2005年04月11日

人権擁護法案を考える緊急集会(12)05.4.4 日比谷公会堂にて

※司会(男性)
それでは続きまして「北朝鮮による拉致と人権侵害に取り組む法律家の会」代表であります。
木村晋介様よりご意見を頂戴します。
よろしくお願いします。(拍手)

『木村晋介 法律家の会代表のお話』

弁護士です。(笑い)
大変場違いなところに来てしまったなぁと思っております。(笑い声)
人権と言うものに対して、この会場におられる皆さんがかなり違和感を持っておられるという事について、ちょっと驚きを感じております。
それは理由がないことではないと思いまして。
実際に日本の人権団体、これは弁護士会も含めてでありますけれども。
大変特殊な人権の主張をしてまいりました。

その考え方の基礎にあるのは数年前に書かれた本でありますけれども。
「国家の暴力と人民の権利」と言う本が弁護士会の中で大変に読まれた時期があります。
それはどういうことを言ってるのか?といいますと。
国家は常に人権の侵害者だと。
ですから我々が大切にする人権と言う人民の権利を守るためには、日本の体制を倒さなければいけない。
ということを言ってるわけであります。

今あります人権団体といわれている物のなかでアムネスティ・インターナショナルは別でありますが。
それ以外の人権団体は、例えば北朝鮮による拉致の問題に対しては徹底して取り上げておりません。(笑い声)
皆さんが胡散臭いなと思っている理由が、皆さんの拍手と「そうだ!」と言う声が聞こえる中でだんだん分かってまいりました。
さっきそこで聞いておりました。

どうもこの法案は、ひとつは部落開放同盟が推進力になって作ってきている。(拍手)
やけに公明党が熱心である。(笑い声 拍手)
朝鮮総連も大変熱心である。(笑い声 拍手 「その通り!」の声)

私はあの人権の定義において先ほど長谷川先生が仰ったように、憲法の13条が定めておりますように
「国民の生命・自由および幸福の追求に関する権利は公共の福祉に反しない限り、国政の上で最大の尊重を必要とする」
これが人権の最も重要な核であるというふうに思っております。
この法案がそのために何とかならないのか?ということを考えるのがこの集会であろうと思います。
私はこの法案は、これを守ることにつながり得ると考えてる立場にあります。(会場内に一瞬「ん?」という気配が漂う)
なぜでしょうか?

まず部落開放同盟について申し上げたいと思います。
これほど人権を侵害している団体はありません。(笑い声 長い拍手)
思想・表現の自由に対して、皆さんの資料の2ページにありますが。
差別的言動だと言って「畏怖させ、困惑させ、著しく不快にさせる」ような糾弾活動を行っているのは、この部落開放同盟であります。(大きな拍手 「そうだ〜!」などの声多数)

創価学会という何百万人も入っている宗教団体を背景にいたしまして。
ジャーナリストの言論の自由を妨害している政党こそ公明党であり、創価学会であります。(拍手 「そうだ〜!」の声)
これこそまさに人の「生命・自由・幸福追求の権利」を侵害するものでありまして。(拍手)
この人権法案が出来たときには真っ先に、加害者として調査の対象となるべきものであります。(拍手 笑い声 「そうだ〜!その通り!」の声多数)

朝鮮総連。(笑い声)
1960年代から80年代にかけて9万3千人の人が、せっかくこの素晴らしい人権の守られている日本にいたのに。
祖国・北朝鮮は天国のような国だと、税金も取らないし全く生活も日本より上だ。
騙されて9万3千人の在日韓国・朝鮮人の方々、その家族である日本人の方が北朝鮮に帰国していったまま、帰れなくなりました。
その推進者こそ、朝鮮総連であります。(拍手)
朝鮮総連はこの法律が出来た時に直ちに調査の対象となるべきであります。(拍手 「そうだ!そうだ!」の声多数)

既存の古典的なあるいは伝統的な人権団体は、反米・反日そして非武装平和と言うことをうたい文句にしてまいりました。
しかしこれも持たなくなってきております。(小さな笑い声)
先ほど長谷川さんが仰いましたように、幸福を追求する権利というのは一番大切なものだと、私は思っております。
幸福を追求する権利を国民に認めるということは、国民に対して幸福を与える国ではないということです。
何が幸福であるか?ということを考えるのは皆さんの自由であります。
国家がそんなことを与えるべきではない。

どこか冷戦時代にこの国の言う事に従っていれば、この指導者の言う事に従っていればあなたたちは幸せになれるといった国がたくさんありました。
別名「社会主義国家」と呼ばれています。(笑い声と拍手)
国家が何が幸福か?ということを決めてしまうこと事がそもそも間違っています。
幸福を追求する権利と言う13条の書き方は、幸福と言うものは自分で決めるんだ。
自分のことは自分で決めるんだというのが一番大事なんだという事をうたっているのであります。(ややあってから拍手)
人権擁護法案が出来るとなれば、当然この事が中心に置かれるべきであります。(ややあってから拍手)

なぜ社会主義体制が崩壊したか?といえば人民に幸福を追求する権利を与えていなかったからであります。(拍手)
社会主義が崩壊する過程でヨーロッパで「全ヨーロッパ安全会議」というものが作られました。
これは自由主義体制の国家と社会主義体制の国家が一緒に1970年代にヘルシンキで会いました。
作り上げたものであります。

その時に社会主義国が要求したのは何か?というと自由主義国から経済協力、経済支援が欲しい。
おお、これはやりましょう。
お互いが一致しました。
お互いに軍事費の負担が大変だ、お互いに軍縮をやりましょう。
それは結構だ。
両陣営が一致しました。

中々一致しなかったのは第3のバスケットと言われている「人権の保障」であります。
このヨーロッパ安全会議の中で自由主義陣営の代表たちは最後までこの第3のバスケットが入らないうちは我々は経済協力に同意しない、ということを言い続けました。
その結果、経済協力が欲しいために社会主義圏の国家は人権のバスケットを受け入れたんです。

人権のバスケットを受け入れたらどうなりますか?
人間が自由に発言するようになりますよ?
国と国の間を自由に往来出来るようになりますよ?
そんなことをしたら社会主義国家が持つわけないじゃありませんか。(小さな笑い声)
社会主義国家が潰れてしまったのはこの第3のバスケット。
これに毒が入っていることを知らなかったからです。(笑い声 拍手)

私が人権擁護ということを大変大事なことだと思っています。
北朝鮮の最大の弱点は人権にあります。
拉致問題だけではありません。
北朝鮮に住んでいる人々が北朝鮮の憲法によって保障されている、表現の自由・生存の自由を侵害されているんです。
3つの階級に差別されているんです。
多くの人々が敵対階級と呼ばれて強制収容所に入れられています。

ですから人権と言うものは大変なもの、人権と言うものは大変力を持つわけです。
決して人権を嫌わないでください。(小さな笑い声)
人権と言うのはこいつらをやっつけるためにあるんです。(大きな拍手)
私は基本的に人権擁護法案は良いものが出来て欲しいと思っています。
で、その中心には先ほど言った憲法13条で言った「国民の生命・自由・幸福の追求の権利」が中心に据えられるべきだと思っています。
良い人権法案が出来るように、皆さん。
これを潰すだけでなく変えていく努力をしていただきたいと思っています。
以上で終わります。(拍手)

※司会(男性)
ありがとうございました。
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