2006年09月28日

06.9.18 大平一男さん(特定失踪者・藤田進さんの従兄弟) 南越谷集会(5)南越谷サンシティにて

『大平一男さん(特定失踪者・藤田進さんの従兄弟)の訴え』




こんにちは。(「こんにちは」の声)
私は藤田進の従兄弟の大平と申します。
藤田はですね。
昭和51年に失踪してしまいました。
今だから失踪と言えるんですけども、その当時は訳分からず行方不明者と多分扱われていたでしょう。

皆さん、ちょっと想像して頂きたいんです。
いつも家族が生活している。
そしてある時から、行って参りますってそれで別れてしまった場合、残された家族はどんな気持ちでどうしたら良いでしょう?という、非常につらい悲しい時期が始まるわけですね。
誰に聞いてもその場所が分からない。
どこへ行って探して良いかも分からない。
そしてそれが一日、一週間、十日と経っても何の手がかりも無い。
家族は、本当に生きているだろうか?どこに行ってしまったんだろうか?と考えるでしょう。

彼はこの年、失踪したときは19歳でした。
その年の6月に二十歳になるんです。
人生の節目の二十歳、やっと大人になれた成人になれた言う時期だった。
それから何と30年、今年彼は50歳になる。
もうなってしまいました。
それも北朝鮮でこの30年を過ごしたということに、私は非常に憤りを感じています。

日本にいて自分が20歳、20代のとき何をしたか?
仕事に夢を持ち、そしていい人と出会って結婚する。
当たり前のことです。
そして30代は家庭を持って子供を生み、子育てをする。
当たり前の生活が出来るはずだったんです。
20歳代、30歳代、40歳代の人生一番良い時に彼は北朝鮮で過ごしてしまっているんです。

彼が北朝鮮にいると分かったのは、私は2年前でした。
ある一枚の脱北者からの写真を見て、テレビ報道されて、私はテレビから初めてその事実を知らされたんです。
まさか、え?これが本当のことなの?
彼が生きているだろうと言うことに対しては非常に嬉しい思いはあったんですけれども、なぜ北朝鮮なんだよ?
そのような憤りは今でも失っていません。

昭和47年に戦争で、(旧日本兵の)横井庄一さんがグアム島から帰って来ました。
あの時には27年間グアムで過ごし、そして発見されて戻ってきた。
昭和49年には小野田寛郎さんが29年間、フィリッピンのルバング島にいて日本に帰ってくることが出来ました。
しかしまだ藤田は30年経ってもまだ日本の土を踏めていないんです。
これはもう戦争犠牲者、テロ犠牲者という言葉以外無いんではなかろうかと思っています。

私は小さいころ、川口の隣町の戸田と言うところに住んでいました
彼と私は子供の足でも歩いていける距離なので、20分とか25分で行けました。
そこでよく遊んでいたものです。
自分が結婚して三郷に移り、そして今越谷の隣の松伏町と言うところに住んでいます。
以前は川口・浦和・大宮と言う京浜線沿線で育った自分が、今草加・越谷・春日部と言う東武線に居を替えて、そしてこの場で皆様に藤田の話を出来ることが非常に不思議な気持ちでもあり、嬉しく思っています。

どうかここに今日お集まりの皆様、これからも私はこの沿線でせっかく今日、会を立ち上げて頂きましたので私の力の範囲で協力させて頂こうと思っています。
これからも皆さんのご支援をよろしくお願い致します。
ありがとうございました。(拍手)

氏名 藤田 進
失踪年月日 昭和51(1976)年2月7日
ふりがな ふじた すすむ
生年月日 昭和31(1946)年6月16日
性別 男 当時の年齢 19
身長 体重
公開 第5次公開
当時の身分 東京学芸大学教育学部1年生
特徴 家ではあまりしゃべらないタイプ、ギターがうまかった。
失踪場所 埼玉県川口市の自宅
失踪状況 失踪当日6:30〜7:00頃以前から言っていた新宿のガードマンのバイトに行くといって服を持って家を出たまま帰らず。後に新宿にある全ての警備会社に電話で問い合わせたが該当者はいなかった。脱北者が北朝鮮から持ちだした写真が、鑑定の結果、藤田進さんである可能性が極めて高いことが判明。平成16年1月28日、埼玉県警に告発状提出。

特定失踪者の情報は特定失踪者問題調査会HPより引用
http://chosa-kai.jp/index.html


posted by ぴろん at 17:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 集会テキスト(南越谷集会) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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