2006年02月02日

よど号犯人と拉致問題 東京集会(12)06.1.19 友愛会館にて

『西岡力 副会長のお話』

ありがとうございます。
ちょっと私の方からも、今の拉致がどのような形で行われたのか?と言うのを頭の整理をしてみたので、その問題提起をさせて頂いて、そして質問があれば受けたいと思うんですが。

今恵谷さんがまず拉致の形としてですね。
3つ言ったんですね。
遭遇型がある。
拉致を目的にして入って来たんではなくて、別の目的で入って来て見られてしまった。
遭遇したと、そこで拉致が行われた。

マグジャビ型。
朝鮮語でむやみやたらと言う意味だと恵谷さんは言いましたけども、マグジャビ型と言うのは人定がされない段階で入って来てアベックなら若いアベックを連れて来いとか、言う形で連れて行った。
これがあったという事を証言しているのが安明進です。
聞いている。

それから3つ目が人定型だと。
工作員がまず人定をして、そして海岸に連れて行って戦闘員に渡す。
戦闘案内員ですね、今の言い方ですと。

そして今度は拉致の目的が今まで明らかになっている物は、4つあるいは5つあるんです。
ひとつは工作機密の隠蔽である。
ふたつめが身分の取得と。
三つ目が工作員の教官。
四つ目が工作員として使う。
これはよど号グループがそうですね。
五つ目に恵谷さんが検討の必要があると言ったのは、専門知識の取得。
これはまだ実例が上がってはいないんですが、しかしそれは想定されると言う事です。

そうするとですね。
遭遇型をAとして、マグジャビ型をBとして、人定型をCとする。
そして目的の方の工作機密隠蔽を1、身分取得を2、工作員用教師を3、工作員を4、専門知識を5とすると、Aの1、2、3、4、5と考えられる。

遭遇型ではAの1が明らかになっていて、それは寺越さんたち。
それ以外にAの2、3、4、5というのは今のところ明らかになっていません。

そして次のマグジャビ型をBとすると、BはBの3しか明らかになっていない。
工作員の教師とする。
この部分が一番問題になるわけです。
マグジャビ型で工作員の教師とするのがあったかどうか?

今表に出てるのは横田めぐみさん、地村さん、蓮池さん、市川・増元さん、曽我さん親子、富山のケース。
誰かにつれて行かれて海岸に行ったのでは少なくともない。
海岸の近くにいたわけです。
そして襲われている。
マグジャビ型とも思われる。

それから今度はCで人定型。
Cの1は無いんですが、Cの2で身分の取得では久米さんと小住さんと原さんが問題になる。
Cの3では田中実さんと田口八重子さん。
Cの4で松木さんと石岡さんと有本さんがやられて。
今のところCの5というのはまだ判明していない。

ここで問題になるのは、マグジャビ型があったのかどうか?
今マグジャビ型とも想定される横田さん、地村さん、蓮池さん、市川、増元さん、曽我ひとみさんと富山のケースですね。
具体的な犯人像が明らかになっているのは、地村、蓮池、曽我、富山のケースなんですね。
犯人が目撃されている、被害者が証言している。
このケースは皆4人と言ってるんです。
地村さんも、蓮池さんも、曽我さんも、富山の人たちも4人に襲われたと言っている。
4人の内3人が戦闘案内員で、一人が工作員であったと思われる。

地村さんは辛(光洙)がいたと言っている。
後3人いたと。
蓮池さんは朴がいた。
そして3人と。
曽我さんは3人の男が後ろから歩いてきて襲われたと言っている。
そして女性工作員、中年の女性と一緒に工作船に乗って清津まで連れて行かれて、清津から平壌まで一緒に行って、その女性工作員がある期間、教育係だったと言ってるんですね。
それはつまり女性が工作員で、3人が戦闘員。

富山も4人と警察は認定しているんですが、多分直に4人と聞いているんで、中に辛と似ている人間がいたわけで、少なくとも辛は当時40代ですから、40代の工作員がいて辛なのか他の男なのか知りませんが年取ったのがいて、そして戦闘員は20代だと思われます。
が、3人いたと。

安明進の話ではマグジャビ型で当初やった所、工作員の教官として使えない人もいたので、後で日本国内の組織に人定をさせてそれから上手くいった。
いう話を工作機関の教育の中で聞いているんですが、しかし人定型はマグジャビ型と並行してあるいは先に行われてますので、その説明だけでは教師のリクルートの部分だけについての説明なのか?限定的だと思いますが。

つまりBの3、マグジャビ型で工作員の教師を連れて来いという形があったのか?
あったとするとそこの部分については日本の国内の協力者の存在と言うのは余り考えられない。
工作員も日本の事情を知っている工作員が、数ヶ月とか、あるいは私は一緒に追って来たのかもしれないと見ている。
そこで土地勘のある人間と3人で、まぁ安明進に聞いたら、一人が一人を拉致するのは簡単なんだと。
二人拉致するのに予備で3人いて、日本の事情を分かっているのがもう一人いたんじゃないかと。

もう少し厳密にですね。
恵谷さんの仰っていた、何部の所属でどうなのかと言う事を当てていって、考えなければいけないけれども。
こういうふうに考えていくと、今日警察庁に行きまして警備局長が年末に拉致被害者から新たな証言を聞いたと。
その結果、拉致の実行犯は今まで考えているよりは限定されているんじゃないか?
同じグループが何回も拉致していたんじゃないかと、今思っている。
一つの班が何人いてどういう目的でやったのかもう一回洗い直さなければいけないという話をしていたんですが、その前に実行犯がマグジャビ型なのか、人定型なのか、遭遇型なのか。
目的が教師なのか、身分なのか、あるいは工作員として赤軍の仲間にしようとしたのか、全体像としてそれを考えていかなくちゃいけないんではないかなと。
今の段階で言えるのはこれ位じゃないかな、と私は整理しているんですが恵谷さんどうでしょう?

★恵谷治氏

いえ、もう、はいそうです。


この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。