2007年05月01日

07.4.22 佐藤勝巳救う会会長 国民大集会(24)日比谷公会堂にて

「拉致被害者全員の即時帰国を求める国民大集会」
07・4・22 日比谷公会堂にて

『佐藤勝巳 救う会会長による閉会の辞』

★司会 櫻井よしこさん

さてこの人なしには、救う会もありえません。
閉会の辞を佐藤お願いします。

★佐藤勝巳 救う会会長

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ご紹介いただきました佐藤勝巳でございます。
主催社を代表して閉会の挨拶をさせていただきます。
お聞き及びのように、安倍内閣総理大臣、並びに官房長官のご出席を頂きまして、つまりどういう事かと言いますと、民間三団体の主催に、政府の最高責任者のご出席を頂いたと言うことは、この運動にとっては、本日の集会はやはり画期的な事であったというふうに思っております。

しかし、画期的ではあったんですが、政府の最高責任者が『拉致を断固としてやりますよ』と言うご発言を頂くのに、10年を歳月を要しました。この10年という歳月が我が国にとって何を意味するかと言うことです。短かったか長かったのかです。運動をやってきた私の実感から言えば、ここまでダメになった国が、よく10年で持ち直すことができた。

有本嘉代子さんのお母さんは、『日本は素晴らしい国ですよ』というお話をされましたけれど、しかし、素晴らしいという側面と、同時に自国の国民が、暴力によって拉致されていることが、内閣の責任者が出てくるのに10年を費やしたと言うこと、これは、素晴らしいということと同時に、少し長すぎはしなかったかと言うことです。(拍手)

それから、運動、この10年の中の一番の困難は、家族会、救う会、議連などが作られて最初の5年間は、非常に辛い戦いの連続でした。いや、簡単に言うと、家族会の皆さん、まぁ横田夫妻を始めとして、街頭に立とうが、集会をやろうが、集まってくる人たち、関心を向けてくれる人たちは、本当にごく少数の人たちだった。

その5年間をやっぱり、頑張り抜いた。先ほど、有本嘉代子さんが、最初は、誰のところにいっても相手にしてもらえなかった。この相手にしてくれなかった、政府もそうなんですが、国民もそうでしたよね。

これからの新しい運動に繋げていくか?

これは、幹事会にもかけていませんが、私個人は次のように考えております。
本日をもって救出運動の質の転換を計る必要があるのではないか?(拍手)
家族の皆さんを救出運動の前面に立ててきた。そうすると、家族の訴えですから、ものすごい説得力があります。迫力があります。そして、多くの国民が『あの人達は気の毒だよね』ということで運動が進められてきた側面が非常に強かったというふうに感じております。

しかし、ご案内のように、さきほど家族会の増元事務局長から報告がありましたとおり、横田ご夫妻について言えば、その他の家族の皆さんについても、まぁあまり言葉は良くありませんが、この10年間で、ボロボロになりましたよね、体が。そうしなければ、自らの同胞が拉致された運動が発展しないという水準にいまだ、留まっているのだと思います。

そこをどういうふうに脱却していくのか?
これからが本当の正念場だというふうに思っております。(拍手)

一言だけ触れさせていただきますが、金正日政権は必死です。
この拉致の運動を潰すためにあらゆる手を尽くしてきております。
時間がありませんから具体的な事に触れる余裕はございませんけど、向こうは、この拉致の運動を潰してしまえば、国交正常化が出来る、日本から金を取ることが出来る。するする、どういうことか?家族会、救う会を分裂させることです。一貫して、その工作はずーーと続いてきました。我々はそれに対して、皆さん方、国民の目とは全く見えないところで、激しい戦いをこの10年、繰り返して参りました。

そして、今私が申し上げたとおり、運動の質的転換を図らなければならない。
それは被害者家族に依拠するのではなく我々国民の一人一人の力によって、一志(? はっきり聞き取れず)訴え、奪還をしていくという方向に持っていくことが、被害者に対する、僅かではあるけども、報いではないかというふうに私は考えています。(拍手)

