2007年04月26日

07.3.31 パネルディスカッション2 第16回藤沢集会(9)藤沢産業センターにて

第16回藤沢集会
07.3.31 藤沢産業センターにて

『パネルディスカッション その2』

★司会 川添友幸救う会神奈川代表

ありがとうございました。
次、荒木先生にお伺いしたい点が2点ございます。
風船の話がございましたね?
風船を飛ばすという、この風船の問題は私たち神奈川の会でも全面協力していきたいと思っていますが、風船の効果と言うものを教えていただければと言うのと。
今日冒頭にもちょっとお話をしたんですが、平壌のよど号グループから私ら名指しをされてしまったという経緯があるんですが、福留貴美子さんや拉致被害者が一旦日本に戻って来たという経緯があるという事を考えますと、週刊現代の件と言うのもちょっともう一回考えてみる必要があるんでは無いか?と私考えるんですが、さっきの話以上にこういう事があるというのがあれば、お教えいただければと思いまして、その2点お願いいたします。

★荒木和博 特定失踪者問題調査会代表

まず、風船の方ですがこれはですね。
今回我々が作っているビラの内容と言うのは片面はですね。
日本人の拉致被害者向けということで、それでもタイトルは日本語で書いてあって中身は朝鮮語で書いてあるんですが、ともかく今救出のために努力をしていますと。
情報を是非日本になんとか送ってくださいとこちらの連絡先ですね。
電話からFAXからe-mailから私書箱からみんな一応書いてございます。
それが片面でとにかく助ける努力をしていますという事を伝えたい。
それから短波放送を流していますので是非聴いてくださいということですね、これが書いてあります。

もう片方は北朝鮮の幹部並びに人民の皆さんへと言う内容になっていまして、これはともかく今金正日にくっついていても駄目だと。
是非その時に審判を受ける立場ようなにならないようにしてくださいねという事でですね。
情報をこれも出してもらいたい。
今回一つのポイントになっていますのは、情報を出してくれれば1000ドルから内容によっては1万ドル以上の謝礼をお払いしますという事を書いてございます。
金額まで書いてあるのはおそらく今回が初めてだろうと思います。

イ・ミンボクさんとですね。
原稿のやり取りなんかをいろいろして、それを彼が直してくれたりしたんですが、最初彼から返って来たのは10万ドルと書いてありましてね。
間違いだろうと思って1万ドルと書き直したら、いや10万ドルだともう一回書き直して来まして、「いや10万ドルも無い」って言ったら、「それは来た情報にそんな価値は無かったと言えば良いんだ」と(笑い声)、いかにもコリアンらしい発想ではあるんですが、日本人としてはそれは中々言えないのとですね。
さすがにいくらなんでも10万ドル出すとですね。
特定失踪者問題調査会は全く無くなってしまいますので、それは出来ないという事でそれでも一応1万ドルという事で書いた。
出すあてがあるのか?と言ったら正直ありませんが、あったらかき集めてくるしか方法がございません。

ただ、イ・ミンボクさんの話によれば1000ドル出すって書けばですね。
それだけで北朝鮮の一般の人間は命かけるという事ですので、ともかくですね。
こんなところでケチついてもしょうがないのでやるだけやってみるかという思いでございます。
それで情報が何か出てくれば、そこから次に動かすことが出来るだろうということでありまして、ご案内のとおり我々6者協議の合意に反してですね。
政府からの支援を5〜600万蹴っ飛ばしてしまったものでですね。
本当に昔からいつ潰れてもおかしくないと北朝鮮みたいな事を言われておりますけども(笑い声)、このまましばらく自転車操業が続きます。

しかし考えてみれば、調査会が出来た時からいつ潰れてもおかしくないと言われながら今まで残ってきたのは、そこの北朝鮮と同じようなものでですね。
それでもやれば周りの国が北朝鮮と同じに大事にしてくれると。
やがて調査会が暴発したら怖いから6者協議でもやろうというふうに言ってきてですね。
エネルギー支援でもしてくれるんじゃないかという期待をしております。

風船とラジオとを両方相乗効果を持たせたい。
ラジオの方では風船でビラを飛ばしていますよと、ビラの方では放送をやっていますよという事をやってですね。
とにかく助けようとしているんだと、そしてそれは日本人の拉致被害者だけではなくて、帰国者も一般の北朝鮮の人たちも含めてですね。
助けようとしているんだという事を、特に日本がやろうとしているんだという事をやっていく。

