2007年10月16日

07.9.16 荒木和博氏 金正日テロ政権を糾弾する緊急集会 星陵会館にて

あの怒りの日から5年 金正日テロ政権を糾弾する緊急集会

07.9.16 星陵会館にて

『荒木和博 特定失踪者問題調査会代表の報告』



★司会 櫻井よしこさん

ここで、荒木さんがいらっしゃると思うんですけど、特定失踪者問題調査会を主宰して、本当に多くの拉致された可能性の否定できないケースを発掘してきました、荒木さんから、状況説明をお願いしたいと思います。宜しくお願いします。(拍手)

★特定失踪者問題調査会 荒木和博代表

ご紹介いただきました、荒木でございます。
今日は連休の最中、多数の皆様お集まりいただきまして、本当にありがとうございます。

まず、最初に、きのう産経、NHK等々で報じられました、あの矢倉富康さんではないかという、私どもが発表した写真の件、一言だけ申し上げておきます。報道に寄れば、あれは別人である可能性が高いという報道がございました。
私ども、そのような情報は受けておりまして、その可能性も含めて調べているところなんですが、今回のこの写真に関しては、単に写真が似ている、似ていないいう以外にですね、様々な、不思議な点がいくつもあります。、声の問題もそうですし、あるいは写真が出てきて流れていった経路もそうでございますし、これ、問題は、もっとかなり奥の深いところにあると思っておりますので、現在調査をしておりまして、発表できることは、逐次発表して参りたいと思います。

実は、このことをやっている過程で、やはり前に私ども−−(今日、松本京子さんのお兄さんがお見えでございますけれども)−−松本京子さん、斉藤ひろしさんの写真のことで、非常に似た人ではあったのですが、ちょっと失敗したこともございました。こういう事もございますので、やはり慎重にやった方が良いんじゃないかと言うような声も確かに実はあるんですね。そして、言うまでもなく政府は、もし間違っていたりしたら、北朝鮮から、大変な反撃をくらうと言うことを言っています。

しかし、安倍総理が退陣表明される前の日、9月11日に、内閣府で、日朝国交正常化担当の峰大使のモンゴルの報告をお聞きしたんですが、アレを聞いて、感じたことは、もしたとえば私たちが、正しい情報=本当に絶対これは間違いないと、この人がここにいる=というような情報を持ってきたとしても、政府がやってくれるのは、紙を出して「ここにこういう人がいるんじゃないですか」 と聞いて、おしまいなんではないんだろうかということでございました。それ以上のことをしてもらえる可能性はない。

一方で、北朝鮮というのは、2002年までの間、「我々は一度も拉致などをやったことはない、拉致というのは、全て日本の反動勢力のでっち上げである」というふうに、ずっーと嘘をついてきた国です。
ずーっと嘘をついてきた国です。ずっとウソをついてきたんですから、今も嘘をついているだろうし、これからも嘘をつくに決まっている。それを相手にして、こちらがいくら真実を見せても、相手側がそれだけで、ひるむとは、とても、思えません。

もちろん、家族会、救う会のみなさんが、訴えてやってきた「制裁」が、間違いなく、効果を上げていると確信をしておりますけれど、やはりそこで、もう一押し、どうしても必要なのではないだろうかと思います。

先日峰大使にお会いしたときには、私はですね「この写真の話、聞いてくれたんですか?」と。政府に事前に要請をしておりました。交渉の場でですね、「この写真の真偽について聞いてもらいたい」というふうに、聞いたわけですけれど、政府のほうではですね、聞いていないということでございました。

そこで、その場で申し上げたのは「ともかく、じゃぁ私を行かせてくれ、平壌に。そして、その人に会わせてですね、違っているなら、違っているだけでかまわない。一杯やって、あんたどうしてここに来たんですか、ということでも、かまわないから、ともかくですね、行かせて、会わせてくれ」というふうに伝えてもらえないかというお願いを致しました。

ついでに一言、余計な話ですが、「私が向こうに行って捕まってしまえば、日本政府も楽になるから(笑い)、ぜひお願いしますというふうに言ってもらえないか」と言ってみたんですが(笑い)

とにかくですね、このままじゃだめなんです、ホントに。
ここにも、特定失踪者の御家族が何人も見えていますが、私ども御家族の方々とあってまして、今まで私が直接あった方でも、4人か5人の方が亡くなっています。家族会のみなさんも、10年前、家族会がスタートした時のあの頃の写真とか映像と比べてみたら、5年で年を取られたのは、本当に一目同然です。
時間がないんです。これは、御家族もみんなおっしゃっていることなんですが、「」ホントに時間がないんです。
少しでも、前に進めるには、多少の無理をするしかないです。
写真の問題であれ、多少の間違いがあっても、私ども、これからも同じ事を続けていきます。(拍手)

