2007年10月07日

07.8.11 宋允復氏 世田谷お蕎麦屋さんミニ集会より

世田谷お蕎麦屋さんミニ集会 

07.8.11 世田谷区某蕎麦店にて 

『宋允復さん(北朝鮮帰国者の生命と人権守る会 事務局長)のお話』

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荒木さんのお話の中で拉致と言うのは70年代以降だけではなくて、それ以前金日成の時代からあったというお話を伺わせていただきました。
私どもが日本にすでに入っているいわゆる脱北者、日本人妻の子孫に当たる方々、日本に入った100数十名に聞き取りをしています。
その中で具体的に金日成時代の日本人拉致について直接聞いている方の話も実は聞いております。
それで、一部は支障のない範囲で公の場で、前回救う会神奈川の講演会で語って頂きました。

更に詳しく話していただこうという事で、今回9月16日、日曜日に麹町の食料会館午後1時半から講演会、証言集会を開きます。
具体的にどういう事を語っていただくか?と言うのはそのときのお楽しみというところにしておきますが、日本人拉致問題と言ったとき、金正日が認めざるを得なかった。
日本のメディアで北朝鮮タブーがはじけ飛んで、北朝鮮の暗部と言うのが本当に集中的に報道されました。 
もしすでに日本で報道されている量の10分の1でもアメリカやヨーロッパで報じられさえすれば、核問題こそトッププライオリティーであるかのごとく国際社会は報じられておりますけども、まずそんなことにはならないだろうと思うんです。
 
今拉致問題と言う酷い事が現在進行形で行われていて、そんな政権を延命させるための援助なんてとんでもないと
早く核問題、核と言うのはアメリカにとって・・・(聞き取れず)じゃないんですから、そういう酷い政権を代えなければ、改めなければいけないという国際世論も盛り上がるでしょうし、もちろん日本人拉致問題解決にもプラスになると思います。

そういう意味で日本はもう十分以上の材料を握っているんです。
握っている材料が残念ながらメディア間の厳しい視聴率競争の中で、盛んに活発に報道はされましたけども、残念ながら日本国内で消費されて終ってしまってそれが世界に伝わっていないという現状を何とかしたい。
これを何とかすればおそらくあの体制の変革と言うものに近づく。
先ほど荒木さんの話にあった、日本国の金の使い方ですね。
実質的に効果があると思えない会議に金を使い、HPを作ることに2億の金を使い、今度はラジオですか?
すでにやっていることに1億いくらと言う予算を使う。
本当にその10分の1の費用で10倍以上の効果がある事が民間ですらもできる。

今日、テレビを視ておりましたら、日系アメリカ人の監督が原爆投下のドキュメンタリー映画を作ったんですね。
「原爆ヒロシマ・ナガサキ」という題なんですけど、実はその人は「はだしのゲン」という漫画を若いとき、まだ大学生の時に読んでこんなひどい事があったんだと。
原爆自体、その人は・・・(聞き取れず)があったというんじゃなくて、戦後の酷い混乱の中を原爆の後遺症を負った人々が必死になって生き延びていたという物語を読んで、これを何とかアメリカ国民に知らせなければならない。
ただ単に戦争終結を早めた効果があったんだという事で括られて良い話ではないという事で、学生時代からドキュメンタリー映画を志して、90年代・・・らしいんですが、当時は周囲の世論に潰される形で実現が出来なかった。
20数年たってようやく今回ドキュメンタリー映画として完成して、アメリカの有力なケーブルネットワークで流されたんです。
それを視たアメリカ人が「こんなに酷いこととは知らなかった」と言って涙を流してインタビューに応えていたという事ですね。

おそらく現在北朝鮮で行われていることの多くもつぶさにアメリカ人が知ったならば憤ったりします。
ここまで国内で膨大に材料がありながら、アメリカ人のあるいは世界の人々のハートに触れるまで材料が有効に使えていないと言う現状は大変残念です。
一千万も多分お金があればですね。
北朝鮮強制収容所のことごとくを出す事は可能でしょうし、あるいはドキュメンタリー映画に出すという事も可能だと私は思います。

ですから本当に武器は十分にあるんだと。
で、日本国内で留めて良い話では無いんです。
日本人拉致被害者を取り戻すという事で終って良い話ではなくて、それどころでない広がりがあるわけですから、今ある武器を有効に使って早くあの体制を倒す。
その鍵を握っているのがまさに日本ですから、一歩前進、二歩前進させていきたいと思います。
ありがとうございました。(拍手)


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