2007年07月12日

安明進氏逮捕に思うところを少々

私は古川裁判で安明進氏が証言をする様子をこの目で直に傍聴をしました。
(安明進氏の裁判での発言要旨→http://piron326.seesaa.net/article/26588973.html

その後の記者会見で、彼は拉致問題解決のため証人として証人席に立った思いを下記のように熱く語っています。
(安明進氏の記者会見での発言テキスト→http://piron326.seesaa.net/article/26732377.html
(安明進氏の記者会見での質疑応答テキスト→http://piron326.seesaa.net/article/26873152.html

安明進氏の拉致問題解決に寄せる思いに嘘は無いと、私は思います。
表に顔と名前と経歴を出し、金正日と戦うというそのこと事態が、どんなに強い覚悟が必要であったか?
そのリスクを犯しても彼はめぐみさんの生存を証言し、それが現在に至る救出運動の原点となりました。
少なくとも支援者を自認する方であれば、彼の勇気ある行動に感謝の念を忘れてはならないでしょう。

そして彼が生活に困窮し、あるいは韓国国内での安明進氏の置かれた立場を思うとき、それを的確にサポートできなかった私たち支援者の手抜かりに関して、まず自己批判があってしかるべきでは無いか?と感じます。

今度の事件が真実なのか陰謀なのか?
現時点では私にはまだ判断がつきません。
しかし、いずれにせよこれを好機とばかりに支援活動の弱体化を狙って、マスコミの巧みな世論操作はすでに始まっています。
当然北朝鮮も救出活動を潰すべく、あの手この手の揺さぶりをかけてくるでしょう。

こういう事態に直面して最優先すべき事はなんなのか?
救う会執行部にいろいろ問題がある事は私も承知しています。
しかし、今は救出活動自体が存亡の危機に立たされている、と見るのがまずは正しい現状認識ではないのか?と私は思う。

北朝鮮との戦いは情報戦の戦いです。
この戦いに勝利するために今こそ、支援者たるものが最優先すべきことに今は力を注ぐべきでしょう。
安明進氏の事件を利用して執行部批判に躍起になっている方も散見されます。
そのお気持ちも分からなくはありませんが、今執行部批判をして支援の輪を乱す事は、この支援活動を潰したくてたまらない敵の思惑に塩を送る事態となりはしないか?と私は憂慮します。

被害者救出を本当に実現するために、今なすべき事は何なのか?と冷静に順序立て出来る強かさと戦略が私たち支援者に突きつけられている、と言うのがこの事件に直面した私たち支援者の取るべき立ち位置ではないかと考えます。

世の中は今、参議院選挙に突入。
いつも思うことですが政治のレベルも、マスコミのレベルも、所詮はそれを支える国民のレベルにつりあったものしか手に入らない、という事。
全うな政治が欲しい、全うなマスコミが欲しいと思うなら、私たち国民の側ももっともっと意識を高め、政治に対してもマスコミに対してもきちんとした批判の出来る良識と判断力を持ちたいもの。
目先の瑣末なことに囚われて、内輪もめに及ぶなど論外だと私は思いますけれど。

支援者として、一人の国民として今成すべき事は何なのか?
広い視野を持ち戦略を持ってまずはそれを真剣に考えるべきかと思います。
安明進さんの事件と参議院選挙の公示に触れて、思う事はそれだけです。


posted by ぴろん at 10:22| Comment(6) | TrackBack(2) | 拉致問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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