
みなさんお会いできて嬉しいです。(拍手)
そしてお招き頂きましてありがとうございます。
(日本語でも:ありがとうございました。)
招待を受けてこの席に立つまでいろんなことを考えました。
まず、日本の多くの方々が人権が重要な価値であると言うことを、この事実を知ってらっしゃると言うことを私は学ぶことができました。
人権とは時々只叫ぶというそのような主題ではなく、日常生活の中で実行しなくてはならない価値であるということを解っていらっしゃるのが、正に、ここにいらっしゃる皆さんだと思います。(拍手)
みなさん方の力が集められて、拉致された人たちが救い出すことができた、そのような力がわいてきたと言うことをみて大きな成果が上がったことに、限りない感謝と尊敬を感ずるものであります。(拍手)
韓国では、1950年の戦争の時に、拉致された民間人が10万人あまりおります。
これは北朝鮮の金日成の「南朝鮮のインテリを連れてこい」と言う指令による計画的犯罪であります。
この間55年の間、韓国戦争拉致被害者に対する真実の究明はもちろん、その方達の生死確認さえもできない、このような状況でございます。
その方達の年齢からみて一日でも早く何としてでも生死の確認だけでもしてもらいたいと思っています。
私達家族会では、この間1952年の当時大韓民国政府がつくった拉致被害者の名簿を発見致しまして、月刊朝鮮社といっしょになってここに持ってきました「6.25拉致被害者82959人」という本を出しました。(拍手)
戦争の時に拉致されたことを立証するために関連する政府の文章などを発掘、整理し、そして証言を記録する、そのような作業もしております。
また国会に韓国戦争拉致者の名誉回復及び、支援に関する法律案を上程して頂いております。
今大韓民国政府は南北間の和解交流拡大を急いでおります。
歴史の不幸を繰り返さないため、そしてこの間のお互いの恨みを解消するために当然の努力だと考えます。
しかし南北の和解と交流・協力のためには必ずしなければならないことがあります。
北朝鮮によってなされた人権被害、民間人拉致問題それをまず一番最初に解決しなければならないということです。(拍手)
みなさん拉致は生命を奪う罪悪です。(拍手)
人権よりももっと重要な価値があるなどということを主張する勢力は、この地球上からなくさなければなりません。(拍手)
私達全てが、自分ではない他人の人権について関心を持たなければなりません。(拍手)
拉致された人々を家族の元に帰すようにしなければなりません。(拍手)
今自分の苦しみ哀しみを私達全てのものに昇華することをここで提案したいと思います。(拍手)
国境を越えて世界の全ての民族と共に生きる私達になろうではありませんか?(拍手)
隣人同士手を握り私達が力を合わせましょう。(拍手)
拉致された人々を救い出すために私達みんなで力を合わせ戦いましょう。(拍手)
ありがとうございます。(日本語で)(拍手)
※司会 櫻井よしこ氏
李さん本当にありがとうございました。(拍手)
今の李 星矣(イ・ソンイ)さんのお話しで約8万3000人もの人々が朝鮮戦争の時に北に拉致されていった。
その問題を一言も問題提起することのない、盧武鉉さんは今でも北朝鮮に親しい路線をとり続けています。
そのような韓国や中国が、日本が経済制裁をするのを控えて欲しいという資格は全くないと思いますがいかがでしょうか?(拍手)
どうもありがとうございます。
では次に、この会場に荒木和博さん、あ、いらっしゃいますね。
特定失踪者問題をずっと調査してきた荒木さんです。
私達が考えてもいなかった人々、考えてもいなかった時期から、ずーっと日本人は北朝鮮に拉致され続けてきた。
その実態を荒木さん達が綿密に調べてきました。
ここで報告をお願いしたいと思います。(拍手)
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このエントリーのテキストは金木犀様の手によるものです。
4/10の神奈川集会の、北朝鮮難民救援基金の方のお話しをTBしました。
拉致も、難民もすべて、金正日の圧政の責任です。
拉致被害者の子供も難民になっているかもしれないと言う言葉が、耳に残りました。
早く、全て解決するために、難民の問題も平行して考えて行かなくてはならないと思います。
なんというか胸が詰まってしまって、言葉がありません。
日本ではこんなに平和で穏やかで暢気すぎるくらいで、GWの今は行楽を楽しむ日本人がたくさんいて・・・
でも海を隔てたすぐお隣の国ではおよそ人間の暮らしとは言えない生活を強いられている人たちがいる。
この人たちへの思いを私たちは決して忘れてはいけませんね。
金正日は話し合いをする相手ではなく、打倒する相手なのです。
その覚悟を日本政府も日本国民も腹を据えてかからねば、拉致問題の解決も何もあったものじゃないと思っています。