2008年12月06日

平松邦夫大阪市長 大阪ブルーリボンの会結成5周年記念講演会寄稿誌より

メッセージ    大阪市長 平松 邦夫

 大阪ブルーリボンの会結成5周年講演会の開催にあたり、ご挨拶申し上げます。
 皆様ご承知のとおり、平成14年9月、平壌で行われた日朝首脳会議で、北朝鮮側が長年否定していた日本人の拉致を初めて認め、謝罪し、再発の防止を約束しました。現在、日本政府は17名の日本人を北朝鮮による拉致被害者と認定しており、そのうち5名の方々については、同年10月に24年ぶりの帰国が実現しました。しかしながら、他の安否不明の方々については、北朝鮮側が、直ちに真相究明のための徹底した調査を再開する旨、明言したにもかかわらず、納得の行く説明がない状態が続きました。
 本年6月の日朝実務者協議において、ようやく、北朝鮮側から、拉致問題の再調査を行う旨が表明され、8月の同協議では調査目的と具体的な態様について合意がなされましたが、その後具体的な進捗はなく、拉致問題の解決は依然として厳しい状況であります。
 この間の家族会の皆様のご心痛やご苦労に思いを馳せますと、まさに胸をしめつけられる思いがいたします。
 言うまでもなく、拉致問題は国家主権及び国民の生命と安全に関わる重大な問題であり、その解決なくして北朝鮮との国交正常化はあり得ません。
 こうした中、国際問題と安全保障問題の専門家である青山繁晴氏が、北朝鮮による拉致問題について、最新の情勢を含めてご講演されるとともに、横田早紀江さん有本嘉代子さんをゲストにお迎えしてご家族の思いを共有する機会を設け、広く市民にメッセージを発信されますことは誠に意義深く、開催に力を尽くされました大阪ブルーリボンの会の皆様方に深く敬意を表します。
 大阪市におきましても、国際社会の平和と発展への貢献を誓い、世界の多くの都市と相互の交流を深め、国際的な友好親善の進展に努めるとともに、拉致問題に対する市民の理解が一層深められるよう、市政だよりやホームページなどを通じて情報発信を行っております。また、12月10日から16日の北朝鮮人権侵害問題啓発週間に予定されている全国的な啓発活動など、北朝鮮による拉致問題の早期解決に向けた政府の取り組みにも協力してまいりますので、本日ご参加の皆様方におかれましても、引き続きご支援を賜りますようお願い申し上げます。


posted by ぴろん at 19:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 拉致問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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