2007年03月08日

07.2.12 中山恭子氏1 東京連続集会25(3)友愛会館にて

中山恭子拉致対策本部事務局長招き緊急集会(東京連続集会25)
07.2.12 友愛会館にて

『中山恭子 拉致問題担当補佐官の講演 その1』

中山でございます。
今日は祝日の午後、大変貴重な時間ではございますが、このように多くの皆さんにお集まりいただきましてありがとうございます。心から感謝を申し上げます。
また、今日ここに来てくださいましたみなさまは、拉致問題に関しては非常に古くから、関心を持ち続けてくださり、そしてご支援いただいている皆様方だと思ております。
そのような方々とご一緒に、これからも対応するときには、皆様に今日はみなさまのお考えやご意見を是非伺いたい。一緒に北朝鮮に向けて全ての拉致被害者を返すように要求していきたいと思っておりますので、今日足をお運びいただきましたことを、まず、心から感謝申し上げます。

今日は家族会、救う会の緊急集会と言うことで、このような場でお話しできますことを大変有り難いことと思っております。心から、家族会、救う会のみなさまに感謝申し上げます。

また、今日は家族会の皆様、遠いところから、ご参加頂いております。
ちょっとご紹介だけ、しましょうか?

西岡さん:『増元さんに紹介して貰いましょう』

中山さん:じゃぁ、増元さんから、ご自身のことも含めてお願いします。(会場笑い)

〜増元照明さんから家族の紹介〜

自信のことはあんまり言いたくない。(会場笑い)
緊急集会、中山補佐官の話を聞いて、今政府がどのように対応しているのか聞くために、各地の家族に連絡して来ていただきました。
私ども家族をご紹介します。
前列から横田ご夫妻です。飯塚副代表 こちらにいらっしゃるのが有本ご夫妻 寺越昭男さん。田口八重子さんの三番目のお兄さん本間勝(まさる)さんです。松木薫さんのお姉さん、斉藤文代さん、横田拓也くん、飯塚耕一郎君、市川修一さんのお兄さん夫妻、一番最後になりましたが、松本京子さんのお兄様松本(孟さん)。私、家族会の増元照明です。

〜〜〜会場から、若宮さんの紹介をという声〜〜〜

西岡さん
『紹介ぐらいしたらいいじゃない?』

増元さん 、
『たまてばこ、ほら』という演劇を、プロデュース、脚本、主演をなさいました若宮優子さん。
今後、私と共に闘っていただくと言うことになりましたので、今後とも宜しくお願いします。

中山さん
はい、ありがとうございました。今日はこのように全国からお集まりいただいております。今日お越し頂いていないご家族もいらっしゃいます。家族会には入っていらっしゃいませんが、石岡さん、北海道の。ヨーロッパから拉致された被害者のご家族、それから、久米さん、曽我さん、他にも被害者の方々がいらっしゃいますが、今日はいらしていません。私たちはそう言った方々とも一緒にですね、被害者のご家族が、いろんな意味で、大変困難な状態でいらっしゃるということをいつも、心におきながら、この仕事をしているところでございます。

またさらに、政府が認定しているのは17人でございますが、認定できていない、証拠が全く残されていなくて、なかなか認定できないというのが現状で、今現在は、再捜査を全国的に進めておりますので、少しでも情報があって、なんだかの証拠を認めてですね、認定できる場合は認定していこうという姿勢で、今、望んでおります。まだ認定できていませんが、証拠がないばっかりに認定できていませんが、全国に、政府が認定している方々の意外にも拉致された可能性のあるそういう方々もあると、そう言う思いで、この仕事を展開しております。

それから、私自身が、以前、内閣官房参与として、家族対応の仕事をしておりました。
はじめてご家族の方々、2002年の9月27日の朝ご飯でございました。26日に辞令を頂きまして27日の朝ご飯の会に、図々しく入れてもらいました。そのとき初めてご家族の皆様に、私自身が、お目にかかった、その時でございます。
その前の3年間中央アジアにおりましたので、お目にかかる機会がなくて、内閣官房参与という辞令を頂いた翌日にお目にかかりました。その時の第一印象、今もそのままに裏切られずに、第一印象で受けたまま、ご家族の方々、いらっしゃる。