そこで、今計画をされているのが、6月15日、和歌山県に於いて、救う会和歌山主催、和歌山県並びに和歌山の拉致議連の共催ということで、集会を計画いたしております。それに、全国協議会、家族会が支援団体、そして、政府の方にも今お願いしているんですが、拉致対策本部、外務省、法務省等々の関係行政機関も支援団体として参加をしていただく。そうすると、北朝鮮人権法に記されているように、国が、地方自治体が、国民が救出運動をやっていく、そのモデルケースとして今、密かに準備をいたしているところです。(拍手)

ご参加の皆さん方に置きましても、特に救う会の皆さん方に置きましても、是非とも、今のような形で、全国で集会を企画していただければ、我々東京の方は、全力を挙げて応援に入りますし、我々は一層中心になって、大国民運動を推進をしていきたい。そうすることが、拉致の奪還につながります。

安倍さんが総理大臣になって、直ぐ翌日かなにかに私達、家族会、救う会の幹部と会う機会があって、その時に私は安倍さんに今まで、救う会、家族会は、政府が前面に立って救出をしなさいと、その署名が全国で560万、『もうこれで安倍さんが対策本部長になったんだから、救う会は解散して良いですね』と言う話を安倍さんにしたんです。そうしたら、安倍さんが私の発言中、終わらないうちに、『いやいや、いやいや、そんなことをされては困る、今後ともしっかりと政府を支えて欲しい』と言う話をされておりましたけれど、これは、一人政府が前面にたてば解決をするといったそんな甘いものではないです。

向こうは、金正日政権は必死ですから、これから、いろいおいろいろ手を変え品を買え、攻撃をしてきます。
先ほど有本嘉代子さんが怒りを込めて、『一体週刊誌はなんだ』と言って特定(匿名と聞こえるが、特定の意と解釈)の名前を挙げて、怒りを表明されていましたけれども、あの背後に全く北のひもがないのかどうかと言うことであります。(拍手)

私たちは、その意味で高度な警戒心を持って、政府とは一緒に運動はやりますけれど、相対的独立性をもって、大国民運動に発展させていきたいと考えております。

変わず、今後ともご支援をお願いします。
本日はありがとうございました。(拍手)

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※このエントリーのテキストはblue-jewelさんの手によるものです。
※この集会の録音・写真撮影・ネット公開に関しては主催者の同意を頂いております。


07.4.22 松原仁拉致議連事務局長代理 国民大集会(23)日比谷公会堂にて

「拉致被害者全員の即時帰国を求める国民大集会」
07・4・22 日比谷公会堂にて

『松原仁 拉致議連事務局長代理による大会宣言朗読』

★司会 櫻井よしこさん

拉致議連事務局長代理、松原仁さん、大会宣言をお願いしたいと思います。(拍手)

★松原仁 拉致議連事務局長代理

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ただ今ご紹介いただきました松原仁でございます。
今日この日比谷公会堂にお集まりの皆様の総意を結集して、我々は鉄のような(? 聞き取れず)強い意思を持って北朝鮮から全ての拉致された人たちを奪還する、その想いを込めて、大会決議案を朗読させてもらいます。

決議案

◆国民大集会決議

 拉致被害者救出運動を始めて10年がたった。いまだに多くの被害者を助けら
れないでいる。その口惜しさと怒りをかみしめながら、ことしもまた、私たちは
国民大集会を開いた。

 しかし、制裁と国際連携による圧力という二つの柱を掲げた私たちの運動はこ
の1年、大きな成果を挙げた。

 政府は総理を本部長とする拉致問題対策本部を設置し、全被害者の安全確保と
即時帰還、真相究明、実行犯引き渡しを強く求めている。国会は北朝鮮人権法を
制定し、全国各地の自治体と地方議会も各地の救う会とともに写真展や集会開催
などに積極的に動いている。

