可能だと思います。

金の問題はもちろんODAとかそういうものを含めてですね。
言う事を聞かせられないような国だったらもう知らないよとしてしまうと、言う事がひとつと後北朝鮮にとって金正日にとって一番困るのは、北朝鮮をダシにされて日本が軍事力を強める事が一番困るわけで、だから中国を相手にですね。
「これだけ北朝鮮が勝手なことをやっているんだったら、これはもう核武装でもするしかないな」というふうに言うとですね。
一番困るのは中国ですから。
とするとますます中国としては北朝鮮に圧力をかけざるを得なくなる。
様々な形でそういうふうにさせていくと言う事が当然必要だと思います。

最終的には中国だってですね。
あれだけ酷い人権侵害をやっているわけですから、そこもどうにかしないといけないんですが、取りあえずはまず一つの練習くらいのつもりでですね。
中国を押さえつけていく、と言う事は十分に出来ます。
今日本と中国の力関係でそんなに、日本人はどうしても中国は核も持っているし、面積でかいから影響力あるとと思いますが国際的に見たらそんな事ありませんから。
それを十分に使ってこそ、中国もコントロールできると私は思います。

★質問者3

万景峰号、来年の1月まで入港禁止と制裁発動になっていますが、それをまた実施して入港禁止と言うのは国会でやるんですか?

★荒木代表

いやその必要は無いです。
政府の方針だけです。
(「政府の話だけですか?」)それは今までもそうでしたし、これからもそうです。

あのちなみに「しおかぜ」でですね。
北朝鮮向けの放送で半ば脅迫みたいに言っているんですけど、この半年間の入港禁止という事について放送したときはですね。
日本政府は実は北朝鮮の政権は半年しか持たないだろうと思っているんだと(笑い声)、だから半年にしたんだよと。(拍手)

★質問者 大澤茂樹さん(特定失踪者・大澤隆司さんの兄)

先生、突拍子も無い質問なんですけど、私は近々安倍政権が誕生するものと思っているんですけど、それで期待するんですけど、安倍政権になったら北朝鮮対策大臣だとか拉致問題大臣だとか、そういう庁というのは出来ないんでしょうか?

★荒木代表

いや、私も安倍政権に入るわけじゃありませんから(笑い声)、分かりませんが。
あの、そういう事はちょっと言われてはおりますけど、最終的にどうなるかは何とも言えないですね。

★大澤茂樹さん(特定失踪者・大澤隆司さんの兄)

もし、そういうのが無かったら私たちの意見として、そういう大臣を作ってもらう事は出来るんでしょうか?

★荒木代表

え〜と、これはですね。
もちろんそういう声を上げる必要はあると思うんですが、最終的にはどういうふうになるかは分かりませんね。
例えば中途半端に国務大臣の誰かが兼務と言う形にしてしまうという事もあるでしょうし、後怖いのは逆にですね。
担当大臣を一応作ったという事で、ポーズだけ取っておいて実際は動かさないと言うことをやる可能性だってあると思うんです。
ただ、重視をするという意味ではそういう担当大臣を作ると言う事を、言い続けるという事は意味があると思います。

★大澤茂樹さん(特定失踪者・大澤隆司さんの兄)

そうですね。
ぜひともそういうふうな庁をつくってもらって、一日も早く解決してもらいたいと思っています。

・・・質疑応答終了・・・

・・・この後、事務局より連絡事項等の説明があり集会は終了・・・


posted by ぴろん at 23:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 集会テキスト(南越谷集会) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

めぐみさん、42回目の誕生日

今年も家族の元で、ごく普通にささやかにお祝いする幸せを取り戻す事が出来ませんでした。
めぐみさん、ごめんなさい。
横田家の皆さん、本当に申し訳ない。

ついでと言っては何ですが、今日は家族会事務局長の増元さんの誕生日でもあります。
海の向こうの北朝鮮で、るみ姉こと増元るみ子さんはおそらく弟の歳を指折り数えて、故郷の家族を思って泣いているのでしょうね。
それを思うと、本当に胸が痛む。
誕生日は本人だけでなく、家族にとっても大事な記念日。
それをむざむざ引き裂かれたまま、まだ取り戻せない私たち。
無念です。

