BRTの幹事としては、一刻も早い拉致被害者救出のために、自分に出来る限りの力を尽くして、世論の盛り上げを図ること。
どうしてあなたは拉致被害者救出のためにボランティアをするのか、と良く問われるので、ここで改めて書き記したいと思います。
横田早紀江さんの言葉をお借りすれば、「拉致被害者は溺れている状態」です。
あっぷあっぷと今にも沈みそうな人が目の前にいるのに、知らん振りで通り過ぎる事は出来ません。
拉致問題は、人権問題であり国家主権の問題でもあるけれど、そのまえに、「人としての矜持」の問題だと、私は思うわけで。
溺れかけている人を目の前にしたら、普通の人なら、何とかして助けたいと思うでしょう?
泳げる人なら飛び込むし、泳げないなら消防に通報するとか、浮き輪を投げるとか、とにかく自分に出来る救助法を行使するでしょう。
溺れている人一人助けるのに、あいつはサヨクだから助けは借りないとか、ウヨクだから手は取らないとか、そんなこと考える余地も無いでしょう。
使えるものは何でも使い、助けるための最善を尽くす。
それが、人権だ主権だとか言う以前の「人としての矜持」だと私は思っています。
今、目の前に北朝鮮に囚われたまま、助けを求める人がいる。
だから何とかして助けたいと思う。
拉致問題を解決する力は、そういう人間としての根本的な普遍の感情だと、私は信じています。