2006年10月14日

速報 町田シンポジウム

北朝鮮による拉致問題シンポジウム「救出してみせる!」
06.10.8 町田市民ホールにて

第一部 パネルディスカッション

★パネリスト

 ・荒木和博 特定失踪者問題調査会代表
 ・松原仁 民主党衆議院議員
 ・佐藤守 軍事ジャーナリスト
 ・増元照明 家族会事務局長

1 荒木氏、松原氏の基調講演ファイル



2 佐藤氏の基調講演ファイル



3 増元氏の基調講演ファイル



4 意見交換1



5 意見交換2




第2部 家族のトークリレー

横田滋 家族会代表



横田早紀江さん



飯塚繁雄 家族会副代表



※町田シンポジウムの録音・テキスト化に関しては主催者の許可を頂いております。


posted by ぴろん at 22:29| Comment(0) | TrackBack(1) | 拉致問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

06.10.8 西岡力氏4 東京連続集会21(9)友愛会館にて

『西岡力 救う会副会長の講演 その4』

あるいは去年10月、警視庁がですね。
西新井病院を手入れをしまして、藤田進さんの拉致に関する犯人が捕まるんじゃないか?と言う報道が一部あったんですが、実はあの時は西新井病院はほとんど捜索されなくて、在日朝鮮科学技術協会の事務所が家宅捜索されたわけなんですね。
あの事件の法的根拠は薬事法違反で、在日朝鮮科学技術協会、略称は科協ですが、科協の副会長の一人が科協の仕事じゃなくて自分の個人でやっている仕事で、インターネットを使って朝鮮人参を売っていた。
その宣伝文句に「万病に効く」とか書いてあって、きちんと認可をとってないのに万病に効くと書いたから薬事法違反だと。
そして、その人が副会長だから科協の事務所へ行って、コンピュータその物まで持ってきた。
そして捜査をしてみたらば、コンピュータの中から陸上自衛隊がミサイルの起動を計算するときに使うソフトが出て来た。
これ報道されている部分だけです。

93年4年の、先ほど京都の書類一枚出ていないと言って朝鮮総連の京都本部でフロッピーまで持っていったと言いましたけど、今日本の警察は朝鮮総連に対して大体それと同じようなレベルでの法の執行をやっていると、私は見ています。
アメリカと足並みを揃えて今まで余りにも不明朗だった特権的な対応をしていたところを戻す。
逆に不明朗だった分があるので、やれる事がマイナスをゼロにするのでやれる事は多いです。
朝鮮総連の土地建物の競売がどんどん進んでいます。
この600億の裁判で彼らが負ければ全国の財産が全部競売されると言う事も有り得る、言う事を日本政府がやっています。
そういうことをやる法執行班というのが拉致問題特命チームの下に出来た。
今もそれは動いています。

そしてもう一つが情報分析会議と言うものです。
警察や公安調査庁や海上保安庁や外務省の情報の専門の幹部がそこに入って、拉致問題に関わる情報を集中的に収集分析するという作業をして。
今年のちょっと時期は忘れちゃったんですけど、2月だったかな?
産経新聞が藤田進さんが失踪した直前に、海上自衛隊の対潜哨戒機が日本海に北朝鮮の工作船が来ていた事を写真に撮っている、言う報道をしました。
あれは偵察情報なんですね。
警察は自衛隊の写真を見る事は・・・(聞き取れず)過去に遡って、30年位前の。
と言う事が今安倍さんになってからやれる。

去年の12月から、1月でしたっけね?
蓮池さんや地村さんが自分を拉致した犯人のことを話したという報道がありましたよね?
安倍さんになってから警察にかなりの話をし始めたというように聞いています。
北朝鮮と勝負をしたければ、自分が守るから何か情報を出してくれというように安倍さんが話をして話し始めたと、どこかの新聞が書いてますね。
警察庁も今年は拉致問題で勝負をかけるというように、長官が言ってるんですね。
漆間長官と安倍新総理は大変関係が良いんです。
2002年の最初の訪朝のとき漆間長官は警備局長で安倍さんは副長官で、そういう情報の分析を一緒にやっていましたから、大変息は合っている。
今度首相官邸の補佐官とかあるいは副長官とかにするんじゃないか?という話も出ています。

