2007年04月28日

07.4.22 塩崎恭久内閣官房長官 国民大集会(3)日比谷公会堂にて

「拉致被害者全員の即時帰国を求める国民大集会」
07・4・22 日比谷公会堂にて

『塩崎恭久 内閣官房長官の挨拶』

★司会 櫻井よしこさん

安倍総理、本当にありがとうございました。
この拉致問題に於いて六カ国協議で、日本は決して孤立してはおりません。
国際社会は、私たちの立場を支持してくれています。
孤立しているのは、北朝鮮であります。
私たちは、安倍総理のこの対北朝鮮、厳しい姿勢、政策をを心から支援して行きたいと思います。安倍総理大臣、ありがとうございました。
総理がお帰りになられます。どうぞ、みなさん、拍手でお送りください。
ありがとうございました。ありがとうございました。(拍手)

(拍手の中、安倍総理大臣がご家族と握手をし、会場に手を振りながら舞台そでに消える)

どうもありがとうございました。
このかつてないほど、日本政府の、全力を挙げて取り組むという対策が、今できあがっているわけですけれども、この対策の、対策本部の要のポジションにいらっしゃるのが、官房長官塩崎 恭久さんであります。今日は、官房長官にも、心の決意をおうかがいし、そしてお話を頂きたいと思います。どうぞ宜しくお願いします。

★塩崎恭久 官房長官(拉致担当大臣)

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ご紹介いただきました、官房長官で、拉致問題担当の大臣も務めております、塩崎恭久でございます。今日は、『拉致被害者全員の即時返還を求める国民大集会』ということで、全国からご関係のみなさま方、そしてまた、この問題解決に想いをいたして頂いているみなさま方に、こうしていっぱい、会場に入り、お集まりいただきました。改めて私からも感謝を申し上げて、そして、共にこれから、相携えて、歩んでいくことをお誓い申し上げたいと思うところでございます。

ただ今、安倍総理から聞いていただきましたように、安倍総理の固い決意の元で私たちは今、この拉致問題に取り組んでいるわけでございます。

私は、安倍総理と当選同期、1993年に初めて当選した同志でありました。そして、私は2000年に自民党外交部会長に就任をいたしましたが、もうすでに、そもそも国会議員になる前から、安倍総理は、先ほど櫻井さんからお話があったとおり、お父さんの秘書をしている時代からこの問題に、政府にお役人が誰一人としてこの問題に見向きもしなかった頃からこの問題に取り組んできた。

そして2000年に私が外交部会長になったときに、本当にこの問題に地道に取り組み、そして当時、韓国の刑務所に入っていた、辛光洙を何とか日本に取り戻そうということで、私と、そして、今だからこそ言えますけれども、外務省も、そして警察庁も、それぞれの担当の幹部に私の部屋に来てもらって、安倍−−当時はまぁ一代議士でありましたが−−当時の安倍代議士から、外務省、警察庁に話をして貰い、そして辛光洙を何とか取り返すために、政府として事を起こせないのかということを本当に熱心にやっていたのを、昨日のように思い出すわけであります。

そして、一貫してずーーとやってきた、その努力がやっと実って、先ほどお話があったように、四十数カ国の首脳のみなさんと、この問題を必ずとりあげて話しているそうでありますけれども、相手によっては、場合によっては、自国で拉致されている人がいるにも関わらず、知らないトップの方もおられたりする。

それが、だんだん、だんだんに、国際的問題としての認知を得て、人が今まさに、六者でも、作業部会が出来て、この中で、日朝の問題がみんなの見守る中で、語り合えるようになってきた。そういうふうになっているわけでありますから、もう拉致問題は日本問題では決してない。
正に国際問題として解決をされなくてはいけない問題に、今なっているわけでありますし、また安倍総理の努力で、たとえばこないだの東アジアサミット、1月にありましたが、あのときの ・・アロヨ大統領は、この拉致問題という言葉を使って、とりまとめをしていただきました。サミットでもおそらく取り上げられることになると思いますが。

そんな流れの中で、拉致担当大臣という新しいポストを作って、私はその任に今あたっているわけですので、若干その間の活動についても報告を申し上げたいと思うわけでございます。

先ほど話がございましたように、今徹底した捜査、調査を、この拉致対策本部、並びに当局が行っているわけでございます。松本京子さんを新たに拉致被害者として認定をいたしました。それから曽我さん親子の実行犯、蓮池ご夫妻の拉致の共犯者、それぞれを逮捕状を取って今捜査をしているわけであります。

更に先日在日朝鮮人のこどもさん二人を拉致をしたと言うことで、今捜査本部を儲けて鋭意捜査中でございます。
また、この対策本部の中で、中山補佐官を先頭に、国内外の啓蒙にも、今当たっていて、先ほどのように、海外でも、国内でも認知度を更に上げていって、みんなの問題、人権問題だと言うことで、解決に向かえるように、今、テレビのスポットコマーシャルももちろんでありますし、DVDもつくり、それから小冊子も作り、世界に今送り出して、みんなに理解をしてもらおうと。