韓国なんかは非常にプロパガンダが効いてしまってですね。
反日的な事を言う人が非常に多いと。
実際はそうでもないんですよ?
実際はそうでもないんですけども、表に出ている報道とかですね。
そういうものは反日的なものが多いですけども、北朝鮮は逆にそうじゃなくてですね。
北朝鮮から脱北した多くの人が言うのは「何で南の連中はこんなに日本の事を悪く言うんだろう?」と。
北の人の方が反日感情というのは弱いです。
と言うか逆に日本に対する非常な憧れがあります。
だから我々が今やっておく事にですね。
これはある意味朝鮮半島との関係を後で変える起爆剤にもなるであろうと言うふうには思っております。

でまぁ、すでに14回北から抗議が来たということでですね。
言っていますのでそれだけ効果がある。
韓国の政府関係者の人にこの間会ったときにですね。
「今度やるから韓国政府の方で邪魔しないでくださいね」と一言言っておいたらですね。
「今なにも韓国の民間団体が政府のいう事を聞くわけが無いじゃないですか」と言うふうに言っておりました。

去年の8月にそのイ・ミンボクさんと一緒にちょっと実地みたいにやらして貰ってですね。
飛ばした風船の一つが上でビラがはじけてしまいまして、それが二日後くらいにソウルの首相官邸にビラが一枚落っこちたと(笑い声)、ということがございまして、三浦小太郎さんが言えばですね。
ここも北朝鮮みたいなものだから効果があったんじゃないか?と。(笑い声)
さっき言った韓国政府の高官の人もですね。
その事を言ったら「あぁ、それは一番効果がありましたね」と(笑い声)、そういう状態ですから効果はあるらしいと。(笑い声)

それからよど号の話で福留さんの事がございましたけども、福留さんとはお母さんと私も2度ほどお会いしました。
今日お見えの高沢皓司さんと一緒にやっておりまして、非常に特殊なケースではあるんですけども、やはりですね。
これから先いろんな事が分かってくるであろうと。

この間ちょっと発表したものの中に出したんですが、今まで特定失踪者の1000番代リストという可能性の高い人という事で入れていたお子さん二人ですね。
高さん姉弟、お姉さんと弟さんですが、このお母さんについても我々は0番台リストにこの間上げました。
上げたのはですね。
全く絶対に亡くなったという確信があるわけじゃないです。
大変残念ですけど、拉致でなかったとすれば亡くなっているという可能性があるんですけど、拉致だったという可能性が全く排除できないという事で、特定失踪者のリストに上げることに致しました。

この渡辺秀子さんと言う方のご主人が高大基と言う工作員で、それがいた東京都内のですね。
ユニバース・トレイディングと言う会社ですが、この会社のあったビルの受付のところに福留貴美子さんが仕事をしていた。
と言う事実関係がございまして、非常にですね。
これも単なる偶然なんだろうか?と言うふうに思わせるところがございます。

やはり我々絶対に考えておかなければいけない事は、拉致被害者と言うのはいったいどうして連れて行かれたのか?
基本的にはですね。
北朝鮮に連れて行ってしまえばいいと、工作機関の方では連れて行けば点数が上がったという事で非常に単純なことでやっていると思うんですが、私はその中に目的を持って連れて行っている人間がいると。
目的を持って連れて行っている人間の中にはですね。
当然日本国内に戻してそして仕事をさせている人間がいるはずです。
今だって日本の国内に戻ってきている人がいる可能性はあるわけでございます。

我々の失踪者のリストでは無いんですけど、群馬県の人でですね。
ある時に同僚との海水浴ですね。
新潟の海岸に行って突然パンツ一丁で消えてしまってですね。
そして数年してから沖縄に突然現れた。
その間の事は全く覚えていないという人物がおります。
持っていったのは免許証だけだったらしいという事でございます。

その人は非常に不思議なんですが、公務員だったんですけども公務員であればこうやって突然消えてしまったら当然懲戒免職という事になるんですけど、記憶喪失という事で戻ってきてからですね。
またほぼ元の職場に復帰をしたりしているという事でですね。
非常に周辺が不思議に思っていることでございまして、おそらくこういうケースは他にもあるんだろうと思います。

拉致と言うのは海岸を歩いていてそこに来た突然海から上がってきた工作員に捕まるなんて事は、無いとはいえませんけども本当にごく一部だったと思います。
横田めぐみさんの事件だって海岸からいなくなった、警察犬が止まったところから海岸まで数百メートルの距離があるわけで、上がってきた工作員だけであんな事が出来るわけがありません。
だから相当の数の人がですね。
北朝鮮の工作員なりあるいは協力者であれ、日本の国内に今でも存在している事は間違いないです。
相当多くの人が、これは日本人も含めてですね。
北朝鮮の下請けみたいにしたやくざもいると思うんですが、そういう連中で拉致の事を知っている人は相当いるはずです。

