2006年09月20日

06.9.10 飯塚繁雄さん 大阪集会(11)エルおおさかにて

『飯塚繁雄 家族会副代表のお話』

皆様こんにちは。
今日は埼玉県から大阪までやって来まして、皆様に更にお訴えをしたいと言う事で急遽飛び込みで参りまして失礼しました。
日頃から、この拉致問題に関しまして非常なご理解とご支援を皆様には頂いております。
そう言う意味でお陰を持ちまして、前から比べれば相当な世論が高まりまして、それに影響される・・・(聞き取れず)活動、あるいは政府の動きもも含めましてようやく動き出したという時点でございます。

更にですね。
いろいろ問題がありましたけども、前回の北朝鮮と韓国の家族がいわゆる面会しましてその話題が持ちきりになりましたけど、あれは横田家を諦めさせてこの問題を全て終わりにしたいと言う思いでありまして、それは失敗に終わったと。
これはあくまでも皆様のバックアップがあって、我々家族会としても救う会としてもその他の団体としても、これが正しいと言うご意見をかなり頂きまして、確か横田滋さんは肉親ですから孫を抱きたいと言う思いは分かるんですけど、これを行ってしまってはこの問題は全て幕引きで終わりになってしまうと言う重大な決断を要するときだったんですね。

そういうことでは今改めてこの問題の重大さを認識しながら、更なる努力を続けていかなければなりませんけども、考えてみますれば例えば私の家の例ですけど、妹が22歳の時、1歳と2歳の子供を置いて東京の真ん中の池袋から拉致されてしまったと言う、1978年。
あれからもう28年ですね。
男の子の耕一郎、1歳の耕一郎が今29歳で、いまだにお母さんと呼べなくて「田口八重子さん」というような表現をしている、こういう事をみますと、非常に私たち悲しく思うわけですけども。
それぞれの家庭、被害者の家庭ではずっといろんな苦しい状況を抱えながら何とか家族を救いたいという願いで、長年戦って参りました。

私たち先ほど先生方の仰ったように、被害者なんですね、完全な。
他国の犯罪による被害者の家族が頑張っておるわけですけども、もちろんこれは当時の日本政府が的確なる対応をしなかった為に、私たちは国民の皆さんに訴えてそして世論を盛り上げ、政府が動かざるを得なくなったと言う状態まで来ておりますけども。
更にそれに輪をかけて、先日安倍官房長官が就任されて以来、突然日本政府の対応の動きが見えて来たと。
どの部署を見てもそういうふうな状況が判断されるような状況になって来ました。
そういうことでは今年こそはと言う気持ちが高まるわけですけども、何せいろんな複雑な問題を抱えている北朝鮮問題の中で、どうしたらこの拉致問題を表沙汰にして最優先な課題として解決する対応が出来るかどうか?
それをいつも私たち考えております。

先ほど荒木先生の方からも具体的な説明がありました。
それから西村先生からもありましたけども、いまだに日本人が拉致されてどこにいるのかも分からない。
こういう状態でどうやって助け出すんだ?と言う論議が非常に高まっております。
確かに、そうですね。
どういう形で解決の方向に向かうのか分かりませんけども、例えば北朝鮮が崩壊寸前混乱した状態の中で、日本人をどうやって助けるんだ?という具体的な話になると何も手が、今のところ何も打てていないと言う状況ですけども。

それに関しては私たち家族会が、私もそうですけども、今回の総裁選、安倍総理誕生の暁にはですね。
拉致を専門に考える大臣を置いてくださいというふうに要望をしていこうと思うんですけども、今まではどっちかと言うとどこかに入ってて片手間という形でありましたけども。
今現在拉致問題を担当する特命チームと言うのを各省庁から代表を上げてやっていますけども、あれをしっかりとした具体的な対応の出来る組織にしていく為に、やはり24時間拉致問題を考えている部署を置いて欲しいと。
これが今後この問題を解決する為の大きな方法ではないか?と私は考えております。

北朝鮮の今までのいろんな報告については、全ての人が全く嘘だと、何を取っても嘘。
これが国民の皆様も私たちもあるいは政府も、はっきりと認識して北に対する対応をしているわけですけども。
やはりそれには経済制裁、経済制裁と言う言葉を使って参りましたけど、それが少しずつ具体化されて来ています。
しかしこれだけではとてもじゃないけど不足であって、北朝鮮が手を上げるわけが無い。
更なる制裁をということで私たちはこれからも訴えていきますし、昨日の安倍候補の話の中でもやはり圧力と対話と言う言葉の中で、更なる制裁も考えていかねばならないでしょうねと言う話もあったようです。
そういう意味では非常に次期内閣の組織あるいは対応の仕方、これには相当私たちも期待をしております。