 今日の大会に、韓国、タイに加えて初めてルーマニアからも拉致家族が参加す
るなど国際連携も広まった。日本の厳格な法執行と単独制裁、米国の金融制裁、
国連安保理の制裁は効果を上げてきた。

 窮地に追い込まれた金正日政権は、核問題で対米融和姿勢を見せる一方、「拉
致は解決済み」という開き直りをつづけ口汚く日本を非難している。米国はマカ
オの銀行の犯罪資金を全額北朝鮮に渡すなど原則に反する譲歩をした。日本国内
でも「バスに乗り遅れる」などとして、拉致進展なしの北朝鮮支援を求める暴論
が一部から出た。

 まさに拉致問題は正念場だ。すべての被害者を取り戻すまで日本は圧力を強化
しつづけるという毅然たる国家意思が強く求められている。

 私たちは次の点を強く求める。
1.金正日政権はすべての拉致被害者を返せ。
2.日本政府は、すべての被害者が返ってくるまで、北朝鮮への制裁を強化し続
け、一切の支援をするな。
3.米国政府は北朝鮮テロ支援国指定解除を行わず、犯罪資金への金融制裁を強
化せよ。韓国盧武鉉政権、中国の共産党政権は、拉致というテロへの加担を意味
する金正日政権への支援を中止せよ。

2007年4月22日
「拉致被害者全員の即時返還を求める国民大集会」参加者一同

以上であります。宜しくお願いします。(拍手)

★司会 櫻井よしこさん
 
皆さんの盛大な拍手でこの決議案は了承されたものとみなします。(拍手)
ありがとうございます。

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※このエントリーのテキストはblue-jewelさんの手によるものです。
※この集会の録音・写真撮影・ネット公開に関しては主催者の同意を頂いております。

07.4.22 櫻井よしこさん 国民大集会(22)日比谷公会堂にて

「拉致被害者全員の即時帰国を求める国民大集会」
07・4・22 日比谷公会堂にて

『櫻井よしこさんのコメント』

★司会 櫻井よしこさん

ありがとうございました。
毎週、週刊新潮にコラムを書いている櫻井でございます。(拍手と笑い)
週刊現代にも時々、登場しております。

有本さんのお母様がおっしゃいました。この拉致問題の解決は、有本恵子さん、そして、めぐみさん、一人一人の問題ではないのだと。
日本国民が、この国家主権を侵された場合どう対応するのか?
日本は果たして国家なのか?私たちが住んでいるこの社会は、果たして国家たり得るのかということを、この拉致問題を通して考える。もし、答えが“ノー”ということであるならば、この国を本当にまったき国家にしていかなければならない。(拍手)

そういう意識でこの拉致問題にそれぞれの立場で取り組むことが、拉致問題を1日も早く解決していくことにつながるんだということを、有本さんのお母さん、早紀江さん、横田早紀江さんがおっしゃってくださったと思います。

私たちは戦後60年あまり、優しい国家であってきましたけれども、優しさだけが全てではない。本当の強さを持った優しさでなければ、それは、“いくじなし”ということになります。(拍手)

先程来、たびたび言っております。
私たちは是非この拉致問題を解決しなければいけない。
日本人のためにも、韓国人のためにも、タイの人のためにも、世界中の人のためにも。
日本が本当に国家として、この問題に強いリーダーシップを発揮するならば、中国などに負けるものではないんです。(拍手)
あの北朝鮮の暴挙の裏に中国の支持がある。金正日が生き残っているのは、中国の支持があるからこそだということを、再びここに、肝に銘じたいと思います。

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※このエントリーのテキストはmomoedakeさんの手によるものです。
※この集会の録音・写真撮影・ネット公開に関しては主催者の同意を頂いております。

