2005年12月11日

三多摩市民集会(4)05.11.21 立川アイムにて

『真鍋貞樹 特定失踪者問題調査会専務理事のお話』

Img_1131.jpg

皆さんこんばんは。
ただ今ご紹介を頂きました特定失踪者問題調査会の専務理事、真鍋と申します。
よろしくお願いします。
荒木が代表で私が専務でございますが、私も2年前までこの隣の小平市で市議会議員をしておりまして、今こういった活動に専念をさせて頂いてる所でございます。

今日は荒木の方がですね。
拉致問題の概要と言いますか全容、それから山本美保さんのお話を中心にいたしましたので、私の方はそれを補足すると言う形で、皆さんのお手元に「神津島で消えた兄」というチラシがあると思うんですが、その裏側に大町ートと言うのがございます。
(大町ルートはこちら http://nyt.trycomp.com/takano/oroot.html
これがちょっとポイントになる事ですし、それから10月14日にですね。
警視庁が大規模なガサ入れをいたします。
ガサ入れって言うか、捜査ですね。
それは西新井病院の中にございます金萬有科学振興会と言うところに、警視庁が捜査に入った。
それと特定失踪者のお話、と言う物をさせていただきたいと思います。
25分ですから本当にかいつまんだお話しか出来ませんけれども、よろしくお願いします。

まずこの大町ルートなんですけれども、これは我々が名前をつけているルートでございます。
これはですね。
去年北朝鮮から写真が出てきたと言われる加瀬テル子さんと言う方がいらっしゃるんですけども、その加瀬テル子さんの失踪を調査しているうちに浮かび上がったルートです。
というのは加瀬テル子さんと言うのは千葉県の銚子の一番はずれの所にあるんですけれど、海上町と言うところでですね。
1961年ですからもう40年も前の失踪事件、40年以上も前の失踪事件なんですけども。

どっちにしても これを調べてみますと当時の海上町、あるいは近くの旭市、現在旭市ですけどその辺一帯ではですね。
水飴をたくさん作っていると言う事です。
それから当時はあの辺は砂鉄がたくさん採れていると。
良質の砂鉄が採れていると、それを一大産業としているわけです。
その砂鉄と水あめがどういうふうに物流、運ばれたのかと言う事を調べていくうちに、全部が全部と言うわけでもないんですけど、この砂鉄と水飴が千葉から東京を通って、東京から山梨、そして長野、そしてこの新潟の糸魚川まで行って、富山か新潟方面に運ばれて行って朝鮮半島に輸出されていたと、いう事が明らかになったわけであります。
これはもしかして何かがあるんじゃないか?と言う事で、このルートを丹念に調べようと言う事で今日に至ってるわけです。

しかも加瀬テル子さんのですね。
調査のプロセスで明らかになったんですけども、水飴とか砂鉄と言うものがですね。
誰によって採取されていたか?と言うことなんです。
それはもちろん多くの日本人も採取に従事していたんですけども、多くの在日の人たちがですね。
この水飴や砂鉄の採取に関っていた、物流に関っていた、販売に関っていたということが判明したわけです。
そして色々加瀬テル子さんのですね、ご実家。
お父さんはもう90歳近いおじいちゃんなんですけども、記憶を辿っていただくと、「そういえば当時、我が家にも在日の人たちが買い付けに来とったなぁ」と。
要するに農家ですから、水飴も作るし農閑期には砂鉄も採っていたと。
その砂鉄を採っていたのも買い付けに来たのも在日の人がいたなぁと言う事が判明しました。

物のついでに申し上げますと、加瀬テル子さんの身近にいた女性がですね。
実は在日朝鮮人の男性と結婚して北朝鮮に行ってしまいました。
その後全く消息は不明です。
そういう方が加瀬テル子さんの身近にいたと言うことなんですね。
それで当時はまだ写真が出ていませんでしたから、この加瀬テル子さんの失踪には何かがあると言う事で調べていったわけですが、そうすると北朝鮮から亡命者がもたらして来た一枚の写真。
今日お持ちしなかったのは残念ですけども、調べてみると専門家の先生もこの写真については加瀬テル子さんに間違いがないと、いうような判断をされたような写真が出てきました。

