2006年05月07日

06.4.16 本間勝さん 日本再生フォーラム(7)JACK大宮ビル5階にて

『本間勝さん(田口八重子さんの兄)の訴え』

Img_2637.jpg

どうも今日はこんなに多数の皆様方、日本再生フォーラムの講演会に来て頂きまして、拉致問題に対し興味を持っていただくことに対しましてありがとうございます。
今日は本来であれば家族会の副代表である、私どもの一番上の兄貴・飯塚繁雄が来てお話すべき所なんですが、親戚にお祝い事がありまして、そちらの方にどうしても出かけなければいけないという事で私がちょっとお話をさせて頂きます。

私の妹の八重子という、そこに写真もあるんですけども、昭和30年生まれで昭和53年に・・・(聞き取れず)に拉致をされてもう28年、今50歳ですね。
50歳になる所なんですが家族を、ここに来ております当時1歳でした耕一郎君と3歳のお姉さんを残して、北朝鮮に非情にも連れて行かれて現在に至っている状態です。
本当に早く耕一郎君の胸元へ母親である八重子を飛び込ませてやりたい。
早く抱きしめて上げさせたいと、本当にそれだけです。

私どもの方も段々年をとって来ております。
北朝鮮と言うのはそういう暮らしが悲惨な、食料も無いとかね。
ごく一部の平壌に住む特権階級・軍隊・そういった人たちだけが安穏と、人よりはレベルの高い生活をしているという事を聞いております。
ですから八重子はそういった組織の一員として働かされているとは言え、平壌からは多分遠くの山間部に収容されて人目の見難いね。
日本人がいると言う事が分からないような山間部に多分収容されているんではないか?と現在思います。

八重子はですね。
蓮池さんたちと一時期同じ所の収容所に生活をしていました。
蓮池さんたちは労働党の情報部の工作員とかいった政治軍事大学の先生をやっていたと言う所にいたみたいなんですけども、八重子は工作員教育、大韓航空機爆破の金賢姫を教育した、というひとつの工作員教育に携わさせられたという所なんですけども。
ある時期から労働党から離れて、軍隊の組織である人民軍の総参謀部・総政治局と言う所に、敵工局というのがあるそうですね。

当初は蓮池さんからね。
聞いておったんですが、敵工地に八重子さんは回されていますよと言う話だったんですが、どうも聞きますと敵工地ではなくて敵工局だと。
今言った人民軍の総参謀部の政治局の中の敵工局にいると。
その組織は何をやっているか?と言いますと宣伝工作ですね。
政治工作です。
韓国に対する対南工作、それから人民軍のですね。
日本軍が攻めて朝鮮半島に来た時に、「どう対処すればいいか?」というようなマニュアル的な本を作る。
そういう事もやってる所なんだそうです。
対南のラジオ放送局もやってる所だと。
今は平壌放送の一部でもそういった事をやってるそうです。

この話はですね。
先日12日に、田町の東京の友愛会館と言うところで集会があったんですが、今度新たにですね。
ラジオ放送、「自由北朝鮮放送」と言う組織、支援日本委員会と言うのが設立されたんですね。
西岡先生が日本側の委員長になられるんですけども、そういった韓国側の自由放送の責任者の方(=金聖民代表)が、北朝鮮の軍隊の将官の方だと言うことでしたので、私は人民軍の生の組織の人だったらそういった話も聞けるかなと思って質問をしました。(※本間さんの質問の様子は下記の参考過去エントリー参照の事)
そしたら今言われるような話なんですね。

それで蓮池さんたち5人は帰って来られましたけど、うちの妹田口八重子の事とか有本さんとか増元さんと言った人たちは帰って来られないわけなんですが。
要するに公開できない秘密を知っている部署にいる人間は出さないんじゃないか?と。
出さないだろうと、いうような話をしておりました。

先ほど話の出ました金正日の料理人、藤本健二さんが逃げて帰って来られたんですけども、ああいう人は金正日の料理の仕入れ、食材を仕入れるために外国に行けた訳ですね。
それを利用して脱出できたというような話なんですね。
うちの妹も、非情にもですね。
私も工作員になって海外に出られればね、逃げるチャンスもあるんじゃないか?
工作員にしてください、と言うような事を訴えたそうです。
そしたら周りの人が、そういう人間性も見ての話なんでしょうけども「あなたはとても工作員にはなれませんね」と言うような話だそうです。

先ほどの自由北朝鮮放送と言うのは、設立されて近々中波で放送するわけなんですが、目的の若干的なことを紹介させて頂きますと、自由北朝鮮放送を通じて金正日政権幹部に拉致被害者救出に対する日本人の不退転の決意を伝える。
被害者の保護、救出や情報提供に協力すれば報償を与える事を伝えると、攻めの姿勢で放送をやるということですね。
自由北朝鮮放送を通じて北朝鮮住民に国際社会の動き、民主政治の思想とか金正日政権の政治宣伝の嘘を伝えて北朝鮮の自由化に備える。
そういった目的を持って放送を始めると言うことです。