07.4.22 横田早紀江さん 国民大集会(21)日比谷公会堂にて

「拉致被害者全員の即時帰国を求める国民大集会」
07・4・22 日比谷公会堂にて

『家族会の訴え3 横田早紀江さん』

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★横田早紀江さん

皆さん、こんにちは。
本当に長い長い時間、このように私たちを支えてくださいまして、安倍総理にまでようやく私たちの気持ちが。
安心して、総理を信頼してお任せできるという方が就任してくださっ田中で、拉致問題が動き出していると思います。

本当に今、有本恵子さんのお母さんが仰ったことに尽きるので、非常に難しい政治家の方の個人個人の問題と言うのは見えないので、私たち分かりませんけども。
本当に人の命を横において自分たちの私利私欲、権力を自分のものにしようと言うそういうふうなことからそういうすうな事になって、子供たちの命がだんだん向こうに追いやられてきたのでは無いか?とそういう思いはいろんな所で感じていましたので、今までは悲しいことだなと思っておりました。

けども今こうして10年の活動でいろんな事がありましたけども、議連の先生をはじめ救う会の皆様方や多くの国民の方々の温かいご支援を頂きながら、具体的な本気である具体性というもの。
私たちが何か言葉だけで言って動かなければ何も動かなかったんです。
みんな動いて、これじゃいけないんじゃないか?こうじゃないか?という事を突きつけながら一日一日を大事に本気で動いてきたこと。
刹那刹那を大事にして、言葉に出して皆さんに訴えて、そして政府に訴え政府の皆様「そうだ」と思う方が就いてくださったという形になって来て。

めぐみの事だけを考えても20年間何も分からなかった。
本当に芥子粒ほども姿も何も消息も分からない20年間と言うものがあったのに、やはり皆さんと一緒に、国民と一緒にみんな日本中が怒って動いてきた中で、こんなに明らかにめぐみの事が出て来たわけです。
(北朝鮮は)生きていないと言っていますけど、私たちは生きていると思いますが(拍手)、めぐみが結婚した時の結婚式の写真だとか、それから孫のキム・ウンギョンちゃんの1歳の誕生日の写真だとか。
私たちが本当に考えてもみたことのないような、あのような写真が、成人しためぐみの姿が、非常に厳しい顔をしていますので私たちとしては、朗らかで明るいめぐみの感じとは全く違った顔をしているなと思いますけども。
あんなふうに大きくなっていたんだと。
そしてあんなに大きな子供が、この悲劇の中にあっても元気に育っていたんだという不思議な命の過程を考えさせられることでありますけども、本当に私たちは皆様に感謝しています。

たくさんの方の温かい、物心両面の温かいご支援の中でこうやって今日まで頑張ってくることが出来ました。
本当に具体的な本気、刹那刹那の大切な本気、重要性という事を、一人ひとりが、「自分の子供がこうなったら気が狂っているんじゃないかと思う」って、いろんな外国の高官たちが仰っていましたけど。
それほど私たちは気が狂いそうな、一生懸命考えたら気が狂いそうな、死んでしまった方が良いと思うほど、悲しいことなんです。

けれども何とかして子供たちを、あの状況の悪い中から取り戻して自由にさせてあげている姿をちょっとでも見たい。
一回でも会って話したいと思うだけで一生懸命頑張っておりますので、どうかこれからもご支援いただきますよう、そして本当にたくさんの議連の先生方や救う会やたくさんの方々。
そして他にもたくさん、今日は外国からも多くの方が見えましたけど、こんなところまでも明らかにされてきたという事。

私は神様を信じていますので、神様にとって何一つ隠された所はない。
必ずすべてが明らかにされるという言葉があります。
見えるところの物も、見えない人の心の中もすべてが表に明らかにされる時が来ると私は信じていますので、どうか私たち一人ひとりが、先ほどの西村先生のお言葉のようにせっかく頂いた人間の皮の中にある知恵をたぎらせて、正義の血をたぎらせて、一生懸命に最終目的まで頑張りたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。(拍手)

