2006年04月29日

早紀江さん、ブッシュ大統領と面会

喜びも半分くらい、と言うのが私の率直な感想でしょうか?
いや、この面会がどれほど国際世論に拉致をアピールし、金正日に対しても無言の圧力となる事か。
その有形無形の効果は計り知れない物がある、とは思うのです。

でも、本来拉致問題を『主体的に』解決すべきは日本です。
アメリカがいくら拉致問題に理解を示してくれたと言っても、彼らがしてくれるのはあくまでも『支援』とか『協力』であって、アメリカが『主導』して『日本の代わり』に拉致問題を解決してくれるわけではない。

それと、ここに来てアメリカが拉致問題にことさら強い関心を示しているのは、それがアメリカの国益に叶うとの判断があるからに他ならぬ、と思う。
シーファー駐日米国大使が新潟の拉致現場を視察したり、今回の早紀江さんとブッシュ大統領との面会が実現したのも、当然そこにはアメリカなりの計算があってのこと。
そういう行動をとる事で北朝鮮に無言の圧力をかけ、何がしかの利を得るためのアメリカなりの計算は当然ある、と取るのが普通だと思う。
ただ単純に、同情とか正義感とかそういうものだけで、仮にも一国のそれも超大国の大統領が所詮は一主婦に過ぎない早紀江さんとの面会に臨むわけが無い、と心得ておくべきかとも思う。

ただし、アメリカ側にどんな思惑があろうとも、今回のブッシュ大統領との面会は、拉致問題を動かす為の大きな『きっかけ』になる事は間違いないわけです。
今回の公聴会の証言&面会劇をチャンスと捉え被害者救出のために動くべきは、私たち日本人。
肝心なのは、私たち日本人が世論を盛り上げ、日本政府にもハッパをかけて動くこと。
いくら国際世論を盛り上げてもアメリカの協力を取り付けても、この問題の当事者である日本政府と日本人が腰砕けでは、この問題いつまで経っても解決の仕様が無い。

ネット上では、やれ小泉が悪いの救う会が良くないのといった論争が、相変わらず『かまびすしい』です。
そういう論争が無駄とは思わないけれど、いつまでもそればっかりと言うのもいかがな物か?
小泉さんにも救う会にもいろいろ問題はあると私個人的にも思いますけれど、そこを突いて批判ばかりしていても物事どうにかなるものでもありますまい。
大事なのは、被害者を救うために一歩でも半歩でも前に進む事。
私たちの怒りを、諸悪の根源・金正日に向けること。
目先の論争に心を奪われて、肝心の敵の姿を見失ってはお話にならない。

家族会、救う会、そして日本政府の努力によって、ブッシュ大統領との面会は実現しました。
私たちは拉致問題の山を動かす為の大きなチャンスを得たわけです。
これを生かすも殺すも、全て私たちが今後どのように行動を起こすか?にかかっていると言っても過言ではない、と思う。

拉致被害者を救うために自分に出来る何かを、あなたは今、行動に移していますか?

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関連リンク

以下、全て電脳補完録様より

横田早紀江さんの陳述書全文 
横田早紀江さんの実際の証言全文 
孫に会いたいが、会わない・横田早紀江さんが証言で心情
≪横田早紀江さんの手紙全文≫


posted by ぴろん at 09:05| Comment(0) | TrackBack(1) | 拉致問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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Weblog: 新・へっぽこ時事放談
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