と言う事を実際やって来ているわけで、安倍さんは確か2年位前にですね。
神奈川県で講演をしたときに、北朝鮮に話し合いだけで問題解決出来ると言っている人間は物事が分かっていない。
北朝鮮のやっている事は暴力団と同じだと。
麻薬を作って偽札を作って13歳の少女をさらって行っている。
このような相手に対しては圧力をかけてそして話し合いをするしかないんだと。
彼らの瀬戸際政策は放っておけばいいと、これは講演で言っています。
報道されている内容ですけどね。

時間稼ぎは許さないと。
緊張を彼らが高めてきたとしても、それでおたおたしないと。
時間が経てば経つほど真綿で首を絞めるように、あるいは狸を洞窟からいぶり出すように煙を強くする。
言う事が日本とアメリカで今、去年の9月から1年間事が進んでいて、ミサイル発射もそれに対するあがきのようです。
緊張を高めて瀬戸際まで来て「ちょっと待ってくれ、ミサイルを撃つのはもう止めてくれ」「それじゃあマカオの銀行をどうしてくれるんだ?」というふうに、緊張を高めて高めた緊張を下ろす事と、何かをバーターするのが彼らのやり方なわけです。
緊張を高めたらば余計圧力が強まると言う事を今回、日本が単独制裁をかけ、国連で非難決議が出てその非難決議に基づいて更に金融制裁をかける。
オーストラリアもかけたんです。
彼らが今核実験の準備をしていると言いますが、実験をすればまたもっと圧力がかかるんです。
言う状況が出来て、いよいよ本当に勝負のときになったんではないか?

一番心配だったのは、安倍さんが9月の昨日ですね。
官房長官辞める事は決まってたんです。
総裁選で負ければ一代議士に戻って首相官邸を出るかもしれない。
すると去年の9月からブッシュ政権と足並みをそろえていた圧力をかける路線が揺らぐかもしれないと。
それが心配だったんですが、官邸に残ってもっと偉くなった訳ですから。
ただ、安倍政権の対北朝鮮政策は去年の10月以降、アメリカと一緒に進めている圧力を強めていくと、経済制裁ですね。
そして話し合いの門戸は開いておく。
しかし話し合いをするに当たっては、彼らに実質的な譲歩をさせることです。
口先だけの譲歩ではなく、と言う体制になっていると思います。

安倍さんが北朝鮮に行くんじゃないか?とか、なにかそういう観測だとか水面下でありますけども、アメリカと足並みを揃えて核とミサイルと拉致を含む人権問題、三つの解決を求めている。
小泉総理はその中の拉致問題の、それもその一部だけを自分にやらせて欲しいと、そしてその一部だけを解決するのに経済制裁をしないと言うカードをですね。
大規模な経済協力をするというカードを切ろうとしたんです。
それは日米関係からすると裏切りですよね。
安倍さんはそういう事はしないでしょうから、最後に話し合いをするとすればブッシュ政権と緊密な連携の下に大規模に折れてきたり、あるいは94年のときも父親と息子が対立して父親が死んだんですね。
同じような事がおきて、その次の人と話し合いをするためなら行くことも有り得るかも知れませんけども、今はこちら側が何か譲歩する必要はない。

そして、時間が経てば経つほど苦しくなってくるのは彼らである。
北朝鮮はまさに時限爆弾が国内にあるわけです。
国内には人口の15%が餓死させられたんですね。
金正日によって殺されたわけですから、配給を止めて、自分はどんどん食べていたわけですから。
藤本さんの本を読めば彼らは同じ時期に何を食べていたのか?と、良く分かるわけです。
39号室資金は国庫の配給資金とは全然別だから、そういうことが出来るわけです。
だから39号室に対して制裁をしても一般の国民には何の被害も与えないんです。