相手がですね、百も、千も嘘をついているのにですね、こっちが、一つや二つの間違いを怖がっていたら、何も出来ません。(拍手)

私ども、こんどの9月の28日に理事会、ございますんで、まぁその時に、うちの岡田常務理事からも提案があるんですが、今考えておりますのは、拉致、その他収容所なんかも含めて人権問題での査察官をですね、国際的に募集できないだろうか?(拍手)
費用は全部自前、命の保障無し(笑い)死んでしまったら、自分の遺体の始末も、自分でつけろということで、ともかく、合法、非合法含めて北朝鮮に乗り込んで、何とかして状況を変えていくという事の努力が必要でろうというふうに私は思っております。

先日北朝鮮でスパイが捕まったとかいうまた突拍子もない記者会見がございましたが、あのときに保衛部のチェ・スギルとかいう名前で出てきたオッサンがですね、「24時間放送が北朝鮮にむかって流れている。」あるいは、「ビラが一万枚届いている」というようなことで、「これは帝国主義のけしからん事だ」ということを言っておりました。
正にですね、私たちがやっている「しおかぜ」であれ、韓国でやっている「自由北韓放送」であれ、そして、私ども、あるいは北朝鮮のキリスト脱北者連合が行っている「バルーンプロジェクト」等々が、間違いなく効き目を出しているということでございますので、この力をもっとですね、大きくしていかなければならないと思っています。

今回の安倍さんの退陣表明というのは、大変残念ではございました。私ども、ある意味いろんな個別の問題については、安倍政権に対して、かなり厳しく批判をしておりましたし、その姿勢は今後も変わらないと思いますけれど、やはり、拉致問題の解決を掲げて総理大臣になってくださった方が、こういう形で退陣をされるという事は、非常に残念なことではございます。
しかし一方考えてみれば、この間ですね、私たちはある意味安倍さんに頼りすぎていたのではないか、拉致問題を掲げた総理大臣が出てくれたからもう、大丈夫だろうと言うことで、運動に低下はなかっただろうか、私たちの心に油断はなかっただろうか、ということを反省するわけであります。

この10年間の拉致問題を動かしてきたのは、間違いなく国民の、ここにこうやって集まってくださった方の声が、力が、全てを動かしたものだと私は確信をしております。(拍手)

ですから、この声は、何党が政権をとろうが、誰が総理大臣になろうが、もう拉致問題では絶対に動かないというようにならなければですね、いけないのだと思っております。

やはり安倍さんには、しばらく大変な時期が続くでしょうけれどもご本人が、再チャレンジということを言ってこられたんですから、やがていつか、拉致が解決した後になるかと期待しておりますが、もう一回再チャレンジをしていただきたいと思いますが、それ以上に私たちは、今回のことを一つの機会として、だからこそ、国民一人一人がもう一回、この問題の本質を知って、そして闘って行かなければいけないんだと言うことを、認識する必要があるのではないだろうかと思います。

私ども調査会としては、今後もその線に沿いまして全力を尽くして参りたいと思いますので、どうか御協力を御願いして、ご挨拶に代えさせていただきます。(拍手)

★司会 櫻井よしこさん

荒木さんのお話の中で、安倍さんという拉致問題に非常に熱心な総理が誕生したことで、私たちの側に油断があったのではないかという事がございました。
この次ぎ総理になられる方の可能性の中のお一人はですね、北朝鮮とは対話路線を優先するという考え方の方でございます。
まぁ、世の中は、拉致問題についての関心というものが、低くなっているのではないかということがメディアなどでも取りあげられておりますけれど、もし、新しい総理が北朝鮮との対話を促進するような政策を打ち出せば、この危機は、逆に私たちにとって、有利なバネとなるでありましょうし、そのようにしなければならないと思います。

何故ならば、北朝鮮との対話の中で、一度たりとも報われたことは、日本国を含む全世界が、ないのでありますから。(拍手)

対話にはほとんど何の意味もありません。
対話に意味があるとしたら、それは、力の裏付けがあってこその事でございますので。(拍手)
そのことを、確認いたしましょう。

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このエントリーのテキストはblue-jewelさんの手によるものです。


07.9.16 中井洽氏 金正日テロ政権を糾弾する緊急集会 星陵会館にて

あの怒りの日から5年 金正日テロ政権を糾弾する緊急集会

07.9.16 星陵会館にて

『中井洽 拉致議連会長代行の挨拶』



★司会 櫻井よしこ氏

主催団体の一つであります家族会を代表しての飯塚さんのお話でした。
ここでもう一つの主催団体であります拉致議連を代表いたしまして、議連の会長代行の中井洽さんにお話を伺いたいと思います。
よろしくお願いいたします。(拍手)

