※司会(女性)
いずれも有名な先生方ですが、自由民主党衆議院議員でいらっしゃいます 平沼赳夫先生です。(拍手)
同じく自由民主党衆議院議員 森岡正宏先生でございます。(拍手)
同じく自由民主党衆議院議員 奥野信亮先生でございます。(拍手)
先生方忙しい中ありがとうございます。
それではご退場いただいて・・・ありがとうございました。
申し訳ございません、平沼先生には本日岡山のほうで大事なご用事がおありだったのですが、その日程をキャンセルしてこちらの集会に来てくださいました。(拍手)
ありがとうございます。
先生方本当にお忙しい中ありがとうございました(拍手)
(会場より「何かしゃべって貰おう!」「一言!」「マイク!マイク!」の声)
申し訳ございません、あの平沼先生に今お3人を代表して一言いただきたいと思います。
申し訳ございません。
『平沼赳夫 衆議院議員・拉致議連会長のお話』
皆様方、こんばんは(会場より拍手 「こんばんは」の声)
大変皆様の、それぞれお仕事があってお忙しい方々ばかりだと思いますけども。
こうして人権擁護法と言うある意味とんでもない法律のために、ご参集をいただきました事を、その問題に憂える一人として、まず心から皆様方に御礼を申し上げたいと思います。
本当に皆様方今日ありがとうございました。(拍手)
私は議員連盟と言うのが永田町にはたくさんございまして、今26の議員連盟の会長をしています。
その中で一番力を入れ、また一番時間をかけているのが拉致議連でございまして。(拍手)
その拉致議連の会長をさせていただいておりまして、今日は拉致問題の観点からこの問題について、皆様方と共に考えさせていただきたいと、こういうふうに思っております。
この人権擁護法というのがこの通常国会、延長しない場合には会期は6月19日まであります。
突如出てまいりました。
内容を吟味して見ましたら、私どもはこれは非常の問題のある法案だと分かってきました。
人権と言うのは大切であります。
しかしそれが行過ぎておかしい形になりますと、それは本来守るための人権侵害につながる。
そういう可能性があります。
まず今度の法案に置きましては、一番我々が問題にしておりますのは、国籍条項が無いということです。
拉致問題をやっておりますと、北朝鮮よるいわゆる国家のテロ行為としての拉致は。
そこには色々な組織が存在しております。
すると国籍条項が無くてですね。
日本国に在住している外国人も、2万人と言われている人権擁護委員になる。
こういう事になった場合ですね。
この拉致問題を解決するために、例えばまず北朝鮮の不当をなじったり、それを問題にしたり、その問題をてっ(文字=易へんにりっとう)抉(てっけつ=悪事などを暴きだすこと)する。
こういうことを拉致議連として行動を起こした場合に、その国籍条項が無いために、北朝鮮の国籍のそれを有する人達がですね。
これは我々に対する人権侵害である。
集団で議員の正当な言論を封殺する、そういう危険性があるわけでありまして。(拍手)
ということは、ある人が正当な人権に関わる、私は問題に相成ると私は思っております。
そして2万人の人権擁護委員と言うのはどういう形で選ばれるのか?
今法務省で色々手直しをしておりますけれど、原案では法曹界の方だったり有識者がある意味では勝手に選んでいいと、そういう事になっている。
教科書の問題、皆さんひとつ考えてみていただきたいと思います。
教科書の問題と言うのは、第一次教科書騒動、第二次教科書騒動というのがある。
教科書の採択権というのは、ご承知のように教育委員会がそれを握っていわけです。
毎日忙しい仕事に就いて、そして本当に一生懸命働いている人というのは、余り自ら手をあげて教育委員にはならない。
そうすると特定の考え方を持って目的的に教育委員になる人が、全国でその教育委員会を牛耳る。
教育長と言う、そういうポストがあります。
中には見識があり教育に対してですね、大変な経験を積んだ教育長もいますけれども。
押しなべて見ると教育長というのはひとつの傾向があって。
選挙の論功交渉で教育長になってるケースが残念ながら日本には多い。(小さな拍手)
町長選挙だとか市長選挙。
ここで一生懸命町長・村長のために頑張った人が教育長になってる。
そうすると教科書を採択するという時に目的的に入って来た人たちが、「この教科書は良い、これは悪い」ということで決まって、それが教科書になる。
第二次教科書騒動のときに、教科書出版社の社長を呼んですね。
我々質問しました。
「なんでこういう偏向的な教科書ばかり出版するのですか?」と言ったら。
「我々も商売をしているんだ。採択していただけるような教科書を不本意ながら作らざるを得ない」
こういうふうに白状しました。
ですからそれをきちっと教育長としてですね。
しっかりと是正する機能が働いていないから、ある意味ではわが国の歴史を冒涜したり、そして日本人であることが嫌になるような、生徒がそんな気持ちになるような教科書が採択される仕組みになってる。
ですからこの人権擁護法も真面目に忙しく働いている人は中々手をあげない。
そうすると目的を持った人たちが人権擁護委員に全国津々浦々でなる可能性がある。
そうなったら目的を持って、拉致の問題ひとつにしてもその他の問題にしても、彼らは行動してくるに違いない。
今もうひとつ大きな問題としてですね。
定住外国人の方々に参政権を与えよう、こういう動きがある。
長い間日本に住んで税金も納めているから、地方の参政権だったらいいじゃないか?
こういう考え方があります。
しかし、地方参政権でも集団的に力を結束して参政権を行使すると、そういう国籍の無い人たちの利益を代弁する市議会議員や市長や町長が誕生して来る。
地方の問題だけではなくて例えばわが国にとって大事な原子力エネルギーの問題もある。
組長の権限は強い。
あるいは港があってその港に対して入ってくる船。
これに対しても入港だとか入港禁止だとかそういうことも認める権限も持ってる。
そうすると地方であっても、この国の根幹に関わる問題に影響が及ぶ可能性がある。(拍手)
ですからこの人権擁護法案は、私どもとしては国籍条項が無い。
更には2万人と言う人権擁護委員がどういう形で選ばれて、どういう形になって。
本来我々日本人の守るべき人権というものがどうなるのか?
ここのところを本当に明らかにしないと、悔いを百年先・千年先に残すことに私どもはつながると思っておるわけでありまして。(拍手 「そうだ!」の声)
我々拉致議連としましても早々に声明文を出しまして、この問題について今警鐘を乱打し行動を起こしているところでございます。
こうして皆様方が本当に国を憂い国のことを思って、その熱誠でお集まりいただいたことを、私は国会議員として、そして拉致議連の会長としてしっかりと受け止めさしていただいて。
皆様方のご期待にお応えするように、全力で頑張って参る事を心からお誓いを申し上げまして。(拍手)
拉致議連の会長としての所見の一端を申し述べさせていただきまして、私の挨拶に代えさせていただきます。(拍手)
皆様方どうぞよろしくお願いします。(拍手 「頑張れ!」などの声)
ありがとうございました。(拍手)
※司会(男性)
平沼先生、ありがとうございました。
平沼先生は皆様ご存知の通り、「北朝鮮に拉致された日本人を早期に救出するために行動する議員連盟」いわゆる拉致議連会長であり「外国人参政権の慎重な取り扱いを要求する国会議員の会」会長でもいらっしゃいます。
皆様方、今一度大きな拍手をお願いします(拍手)
※司会(女性)
先生方どうもありがとうございました。(拍手)
お忙しいところありがとうございました。(拍手)
拍手でお送りくださいませ。