2006年05月08日

心をひとつにするということ

拉致被害者救出運動の最終目的は、『全ての被害者を救うこと』にあります。

その目的をかなえる為には様々な物を動かさねばならない。
動くべき第一の組織は政府、次にマスコミ、そして国民世論。
ありとあらゆる力を動員し、最終目的に向かって心をひとつにする努力をしなければならない。

だが現状を見たとき、日本政府の動きは余りにも遅い。
マスコミの扱いもまだまだ微々たるものでしかない。

何故動かないのか?もとい、何故動けないのか?

政治の世界にもマスコミの世界にも、心ある人は必ずいる。
この問題を何とかしなければと、真剣に考える人は必ずいる。

その一方でこの問題どうにかしてうやむやにしたい人たちもいる。
その勢力は政界にもマスコミにもあらゆる所に潜んでいる。

何とかしたい人たちと、うやむやにしたい人たち。
この両者の力が拮抗しているから、中々拉致問題の山は動かないのではないか?と私は考えている。

ではこの力の拮抗を打ち破り、政治やマスコミの世界で拉致問題を何とかしたいと思っている人たちの後押しをするためにはどうすれば良いのか?
それを考える時、『国民世論の盛り上がり』以外に有効な手段を私は思いつかない。
だから私は一人でも多くの仲間をこの運動に取り込みたいのです。

仮に拉致問題の認識に濃淡があっても、制裁発動への意欲に濃淡があっても。
拉致問題を何とかしたいと思う人はあらゆる意見の違いを超えて、支援の輪に加わってもらいたいと思っている。
そのために私たち支援者を自認する者は、様々な方法を試みて一人でも多くの人に家族の思いを伝え、世論の支持を取り付ける。
共に戦う仲間を増やす。
それがご家族が私たち支援者に望む一番の事では無いのか?

反小泉をキーワードに世論に訴えるやり方があってもいい。
家族の心情をキーワードに訴えるやり方があってもいい。
最終的に世論の心をひとつにできるのであれば、世論への訴え方は何通りあっても良いと思う。

ただしより効果的な世論への訴え方を議論する事に、意義はあると私は思っている。
どんな正論であっても、訴え方を間違えて世論に引かれててしまったら元も子もない。
そこのところは、こちらの側が世論の空気を読んで、それに合わせた訴え方を工夫する事も大事だと思う。
小泉批判にいくら理があるとしても、それを高飛車に一方的に押付けても世論の理解は得られない、と言うこと。
世論の理解が得られなければ、それは何の力にもならないということ。

私達が戦う相手は金正日。
そして日本国内に潜む、親北勢力。
彼らは拉致問題の解決など望んでいない勢力なのです。
拉致問題の解決を望む国民世論が今よりもっともっと盛り上がる事を、彼らはおそらく一番嫌っている。

拉致問題をうやむやにしたい勢力は虎視眈々と、運動の頓挫を狙ってあの手この手の妨害策を仕掛けるでしょう。
それに振り回されることなく、全ての被害者が帰るまで日本の世論は頑張れるのか?
政治の世界にもマスコミの世界にも長年巣食っている親北勢力がいる。
それを排除するはどうすればいいのか?

その問題を何とかする為には、常に批判の声を上げる事は大事。
選挙などを通じて、彼らの勢力を削ぐ事も重要な事。

ただし、政治やマスコミの世界に巣食っている陰の力を簡単に追放できる決定打はおそらく無い、と言うことが問題なのだろうと思う。
彼らの勢力を簡単に削ぐ方法があるならば、拉致問題はとっくの昔に解決しているはずです。
拉致問題がこんなにも動かないのは、彼ら影の勢力の及ぼす力は私達が思う以上に根深い物がある、と考えるのが妥当ではないでしょうか?

しかし被害者救出は待った無しです。
政界・マスコミ界の完全浄化を待っていては、被害者の命は消えてしまう。
では次善の策として、今政界やマスコミ界の中にいる良識派が、少なくとも今よりももっと自由に力を発揮できるよう、後押しする事もまた大事ではないのか?
そのためにも世論の盛り上がりは何よりも有効な後押しになるのではないのか?

私には何の力も無い。
知名度もなければ世論への影響力も無い。
被害者救出と言う大望を果たす為に私が出来る事など本当に微々たる物でしかない。
それでも私は世論の喚起のために、出来る事を積み上げる。
目的を同じくする人と手を取り合う。

くどいようですが、家族の願いをかなえる為に私達が戦う相手は金正日です。
戦う敵を間違えてはいけないと思う。
そこさえ常に押さえていれば、無用の内輪もめなど避けられるのでは?と思うのだが・・・
posted by ぴろん at 11:00| Comment(0) | TrackBack(1) | 与太話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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Tracked: 2006-05-08 20:45