もちろん、この拉致被害者と言うのは今お話のあったように、私たちだけ、認定されている被害者だけではなくて、物凄い数のいわゆる特定失踪者と言う名前で訴えられている方がおります。
北に対しては交渉時に「拉致を認めた人以外には承知をしておりません」という答えしか出て来ていないんですね。
ですから北に対する大きなメッセージと言うのは、我々後11人ではなくてまだまだ北に拉致された疑惑の濃い被害者がこれだけいるぞということを、どんどんアピールしていかないといけないと思うんです。
認定とか認定じゃないとか言う話がいろいろ持ち上がっていますけど、これひとりひとり証拠を固めて認定するまであと何年掛かるか分かりません。
従って先ほど言いましたように、専門委員会あるいは担当大臣がですね。
予算をきちっと取って、今一生懸命民間で荒木先生がやっている調査も含めて、きちっとやって貰いたいと言うふうに私も思います。

あちこちからの情報の中では、拉致された日本人はまだまだたくさんいるという事も出て来ておりますけども。
ですから日本人、先ほど言ったように特定失踪者の方々も一緒にこの問題の解決のテーブルに乗せて、北に連れて行かれた疑いのある人はこんなにいるぞと、返せと言うような。
認定はしなくてもそれと同等の扱いで交渉をすると、あるいは国の中でも対応調査もすると言うふうにしていかなかったらば、早期の解決にはならない。
まだまだ5年も6年も7年も掛かるという状況になってしまうわけですね。

私たち家族会のですね。
いろいろ論議の中で今年後4ヶ月ありますけども、そういう中で更に国民の皆様に訴えて世論を高めるという事に全力を尽くして行きますし、それから政府に対しても先ほど言ったようなお願いもしていきますし、それから更に言えば国際社会への訴えも考えております。
アメリカへ行く予定も一応今のところあるんですけども、そういったアメリカを中心とした国際社会がこの拉致問題を非常に関心を持ち、支援をして頂けるような雰囲気が非常に強くなっています。
従ってそう言う搦め手からもこの問題の解決に頑張っていくつもりですけども、先ほど荒木先生が仰ったように当事国の日本政府がはっきりとした毅然とした態度が不可欠だと。
これは今までの苦い経験も含めて今強く感じる所でございます。

そういう中で横田夫妻もですね。
有本さんもおられますけども、非常に歳をとって歩くのも苦しいくらいな、体を引きずりながら全国を回っております。
これは何とかして、自分が犠牲になっても良いからめぐみちゃんを助けたい。
そういう気持ちが今あるから何とか頑張っておりますけども、また1年経ち2年経ち、もうそんなに待てないんですね。
従いまして今回大きなチャンスが来ているわけですから、これが後ずさりしないように日本国民全部が、あるいは政府、あるいは国会議員・地方議会にしろ、全てこの問題に関してご理解の有る人は全員一致でですね。
この問題を片付けるべく色んな形でご支援をお願いし、また皆さんと共に戦えるところは戦い、政府にお願いする所はお願いしながら、今後とも老体に鞭打ってですね。
私も68になったんですけども、頑張っていきたいと思いますので、絶対に世論を下げない盛り上げると言う事を大きな狙いとして頑張って参ります。

北朝鮮は日本の国民の世論が一番怖いらしいですね。
で、日本の国民の世論がこれだけ盛り上がったという誤算があったと。
今まで何となくちょろまかして来たと言う経験がありますから、ここで国民の怒りがこれだけ出ているということは誤算だったというふうに言ってます。
そういうことからしてですね。
相当な強い圧力と言うか強いメッセージと言うか、解決の大きな力として、これからも凄い効果が上がってくるんじゃないかと思いますので、私たちは全国を歩きますが大阪の皆さんも今までと変わりなく、更にこれ以上お力添えを頂きたく、今日お願いに参りました。
どうぞ一つ宜しくお願いします。
ありがとうございました。(拍手)


posted by ぴろん at 09:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 集会テキスト(大阪集会) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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