2007年04月29日

07.4.22 李美一朝鮮戦争拉致被害者家族協議会代表 国民大集会(9)日比谷公会堂にて

「拉致被害者全員の即時帰国を求める国民大集会」
07・4・22 日比谷公会堂にて

『李美一 朝鮮戦争拉致被害者家族協議会代表の訴え』

★司会 櫻井よしこさん

さて非常に多くの人々が韓国から北朝鮮に拉致されています。
朝鮮戦争の時の拉致被害者は、8万2959にのぼります。
その朝鮮戦争拉致被害者家族協議会から、李 美一(イ・ミル)さんが代表としておいでになっています。
韓国政府、肥料や食料を北朝鮮に送ると言っております。
その韓国政府に対する想いも深いものがあると思います。
宜しくお願いします。

★李美一 朝鮮戦争拉致被害者家族協議会代表(通訳:西岡力氏)

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みなさんこんにちは。(拍手)
まず、安倍総理が先頭に立って拉致被害者を救出しようという強い意思を持って心血を注いでいらっしゃることに、頭を下げて感謝申し上げたいと思います。
私たち拉致被害者家族会は心から感動しており、心の底から総理を尊敬しております。

何よりもこの間、心血を注いで拉致被害者救出運動を進めて来られました関係者の皆さん、そしてこおにお集まりの皆さん方に対して8万人を超える韓国拉致被害者家族を代表して、感謝をもうあげたいと思います。(拍手)

みなさんご覧になってわかるのように私は背も低くて、声も大きくありません。
朝鮮戦争が起きたその1年目の年に、脊髄を痛めて、障害者になったからであります。
私が高熱でうなされて寝ているとき、既にその時、父は戦争中に北朝鮮によって拉致されていたのです。

その時私の父は、三十代の青年実業家であり、私の母とそして3人の娘を心から愛していてくれてました。たぶん医者であった母がいなかったら私は生きていることができなかったと思います。
私の母は、大変美しく有能な者でありますけれどもが、57年間その母の心の中には、ただ一人、父に対する愛だけがあり、今も父が連れて行かれたその場所で、父の帰りを待っているのであります。
私たちの家族は、父のことを忘れて暮らしたことは一度もありません。(深いため息)

私は時々父のために、この仕事をするために、神様が私を生かしておかれたんではないかと考える時があります。(拍手)

私は私の父が生きていることを信じております。そして私は母がどのくらい父のことを愛していたかと言うことを知ってもらえる日が来ることを信じています。

私の話は特別なものではないのです。夫を奪われ、残された妻が経済力がないために、涙を流しながら自分の子供を孤児院に預けなければならなかったということさえもあったのです。

それらの中で、家族達はそのために拉致された必死の活動をしましたが北朝鮮は始終一貫して拉致被害者はいないとして一人も帰してきてはいないのです。
そして一人の消息もわかっておりません。

私たちはこの間、北朝鮮の金日成と朝鮮労働党が、戦争拉致犯罪をしたと言うことを立証するために、関連する資料を収集して参りました。そしてついに2006年の9月に、1140ページに及ぶ資料集の第一巻を発刊することが出来ました。北朝鮮の文書であります『金日成の教示文(きょうしぶん)』〜〜南朝鮮からインテリを連れてくることについて〜〜という金日成の教示文を始めとして、様々な北朝鮮の文書や、統計を集めまして、それを通じて、北朝鮮の戦争中の拉致というのは、偶発的なものではなくて、緻密な事前計画に基づく、選別された “選別拉致”であったと言うことを確認することが出来ました。

このような事実は、戦争中の偶発的な人命被害とは確実に区分される戦争という特種状況を利用した戦争犯罪であると言うことが証明されたのです。(拍手)

みなさん、北朝鮮の拉致犯罪は、1950年、金日成と朝鮮労働党によって始められ、金正日まで続く大変根深い犯罪であります。
そして今も継続しているテロであります。

拉致犯罪を事実の通り認めず、拉致被害者を返さない政権は、これ以上権力を持たせていてはなりません。(拍手)

私たちには、これ以上待つ時間はありません。
国境を越えて、世界が一致団結して、全ての拉致被害者を家族の元に返すように、私たち力を尽くそうではありませんか。(拍手)

★司会 櫻井よしこさん

李 美一 さん本当にありがとうございました。
本当にありがとうございました。

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※このエントリーのテキストはblue-jewelさんの手によるものです。
※この集会の録音・写真撮影・ネット公開に関しては主催者の同意を頂いております。


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