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先月30日には、NHKハイビジョンでの特集番組「人間爆弾桜花」の放送も視ました。
それらの感想を書いて紹介するのが、本来の物の順序なのですが、それより先に書き記したいことがあるので順序の逆はお許しください。
さて。
自分の特攻の大叔父もそうでしたが、特攻で戦死された方の遺書を読むと、そのほとんどが「笑って往くからお父さんお母さん、どうか悲しまないでください」とか、「笑顔で私の帰りを迎えて欲しい」などと書かれた物がほとんどであることに気がつきます。
ちなみに、私の特攻の大叔父が両親にあてた遺書の全文は以下の通り。
父母様
幾星霜今日迄愛し育て下された母様
何一つ孝を致さず何をもお詫びの申す言葉も有りません
今迄何度か家を訪問致し私の心を明けんと致しましたが
何か糸にでも引かれる思ひ致しそれも出来ませんでした
今に成って何も申し上げる事は有りません
十分御身体を強健にもたれ東洋平和をお待ちください
父母さまも私が搭乗員に成るをお許し下された以上
御覚悟は出来て居られた事と思ひます
私も覚悟は出来ました
我々が死んで皆様が幸福に成られたら何で惜しみませう
決して父母様には驚かれず私の帰りを笑って迎へてくださいませ
御身御自愛の程を
昭和二十年
父母様 正義
※旧仮名使いは現代表記に改めてあります。
非情なまでの死を前にして、何故彼らは笑って往くのか?往こうとしたのか?
実際の出撃の場面でも、特攻兵の多くは笑って特攻機に乗り、出撃していったと記されている資料がほとんどです。
特攻隊員への多くが「笑って往く理由」が、私には長いこと、どうしても理解できずにいました。
ちなみに、私の特攻の大叔父が、特攻機桜花に移乗するときの様子が、母機の一式陸攻搭乗員だった故・室原知末氏の手記に残されていますので、一部引用紹介させて頂きます。
・・・引用開始・・・
変針から五分経ったころ、石渡兵曹は子飛行機の「桜花」へ移乗する準備にかかった。まだ少し早いのでは?と思っていると、指揮官席を離れ操縦席の後ろへ来て、
「では、そろそろあちらへ移りますから、よろしくお願いします。お世話になりました。では往きます」と、言葉短に挨拶をかわした。私は石渡兵曹と、目標の位置はブザーで送るが、符号は打ち合わせどおり、左前方の時は「モ・イ」、右前方の時は「モ・タ」とし、「桜花」発信は「ク」の長音が終わった直後に発射装置の電鍵を押して母機から切り離すからと、再確認の打ち合わせを行った。石渡兵曹は、あらかじめ作戦指令のあったことであり、軽くうなずきながら私の言葉を聞いていたが、「了解」の合図をしてふたたび「では往きます」と、右手を挙げた。別れの挨拶であった。私は胸がつまった。飛長の私があわてて右手を挙げながら、石渡兵曹の顔が笑っているのにぶつかると、正視できないくらいの神々しい気迫に圧倒されるのをおぼえた。
「では往きます」といった言葉の響きは、三十数年を経た現在でも、私の耳底にしんしんと残っていて、いつでも当時の状況を再現することができる。ふつう、「行ってきます」という言葉に始まり、「ただ今帰りました」で終わるのが挨拶の言葉だが、この場合は永遠に帰ってくることのない出発であった。まさに生きている神か、仏陀のようにおごそかなものに私の目には映った。「がん張ってください」私はつぶやいたが、それは相手には聞こえない心の叫びであった。
「天翔ける若鷲 予科練最前線の記録(読売新聞社刊)」より
室原知末氏の手記「沖縄神雷特攻」の中から一部抜粋
・・・引用終了・・・
私はこの春、大叔父ゆかりの地、鹿児島県鹿屋市と沖縄県の本部湾を訪ねて、直感的に思ったことがあります。
それは、特攻による死がこれ以上ない非業の死である以上、後に残る家族の心に、余計な重荷を背負わせたくはないという思いやり故だったのではないか?と。
死に直面しての苦しみ悲しみもすべて自分一人の胸に収め、「俺は喜んで死んで行くのだから、家族も喜んで俺の魂の帰りを待っていてくれ」という言葉だけを家族に伝える。
それは家族を思う愛情以外の他に理由はない、と。
俺は笑って往く、だから家族には笑顔で自分を迎えて欲しい・・・
逆に言えば、そこまで真摯に思い込まなければとても出撃して往けないほど、特攻の死は非情で過酷な死なのだ・・・とも思う。
昨日、私は茨城県阿見町にある予科練平和祈念館を訪ねてきました。
展示室の壁に記されたある予科練生の遺書の一文。
「私はお母さんにカタミは遺しません。
カタミを遺すと十年後、二十年後もお母さんは私を思って泣くから」
(メモを取ったわけではないので多少の記憶違いがあるかもしれませんが)
後に残る家族を思い、笑って往く若者が、ここにも一人いました。
予科練平和祈念館の最後の展示室は、特攻の映像が流れる部屋です。
その映像を見ながら、私は涙を抑えられませんでした。
死の恐怖を乗り越えて、家族への思いを募らせたが故に、彼らは笑って往ったこと。
その思いを、今を生きる私たちは、真摯に、そして命の重みを身を持って受け止めるべきと、改めて思っています。
国を護るとは何ぞや?本当の平和とは何ぞや?と考えることを止めてしまうのは、犠牲になった多くの先人たちが後世へ託した思いに対しての冒涜である、とも言えるのではないでしょうか?
特攻隊と征く方は
哀しみを背負って征けるでしょうか?……
顔で笑って本心は
心の奥底にしまい込んで
征くしかなかった。
全ては國の為に
そんな時代だった と思います。(悲)
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