と言うところまで今来ていて、日本は体制が整ったと。
官房長官に誰がなられるのか?官房副長官に誰がなられるのか?あるいは拉致担当の大臣が本当に置かれるのか?
細かい事ではいろんな事を早く知りたいと思いますけど、状況は安倍さんが去年の10月以降やってきた路線で行くだろうと。
アメリカと緊密な連携をとりながらどんどん行くという事で、そこで変数はですね。
韓国です。

中国はずるいですから、両方顔を見ながら金融制裁に協力しながら北に援助もしているわけですけども、今韓国の保守派の中で言われているのは、突然盧武鉉大統領が夜テレビに出て「明日平壌に行く」と言う事が起きるかもしれない。
「核問題で国際的に話し合いが息詰まっているから民族の中で話し合いをしよう」と金正日に言われて、「本来なら金正日が来る順番だけどそんな体面なんか関係ないから私が行く」と言う事はある。
そして口先だけの核を止めるとか凍結するとか約束を金正日がして、そして「その代わり制裁を解け」という事を国際社会に要求して、そして南北連邦制の開始を宣言すると、言う事をするかもしれない。

韓国の憲法を改正しなければ出来ない事を大統領が憲法違反をすることですから、帰ってきたらば今保守派の人たちが20万人30万人の大デモを、盧武鉉の金正日との約束無効と言うデモをしなくちゃと。
いつでも動員できる体制を取らなくちゃいけないと、準備が始まっていましたから。
南北首脳会談賛成のデモも起きるでしょうから、デモ隊とデモ隊の暴力的な衝突も有り得る。
その時に警察そして軍隊がどちらにつくか?
言う事もありうると、韓国のこの間国民大集会に来てくれた趙甲済さんなんかは言っています。

しかし、何があろうともアメリカは経済制裁で39号室資金を凍結して金正日を追い込んで、核とミサイルとそして拉致問題を解決すると言う姿勢は変わらないです。
訪米したときにですね。
ブッシュ大統領が早紀江さんに会って下さったのも大変な感激だったんですけども、クラウチ氏ですね。
ホワイトハウスにNSCと言うのがあるんですが、安倍さんも日本版NSCと言うのを作ろうとしているんですけど、安全保障の副補佐官と言う方が我々に一時間くらい会ってくださったんですね。

そこで最後にその人が言ったのは、皆さん方に約束すると。
アメリカにとって、そして日米同盟にとって北朝鮮の核問題は必ず解決しなくちゃいけない問題だと。
しかしその問題を解決するに当たって拉致問題は忘れない。
原則を守りますと、いうふうに安全保障会議の副補佐官が約束しますと言ったんです。
これは多分、準備されていた原稿だと思います。
それまではそれを言うと、家族に対して。
それで何か・・・(聞き取れず)感激して。
つまり今言ったような状況で緊張が高まったときに、アメリカは拉致問題を見捨てないと言ったんです。
忘れないと。

そして国防総省に行ったらば当時のイングランド長官が、ラムズフェルドさんが中東に出張中でしたから、長官代行として、国防総省のトップが太平洋司令官とかそういう人たちを従えて出て来てくれて、国防総省にあなた方の味方がいることを忘れないでくださいと。

アメリカには5029という作戦計画があるんですね。
5029というのは北朝鮮で天変地異が起きたりですね。
あるいはクーデターが起きたり内乱が起きたり、そして治安が維持出来なくなった場合に韓国軍とアメリカ軍が出て行って、大量破壊兵器を確保してそれがテロリストの手に渡らないようにして治安を維持するという作戦計画です。
去年の5月に出来たんですけども、盧武鉉大統領が北朝鮮が倒れることを前提とした作戦計画にサイン出来ないといって、大統領のサインが出来なくて宙に浮いている作戦計画なんですが。

