2005年06月04日

馬鹿にも三十八通り

本日2本目。
座り込み慎重論に対するご批判の声を聞き、暢気に休んでいる場合ではないと参上いたしました。
よろしければお付き合いくださいませ<(_ _)>


俗に馬鹿にも三十八通りの馬鹿があるとか申します。
私が思う一番の馬鹿は、

“自分が馬鹿なことに気付いていない馬鹿”

ではないか?と思うのですね。
自分が馬鹿だと気付いている馬鹿はそれほど世に及ぼす害は、無い。
己の足らざる所を補うために、謙虚に人の話を聞く姿勢を失わないからです。

しかし自分が馬鹿だと気付かぬ馬鹿はそうはいかない。
自分にはあふれる知識や見識や知性があり、それゆえ自分のやることに間違いは無いと思い込み、その思い込みゆえに、周囲の者を見下して憚らない。
その傲慢さを周囲の者は、影でせせら笑い、あるいはあきれ果てているのに、当の本人は全くそのことに気付かない。
哀れでございます。

こういう手合いはあなたの周りにも一人二人、いませんか?
しかし実生活での私は、よほどのことが無い限りこの手合いを相手にすることはいたしません。
それほど私も暇ではないし、下手に首を突っ込んで火傷をするような愚かな真似はしたくない。

けれど事の次第に人の命がかかってくるとなれば、話は別でございます。
言うまでも無く拉致被害者奪還運動は人の命を救う、救出運動です。
人命がかかったこの局面で、奪還運動の足を引っ張る愚か者を看過するわけにはいきません。
この手合いを相手にして、大火傷を被るのは誰しも嫌でございます。
でも救出の遅れを見てみぬ振りして、被害者を見殺しにすることは出来ません。
私はどうしても『人殺しになる勇気』は持てないのでございますね。

くどいようですが、今この局面での座り込みを煽る輩は、救い様の無い大馬鹿者だと思います。
いいですか?
言うまでも無く、被害者奪還のためにはどうしても金正日を打倒しなければなりません。
そのためにはのらりくらりの官邸サイドを本気にさせねばなりません。

昔の戦に例えて言えば、本丸の大将が金正日なら、官邸の小泉はその前に立ちはだかる出城の武将といった所でしょうか?
我らが真に戦わねばならぬ相手は本丸の金正日なのですね。
しかし今この局面で出城の小泉を打倒するために座り込みなどして玉砕したら、後の策はどうするのか?
一体誰が?どんな策を持ってして、本丸を落とすと言うのか?

これくらいのこと、素人の私でも分かることなのに、知性あふれる大馬鹿者にこの理屈はどうも通じない。
打倒小泉にばかり目が行って、本丸の奥で金正日がせせら笑っていることに気が付かない。
これほどの視野狭窄も無かろうと思うのだが。
いくらこちらが言葉を尽くして説明申し上げても、どうも理解の範疇に入っていかぬらしい。
それどころか、こちらの懸念を悪し様に罵倒するのみである。
実に嘆かわしいことである。

何でもかんでも勢いに任せて突撃すれば良いと言う物でもあるまいに。
リスクが大きいと判断したら、引くのも勇気です。
山登りだってそうでしょう?
無理をして山頂を目指すより、涙を呑んで下山の決心をすることのほうが勇気がいると。
今この時点で無駄な犠牲を出さないことが、何より大事だと言うこちらの懸念が、何ゆえあちら様には通じないのだろうか?

今この局面で何をしようと小泉からは何の言質も取れないことは、事前にすでにわかっているという。
世論の喚起の為に座り込みをするというならば、他に負担が少なくて世論の反発も少ない策はいくらでもある。
『座り込み反対=何もするな』と言っているわけでもないのに、一部のイケイケ論者は一体何を勘違いしているのだろう?
あの人たちはどうしても『人殺し』になりたいのだろうか?

明日5日は救う会の幹事会が開かれる日だと聞き及んでおります。
どうか家族会・救う会とも、懸命なご判断を下されますよう、心より祈っております。


posted by ぴろん at 16:37| Comment(2) | TrackBack(0) | 拉致問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
びろんさん
お疲れ様です。どうしてこんなに似たような趣旨の掲示板やブログが乱立するのか。そのことを思うと、ちょっと「うんざり」することもあります。でも、貴女は、そんな「うんざり」するようなことが理由で、独立してブログを開設されたのではありませんよね。お疲れになった時は、ブログを開設された時のお気持ちを思いだされると良いと思います。

あと、yuriさんへ。
行動派の貴女にとってみれば、「座り込み」に、しかも、「ご家族がやろうとしていること」に、反対する支援者がいるなんて、信じられないほどの驚きだったかもしれません。びろんさんのご意見にはご納得がいかないかもしれませんし、そのことに対しては正直、私は残念に思いますけれども、貴女の一途な気持ちを私はわかっています。あまり気張らないで下さい。では。
Posted by 道草 at 2005年06月04日 19:24
道草様

>疲れになった時は、ブログを開設された時のお気持ちを思いだされると良いと思います。

私の原点はとにもかくにも被害者奪還です。
それ以上でもそれ以下でもありません。
その原点に適うように私なりの支援を講じるつもりでおります。

それと誤解があるといけないのですが、私はyuri様のような座り込み賛成派を排除する物ではありません。
賛成反対、どちらの意見であれ、ご家族を思い真剣に拉致問題の解決を願う気持ちに上下の差はありません。
ただ、そこに至る方法論の違いだと認識しております。
当Blogは拉致問題の解決に真剣に取り組む人の参加は基本的に大歓迎しております。
意見の違いは違いとして、建設的な意見交換をしていきたいと考えております。
どうぞよろしくお願いいたします。
Posted by ぴろん at 2005年06月05日 01:12
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