もちろんあの映画『めぐみ』も、さきほど官邸で総理の奥さまが、大使婦人を集めてと言う話もありましたけれども、こないだ訪欧したときに、総理が行った後に、それぞれの国で、またこの『めぐみ』もやりました。そしてダボス会議でも、実はこの『めぐみ』の上映会を開きました。

先日はキッシンジャー博士も日本に参りましたけれど、彼も国連の場でこの『めぐみ』を見てもらった。
それから、新たに短波放送も準備を鋭意進めて開始をしようとしているわけでございます。

いつも、これは、北朝鮮の常套句、『拉致問題は解決済み』、あり得ないことでございます、それは。
国交の正常化は先ほど総理が明言したように、『拉致問題の解決無くして国交の正常化なし』であります、それは。

残念ながら、第一回目の先般の作業部会でも、途中で席を退席をする、誠実な対応してくれません。辛いんですが、制裁は、やはり最後の答えを出すために制裁をしているわけでありますから、我々は不動の姿勢でこの態度を貫いて、そしてまた国際的な取り組みもしっかりと続けていきたいというふうに思っているわけであります。

私たちも、認知度が高まってきたのも、もちろん総理の努力があった、あるいは、国会議員の中にもそういう先生が増えてきているということもありますが、しかしなんといっても、ご家族の生の声が世界にやはり届いている、人々の心を動かしているというのが一番であります。

近々アメリカの方にも家族会の皆様方がお行きになると聞いているわけありますし、いろいろと国際会議、ジュネーブやいろんなところで出向いて、訴えかけをしていただいている。我々政府としても、最大限サポートしていきたいというふうに思っているところでございます。

先ほど櫻井さんから、『日本は決して孤立しているんじゃないんだ。孤立しているのは、むしろ北朝鮮じゃないか』というお話がありました。

今回、六者協議の中で5つの作業部会が立ち上がった。さっき申し上げたように、拉致問題を含む日朝の作業部会があるわけでありますから、六者のフレーム枠の中で、拉致問題を含む日朝問題が語れるようになった。すなわちこれは、孤立しているわけじゃなくて、六者の中に取りこまれたという事でありますから、むしろ国際化したというふうに我々は考えるべきだと思っています。

そしてもう一つは、この作業部会の進め方であります。二つ書いてあります。
ひとつは、その作業部会は、それぞれがそれぞれのペースで話を進めていっても良いとかいてあります。しかしそれを悲観論者が読むとそうすると、『日本だけ取り残されるんじゃないか、孤立するんじゃないか』と、こういうんですね。しかしそうじゃないんですね。

最後は、実は、これも総理がおっしゃったと思いますけれども、この作業部会で決められたことは、最後は調整をされた形で、実行に移される。すなわち、拉致問題が解決しない、日朝の国交正常化が実現しない中にあって、六者の問題が、どんどん他の問題ペースで進んでいくことはないと言うことを我々は確認をしているわけでありまして、こういう六者協議の枠組みの中で、今、我々は最大限の努力をし、また他の四者−−まぁ北朝鮮は別ですが−−他の四者はしっかりと、それを認知をして貰いながら、協力をしつつ、そして連携をしつつ、今この問題の解決に向けても、もちろん核問題の解決が大事である事は言うまでもないわけでありますし、我々日本が一番その核の脅威に晒されるわけでありますから、これを解決するのは当然のことであります。

しかし、“国交正常化”というからには、先ほど申し上げたとおり、『拉致問題解決なくして国交正常化無し』ということでありますから、作業部会のお答えも、拉致問題の解決がなければ、答えが出ないと言うことを、私たちは深く心に刻みながら、これからの交渉を続けて参りたいと言うところでございます。

家族会ができ10年、さきほども昼食会を行って一人一人からお話を聞かせていただきました。もう30年、問題が起きてから経ってしまって、それぞれご家族もお年を召して、『なにしろ早く』先ほど総理が申し上げたように、『自らの手で、自らの子供さんを抱きしめてあげたい』というこの想いを何とか我々も実現をすべく、最大限の努力をして参りたいと思うところでございます。

ご参集の皆様方に、引き続いて、政府に対して、御協力を頂き、またご声援もいただいて、是非ともこの問題の解決に向けて歩みを進め、そして1日も早く全員の被害者を日本に取り戻して、皆で一緒に喜びを分かちあえるようにしていただきたいと思います。

今日のご盛会を喜び申し上げ、そしてまた、皆さんと一緒にこの問題解決に向けて歩み続けることを明言させていただき、お伝え申し上げて、ご挨拶とさせていただきます。
どうぞ皆さん宜しくお願いいたします。ありがとうございました。

★司会 櫻井よしこさん

どうも、ありがとうございました。
さてここで、官房長官塩崎恭久さまも退席なさいます。どうぞみなさん拍手でお送りください。拉致担当大臣、内閣官房長官、塩崎恭久さまでした。どうもありがとうございました。

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※このエントリーのテキストはblue-jewelさんの手によるものです。
※この集会の録音・写真撮影・ネット公開に関しては主催者の同意を頂いております。


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