つまり今アメリカがやっている事は5029自体を作ろうとして、39号室資金を止めていると言う事です。
すごく大雑把に言うと。
そのときに動くのは韓国軍と米軍なんですが、米軍の最高司令部が皆さん方の身内ですと言ってくれたんです。
と言う事も大変大きな意味があるなと。
実際に北朝鮮に米軍が入るという事は可能性としては有り得るわけです。

最後に今、一番大切なのは安倍さんも分かっているから情報収集委員会と言うのを作ったわけですけども、どこに何人いるのか?と言う事です。
今どこに幽閉されていて、日本人が後何人、分かってない人たちが何人いるのか?と言う事を、我々は正確に知らないわけです。
嵐の中で目隠しをしたまま遭難者を救出していく事にこのままではなり兼ねないです。
もちろん、政府は情報を持っているかもしれません。
情報担当者というのは嘘をついていいわけですね。
持っていても持ってないと言って良いわけです。
分からないと言っていても持っていて欲しいなと思いますけども、いよいよ決戦のそういうときが来たと思いますし、家族の人たちの体の具合も本当に限界で、もう安倍政権が出来たわけですから少しゆっくり休んで頂いても良いんじゃないかなと。

そういう点でも本当に良いタイミングで最後の時を迎えることが出来るんじゃないかなと。
親でなければ娘さんが帰ってきたら、親でなければ出来ない事がありますから、もう地方を回って訴えるという事をしなくても別の人がしても良い部分は休んで頂いてもいいんじゃないかな?と思います。
これで終ります。(拍手)

・・・集会終了・・・

06.9.21 西岡力氏3 東京連続集会21(8)友愛会館にて

『西岡力 救う会副会長の講演 その3』

アメリカは、イラクには軍事攻撃をしたわけです。
北朝鮮に対してはしていないわけですね。
イスラエルと言う同盟国があって中東は石油もあるし、アメリカはイラクそしてイランの問題を重視しているという説があります。
しかし、これは島田洋一さんに教えてもらったんですが、ブッシュ政権は発足の当初から悪の枢軸といってイラク・イラン・北朝鮮を上げていますが、対処の仕方は違うんだとハッキリ言っています。

イラクには経済制裁は効かないと、イランにも効かない。
なぜなら彼らは石油を持っているから。
石油を闇で売ることができる。
イラクは湾岸戦争以降ずっと経済制裁がかかっていたんです。
しかしそれほど効果は無かった。

しかし北朝鮮の場合は経済の土台が腐っている。
国内で物を生産する、当たり前の産業や農業の能力がどんどん落ちている。
しかし犯罪資金や総連からの吸い上げとか韓国からの賄賂とか、あるいはミサイルを売ったりしてそういう形で統治に必要な資金、大体年間10億ドルとか20億ドルとか言われているんですが、を集めている。
それがある限り逆らった人間を殺す事が出来て、ミサイルを開発し続ける事が出来て、金正日及び周辺にいる幹部たちの特権的な暮らしが維持出来ている。
人口の15%が死んでも彼らはなんとも思わないわけですが、選挙も無いので、言論の自由が無いわけだから政権交代も無いんです。

私は1997年に出した本で、北朝鮮は国家全体が政治犯収容所になってしまったんだと、書いたんですね。
収容所の中の人間が餓死しても殴り殺されても、警備兵は何のお咎めも無いわけなんです。
ただ警備兵がチェックしなくちゃいけないのは反乱だけです。
反乱と逃亡だけです。
95年以降金正日時代になって配給を止めてしまって、国民がばたばた死んでも何も手を打たなかったのは、反乱さえ抑えれば良いと言うふうに、国全体をなしたからです。