みなさまも、きっと同じようにお考えだと思いますが、拉致された方々のご家族の、強さと言っていいんでしょうか、優しさと言って良いんでしょうか?また、娘や息子を思う、家族を想う、その思いというのが、きっと皆様の心に、響いていることとと思っております。

私自身も、お目にかかった最初の瞬間から、たいへんな人々が、この方々と一緒に、被害者が日本に戻るまで、一緒に仕事がしていけるんだということで、私自身が、大変有り難くおもった事でございました。

本当に典型的な日本の方々だと言う思い。・・何を意味しているか・・
言わなければならないことを、皆さんしっかりおっしゃいます。でも、節度もお持ちです。
そして、家族の家族に対する思いというのは、もう、正にみなさん、自分の命を捨ててでも、かけてでも、娘や、息子や家族の人たちに、もう一回日本の土を踏ませたい。日本で生活をさせてやりたい。その思いが最初の出会いの時からから、ひしひしと伝わって参りました。

ちょっと余計な話になってしまったかもしれませんが、その思いは、今も変わっておりませんし、どうしてもっと早く、私自身が、そういったことを共有しながら、こういったことをもっともっと日本中の人たちに判ってもらう、そう言うことがどうして出来なかったんだろうという、その時非常に、自分自身が残念だった、または謝りたいというのが、そんな気持ちが最初の出会いの時でございました。

その当時から、先ほど、西岡さんが、アピールが全部、今は成し遂げられたと(アピールについてです、拉致問題そのものではありませんが)おっしゃっていました。私自身も、内閣官房参与の仕事をしながら、アピールに書かれている事柄というのは、日本政府として、当然行っておかなければいけない問題だと、感じております。

ですから、政府の中に、北朝鮮によります日本人拉致問題を扱う部署というものが、−−全ての省庁に関わっている問題だと考えておりましたので−−、必要だと思っておりまして、参与というのは、家族対応の仕事でございましたが、当時から、政府の中に拉致問題を担当する部署が必要だということを主張しておりました。

今回、まさかこんなに早く安陪内閣が成立するとは思っておりませんでしたが、安倍さんが総理になられて、全ての閣僚人事が終わった後でした。実は、四年ちょっと前に、参与としての辞令を受けたのも、9月26日でしたんですが、今回も同じ9月26日の夕方、安倍総理から、『補佐官として入ってくださいね』というお電話を頂きましたとき、ただ一言、『はい、判りました』とお答えしました。会話はそれだけでございました。

でも、安倍総理がこの拉致されている人々が、北朝鮮に残されたまま、日本が、なんていうか、普通の顔をしてやっていけるものではない。必ず取り戻すんだという、非常に強いお気持ちをお持ちだと言うことは、判っておりましたので、会話は、それだけでございました。
会話としては、『入ってくださいね』『はい、わかりました』と言う簡単な会話でございます。

その日の夜遅く辞令を頂きました。もう、夜中の10時過ぎだったと思います。その辞令をいただきましたときに、総理から、『対策本部をつくろう』『自分が本部長になるから』とその日のうちに伝えられました。

私自身も、以前からそのことを主張していたことでもありまして、早く対策本部を作って、全ての省庁合わせた形でこの問題に取り組まなければいけないと言う思いがありましたので、26日の夜の辞令の後で、今日ここに出席しておりますが、この対策本部で今仕事をしている人々に声をかけまして、まだ対策本部ではありませんでしたが、当時は。『是非作りましょう』と、徹夜が続くような状態でしたが、みんな頑張ってくれました。

三日後の、9月29日に閣議で拉致問題対策本部を設置することが出来ました。
その日の、29日の夕方に、総理がご家族の皆様にお会いして、そのことをお伝えしたという、先ほど横田代表からお話があった、最初の日というのは、、対策本部ができた当日の夕方のことでございます。
安倍総理から、そのことについて、ご家族の皆様に、直接お伝えいただいたと言うことでございます。

こういった対策本部というのは、日本政府が、一体となって、北朝鮮に対して、拉致された日本人を帰国させるように、救出に当たるというのが、もちろん、この対策本部の、唯一と言っていいでしょうか、その目的でございます。

そして、対策本部の組織図をお配りしておりますが、こういった表です。ここに書かれているとおりなんですが、対策本部長は、総理大臣、それから組閣と同時に、拉致問題を担当する大臣というものを決定いたしまして、官房長官が拉致問題対策の担当の大臣、副本部長は従って官房長官。拉致問題担当大臣が入っております。対策本部の部員というのは全閣僚が含まれております。ですから、政府全体が、北朝鮮による拉致問題を担当するということになります。

更にこの資料の中では、もう一枚の表があると思います。
関係省庁対策会議というのがございます。この関係省庁対策会議の一歩前にですね、対策本部の会合を開きます。対策本部の部員が全閣僚でございますので、対策本部というのは、閣議のような会議でございます。ただそこでは、あまり具体的な議論をしている余裕がございませんので、実際には、関係省庁対策会議というところで、局長、審議官クラスが集まりまして、それぞれ自分の省庁が関係していることを伝え、相互の連携をとって動いているというのが、現在のところです。

更にその下に、情報分科会、法執行分科会、広報分科会、という3つの分科会を持っております。

必要があればこういった分科会は、また作って行きたいと思っておりますが、今はこの3つ、情報、法執行、広報という分科会を開いておりまして、これはもう本当に数人のメンバーで相談をし連携をとりながら、動いているところでございます。

それから、もう一つ、ついでに資料の説明をいたしますと、こういった関係省庁がどのようなことで関わっているかと言うことを表にしたものをお配りしてございます。正に、全ての省庁がこの拉致問題と関わりを持っている。
この表は、とりまとめたものでございますが、ほんと、まとめたものですので、2〜3ページになっていますが、この元になっている資料は、こんなに分厚い物になります。(手で厚みを示して)各省庁が、この拉致問題に対して全ての省庁が関わっていると言うことがはっきりいたします。

やっと、各省庁が、連携をとりながらですね、日本として、どのように対策を考えていくか、そういった体制が整ったと言うことでございます。

更に、予算の資料もお配りしてありますね。
こういった組織は、体制は作りましたけれども、本年度の予算というのは、もともと、組織の中にありました、連絡調整室という部屋がございます。もともと参与としておりました時の支援室が拡大した組織だったわけですが、連絡調整室が持っていた予算だけが本年度予算でございまた。実際に出来た新しい組織が活動する費用というのはございませんでしたが、なんとか今年度の補正予算の中に組み込んでもらうことができました。補正予算の、テーマが、安全というテーマでございましたので、日本国民の安全が脅かされている問題であるという、そういう考え方を、多くの方々がとってくれまして、本年度の補正予算が認められました。

二億二千六百万円という予算が、3月までの予算として認められております。

来年度の予算につきましても、今、政府の内示のある段階でして、今まだ、国会で審議中でございますが、そこで、・・承認いただければ、来年、今年の4月からの活動も続けていけるという状態です。

安陪内閣ができて、もう四ヶ月過ぎました。やっとこういったかたちで政府全体が、まとまって動く体制が出来ました。しかも、3月まで活動する費用も得ることが出来ました。来年度、今年の4月からにつきましても、政府の内示では、活動していける体制ができたところでございます。

そうですね、ご予算の中身につきましては・・ついでに、ご説明しておきたいと思いますが、補正予算というのは、3月いっぱいで使わなければならない予算ということでございまして、なかなか3月までに使える作業というのは、限られているわけですが、それでも、組織の中で総合調整室、政策企画室、情報室というメンバーが、必死でその活動を、行っている最中でございます。

この表でいきますと、まず、補正予算で行いたいと言うことは、北朝鮮に向けての放送についてですね、どうした放送が行っていけるかという、まずその調査を3月までにすませて、4月から出来るだけ早い段階で、実際にこの放送を行っていきたいと考えています。

それから、あらゆる手段を使って、いろんな資料を整えていきたいと思っています。専門科や関係者のみなさまに御協力を頂いて、この資料を使って、調査をし、救出に向けてつかっていく。やはり、いろんなことが必要になってまいりますので、そういったことを行いたいと思っています。、

それから、もうひとつはですね、実際には今、この拉致問題については、日本の国内では相当にご理解を得てきていると思っていますが、それでも尚ですね、まだ日本の中でも、なんとなく人ごとのように考えられているということがあろうかと思いますので、『この問題は、けっして人ごとの問題ではない、日本人であれば全員が、一緒になって救出するという覚悟を決めてもらいたい』という思いがございまして、更に、日本の多くのみなさまに向けて、この拉致問題の理解を得ようということで、たとえば、まぁ、小さな、5分とか15分ぐらいの、理解してもらうための映像の入ったものを作ってですね、全国で理解を深めたいと思っていますし、それから、場合によっては、できれば、(今一生懸命やっている最中なんですが、)テレビの中で、『拉致というものを忘れないでください。みんなで北朝鮮に向かって、拉致されている日本人が帰国できるように、応援してください』 というような、メッセージをテレビで流していきたいと思っています。

更に、日本だけでは、なかなか、北朝鮮に対して(−−もちろん日本はやらなければならないのですが−−)日本だけの交渉では、なかなか思うように進まないというような状況がこれまでもありますので、世界の国々
国際社会が、北朝鮮に向けて、拉致という犯罪行為をしてはいけない、拉致をした人々を日本に戻す、日本だけではありませんが、拉致をした人々を解放するようにと言うことを、国際社会も、北朝鮮に向けて、説得して貰いたいと思っておりまして、そのためには、国際機関、関係する国々そう言った国々向けても、理解を得ようと、先ほどの、5分とか15分のDVDにつきましても、日本語だけではなくて、アメリカ、ドイツフランス、イタリア、ロシア、中国、そう言った方々にも見てもらって、そして、北朝鮮に向けて『拉致した人は早く帰せよ』 と、全ての国際社会の皆さんから、伝えてもらいたいという、その思いがございまして、そう言った言葉にして、英語なら英語、ロシア語ならロシア語で作った、DVDですとかパンフレットとかをお配りして理解を得ようということを試みております。そのための作業を今しているところでございます。

いずれにしましても、この問題というのは、非常に手強いと言って良いんでしょうか、北朝鮮が、犯罪行為で、日本人、その他の国々の人々を拉致しておきながら、この解放というのを交渉する場合、北朝鮮が絶対に優位にある 、そういう交渉でございます。従って、北朝鮮が、拉致した人々を帰した方が良いんだと決断してくれない限り、取り戻すことが出来ないというように考えています。現段階でですね。

従ってその北朝鮮の中で拉致した人々は、返した方が良いという決断をするにはどうしたらいいのか、どうやったら決断してくれるのか、そこを日本政府としても、更に日本政府以外の国々からも、説得をして貰いたいという思いでございまして、今その作業を続けているところでございます。

六者が開かれております。六者協議でなかなか進展していないように見えていますし、今日の会議が、一番重要な会議だと聞いております。それがどのように進んでいるのか、今日の部分につきましてはまだ情報が入っておりませんし、報道からも、まだ成されていないかと思いますので、その様子を今待っているところでございますが、日本としては、もちろん、核やミサイルの問題というのは、東アジア全体に対する、また特に日本に対する、非常に厳しい脅威であるということは、当然のことでございまして、核やミサイルに関しまして日本を含め、多くの国々と協力しながら、北朝鮮に核の廃絶を訴えていく、またはそのようにさせるというのがもちろん、重要でございますが、日本にとりましてはそれと同じようにといいますか、又は、もっと現に日本人が被害にあって、日本人の、生命や安全が脅かされている状態にある、その脅威があると言うだけではなく、現に今、安全が脅かされている状態なんです言うことを、他の4カ国にも、アメリカ、中国、韓国、ロシアにも判って貰ってですね、そう言った状態で、北朝鮮に支援をしろと言われても、到底無理な話ですと言うことを伝えて理解を得ようとしています。

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このエントリーのテキストは、blue-jewelさんの手によるものです。


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