2005年12月17日

救出の為に日米韓連帯を!東京集会(6)05.11.23 友愛会館にて

『金聖浩(キム・ソンホ)前理事長・現レインボー財団理事長のお話(通訳・西岡氏)』

★西岡力氏


続いて金聖浩理事長から補足説明と、それから今行っている日韓の学生の交流、また脱北者を救出する方法についての問題について、総合的にお話をしていただきます。

★金聖浩前理事長・現レインボー財団理事長

私は昨年まで拉致被害者家族会として拉致問題解決に全力を尽くしてきましたが、拉致問題を解決する為には根本的には北朝鮮を変えなければいけない。
北朝鮮の内部に対する工作を行おうと考えて、今はレインボー財団と言う財団を作ってそのような事をやっております。

私は一言で申し上げて、金日成・金正日の政治は工作政治だと思っております。
共産主義国家の大変基本的なものが工作政治でありまして、それがまた残忍な政治であります。
戦争中の韓国人拉致そして戦後の韓国人拉致、また日本人拉致は北朝鮮が南を共産化しようと言う政治工作の一環として行った事が明らかになっています。
70年代も後半になり、北朝鮮の武器が老朽化する中で戦争による共産化が難しくなってきた状況で、北朝鮮は南に対する政治工作に基づく共産化に全力を尽くしてそのために拉致を本格化させたのです。

最近北朝鮮から亡命してきた黄長ヨプ(火へんに華)と言う人がこのような話をしています。
韓国が北朝鮮に対する経済的優位を確保するには数十年かかった。
しかし北朝鮮が韓国に対する政治工作を成功させるのに5年しかかからなかった。
今の韓国はその北朝鮮の工作に従って政治そして大学、大学の学生・教授たちの親北一辺倒になっている。
それだけでなくて反米反日もまた北朝鮮の工作によって行われている。
今突然また反日運動が起きているんですが、実は韓国で親日派の人名事典を作ろうと。
そして親日派を糾弾しようと言う人たちの前歴を見ますと、ほとんどが国家保安法、つまり北朝鮮のスパイとして過去に捕まった経験も持っている人達が反日運動を指導している。
北朝鮮の工作に基づく反日運動が活発化して、日本の安保まで危うくなってきているという事であります。

私は今最近北朝鮮から韓国に逃げて来た人たちの大部分の人たちから話を聞き情報を総合しています。
今日本を始めとする国際社会そして韓国も北朝鮮に対して人道支援を大々的に行っているわけです。
その理由について、北朝鮮で飢えて苦しんでいるという理由で人道的支援をしています。
またそのような事をしなければ北朝鮮は刺激を受けて戦争を起こすかもしれないと言う理由になっています。
それは私の知っている所によりますと北朝鮮の実情を全く分からない人たちの論理です。
私たちの得ている情報によりますと国際社会からの支援は金正日の忠誠分子たち、そして平壌に住む一部の人たちだけに配られているんです。
彼らの生活は韓国人よりもあるいは日本人よりももっと贅沢な暮らしをしています。
ベンツに乗っています。
高級マンションで外国からの贅沢品に囲まれて生活しています。

特に平壌を少し出た田舎の地域、特に中朝国境地域の住民は金正日が配給を出さないから自分達で自活して生きろと言う命令が下って、山の一番上までも耕してなんとか少しでも食料を得ようとして、山のてっぺんまで木が切られています。
私は鴨緑江・豆満江の中国側、中朝国境を全部歩いて見ているんですが、国境地帯に林立している北朝鮮の山は全て木が切られてしまって禿山になっています。
畑になっているんです。
そこから得られるホンの少しの食料で何とか延命しているんです。
そこから逃げてきた人たちの話を総合してみますと、国際社会が米や小麦粉を送ったといいますけども、それを食べたという人は誰もいません。
今も北朝鮮にまだ家族が残っていると。
人道支援を一般の人たちが食べられないんだから、金正日を助ける人道支援は止めて経済制裁をして欲しい。
それが金正日を絶つ道になると言うのが脱北者たちが口々に言う言葉であります。(拍手)

私はこのように話しています。
ガン細胞があればその横にある正常な細胞も栄養さえも奪ってしまう。
ガンにかかっている人に栄養を与えればガンに勝つ事ができるんじゃないかと考えますが、実は正常な細胞に入った栄養までガン細胞が食べてしまって、ガン細胞を育てる事になってしまう。
栄養分を与えれば与えるほどガン細胞が奪い取って食べてしまうので、ガンが成長して最終的には命を奪い取ってしまう。
北朝鮮に経済支援をすると言うことは、ガン細胞を育てていくという結果しかないと思います。
私はこのような状況の中で中国と北朝鮮が結託して危険水位まで来ていると思います。
黄・長ヨプ(火へんに華)さんが言っているように、近い将来韓国が金正日による赤化統一されてしまった場合、玄界灘を超えてすぐ近くにある日本の安全保障がどのようになるのか考えてください。
経済制裁を確実にする事がアジアの平和と人権を確保する道だと思っている。

最後に一言だけ申し上げます。
日本と韓国の協力関係について申し上げたいと思っております。
歴史観の問題だとか独島(トクト=竹島)、靖国参拝問題ですとか、このような問題は韓国と日本、中国と日本がお互いに相手の民族的アイディンティティーと伝統を尊重するときに解決すると信じます。(拍手)
自分の方から見るんではなくて第三者の立場ではどうなのか?
こちらはどうなのか?というふうに見れば、この問題は解決できる、距離が縮まるんじゃないかと思います。
今日本と韓国は人類の最高の価値である自由と人権と言う価値の為に、協力して闘っていけば北朝鮮の工作に勝つ事が出来ると思います。
日本と韓国で自由と人権と言う理念を共通とする人たちが協力して闘っていく時に、実は反日運動を裏で煽っている共産勢力の工作を見破る事ができ、彼らとの戦いに十分に勝つ事が出来ると私は確信しています。

ですから日本の大学生が韓国に来てくださった時に韓国の大学生との交流をお助けしたのでありますし、大学生同士だけではなくて企業家の人たちや知識人同志をの交流も進めていきたい。
そのために努力したいと思っているのであります。
長い間ありがとうございました。
特に日本の家族会と救う会の皆さんの大変温かいおもてなしに感謝します。(拍手)

★西岡力氏

解説をしようと思ったのですが時間が無いので、私は後でタイのお話をする時にまた出ますので、そのときに全体のことと合わせて今のお話の補足もしたいと思います。
で、以上で韓国人拉致についての第1部を終わらせていただきたいと思います。(拍手)

・・・・・・・・・・
05.1.2 本文の一部を訂正しました。 


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Tracked: 2005-12-17 12:12
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