それはアメリカは最初から分かっていて、北朝鮮の経済基盤は弱いから経済制裁が効くと言っていたんです。
39号室資金を止めれば良いと言っていた。
この金融制裁は実は3年位前からプロジェクトチームが出来て、いろいろ検討していて行われたものだと言うふうに中に入っていた人が、今出て来てる人が言っています。
なにか、中国人のマフィアが偽札に関わっていて、それでアメリカの捜査機関がそのマフィアを仲間の結婚式があるから来てくれといってアメリカまで呼んで、タキシード着て来た奴をみんな捕まえてしまった。
そこで偽ドルが北朝鮮から来ていると言う様々な証拠を握ったと。
それが去年の7月くらいだったから9月まで発動しなかったんだというような、今アメリカの新聞や雑誌にその事が出て来ていますけど。

ブッシュ政権としては、これは何回もここで申し上げていますけど、任期中に北朝鮮に対して圧力を加えていますけども、結果として今のところは北朝鮮は核兵器を増やしているんです。
2003年以降北朝鮮は核の量産体制に入って、年間3発くらいずつ増やしているわけです。
今も北朝鮮の寧辺の原子炉には・・・(聞き取れず)棒と燃料棒が入って、プルトニウムが作られつつあって2年に一回抜いて、そしてそこから5〜6発分くらいのプルトニウムが出来て、2年に一回で5〜6発ですから一年に2〜3発出来つつある。
パキスタンから導入した濃縮ウラニウムの工場は完成したかどうか分かりません。
アメリカの情報ではまだ完成していないと言っているようですけど、完全には分からない。
それが完成すればまた年間2個ずつ位は出来ると言われている。

そして今稼動しているのは5千キロワットの原子炉ですが、今5万キロワットと20万キロワットの原子炉の工事を再開したんですね。
5千キロワットで年間2〜3個だったら5万キロワットだったら、単純に言えば20個30個になっちゃうわけです。
この原子炉の工事が再開されたわけです。
私理科系じゃないんで単純に10倍して良いかどうかちょっと自信が無いんですが。
・・・・・・・(聞き取れず)は間違いが無い。
ブッシュ大統領があと2年数ヶ月で任期終えたときに悪の枢軸だといって、テロ国家が核武装することは絶対に防ぐと言っていたのに、防ぐどころか増えてしまっている。
いう事では、次の選挙で民主党からどう言われるか分からない。

イラクではテロで足元を取られ北朝鮮は核を増やしているいう事に現状ではなるわけですが、だからこそアメリカは全力を尽くして北朝鮮を今追い込もうとしている。
それは海外に出た39号室資金を凍結するという事。
伝家の宝刀を抜いたといえます。
前回のときは親子対立までになり、父親がもしかしたら殺されたのかもしれないという所までになり、そして金正日もアメリカに妥協して核開発を凍結と表面上の・・・(聞き取れず)はありましたけど、凍結とまで言ったわけです。
プルトニウムの開発も中断したわけです。
ミサイルの発射なりそういうこともありましたけど。
まさに、それがここで私が嵐が来るとずっといっていた根拠です。

北朝鮮が核を増やしていてアメリカはそれを絶対に許さないと。
アメリカが圧力を強めていくと。
2002年の9月の状況も、まさに2002年の1月に悪の枢軸と名指しする状況があって、北朝鮮がパキスタンの技術で濃縮ウラニウムを作ってるのは分かってるんだぞとメッセージをブッシュ大統領から発せられたところから始まっている。
金正日が日本と韓国をアメリカから引き離さないと危ないと思った。
しかし日本は安倍さんが当時副長官で、田中局長路線でアメリカから距離をとって国交正常化に行くというあぶないところまで行ったんですけど踏みとどまった。
そして今は昨年の10月、郵政の選挙で勝った後ですね。
小泉総理は安倍さんを官房長官にしたわけです。