★増元照明さん

ありがとうございます。
今朝行なわれました家族会のすべてのメンバー、今の安倍政権の対北政策に全員支持を出しております。
今後週刊誌等々で家族会の名を語った方が安倍批判をした場合は、その新聞社は謝罪をしていただかないとならない事になるかもしれませんので、もう一度言います。(拍手)
家族会は全面支持で、安倍政権の対北政策を支持しています。
自民党の皆さん、民主党の皆さん、公明党の皆さん。
家族会はその立場にいる事を、全議員に伝えていただきたいと思っております。(拍手)
今後ともよろしくお願いします。(拍手)
ありがとうございます。(拍手)

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※この集会の録音・写真撮影・ネット公開に関しては主催者の同意を頂いております。

07.4.22 有本嘉代子さん 国民大集会(20)日比谷公会堂にて

「拉致被害者全員の即時帰国を求める国民大集会」
07・4・22 日比谷公会堂にて

『家族会の訴え2 有本嘉代子さん』

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★有本嘉代子さん

皆さんこんにちは。(「こんにちは」の声、拍手)
ご紹介いただきました有本恵子の母でございます。
本当にたくさんおいでくださいまして、ありがとうございます。

1988年に北海道の石岡さんのところへ北朝鮮から手紙が参りまして、私どもの娘と今ここにいらっしゃった斉藤さんの弟さんの松木薫さんとその石岡さんの弟が「故会って今北朝鮮で力を合わせて暮らしております」と言う内容でした。
その事によって1988年その時点から私たちはこの問題に取り組んでまいりました。
それで代議員にいろいろとコンタクトを取ったんですけども、どこもつながらなくて、今お見えになってました安倍総理のお父さんの安倍晋太郎さんの事務所だけがコンタクトが取れまして、「とにかくそれだったら手紙を持って一度来られますか?」という事でお伺いしたのがこの運動の始まりです。

その時に今もいらっしゃる飯塚さんと言う秘書の方が、警察庁・外務省と付いて回ってくださったんですけども、「国内のことなら何とかなるんですけれども外国のことですから」という事で警察は駄目でした。
外務省も「国交が無いですから」という一言で、その場は終りました。
その事によっていろいろ運動を始めたんですけども、その家族会が出来るまでの9年間と言うものは、どこも取り合って頂けませんでした。

だから本当に、私どもも政治家の方は存じ上げておりませんし、どうしたらいいか分からないまま無我夢中で一番最初に、皆様ご存知かと思いますけど、北朝鮮と非常に太いパイプを持っている社会党へ行けば良いよと石岡さんのお母さんが仰いましたので、即行ったのですけれども何の返事もなく終りました。
だからとにかくどうしたらいいか分からないまま9年間は、本当にいろんな所に参りました。
弁護士会にも行きました。
外務省も何度も訪ねました。
政治家の方も接触したんですけれども、中々私たちが思うような動きは取れませんでした。

そしてやっと横田めぐみさんの事が、今ここにいらっしゃる西村眞悟先生が国会の場で明らかにしてくださいまして、初めて横田さんが出て来られまして、そこへ皆家族が寄りまして家族会言うのが1997年の3月25日に発足いたしました。
これで運動はだいぶ盛り上がったんですけど、まだマスコミも政治家の方々も、もう一つしっかりとは対応はしてくださりませんでした。
でも外務省だけは、私どもがいくら個人で行きましてもね。
中々「ちょっとでも上の方にお目にかかりたいんですけど」と言いましても「私で辛抱してください」と課長止まりでした。
でも家族会が出来ました時に、局長さんが出て来られました。
それには驚きました。
やはり数の力ってたいしたもんだなとその時につくづく思いまして、それからず〜っと運動を続けてまいりましたけども、やはりマスコミも政治家の方々もこれに関してはなるべくなら、ほとんど報道の方もなさらないし、政治家の方もこれを避けて通るような感じでした。

