2007年04月28日

07.4.22 安倍晋三内閣総理大臣 国民大集会(2)日比谷公会堂にて

「拉致被害者全員の即時帰国を求める国民大集会」
07・4・22 日比谷公会堂にて

『安倍晋三 内閣総理大臣の挨拶』

★司会 櫻井よしこさん

ありがとうございました。

安倍総理大臣は、有本恵子さんの頃から、この拉致問題に、大変深い関心を持ってこられました。97年には拉致議連の事務局長代行をなさり、官房副長官の時には、戻ってきた5人を戻さないという決断を下しました。自民党の幹事長として自民党対策本部を作り、また一昨年10月には、官房長官として、法律を厳しく適用することによって、北朝鮮にお金や物が行かないようにしようと言うことで、実施してくださいました。
そして今、日本国総理大臣となられ、対策本部を作られ、自ら本部長に就任されました。これ以上力強い助っ人はございません。
安倍総理大臣、お願いします。(拍手)

★安倍晋三 内閣総理大臣 

Img_2819.jpg



安倍晋三でございます。本日の、国民大集会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。
北朝鮮による拉致は、未曾有の国家的犯罪であります。(拍手)
日本の主権を侵害し、日本国民の自由と人生を奪い取る犯罪であります。日本人の生命と財産をを守るという責務のある日本国総理大臣として、この問題は、必ず解決をしなければならないと、このように考えている次第でございます。

小泉総理が、2002年に訪朝をされまして、5人の被害者の方が帰国することが出来ました。そしてその後、8名のご家族も帰国することができたのであります。しかしながら、まだたくさんの拉致被害者の方々が、北朝鮮で私たちの救出をまっているわけでございます。

今日、お昼、横田会長をはじめ、家族会の皆さま方と、久しぶりに昼食を共にしたわけでありますが、それぞれみなさま、お年を召され、1日も早くこの問題を解決してもらいたいという、そのお気持ちが、ひしひしと伝わってきたわけでございます。北朝鮮で、救出を待っている人たちにとっても、厳しい年月が通り過ぎていったわけであります。

小泉総理の訪朝によって、帰ってこられた拉致被害者の方々は、日本で新しい人生を歩み出すことが出来ました。そして、家族一緒に、平穏で、幸せな生活を過ごすことが、今可能となったわけであります。

今北朝鮮で救出を待っている方々にも、日本で、新しい人生を歩み出していただかなければなりません。(拍手)

そして、被害者のご家族の皆様方に、お子さん達を、ご兄弟、お母さんを、肉親をもう一度、自らの手で、抱きしめることができる、それを実現させることが、私の使命であり責任であります。(拍手)

私の内閣におきましては、拉致対策本部を作りまして、私が、本部長を務めております。塩崎官房長官が、担当の大臣であります。して中山(恭子さん)、かつての参与が、担当の補佐官として私を支えて頂いているわけです。

現在は、北朝鮮に対して制裁を行っています。
拉致問題に対して誠意ある態度を示さない、核の問題、ミサイルの問題と合わせて制裁を行っているわけでありますが、今般、更に半年間の延長を決定をしたところであります。

国際的取り組みも進んでおります。六者協議におきまして、この拉致問題を解決する必要性について、認識は一つになっているわけでありますし、作業部会が作られ、そこで、日朝の国交正常化について、その懸案について議論をする。その中の中心的な議題と、私たちは、この拉致問題を位置づけているわけでございます。

つまり、六者会合で合意をしたこと、この合意内容が完全に履行されたという状況をつくる、それは、北朝鮮にとっても、国を再建していく上において、必ず必要なことでありますが、そのためには、必ず拉致問題を解決をしなければならないという、その仕組みが私は出来ていると、こう考えている次第でございます。

そして、今国際的な取り組みが進んでいます。
私がお目にかかったたくさんの指導者、40回以上首脳会談を既にこの半年間行っていますが、全ての方々に、私は、拉致問題の重要性、深刻さを訴えて参りました。

映画『アブダクション めぐみ』の上映会も、私の公邸で家内が主催をして、各国の大使の奥様たちを呼んで、開催しました。
『こんなことが、本当にあったのか、私たちも出来ることをやりたい。』
これが、多くの方々の感想でもあったわけであります。

本日は、韓国の拉致被害者のご家族、ルーマニアの拉致被害者のご家族、そしてタイの拉致被害者の家族がおこしであります。拉致は、国際的な広がりを持っていると言うことを、もっともっと国際社会は認識をしなければならない。
まさに国際的なこれは、人権侵害であるという問題意識を持って、この問題の解決に当たっていかなければならないと思います。(拍手)

私の内閣におきましては、徹底的にこの拉致問題の捜査を行っていくように方針を決めております。(拍手)その結果、新たに3歳と7歳のこどもたちが日本から強制的に連れ去られたことが明らかになったわけであります。今後とも徹底的な真相の究明と行って参りますことをお誓いを申し上げる次第でございます。

この問題、私は、制裁を科していますが、制裁のための制裁ではありません。
この問題を解決するために制裁を科しているのであります。
そして、私は、全ての問題を解決して、日朝の国交正常化を行いたいと、こう思っています。しかしそのためには、拉致問題が解決されなければならない。“拉致問題の解決なくして国交正常化はない”というのが、私の内閣の不動の基本的な姿勢であります。(拍手)

私は、鉄の決意を持ってこの問題を解決していく、その決意でございます。

どうかまた、今後とも、皆様方の御協力を宜しくお願いします。

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※このエントリーのテキストはblue-jewelさんの手によるものです。
※この集会の録音・写真撮影・ネット公開に関しては主催者の同意を頂いております。


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