福留貴美子さんの事件と言うのはやはりですね。
福留さんだけがああやって戻って来たというふうに思っては絶対にいけないことだと思った方がいいです。
あれはそういう事がおそらく複数と言うか相当あったわけですね。
ですからそういう目で眺めてみるとまた別の見方が出てくると。
川添さんがさっき言ったようによど号グループからですね。
この間のことについて要はけしからんと言うかでっち上げだみたいな事をですね。
声明がこの間出たわけですが、これは北朝鮮側の反応からですね。
こういうのが出た時と言うのは、それはですね、要は本当だという事です。
どうでもいいことであれば向こうも反論する必要も無いわけで、わざわざそういうふうに言ってくるというのはですね。
かなり良い線をいっていたからだと思っていた方がいいだろうと思います。
おそらくこの中にもよど号の関係者一人くらいいると思いますので、帰ったらよく伝えてください。(笑い声)

皆さんそういうふうに言ってくれれば言ってくれるほどですね。
大体向こうの状況が分かる。
先ほど加藤さん、指名手配になっているという話をされましたが、これも加藤さんがいかに北朝鮮からですね。
困る存在であるかという事の証しでありまして、残念ながら私なんか指名手配のしの字もしてくれません。(笑い声)
如何にこれは格の違いを示していると思うんですけども、やはり向こう側が反応するという事はそれだけですね。
効果が上がっていると、撃った弾が当たっているとの証拠でございます。
福留さんのこともこれからもっと掘り下げて突っ込んでいくことによってですね。
さらにいろんな事が分かってくると思います。

先ほどいいました蓮池さんのケースについては、これもそういう線で捕らえた方が良いだろうと思います。
今年の1月にNHKで、NHKさっきカメラも来ていた様で記者さんも来ていた様で余り言うと悪いんですけども、NHKも一生懸命やってくれているんですが、今年の1月にスクープのようにして出たニュースでですね。
蓮池さんに対して向こうで指導員が、実は女の方を連れて来ようと思ったんだけどあなたも一緒にいたので連れて来たんだというニュースを流していました。

真っ赤な嘘です、こんなもの。
誰が嘘をついたかって、私は警察だと思っています。
この中にもまたおそらく警察の人いると思うんですが(笑い声)、そんなはずは絶対にありません。
大体ですね、やろうと思ったらですね。
もう一人いたから連れてきたなんてありえないです、そんなこと。
だって要員とか装備とか二人分用意しなければならないので、70年代にあれだけのアベックの拉致とか続いているというのは一体何を意味するのか?

その時はそういうふうにして連れて来いと、もちろん一人で連れてきためぐみさんみたいなケースもありますけども、たくさんですね。
ともかく二人で連れてくればお互い安心してですね、定着するだろうというですね。
極めて単純な発送の下にやったという事でございまして、しかもあの二人のどちらを連れてくるかと言ったらですね。
やはり蓮池薫を連れて行ったと、だからこそ今でも彼があの5人のコントロールタワーの役割を今でもしているという事だろうと言うふうに思います。

じゃあ何でそんな発表があったのか?
おそらくはですね、その週刊現代に出た話を打ち消すためのリークだろうと私は確信をしております。
つまりこれはですね、要は日本政府の中でもですね。
そういうものを隠そうとする動きがいまだに動いているという事であってですね。
やがて全部明らかになると思うんですけども、その事はやはりちゃんとしてもらわなければいけないと思っています。
それが明らかになれば日本国内の問題が出てくるわけであって、だからこそ私さっき言いましたように、情報を出してくださいと。

どうせテレビの広報とかCMとか、あるいはパンフレットやるんだったらですね。
一言ここに情報を送ってくださいという事をですね。
書いてその情報を対策本部で収集してですね。
分析して次の対策に使って貰いたいというふうに思っているという事でございます。
以上です。

★川添友幸氏

ありがとうございました。
最後は横田さんにお伺いが一点と後は皆さんにメッセージをお願いしたいと思います。
今度5月19日・20日なんですが、チラシの方に入っているんですが、あさがおの会からパネルを借りましてですね。
藤沢で写真展をやろうかと思っています。
それとプラスアルファ特定失踪者問題調査会からもパネルを貸していただくという事で、神奈川県内の関係の方のパネルを借りましてですね。
さらに今日来られています、萩原さんの守る会のほうで北朝鮮の強制収容所のおどろおどろしい絵がありまして、それも3セットのパネル展をやろうかと思っています。
あさがおの会の写真展の写真の説明みたいなことと、横田さんのご両親が今後講演が難しいと思いますので、会場の方にメッセージなどございましたら是非お話をしていただきたいと思うのでよろしくお願いします。

★横田拓也さん

二つあると思うんですが、あさがおの会と言うのは、私の両親が住んでいるマンションの方々の有志の組織で、いろんな写真展を含めていろんな活動の支援をしてくださっている方々です。
私の両親の部屋のお隣に住んでいる方が中心になってやっている方で、マンション・地域一体となって、もしくはこの川崎市という地域一体となってですね。
拉致問題に対して直面してくださって、この問題をこの問題を本当に力強く対応くださっていると言った内容です。

これまでも、あさがおの会の方の力でですね。
写真展ですとかいろいろなお力添えを頂いて、私が去年の4月にアメリカに行きまして母とホワイトハウスの中で面会をする機会を頂いた事があったですが、その場でも持っていった写真の協力がですね。
そういったものにも入っているという内容で、とかくどこかで集会・講演会という活動の中でですね。
そうした一般的には見えないような大きな力によってですね。
私たちは支えられているといった内容です。

そしてこの写真展、今5月中旬と伺ったんですが、予想以上にこれは効果が大きいと思います。
写真展ですとか、先ほどのいろいろな中身は小さいかもしれません。
こういったチラシですとか、DVDとか、もしくは過去にも出たような漫画とか、そういったものは幅広い方・幅広い地域・幅広い年齢の方に、漫画なら若い方に読んでみたいとかですね。
こういったものはインターネットにお詳しい方なら読んでくださったりですね。
そうした一つ一つのツールと言うものは、この問題を深く掘り下げていく有効な手段だと思っています。

これは藤沢でやっていただくのは本当にありがたい話ですし、そこから情報を発信していただきたいんですが、こういったやはり写真展であれ漫画であれDVDであれ、この前公開されました映画であれですね。
一人で見に行ってそこで観客で(満足)していただきたくないという事なんですね。
やはりこういうものがあったという事を一人でも二人でも多くの方々に伝えていただいてですね。
この問題の深刻さ、そして現在もまだ解決がされていないんだという事をですね。
わたしたちがしっかり認識をしていくこと。
そしてそれを政府に求めていくこと。
このつながりが出来ていけばとてもベストなんじゃないかなと思います。

あと二つ目のご質問でメッセージと言うか、両親の状況なんですが、先ほども少しお話をしたようにですね。
相当疲れています。
一緒にいれば歩くときもですね。
歳が歳ですから仕方が無い部分もあるんですが、やはり今まで一緒に軽快に歩いていたスピードではなくてですね。
少し足を、引きずってはいませんが、ゆっくりになって来ていたり。
もしくは家に、私も忙しくて行く時がありませんが、行っても寝ている時もあれば起きている時でもあまり元気じゃないな、と言うのが正直分かるし、一緒に政府に面会に行く時に会う事があるんですが、その時でも話をしても本当に疲れているなぁという感じはあります。

もちろん父は検査を今でも継続的に受けますから、数値、あらゆるものを項目で検査をやるんですが、その一つが完治していないことによってですね。
自分自身も精神的にストレスがあると思うので、本当にこれは休ませてあげたい。
一刻も早くめぐみを日本に、そして自分の家庭の中に取り戻してゆっくりとした楽しい生活をさせた上げたいなというのは考えています。
これは本当に出口は見えていると思います。
ただ、その距離は何メーターか何百メーターか何キロか分からないので、その距離を縮められるのは私たちの民意の力だと思っていますし。

とはいっても、父と母にこれ以上体を犠牲にしてまでですね。
我が子の為とはいってもですね。
ここまで高い水準で国民の皆さん、日本政府が自立的な機動でですね。
対北朝鮮に対する運動が高まっていますから、ここでやっぱり自分の体を崩して、帰ってくるときに自分が床に伏していたとかですね。
他界していたという事では全くこの10年間、もしくは30年間耐え抜いてきた意味というのは残念ながら無くなってしまうので、やはり私もこういった場でよく申し上げるんですが、皆様方にこれまで支えていただいたお礼を唯一出来るのは、、めぐみを取り戻して皆様方に家族全員でですね。
「これで皆様方の力で帰ってくる事が出来ました」とお礼を申し上げること。

これが皆様方に対する真の御礼だと考えていますので、その意味でも両親には、出なくてはいけないところは有るにしてもですね。
あまり無理せず元気良く明るく、そして最後のゴールを目指してですね。
行っていただければというふうに思います。
今日両親からメッセージを預かってきているわけではありませんが、いつも当たり前の話ですが皆様方にですね。
「本当に心からありがとうございます」という事は言ってくれていると思うので、その気持ちを改めて私の口から伝えて終わりにしたいと思います。
ありがとうございます。

・・・集会終了・・・

・・・・・・・・・・
※藤沢集会の録音・写真撮影・ネット公開については主催者の同意を頂いております。


posted by ぴろん at 21:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 集会テキスト(藤沢集会) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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