★中井洽 拉致議連会長代行の挨拶

皆さんこんにちは。
今日は連休の最中に本当にたくさんの方、ご参加いたしましてありがとうございます。
ご紹介を頂きました拉致議連の会長代行をしております、中井洽でございます。
民主党の拉致対策本部長もさせていただいております。
今日は拉致議連の会長、平沼さん。
健康は取り戻しておりますが、ご承知のような政治状況の中で出られません。
くれぐれもお伝えくださいと、こういう伝言でありまして、私どもは皆さん方と一緒に協力して超党派の議連を結束して、微力ではありますが、家族の皆さんのお気持ちに対して一生懸命政治の場で、努力を続けてまいります。

先ほど櫻井さんから政治状況は変わったと、こういう事を言われました。
多分その事は安倍さんが総理をお辞めになった事を主に差していると思いますが、7月には民主党が大勝利を致しまして、この政治状況も大きく変わったと私は思っております。

しかし二つの大きな流れがあっても、今年春ですね。
家族の会の増元さんはじめご要望がありましたが、私と中川昭一さんで最終的に二人で会談を致しまして、北朝鮮人権法の修正を致しました。
それには拉致が解決するまでは経済支援をやってはならない。
また日本は、北朝鮮が国際金融機関を使って色々な経済活動・経済行動をしようとするのを反対しなければならない。
こういう事をハッキリと謳っているわけでございます。(拍手)

政界の中には6カ国協議の動きを見ながらですね。
拉致の問題は後で一括解決をしたらいいじゃないかと言う声もちらちらとささやかれています。
しかし私どもは駄目だと、断固入り口、拉致の解決こそが全ての始まりだとこのように決意しております。(拍手)
これからも政権が代わろうと、あるいは総理大臣が代わろうと、拉致議連一体となってこの方針の下に頑張りますのでどうぞお集まりの皆さん方もこれまで以上に家族の会お支え頂いて、共々頑張って行こうではありませんか。(拍手)

あと一つだけ、ご報告をする事があります。
私は日韓議連の副会長を致しておりますが、先般9月の初め、日韓議連の総会で韓国へ参りまして盧武鉉大統領と森会長以下十数人でお目にかかりました。
盧武鉉さんの間に3回この日韓議連で韓国ソウルに行っていますが、青瓦台へお招きいただくのはいつも役員会4〜5人だけでございます。
今回珍しく招いてくれます。
「何かお聞きする事はあるか?」と言うので、公明党さんも社民党さんも言われましたが、私は最後に「盧武鉉さん、かつてあなたは森さんや私に『拉致の問題はそのうち解決する。放っておけばいいんだ』こう言われた」と。

これ5年前でございます。
盧武鉉さんが大統領になった時です。
「『あんまり騒がない方がいいよと言われた』と。しかし5年経って何も解決しない。今度南北首脳会談をおやりになるそうだが、是非ここで韓国の拉致、日本の拉致、人権問題だと。この解決を是非してくれ」と、こういう事を私申し上げました。
そうしましたところ、ちらちら新聞に出ておりますが、十数分に渡ってすざましい日本との関係を、悪口と申し上げていい言葉がございます。

「未来志向をやったけれど完全な失敗だった」
こういう事まで言われました。
「その失敗は日本の首脳が巻き起こしたんだ」と。
靖国神社、教科書検定、この話が出ましたんで拉致の事をいうのにこんなにまで言われるのかな?と思っていましたら、最後に対北日、日本ですね。
「この二国間の間で拉致の問題は非常に大事な問題だと認識していると、上手く行くように自分は努力する」とこういう事を言われました。
びっくり致しました。
こんな事を彼が言うというのは、初めてであります。
これがいくつか報じられまして、私どもはこの事が逆に6カ国協議が日本で報じられている以上に進んでいる。
この事を痛切に感じています。

核の問題は核の問題で大事なことであります。
これ進むのは結構だけど、私どもは拉致だと。
拉致の問題が解決しなければ、経済援助を一切やらない。
国交回復も許さない。
こういう姿勢で頑張る事を拉致議連を代表しまして、重ねてお訴えを申し上げます。(拍手)

この30数年、また拉致の問題が表に出ましてから十数年、本当に横田さんご夫妻をはじめ家族の皆さん方の血の出るような思い、そして信念、情熱、行動。
これらを支援して頑張ってこられました各種団体の皆さん、そしてお集まりの国民の皆さん方に心から敬意を表し、私ども一緒になってこれからも頑張ることを申し上げてご挨拶と致します。
頑張りましょう。(拍手)

★司会 櫻井よしこ氏

中井さん、どうもありがとうございました。
さて、自民党の側からも中川昭一さんのご出席が予定されているんですけれども、今しばらく時間がかかりますので、中川さんいらっしゃり次第後挨拶をいただきたいと思います。
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