それから1992年の9月に第一回の交渉に金丸さんと田辺さんが行かれましたけど、皆さんご存知の通りのあのような状態でした。
その時に私どもは金丸さんが行かれるという事を聞きましたので、私どもも地元から出ていらっしゃる石井一さんと言う方にお願いに上がりまして、「行かれるんであればこういう問題があるという事を北朝鮮にきちっと提出してください」とお願いしたんですけれども、返って来られたお返事を聞きますとどうもこれは話してないなという様子でした。
だからその時には主人が申しますのには、「本当に冷水を頭から浴びたような感じがした。これでは娘を救う事は出来ないなという事を思った」いう事を、今も言っております。

それでも2002年9月17日、(小泉)総理が行かれて初めて北朝鮮も拉致であることを認めましたので、国民の皆さんが知っていただく所になったんですけども、それでも先ほど西村先生が仰ったように国内に敵がたくさんいたんです。
国内の政治家の方々が、どういうわけかこの問題にはきちっと取り組んで下さらなかったんですね。

だから本当にこれはどうしたものか?と思いながら現在まで至りましたけども、やっと私たちの念願の安倍総理が誕生なさいました。
その時点で私どもは、手紙を持って上がりました時は今の安倍晋三先生にはお目にかかってないんですけども、その時点で秘書でいらしたいう事は後でお聞きしました。
その時から拉致の様子をずっと見てこられたと思うんですね。
だからその都度にいろんな方が交渉に入られた時に、どんな交渉をしているかなという事も多分ご存知だったんだろうと思います。
だから今総理になられてこの事を第一番に取り上げてくださったんだろうと思います。
その頃からこの拉致の問題はどうしたら良いんだろうな、という事をずっと考えてくださっていたんだろうと私は思っております。

でも皆様ご存知の通り、この間から渡辺秀子さんと言う方が拉致されて、拉致されたと言うよりその方は殺されたんじゃないか?と、後はお子さん二人は北朝鮮に連れて行かれているんじゃないか?という事を、新聞紙上に出ております。
これが本当に毎日のように1週間から10日ほどかけて、毎日新聞紙上に載りましたしテレビでも放映されました。
これは私たち家族会立ち上げまして間もなく、週刊誌には載ったんです、ちょろっと。
だけどそれは一回で終りました。
だから如何にその頃のやはり政治の圧力がかかって、こういう事は取り上げないという事になっていたんじゃないかな?と思います。

だから本当に長い間かかって、本当に長い事って、短い方でも20年やそこらあるんですね。
横田めぐみさんでも30年ですね。
私どもで24年です。
だから本当にもっと古い方も特定失踪者の方にはいると思うんですね。
だからそんなに載っている渡辺さんも、ご主人が北朝鮮の工作員であって、その組織が東京にあったそうですね。
そのひとつの会社が工作員のアジトみたいになっていたんですね。
そういう事ですから、その時点で30人くらい北朝鮮に連れて入っているという事を聞いておりましたのでね。
東京の方からも特定失踪者の方がかなりいらっしゃるんです。

本当に私どもも無我夢中で10年間を過ごしましたし、家族会を結成しましてからも本当に中々前に進みませんでした。
私いつも思うんですけどね。
これに関わってきた国会議員の方々はね。
自分がどういう事をして来たか?皆さんの前ではっきり言っていただきたいです。(大きな拍手)
本当に皆さんも良くお分かりになりますし、私たちは選挙権を持っております。
その時に投票するといってもマスコミの言っていることしか分からないんです。
そのことによってきちっとした政治家が表に出られなくて、本当にどうでもいいような方がかなり出ているところもあるんです。(拍手)