ちょっと補足しますと一枚の写真をですね。
40年前の写真16歳の写真と現在の57歳の写真を比べて素人目にはほとんど分からない。
言われてみて分かるんですけども、加瀬さんの場合は最大の本人を特定するポイントがあるんです。
それは向って右側の目ですから、こちら側ですね、ごめんなさい向って左側ですね。
加瀬さん特有の、目の中にほくろがあるんです。
その目の中のほくろがちょっと出てるんですね。
それが北朝鮮からもたらされて来た写真にもあったんです。
この形状、この形ですね。
それから場所がピッタリ一致する。
そういうことがあったもんですからあの写真については間違いがないという事になりました。
加瀬さんにつきましては我々としてはこの事件はですね。
拉致に間違いが無いと言う結論を出しているんですけども、政府は未だに認定も何もしていません。

と言うような事からこのルートがもしかしたら何かがあると言う形で主に重点的に調査したわけなんですけども、お手元のこのルートを見ていただきますとですね。
このルートには工作活動の拠点と言うものが点在します。
千葉県に行きますと蘇我(千葉市と市原市の境付近)なんですね。
蘇我と言うのは当時、昔なんですけども鉄鋼の会社に労働者として従事していた在日の方が非常に多く住んでいる所で、ここでも失踪事件があるわけですけども、そこを通ります。

そして東京都内に入りますと足立区、足立区は後ほど話をしますけどガサ入れのあった西新井病院があるところです。
そこから管七を通りますとですね。
北区を通るんですけども、北区にはですね。
私の住んでいる小平には朝鮮の大学校があるんですけども、北区には朝鮮高校があるわけですね。
そしてここも失踪者が多発している地区です。

そして都内を通って甲州街道に入ります。
甲州街道に入りますと、杉並付近を通りますね。
杉並は実は非常に失踪が多い場所です。
付け加えますと杉並区と言うのは南北に(JR)中央線で分かれるわけですけども、失踪者は北側には誰もいません。
私たちに届けられている方ですけども、全て南側のこの甲州街道沿いと言う状況があるわけです。
それも毎年きれいに一人ずつ若い男性が失踪すると言う不思議な現象があるところです。

その杉並を通っていきますと今度は三鷹とか調布になるんですね。
三鷹は荒木が先ほど申し上げましたように、久米裕事件があります。
そしてこの調布ではこの「神津島で消えた兄」と言う、まさに高野清文さんが住んでいた場所であり、高野清文さんが通っていた大学、電気通信大学と言うのがある。

そこを通ってずっと行きますと、山梨になるわけですけれども、山梨では今日のメインのテーマでありますけども、山本美保さんが失踪した場所です。
山梨と言うのは非常にある意味を山にかこまれて誰でも何をしているか分かる小さな、と言っちゃ失礼ですけど非常にコミュニティが小さいところですから、今名乗りを上げていらっしゃるのはホンの河合健次さんと言う方と山本美保さんの二人だけですけども、失踪事件の非常に多い場所です。
しかも私たちに届けられない失踪者の家族がたくさんいる

それから山梨を通りまして長野に行きますと、長野と言うのは朝鮮総連の非常に活発な場所なんです。
数はそんなに多くないですけど、規模も数もそんなに多くないんですけど非常に活動は活発なところなんですね。
それを裏付けるのがですね、辛光洙の存在です。
辛光洙と言うのは先ほど荒木が説明しましたように原敕晁さん(拉致)の犯人ですけども、この辛光洙が一時的に職を得ていたのが長野県です。
自動車専用道路の切符切りをしていました。
ですからおそらく皆さんもそこらへんの有名な観光ルートですから、1970年くらいにそこの道路を通ったら辛光洙がおそらく皆さんの切符を切ってると思います。

そして長野を北上しますとですね。
これを言うと風評被害になるので言わないでくれと言われているんですけど、大町があるんですね。
で、この大町が非常に問題のある町です。
辛光洙を支援していた在日の協力者がいます。
それから年配の方は覚えていらっしゃると思いますけど、朴正煕(パク・チョンヒ)、朴大統領の射殺未遂事件。
奥さんが亡くなった事件がありますね。
そのときの犯人、文世光(ムン・セガン)、ぶん・せいこうですね、日本語で言うと。
彼が匿われていたのもこの大町です。
大町にはそういった北朝鮮の工作員を支援する個人がいるわけです。
誰なのか?ってのは分かってますけども、それを言うと私は訴えられますのでこれ以上は申し上げませんけど、そういう存在が大町にはおります。
そこでも失踪事件がある。

