2008年01月26日

波紋を広げる

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東京ドームで開催された「世界キルト展」に展示された、拉致被害者救出を願うフレンドシップキルト。
作品名「横田めぐみさん、生きていてね」

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作品上部、Dear, Megumiの刺繍文字

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作品下部、with all our heartの刺繍文字

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拉致被害者救出運動に関わって最近思うのは、支援の現場に出る人のメンツが毎度毎度お馴染みであること。
お馴染みの常連さんが繰り広げる街頭や集会などの活動が無駄とは言わないが、このまま毎度お馴染みの現状を繰り返すだけで良いんだろうか?と言う疑問がどうしても頭をよぎる。

そんな素朴な疑問を感じている折、某SNS内のコミュ「ブルーリボン・キルトの会」に参加する機会を得て、微力ながら私も拉致被害者の救出を願うキルト作りのお手伝いをさせて頂きました。
たくさんの仲間の思いが一つのキルト作品となって、東京ドームで開催の「世界キルト展」に展示されることとなり、今日私もドームに馳せ参じて作品を見て参りました。

キルトにはいわゆる横断幕や登り旗のような、明確なメッセージ性があるわけではありません。
でも一つの作品を作り上げるまでにどれだけの手間隙がかかるか?
縫い込まれた一つ一つのピースにどんな願いがこめられているか?は、キルトの好きな観衆には一目で通じるものがあるのです。

一つのフレンドシップ・キルトを作り上げるには、大変な手間がかかるもの。
よほどの強い思いや願いが無ければ、大勢の方が集まって一つの作品を作り上げるなどとても不可能であることを、ドームに集まるキルトファンならご存知の話なのです。

ドームで開催のキルト展にいらっしゃる人の多くは、おそらく拉致関係の集会など出た事のない人がほとんどのはず。
街頭での署名に応じたことのある人も、まずいらっしゃらないと思います。
そういういわゆる「拉致問題の毎度お馴染みさん」の輪の外にいらっしゃるキルトファンの方々に向けて、私たちの作り上げた一枚の作品は静かに、しかし力強く、拉致問題の解決・被害者の帰国を訴えていたと思います。

拉致問題は、硬直し特に目立った動きを見せません。
一体どうすればこの問題を動かせるのか?
どうすればひとりでも多くの方へ向けて、世論の喚起が図れるのか?
被害者の救出に心を痛める人は、日々思案の只中にあるものと思います。
毎度お馴染みの支援者が行う毎度お馴染みの活動だけでは、硬直した世論を動かせないのでは?と言う根本的な疑問を感じている支援者仲間も、私の周りにはいます。

その意味で今度のキルト展に「拉致被害者救出を願う作品」が展示されたことの意義は大きいと私は思っています。
様々なフィールドを持つ人たちが、それぞれの得意分野を活かし、それぞれに出来る支援を行なう。
そうしてそれぞれの持ち場で沸き起こるであろう小さな波紋を、一つ一つつなぎ合わせることで、広がる世論があると私は信じています。

そもそも市井の一般人に過ぎない私たちに出来る事は、限りがあるのです。
でも「限りのあるそれぞれに出来ること」をキルトのピースワークのように地道につなぎ合わせたら、「作品と言う名の世論」が構築できるのではないか?
その意味で、様々な人が行う様々な支援の形を、それぞれがお互いに許容し認め合うような、そんな支援が出来れば良いな、と考えています。

今は世論の関心をつなぎとめ、ひとりでも多くの方に被害者の帰国を祈ってもらわねばならないとき。
そのための波紋の一つとして、東京ドームで展示された私たちの「フレンドシップ・キルト」が何がしかのお役に立てたなら、ありがたいと思っています。
posted by ぴろん at 16:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 拉致問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月06日

リボンに集中します

昨年末には北朝鮮人権週間に絡んで集会・街頭に参加し、家族・関係者の音声ファイルをたっぷり抱え込んでいる私。
でも、テキスト化作業はさっぱり進んでいないのですね。

正直言えば1年前くらいから、テキスト化による世論の喚起に如何ほどの効果があるのか、限界を感じている私です。
ご承知の通り、テキスト化作業には膨大な時間を必要とします。
その時間をかけただけ、果たして世論の喚起はなされているのかな?という根本的疑問も感じる私。

ネットで拉致問題を検索する人は、そこそこ拉致問題に関心のある人が多いはずでしょう。
テキストを読みに来る人も、音声ファイルを聴きに来る人も、関心があればこそ拙Blogを訪問してくれるわけで、すでに関心のある方に向けて発信する情報として、私の起こすテキストは一定の役目を終えたのかな?と思うことしきりなのです。

家族の声も関係者の声も、拉致問題の進展が見えない中で、結局は同じ内容を繰り返すばかりなのが実態です。
また、どの集会に参加しても参加メンバーの顔ぶれは変わらず、そして起こしたテキストを読みに来る方も、おそらくは固定訪問者が圧倒的に多いのではないかと思われます。

世論の喚起のためには、一定の関心以下の層に如何に働き掛けるか?
自ら進んで行動を起こさず情報も求めない人たちに、如何にアピールするか?の方が重要な気がしています。

そう思えばこそ、私は仲間と共に、東京ブルーリボンの会を立ち上げ、街頭に打って出ると言う選択肢を選んだわけですが、私の限られた時間、限られたモチベーションを、街頭・テキスト・リボン製作とフル回転するにも限界はある。

で、年の初めを良い区切りとし、テキスト作業は一旦お休みにしようと言う結論を出すに至りました。
もちろんテキストに起こして発信する意義のある講演は、これからも時間の許す限り取り組みたいと思いますが、現場の声は音声ファイルで紹介するに留め、余った時間を街頭で配るリボン製作などに振り向けようと思っています。

拉致問題に関心の薄い層に向けて、如何にこの問題をアピールするか?
一刻も早い救出のために、自分に出来る活動を少しでも意義あるものにしたいと思っています。
どうかご訪問の皆さんのご理解を賜りたいと思っております。
posted by ぴろん at 18:45| Comment(2) | TrackBack(0) | 拉致問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月01日

謹賀新年

新しい年を迎えました。
ご訪問の皆様はお正月をどのように過ごされていますでしょうか?

拉致問題を支援するBlogとしましては、被害者の救出がまたも越年となってしまった事をとても悲しく残念に思っております。

被害者救出を果たすために、私たち一般国民に出来る事は、関心を持ち続けること。
被害者を帰せと声を上げ続けること。
そのために出来うる行動を、今年も積極的に取り組んでいきたいと思っています。

一日も早く、当Blogにて「祝!被害者救出!」のエントリーが書けますように。
そして当Blogが早く無用の物になる事を切に祈りたいと思っています。

ご訪問の皆様。
ひとりひとりの力は小さくとも、共に手を取り合えば大きな力となります。
それぞれがそれぞれに出来る事を積み上げましょう。

今年こそは、何としても被害者を救出し、家族と共に穏やかに暮らせる普通の生活を取り戻して差し上げたい。
次のお正月こそは、全ての拉致被害者が故郷の家族と共に迎えられる喜びの年でありますように、と願っております。
posted by ぴろん at 08:32| Comment(0) | TrackBack(0) | ご挨拶&お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする