2006年02月04日

全ての拉致被害者を救うために、一歩前へ

まずは救う会群馬のHPに掲載された横田滋さんのメッセージをお読みください。

救う会群馬 横田滋さん頑張れ!

一読して辛いですね。
滋さんの病が難病であったという報道を聞いてはいましたが、思った以上に深刻な事態であったようです。
幸い治療が功を奏して、健康を快復しつつあるとの事で、まずは胸を撫で下ろしてはいますけれど。

むろん、お疲れなのは滋さんだけではありません。
早紀江さんも飯塚さんも有本夫妻も増元さんも、疲れの色は隠せない。
私はこの所首都圏で開催される集会の殆どを追いかけています。
そうなると毎月、うっかりすると毎週のようにご家族のお顔を拝見する事になるのですが、それが回を追うごとに疲労の色が増していくのが手に取るように分かるのです。
特に有本夫妻と飯塚繁雄さんの疲労の色は目に見えて濃いです。
これでは滋さんのみならず、次はいつ誰がぷつんと切れて倒れてもおかしくない。
そういう危機感をいつも集会に参加するたびに、私は切実に感じております。

しかしいくら止めても、彼らはおそらく支援を求めて東奔西走、挙句は海外まで遠征する事を決してやめはしないでしょう。
動く事をやめたら、世論が萎みやしないか?
世論が萎んでしまったら、拉致問題の解決は永遠に遠のくのではないか?
そんな焦り、恐怖感が彼らの背中を押し続け、走り続けさせているのではないかとも思う。
疲労困憊のご家族が何とか動いているのは、もう殆ど気力の世界です。
奪われた家族を何としてでも取り戻すという肉親としての愛が、家族の精神力となって全国を走らせているのです。
私たちは一体いつまで家族を走らせ続けるんでしょうか?
いつまで家族に過剰な負担を強いるんでしょうか?
集会でお疲れの家族を目の当たりにするたびに、痛々しくて私はとても彼らの姿を正視出来ないのですけれど。

ネット上ではやれ強硬派だの穏健派だの、やれ透さんは変節しただの裏切り者だのと、何だかんだと揉め事の種が尽きませんが。
そういう論調を見るたびに、何だか私は空しい気分にさせられてたまらないのです。
そういうつまらない小競り合いを、あなた方は家族の前でも出来ますか?と。
家族を前にしても、そういう内輪もめをさらす事が出来るんですか?と問いたいのですが?

家族は文字通り命を削って支援を求め歩いている。
その悲壮なまでの決意と行動を前にして、どうしてそんなつまらない事でいちいち内輪もめに及ぶ人がいるのか?
私にはさっぱり分かりません。

支援者同士つまらぬ諍いをする暇があるならですね。
そのエネルギーを外に向けたらどうですか?
署名を集める、はがきを配る、家族の声を身近な人に届けるなどなど・・・どんなにささやかな支援策でも良い。
四の五の理屈をこねる暇があるなら、一人でも多くの人に拉致問題の深刻さを訴え、理解を求め関心を集める努力をするべきではないんですか?と思う。
ネット上で高尚に講釈を垂れるのも結構ですが、ではそういうあなたは現実の世界で一体どんな支援策を講じているんですか?と、揉め事が起きるたびに声を大にして問いたい衝動に駆られます。

救出活動は議論の段階を超えて行動の段階に入っているのです。
いよいよ日朝交渉を控えて、拉致問題の山も動きそうな気配もそこまで来ている。
今こそ、国民は動くべきではないんですか?
最後の一人を救い出すまで、国民は誰も諦めませんよ、と言う意思表示をする時ではないんでしょうか?
国民の意思が強固であれば、政府もいい加減な事は出来ない。
北朝鮮もいい加減な事は出来ない。
世論は私たちの持つ強力な武器であるはずです。

被害者を救うために一歩前へ。
理屈も議論も、私は正直聞き飽きました。
それよりも今は、被害者を救うために自分に出来る何かを行動にして表すべき時ではないんでしょうか?


posted by ぴろん at 03:23| Comment(1) | TrackBack(0) | 拉致問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
掲載ありがとうございます
OCRで起こしたメッセージのテキストがあります。携帯電話番号だけ削除させていただいてあります。
何かのときにお使い下さい。
以下メッセージ


                            平成18年1月30日
記者クラブ各社御中
                         救う会事務局長 平田隆太郎
                   112-0013文京区音羽1-17-11花和ビル905
                     TEL.03-3946-5780 FAX.03-3946-5784
                         090-0000-0000(平田携帯)

                  ご連絡

 家族会・横田滋代表が昨29日退院し、救う会・家族会関係、報道関係の皆様へ伝言を
いただきましたのでご連絡させていただきます。
 以上、宜しくお願いいたします。

                           平成18年1月29日
              様

   寒中お見舞い申し上げます。

   ご心配をおかけ致しましたが、本日、昭和大学藤が丘病院を退院すること
   が出来ました。懸命に治療に当たって下さった病院関係者と励まし続けて
   下さった皆様方のお蔭と感謝しております。

   これまでの経過をご説明しますと、12月9日(金)に体調不良を憶え、日本
   鋼管病院を訪れたところ即入院となり、診察の結集@血小板減少、A溶血
   性貧血等が見られ、杭血小板剤の服用患者に極めて稀に発生する(4万人に
   1人の割合)、「血栓性血小板減少性紫斑病;TIP』という特定疾患と判明
   し、急遽、血漿交換療治が可能な昭和大学藤が丘病院の救命救急センター
   に転院、血漿交換を繰り返し行った結果一命を取り留め、その後も順調に
   快復し退院に至りました。

   これからは、通院による検査と自宅での療養で自力快復を図りますが、完
   治するまでには、3ヵ月程度の期間を要するとのことです。これまでにお
   引き受けした講演等にはお伺い致しますが、当分の間、新規分は辞退させ
   て頂き、体を慣らしながら1日も早く運動に復帰出来るよう努めてまいり
   ますので、宜しくお願い申し上げます。
Posted by 救う会・群馬HP管理者 at 2006年02月04日 13:19
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