・・・・・・・・・・

拉致問題は国家主権侵害問題であり、人権侵害問題であり、東アジアの安全保障の問題でもあります。
でも、そんな理屈をいくら声高に叫んだところで、一体どれだけの他人の心に響いて救出のための具体的行動を起こす原動力に昇華してくれるのか?
私は最近根本的に素朴な疑問を感じてなりません。

人間というものは、基本的にどこかエゴイストなのだと私は思っています。
みんな誰でも自分が可愛い。
自分と自分につながる者がまずは可愛いと思う。
他人の苦しみなど、よほどの物好きでもなければ、あるいはよほどのしがらみでもなければ、見て見ぬ振りを決め込むのが普通の人間の業と言うものではないんでしょうか?

人間が何か行動を起こすためには動機付けがいります。
感動がなければ人は中々腰を上げないものだったりするんじゃないでしょうか?
いくら主権とか人権とか高尚な理想・理屈を掲げて世論を説得したところで、だから何なの?軽くスルーされてしまえば、いつまで経っても世論は沈黙したまま・・・というのが世論の厳しい現実ではないんでしょうか?と最近はつとに思う。

確かに主権や人権の問題は誰もが真剣に考えなければならない問題です。
けれど、そうかと言って正論と言う名の理屈をいきなり初手から振りかざした所で、それによって心を動かされて行動を始める人は一体この日本に何人いるのでしょうね。
この許しがたい国家犯罪から被害者を救い出すためには戦略が必要であり、情に流されているばかりでは不足がある事は、百も承知しております。
ですがそれでもあえて私はここで主張をしたい。

人間が行動を起こすためのきっかけは、国家主権だ人権だと言った理屈よりも、家族が可哀想とか拉致されたのが自分だったら?といった情の部分の方が大部分ではないでしょうか?と。
家族が可哀想と言う同情心だったり、もしも拉致されたのが自分だったら?と思う恐怖心だったりと、まずはそういう心の動き=感動があって、初めて人間は救出活動のために自分の時間を割いて行動しようと言う気持ちになるのではないでしょうか?
そしてその感動が、どんな困難に直面しても粘り強く頑張り通せる原動力にも成り得るのではないんでしょうか?
情によって動かされていくうちに、主権だの人権だのと言った難しい問題も逃げずに考えてみようと言う意欲が沸くのが人間の心理ではないのでしょうか?

人間が基本的にエゴイストであるならば、他人の事には無関心でも自分の事となれば誰もが必死になる。
そこの所を上手く刺激して、世論の喚起を図ると言う事も、戦略として考えても良いのじゃないでしょうかね?
綺麗事ばかりの理屈を振りかざしても世論の動きが鈍いとなれば、策を代えて人の心に響く訴え方をこちらの側も工夫するべきではないのか?
世論の支持を取りまとめて、被害者を救うという声を国民運動に盛り上げるには、世論に向かって呼びかけをする支援者の側も、何とかの一つ覚えのように正論ばかりを振りかざしている場合でもないでしょう、と思うんですが。


拉致は決して他人事ではありません。
海の向こうの北朝鮮で今も涙に暮れている大勢の被害者の痛みは、本来そのまま私たちの痛みでもあるはずなのです。
その事をどうか一人でも多くの方が、我が身に引き寄せて拉致について今一度考えてくださる事を願ってやみません。

被害者を救うために、どうか自分に出来る何かをどうか探してください。
署名をする、カンパをする、ハガキやメールを官邸に送る、ブルーリボンをつける、集会へ行く、拉致問題について口コミで周囲の人に理解を求める・・・などなど。
私たちの小さな一歩が、被害者を救うための世論の底力となります。
私一人が頑張ったところでどうにもならない、と諦めないで欲しい。

私たちが諦めると言う事は、そのまま被害者を見殺しにする事とイコールなのです。
その痛みに皆さんは人間として真正面から対峙する勇気はありますでしょうか?
posted by ぴろん at 18:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 拉致問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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