そして糸魚川に抜けていくわけですね。
糸魚川から富山方面と新潟方面に分かれていくわけですけども、新潟の方はご存知のように万景峰号がしょっちゅう入ってくる港があるわけですからここが終点になるんですけども、富山方面が見逃しちゃいけないんですね。
富山方面では富山を抜けて新湊と言う小さな港があります。
そこが小さいですけれど国際港でございまして貿易港でございまして、ここに万景峰号がしょっちゅう入ってきてたんです。
北朝鮮の貨物船がしょっちゅう入って来ていて、おそらくここが終点だろうと、そう思っています。

このルートで失踪者の数なんですけど450人くらいのお届けがあるんですけども、私どもにですね。
その内の実に150人の失踪がこのルート上で存在すると言う事です。
警察庁の専門家に話すと笑って、「そんなもんありゃせんよ」と言われるわけです。
確かにこのルートが工作員の名前で存在している事はないと思うんです。
ただこういったルートこういった集積状況こういったところに住んでいる協力者、と言うものの連携の中で拉致が行われたのは否めないんじゃないかな?と思っております。

で実はその証明として現れたのが藤田進さんと言う事件です。
これも去年写真が出て大きな衝撃的な写真だったんですけども。
この藤田進さんの失踪事件、我々は拉致と思ってますけど、拉致事件に拘った・拉致を手伝わされたと言う人物がいるわけです。
証言をしている方がおられるわけです。
自ら、まぁ名乗ってはおりませんけども、「私が藤田さんを運びました」と、「運ばされました」と、脅かされて。
この方は2回ほど私ども面会したわけですけども、「私も日本人である」と。
で「嫌々手伝わされた」「良心の呵責がある」と。
「だから藤田進さんだけは何とか助けてあげたいんだ」と言うような事から私たちに接触をされてきたんですね。

でその方がどう言っていたかと言うとですね。
「足立区の西新井病院の運転手をしていました」と。
で、「あるとき命令されて男性を一人運びました」と。
それは西新井病院の施設があるんですね。
千葉県に保養施設がある。
「そこの保養施設に監禁されていた若い男性を車に乗せて、この千葉・東京・山梨・長野を抜けて糸魚川と言うルートを通って車で運びました」と。
で、「糸魚川で別の人物に若い男性を渡しました」

でその若い男性は誰ですか?と言う話になって行ったんですね。
その結果、あの写真が出てきて当時の若い男性は「藤田進さんで間違いない」と証言をされたわけなんです。
これはですね、とても重要な事だったので私たちも極秘と言う事で取り扱ったんですけども、それがなぜか今年の正月にですね。
週刊新潮にすっぱ抜かれました。
その結果私たちにこの証言をもたらしてくれた男性は、それ以来一切接触が途絶えてしまいました。
残念な・・・ですからその話が本当なのか嘘なのか検証する間も無くですね。
現在に至っているわけであります。

そうしたところ10月の14日、西新井病院の中にある金萬有科学振興会の、そこの理事をしている人物が薬事法違反だという事でガサ入れがあるんです。
ガサ入れの結果一週間前くらいに結論が出まして、50万円の罰金と略式起訴と言う形で一件落着と言うことでありますが。
この50万円の罰金の為に警視庁がどれだけの人間をどのように動員したか?
実際の数字は分かりませんけどテレビでも出ましたから相当の数だったのもあるわけですけど、300人から400人の警察官が動員されました。
そしてテレビでは映されてませんけども、新聞記者さんたちが言ってたのは、その後ろにはマシンガンを持った警察官も待機していた。
それくらい厳重に捜査をしていた。

それから、結果11箇所の捜索で終わったんですけども当初は26箇所、全国で26箇所です。
東京だけじゃなくて大阪方面、あらゆる所を捜索したんです。
で薬事法違反とは無関係の所までもガサ入れをしているわけであります。
で警察はですね。
今日警察の方いらしてると思いますけども、これは全部薬事法違反ですと。
拉致とは関係ありませんと言う話をず〜っと記者会見では言ってますけども、そんな事はないと言うのがだいたい一般的に考えられるわけなんです。