9月にアメリカは金融制裁を始めたと。
そして10月に山崎拓さんの派閥からは誰も使わなくて北朝鮮と裏交渉をして、まぁ5人の家族が帰ってくるときは一役買ったわけですけど、その人たちを完全に排除して安倍さんを官房長官にしたんです。
アメリカは伝家の宝刀を抜いていたわけですね。
小泉総理はおととしには「自分の任期中に国交正常化をしたい」とまで言っていたんですが、安倍さんを官房長官にしたらそんな事出来るはず無いので。
じゃあなぜ変わったのか?というのは、もちろん安倍さんを後継者にしたというのもあるんでしょうけど、大きな理由の一つはアメリカとの関係を緊密に取らないと朝鮮情勢の緊張が高まる。
朝鮮情勢の中で日米同盟が第一重要課題で、イラクに出兵したのも日米同盟を固めて朝鮮情勢に向かうためですから、いよいよそういうときが近づいてきたと小泉総理は判断したんじゃないかな?というのが私がここで前に申し上げた事ですが。

安倍さんが官房長官になって、ブッシュ大統領が39号室資金を凍結するという事をやり始めたときに、日本は何をしていたのか?ということを申し上げます。
それが安倍政権が今後北朝鮮に対してどう対応するか?ということの予告になっていると思うからです。
先ほど横田代表がご説明をして下さったとおりですが、拉致問題専門幹事会と言う組織があるんです。
内閣官房に有りまして、北朝鮮と関係する各省庁の局長クラスの人たちが入っている会議で、官房副長官が議長なんです。
安倍さんが副長官のときに出来た会議です。

それがだから、細田官房長官・杉浦副官房長官の時代におととしの12月に開かれたわけです。
偽の遺骨が出てきたり黒塗りされていた交通事故調査書が来たりして、北朝鮮から提供されたすべての証拠と証するものや情報は信じるに足らないと。
生存を前提として被害者の返還を求めるというような事を決めたわけですね。
その後専門幹事会は細田官房長官時代一回も開かれなかった。
おととしの12月に開いた後、厳しい対応を取らざるを得ないと細田さんが言いましたけど、ここでも言いましたよね?
厳しい対応をどう取るのか?という事の話し合いはしていなかったと。
我々は実現のために申し入れをしてたりしたわけですね。

もう一つは、私はこれ個人的に思って多分間違いないだろうと思うんですが、中山参与が離任したのはおととしの9月だと思うんですが。
中山参与は、参与と言うのは非常勤の職責なんですが24時間拉致問題の事を考えてくれて、職位としては24時間拉致を担当する職位がないですけれど、24時間ずっとその事を考えていて専門幹事会を開いた方がいいと思って根回しをして動いていたわけですね。
副長官は忙しいわけですね。
官房長官も忙しいですね。
いろんな課題があるわけです。

中山参与がいなくなって細田・杉浦体制になった後、偽の遺骨が出てきて、政府として当面絶対にやらなくちゃいけないことをやった後ですね。
今後どうするのか?と言うことの検討はされないで、北朝鮮の出方を見るという事でずっと放って置かれたんです。
言う事だったんじゃないかな?と思うんですが、それが北朝鮮の出方は何も変わっていないのに安倍官房長官になったら、すぐ専門幹事会の増強を図って各省庁から全部出したんです。
それから政務官を外務省の政務官と内閣官房の政務官を拉致担当として入れるんです。
山谷(えり子)先生と山中(あき子、あき=火へんに華)先生が拉致担当の政務官になったんですね。
宮内庁以外のすべての役所が入る専門幹事会になって、それを呼び名を「拉致問題特命チーム」とすると決めたわけです。
そしてひと月に多いときは2回とか3回、会議を開いている。
ポスターを作ったり、英語やいろんな国の言葉でパンフレットを作ったりする作業が突然大胆に始まるんですよね。

