2006年06月10日

06.5.27 黄祐呂ハンナラ党国会議員 日韓連帯東京集会(5)星陵会館にて

『黄祐呂 ハンナラ党国会議員 講演(通訳:西岡力氏)』

★西岡氏

ありがとうございました。
今、崔祐英会長がご紹介くださいましたように、ハンナラ党から二人の先生が来てくださいました。
黄祐呂先生はハンナラ党の中にあります、拉致・脱北委員会委員長で、これまでも何回か日本に来てくださって、拉致問題についても関心を持って下さっていますけども、今日は大変忙しい中、来てくださいました。(拍手)

★黄祐呂 ハンナラ党国会議員(通訳:西岡力氏)

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韓国は問題も多いし、事件も多い国です。
朝にはこの問題を解決しなければならないと考えていたのに、夕方には別の問題が起きてきます。
実はですね、昨日の夜までは、統一地方選挙で何とか勝たなくてはいけないと思って遊説していたんですけど、朝起きて早く日本に行かなきゃならないと思ってやって参りました。
私がここに来ているとですね。
国会の副議長から、「黄議長はどこに行ったのか?」と電話がかかって来て大変です。

しかし私はここに来た事をですね。
韓日の友好のために、また拉致問題の解決のために、特に愛する韓国の拉致家族のために私は良い事をしたと思っています。(拍手)

韓国と日本の間には一緒に解決しなくてはならない問題がたくさんございます。
しかし一番大切な事は、人間が人間らしく暮らす事が出来るように二つの国をしていく事では無いかと思います。
先に二人の方が話されたように、この拉致問題と言うのは韓国において大変古くからの問題であり、また今の問題でもあります。
この問題を解決する為には実は韓国の歴史、過去と未来、我々の意識構造までもが全て含まれている、大変包括的な問題であります。

幸いな事に我が国の国民・言論、そして政治家たちも遅くではありますが、再びこの問題について関心を持つようになりました。
そのひとつの契機は尊敬いたします日本の皆様方、日本の国民が、この問題について断固たる態度を取っていらっしゃって来たと言う事がひとつの大きな契機になったと思っております。
私自身は実は7〜8年前から脱北者問題について一生懸命取り組んで来たものですが、2〜3年前から拉致問題も大変重要な問題だというふうに考えて参りました。

そこで党内にですね。
特別対策委員会を作りました。
そして拉致被害者とその家族を政府が助けなければならないと言う義務を明記して、そしていろいろな措置を取る事を書いた法律をですね。
法案を作って国会に提出をしております。
何故その法案が早急に処理されないのか?と言う事については後で説明いたします。

それから2番目はですね。
拉致問題に関するいろいろな資料・記録が散逸しており、はっきり分からない物が多いのでそれらの物を集めて公開すべきだと。
それが出来ないならば、国政調査権を発動してでもその事をしたいと考えています。
そしてこの問題について北朝鮮との間に、日本・韓国・アメリカ単独で行動するんではなくて、連帯して取り組めるようにすべきだと思っています。

そこに問題があるのです。
韓国現政権の政策は、北朝鮮との間では和解と協力をしなければならないと、太陽政策であると言う立場を取っている事です。
長い間交渉のテーブルにさえつかなかった北朝鮮をテーブルにつかせて、いろいろな話し合いをして協力をしていくためには北朝鮮を刺激してはならないと、彼らが嫌がる事を言ってはならないというのが我が国の現政権の姿勢です。
無条件で北朝鮮を支援すればいつか北朝鮮も心を変えてくるのではないか?と言うのがわが国政府の今の方針です。
しかし、その様な政策が多くの国民を我々野党の立場からすると、賢くて効果のある政策なのかどうか?疑問が多いのです。

問題が複雑な時は原則に帰るべきだと信じます。
国家が存在する理由は我々人間の人権を尊重し守るために存在理由があるのです。
では、人権をどの程度保障するのか?守るのか?と言うことを決める権限は、国家や政府にありません。
ですから、和解と協力を進めるに当たってですね。
もしもその和解と協力の政策が人権侵害に当たるとすれば、今まで結んできた様々な協定や約束は無効である、と言うふうにいえるんだと思います。

ですから和解と協力のために何か約束をしたとすればそれはですね。
それによって人権が大切にされ、人間らしい生活が出来るようになる為の目的でなければならないと言う事です。
ですからどのような関係の中にあったとしても、拉致問題は最優先で先に解決してそして次に取り組むと言う姿勢でなければならないと言う事です。
そうしないとですね。
問題が複雑になり、そして最終的に解決できないようになってしまうかもしれないという事です。

ここにいらっしゃいます、日本の友人の皆さん。
そして心が痛い、拉致被害者家族の皆さん。
これからは日本と韓国、韓国と日本がこの問題についてひとつの心になって解決して行こうではありませんか。

私の古い友人である中川(正春 民主党・衆議院議員)先生は、この問題について私と全く同じ立場でいらっしゃいます。
昨日の夜、私は韓国から「これから日本に行かなければなりませんか?」と中川先生に聞いたところ、中川先生は「来なきゃならない」と仰ったので来ました。(笑い声、拍手)
そして、私は中川先生にが来てくださいといえば、中川先生、いくら忙しくても来てくださるんです。
ですから兄弟のようになっています。

我々がひとつの心になれるのは人権問題を考える時になれるのです。
日本と韓国、韓国と日本の間には解決するべき多くの問題がありますけども、私たちのようなひとつの心になれば多くの問題が解決できると、私は信じます。

そしてもうひとつ私が言いたいことは中国を動かさなければならないという事です。
私たちがいくら圧力を加えても後ろの門が開いていては何もならない訳です。
2008年に北京でオリンピックをするときですね。
この問題について中国が我々と同じ考えを持たないならば、我々も別の行動をするかもしれないという事を明確に中国に伝える必要があると思うんです。(拍手)

なぜならば、オリンピック精神と言うのは一人の人間として自由に走り飛ぶというものであります。
ところがこの拉致問題を無視して、中国で人間らしく人間がスポーツをする事が出来るのか?その精神が守られるのか?と言う事です。
中国がオリンピックをするに当たって、オリンピック精神に基づいて、我々にくれなければならないプレゼントを準備しておくべきだと考えます。(拍手)
ありがとうございました。(拍手)


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