非常におかしな形になっておりますけども、私がいつも危惧しておりますのは、せっかく待望の総理が出て来られましたのに、どういうわけなのか?マスコミが足を引っ張るようなことばっかり言っているんですね。(大きな拍手)
どこに原因があるのか分かりません。
そこに手をを入れて足を引っ張るのか?私には見当もつきませんが、本当に週刊現代とか新潮とか、本当に最たるものです。(拍手)
週刊誌は売らんかなだろうと思いますけども、日本人なれば恥を知らなければなりませんよ。
この拉致問題は大変な問題なんですから。(拍手)
私本当にそう思います。

日本人が、私一番感激しましたのは、2002年9月以降初めて実施されました国民大集会を、有楽町の国際フォーラムでしましたときに、緞帳が上がりましたらね。
あそこ6000人ほど入るところに1万人がつめかけてくださったんです。(拍手)
その時に本当に胸が詰まって、あの時に挨拶してくださいと言われても私は出来なかったと思います。
涙がひとりでにこぼれてきました。
本当に日本人って素晴らしいと思いました。(拍手)

多くの若者たちが犠牲になって北朝鮮に連れて行かれておりますけども、この若者たちによって拉致されたことによって、日本の国民の皆様方が元来の日本人に戻ったよと言う気持ちがしております。(拍手)
私はいつも思っていますけど、日本人って素晴らしい民族だと思っています。
本当にこんな国は他にないと思っております。(拍手)
本当に皆さんが一つになって、これは横田めぐみさんとか有本恵子というような個人個人の問題じゃないんです。
日本の国に土足で上がってきて子供たちを連れて行ったんですから、本当に国として許されることではないと思っております。(大きな拍手)
私たちの気持ちは子供を助けてやりたいという気持ちもありますけど、日本がもっとしっかりしていただきたい。
日本が元来の日本に戻っていただきたいという、そういう気持ちが一杯です。(拍手)

総理が第一番に教育の問題を取り上げてくださいました。
この拉致問題も取り上げてくださいました。
だからこの教育を変えて憲法を変えて、日本の国として恥ずかしくない憲法を作って、教育もきちっとして、本当に元来の日本に戻って下さったら私は素晴らしいと思っています。(拍手)
私たちはこの長い間、運動を続けてまいりましたけど、この事によって本当に日本人の素晴らしさも分かりました。
だけど何しろ歳を取りますので体がいう事を聞きません。
足が弱くなったり本当に方々が悪くなるというのを身をもって感じるようになりましたけど、気持ちだけは負けないという気持ちを持っておりますので、何とか最後まで皆さんと、国民の皆さんと私たちと政府がひとつになって北朝鮮に勝っていかないとこの問題解決しないと思っております。

今、特定失踪者の方も来て来られておりますけども、本当に初めは何も分からなかったと思います。
国内から突然いなくなって、まさか北朝鮮に連れて行かれているなんて皆さん思いじゃなかったと思います。
でも2002年の9月17日に北朝鮮も認めたことによって、初めて私のところもそうじゃないかな?と言って出てこられたと思います。
だから思っていますその方と、私たち運動をした者とは同じ思いなんです。
全部が帰ってこないとこれは解決しません
だから今全国の方がたくさん来ています。
この人たちを含め全員が帰らないと拉致問題は解決しないとそのように思っていますので、どうか最後まで皆さんのお力をお貸しください。
よろしくお願いいたします。(拍手)
ありがとうございました。(大きな拍手)

★増元照明さん

ありがとうございました。
普段はこれほどまで激高される事はないんですが、明弘さんが乗り移ったメリハリのあるしゃべりで(笑い声)丁度良かったかなと思いますが。
両親世代で一番メインで活動されている最高齢が有本嘉代子さんです。
次は両親世代で一番最年少の早紀江さんにお話をしていただきたいと思いますので(笑い声)、よろしくお願いします。(拍手)

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※この集会の録音・写真撮影・ネット公開に関しては主催者の同意を頂いております。
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