それで、あの〜〜、えっと、あと5分くらいで終わりなんですね?(司会の方に尋ねる)
それでですね、その後藤田進さんは加瀬さん同様写真が出てきました、北朝鮮から。
専門家の橋本先生もほぼ間違いがないだろうと言う鑑定を、橋本さんが間違いないと。
で二つ目、安明進さんはですね。
北朝鮮で藤田進さんを目撃していますと証言しています。
これは中々表には出ないんですけども、市川修一さんですね。
一緒にいて安明進にタバコをくれた優しい親切な若い青年だと言っています。
私に証言してくれる人物が存在する。
この3つがあるにも拘らず、警察はまだ認定していません。
と言うか政府は、と言った方が良いかもしれません。
拉致被害者として認定する最期の判子を押すのは小泉総理ですから、小泉さんが判子を押さない限り拉致認定されないわけです。
だから警察としては相当の資料、相当の証拠があるにも拘らず、加瀬さん同様藤田さんについてはなんら手を打っていないと言うのが現状で。

時間もないのでこれは一体なんだ?と言うことです。
山本美保さんにしても大沢さんですね。
今日お兄さん来られてますけど、あれだけ怪しい事件、物証に至る物も存在するにも拘らず、日本政府が認定しないのはなぜか?と言うことです。
これはもう、警察に問いただしますと政府に問いただしますと証拠が無いと言うんです。
証拠がないからだと言われる訳です。
先ほど荒木がお話しましたように、証拠が出りゃこんな簡単な話はないわけでありまして。
拉致と言うのは一切証拠を残さないで行う完全犯罪ですから、そこで証拠がないから拉致認定しませんでは一生かかったって認定できないと、言うところなんです。
ここが苦しいところなんです。

だから我々は状況証拠だとか目撃証拠だとかこういう写真だとか、こういう話を集めて集めてこの人は間違いないでしょうって、政府に言ったりあるいは警察の方に訴えても、証拠がない。
じゃあどこまで証拠が必要なんですか?と聞くと日本から出たという証拠が欲しいと。
次、北朝鮮にいるという証拠が欲しいと。(会場内から小さな笑い声)
それを我々に(真鍋氏、少し自嘲気味に)我々に出せと言うんですか?と。
加瀬さんについてこれだけの写真があります。
これだけの状況証拠がありますと。
藤田さんについてはこれだけの状況証拠がありますと、それでも認定しないと言うのは認定したくないということなんです、要は。

誰が?
それは現場の警察官の方は一生懸命です、本当に。
本当に一生懸命に、暑い中も寒い中も一生懸命やってらっしゃって、相当のデータ、相当の情報がこんなに集められているにも拘らず、最後の段階になって認定せずというわけです。
なぜでしょうか?

日朝国交正常化の障害になると言うわけです。
特定失踪者、これ以上話をややこしくしたく無いと言うわけです。
ただでさえ日朝間の交渉がデットロックになっている所へ加えてまた特定失踪者の問題だ?
こんな物は後回しだと言うのが、まぁ正直な今までの政府でした。
我々も外務省と警察庁とこういうことでしょっちゅう喧嘩をしています。
荒木は普段はあんな穏やかなんですけども、いざとなったら怖いですからね。
本当に。

机をぶん投げて怒る位の事をするわけですけども、ようやく安倍官房長官になられてですね。
この状況も少しづつ変わるだろうと言う期待もしておりますけども、ただ官房長官が一人頑張ってもですね。
あの政治構造の中では中々難しいと思います。
やはりそれを支えていくのは皆さん国民一人一人の声しかないと思います。
安倍さん頑張れ!拉致議連の幹部の皆さん頑張れ!国民は応援してるぞ!と
そして特定失踪者の問題も忘れちゃいないんだぞ!と。
山本さんや大沢さんや藤田さんやそういった人たちの問題が解決しない限り、拉致問題の解決はない。
そして日朝国交正常化も無いんだということをですね。
皆さんが強く訴えていくしかないんじゃないかな?と思っております。

それで私どもにもですね、ぜひ昔こんな事が会った、こんな変な事件があった、こういう人たちがいるぞと言う情報があったらいずれもお知らせ頂きたいと思います。
どうか皆様方の一層のご理解とご協力を頂いて、一日も早く。
本当に本当にそうなんです、一日も早くこの問題解決したいです。
ホンマに、荒木も私もこの問題8年間やってます。
でもご家族はその3倍4倍苦しんでいるわけです。
30年40年苦しんでいるわけですから、本当にそういう意味で一日も早く、この問題を皆さんと一緒になって解決したいと思います。
どうか今後ともご支援をお願いしまして、私のお話をさせていただきます。
どうもありがとうございました。(拍手) 


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