それだけではなくてですね。
その専門幹事会は全体の会議ですから各省庁が上げてやるという事でやるわけですけども、実質的に動くためにはプロジェクトチームみたいのが必要なんです。
その専門幹事会の下に二つのチームを作ったんです。
ひとつが「法執行班」というので、法律を執行する班です。

実は安倍さんが官房長官になった直後に、井上さんと言う今度政務担当の首相秘書官になる人がいるんですが、井上さんが事実上の責任者になって法執行班的な事をやっていたんですね。
非公式にやっていたんです。
官房長官直属でやっていたんです。
実はその井上さんは内閣拉致問題連絡調整室にいたんですね、安倍さんが官房長官になるときに。
それまでは安倍さんが副長官のときの秘書官だったんですが、調整室にいたときに実は法執行について検討していたんです。

我々は当時経済制裁法の発動と並んで、北朝鮮や朝鮮総連に対する余りにも今まで法律の適用が不適切だったと。
法適用の適正化も求めるという事も広い意味での制裁として求めていたんですね。
税金の問題やあるいは朝鮮総連の幹部で北朝鮮の国会議員を兼ねている人が自由往来できるのはおかしいじゃないかと。

その時はですね。
細田官房長官に言ったときは、これを法務省に聞いたときは法律上出来ないんだと言われたんですけど、ミサイルが飛んできたら法律が変わってもいないのに出来たんですよね。(笑い声)
法務省に聞いてもらったら法務大臣の権限で出来るんだと、何であの時出来なかったのか?と釈然としないものはありますけど。(笑い声)
そういう事をですね。
実は検討していた人を官房長官の秘書官にして、各省庁に「これとこれとこれは出来るはずだよな」と言う事はやっていたわけです。

RCCというのがあるんですね。
朝鮮総連は朝銀信用組合を持っているんですが、それがどんどん破綻していきまして公的資金が1兆4千億円も入ったんです、合計で。
公的資金が入るとですね。
その債権を債権回収機構というところが引き受けて借金取りをするわけですね。
不良債権を返せと。

そのRCCがですね。
朝鮮総連というのは任意団体なんですね。
商法上の法人格を持たないわけなんです。
だからお金を借りられないんです、総連では。
でも朝鮮総連系の個人や会社がお金を総連系の信用組合から借りているんですね。
担保は何か?というと、総連が持っている民族学校の土地や総連朝鮮出版会館と言う土地建物を担保にして、総連の信用組合から総連の人間がお金を借りて踏み倒している。
そうすると預金者保護といって公的資金が入ると、言う事が行われて来たわけです。

善意の預金者を保護するというシステムを借りている人と貸している人と担保を全部、書類は別だけど上で操って作っている人がいたんじゃないか?と。
その借りた人のところへですね。
ジャーナリストが、これはアエラと言う雑誌が一番最初にやったんですが、1億とか2億とか借りている人の家へ行ってみると6畳と4畳半くらいのところに裸電球ひとつで暮らしていて、「返すつもりなんか無いですよ」と言っていると。
書類上だけ彼が借りた事になっていて、破産してしまえば終わりです。

しかしそれに対してRCCは、2千億ぐらいをRCCが担当していて今回収作業をしているんですが、そのうち600億円について名義上は朝鮮総連と入っていないけれども、実際は朝鮮総連が借りたとみなすと言って去年の11月に朝鮮総連を相手に日本政府が民事訴訟を起こしたんです。
金を返せと。
これは法律を執行しただけです。
しかし、不明朗な金の流れがあったわけですね、今まで。

アメリカも不明朗な金の流れをやっている所にはアメリカの法律を適用しただけなんですが、先ほど法の執行と言いましたよね?
実はアメリカも金融制裁と言う言葉は政府の中でも使っていないんです。
法の執行と言っています。
安倍さんはその言葉まで足並みを揃えているんですよ。

・・・その4へ続く・・・
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