しおかぜの方でも我々の拉致被害者の名前・特定失踪者の名前を放送していただいて、荒木さんがアナウンサーやっているんですけども、深夜11時からそういった放送を聴いておりますと涙の出ない時はありません。
本当にもう「元気でいてね」「きっと取り返すからね」そういった声が、皆同じ声を上げております。

私も経済制裁が何故いけないんだろう?と常々思っていますけど、国民の皆様70%以上が経済制裁をやるべきという支持を頂いているにも拘らず、小泉さんが腰が引けているから経済制裁は実行できない、と思ってます。
どこにこれは原因があるのかな?
対話と圧力と言って、対話だけ重視していれば・・・・・(聞き取れず)日朝の友好関係を保ちたい。
ただそれだけなんですね。

後はちょっと穿った所ですけども、在日の朝鮮総連に対して相当気を使っている。
そういった人たちに直接関る経済制裁を控えているんでは無いか?と、決断出来ないんではないか?と思っております。
朝鮮総連からかなり日本の国会議員に金が相当ばら撒かれているみたいですけども、そういった人たちが経済制裁を声高に声を上げない。
それがひとつの原因かな?と言う、私なりの穿った気持ちでいます。

先日10日からですか。
6者協議のメンバーが東京に集結して、国際学術会議・北東アジア協力対話という対話の元に集まりましたけども、北朝鮮は金融制裁を解除、ただそれだけで対話に乗ってこない。
もう、アメリカはそんな話にはならないと。
金融制裁と核の問題は別個なんだから6者協議は当然やる。
早く出て来いという事を強く言ってるんですけども、金融制裁を解除して欲しいという話は、本当にあの体制が存続するのに危ない。
金が軍資金が凍結されて金正日の手元に残っていない。
それだからそれに絞ってですね。
動いているんではないかと思います。

金融制裁の解除、それがかなりの効果を持ってこれからそれでもって体制が、金正日が倒れて民主的な体制が出来れば我々拉致被害者の家族が出てこられると思いますけども。
そのとき無事でいられるかというのもちょっと心配なところなんですが、先ほどの自由北朝鮮放送の中でね。
日本人に危害を加えたら容赦しないよと、それを強力に言っております。
と言う話です。

私も北朝鮮の体制が崩れて、北朝鮮の内部に入って行ける時があればと言う事で、遅ればせながらですね。
韓国語、本当に初期的な入門なんですけども、東京にある家政大学というのが十条にあるんですけども、そこで韓国語の入門の日常会話程度を話せるように勉強して、それで北朝鮮に入って八重子を探す。
日本人を探す。
そういったことに命をかけようかと、そういった決意で私はいます。
遅かれ早かれ体制の崩壊は来ると思います。
来て欲しいと思います。

あと万景峰も当初4月の11日、新潟港に入港する予定だったそうなんですが、保険の証明書の交付が国交省から出ないために引き延ばしされたと。
それで24日に第一回の入港があるそうです。
これも早くこの船は、大型の工作船に間違いないんです。
藤田進さんがこの船で北朝鮮に連れて行かれたとか、そういった話もありますけども、一方的な北朝鮮に利するだけの船なんですね。
日本人がそれに乗って自由往来、そんな出来る船じゃないんです。

先ほど深井(明・埼玉県議会議員)先生が新潟の方に万景峰の入港阻止の集会に声高に抗議してきたと。
私も入港する度にですね。
兄貴と交代で入港阻止の集会に声を上げてきました。
万景帰れ!日本人を返せ!
あの白い1万トン級のでかい船体を見ると、本当に物悲しくなってきます。

新潟港に入港する時はですね。
海上保安庁の大型の巡視艇、最近は余り大型の舟は使わないでいるんですけども、そういう船が先導して入って来るんですね。
で、ゴムボートで新潟港の河川の周りを周回して危険物は無いか?
そういった行動をしながら守られながら入港してくるんですよ。
あの船は民間の船という事になってますよね?万景峰号は?
そんな民間の船だったら、危険だったら、当然入港させないのが筋だと思うんですよ。
日本は、海上保安庁はそれを守ってあげなければと行き来出来ないような、そんな状態だったらば入港させない。
と言うのが一番だと思います。

それから最後にですね。
西村眞悟先生が弁護士法違反で捕まって、一時臭い飯を食べてきた所なんですが、今現在は国会に戻って活躍をしていますが。
この拉致被害者救出の運動の発端と言うのは西村眞悟先生が国会で声を上げ、それで周知して戦ってたからこそ、現在につながってるんですね。

弁護士法違反と言う罪は罪なんですけども、それにあまり足を引っ張らないで、ますますこれからも国会でも継続して拉致被害者救出運動に携わって頂きたいなと。
また皆さんのそういった目で見て上げて頂きたいと思います。
西村眞悟先生、大阪で裁判を受けるわけなんですが、罪は罪としてなるべく穏便にお願いしますと。
我々拉致被害者の救出から考えれば無くてはならない人なんですと、言う事を最後にお願いして終わります。
ありがとうございました。(拍手)

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参考過去エントリー

★06.4.12 質疑応答 東京連続集会17(8)友愛会館にて
『質疑応答 通訳:西岡力氏』
http://piron326.seesaa.net/article/16922182.html


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