2005年06月12日

田中実さんを救うぞ!東京集会(3)05.6.9 友愛会館にて

『救う会兵庫 長瀬猛氏のお話 その2』

90分の話し合いの中には、他にも話し合いの中にはいろいろあったんですが、ひとつはですね曹廷楽は自分のことは結構良くしゃべるんです。
それで平成14年のつい最近ですね。
平成14年に韓国へ行って、韓国の治安当局に対して「一切合財の身の上はもう話したんだ」と。
しかも韓竜大は私が行く2年前すでにそれを済ませていると、言うことを言うんですね?
え〜、ここ日本でしょ?と。
韓国の治安当局に言ったからって、僕たちに関係ないじゃないと思うんだけども。
さも免罪符のように言う。

そしてそれに基づいて日本の警察も来て、全部しゃべったって言うんですね。
あぁ、そうですか。
その場はただ、あぁそうですかとしか言い様が無いんですけども。
この事実も大変大きな事です。
韓国の治安当局に話をして、その情報が日本にもたらされて、そしてそれに基づいて日本の警察が早い段階に、これは我々が告発するなんてよりはるかに前の話と言うことですよ。

はるか前に日本の警察が事情聴取をして、そこで一切合財話をしてるという
先ほどの話とちょっと矛盾すると思いませんか?
自分の罪が全く無いんだったら、何もしゃべる必要ないじゃありませんか?
しゃべる内容がないはずでしょ?
でもしゃべる内容があるんですね。

おそらくその、彼らの工作に関わるいろんな秘密の話があるということを、この部分で暗に曹廷楽は認めたんですね。
さらにですね、それは韓竜大と曹廷楽に共通して言えるんですが、事実を否定するんだったら、事実無根だととにかく主張するのが普通だと思うんですね。
ですが、曹廷楽と言う人は「韓に聞け、韓竜大に聞け、あいつが全部知ってるんだ」と。
事件は、彼らは張龍雲と言わず張タツオと呼ぶんですが、「事件は全部張タツオがやって、全部張タツオが仕組んで、韓がやったんだ、俺は何も関係ないんだ」と言うことをとにかく繰り返すわけですね。
これもですね、我々は大変注意深く見た証言の一部であります。

で、一応ですね、「我々はあなたを告発するつもりだ」と。
「言い分があるだろうから、我々の質問状に対する回答が欲しい」と、言うことで一応質問状を送りました。
その質問状に対する答えというのはですね、ゴミを送ってきました。
これは彼らのメンタリティーの中で何を意味しているのか?分からないんですが、我々に対してゴミを送ってきました。
その中にはですね、その辺のスーパーのチラシだとか、なんかお菓子の食べた後の紙だとかそういうゴミをですね。
このくらいのA4の袋につめて込んで送ってきました。
それは韓国というか、我々と違うメンタリティーの抗議の意思の表明なのかな?と。
意味が不明で我々はそれを抗議と受け取ることが出来なかったので、曹廷楽を告発しました。

曹廷楽の方の告発はですね、平成15年7月の22日です。
受理は10日後でした。
ここに至るまでにもうひとつ我々の中で疑問があったのは、なぜ?張龍雲さんが曹廷楽との間でこのような事になっているのか?というのが我々の中でちょっと大きな疑問ですし。
これを解決しないと、我々としても不十分だろうと。
いう思いが強かったんです。

というのは、これは一方的に曹廷楽を傷つけることが事実上目的のような内容ですから、これに100%乗っかって良いんだろうか?という思いが強かったんです。
実名を明かすことは出来ませんので、協力いただいた方の実名はちょっと明かせませんが、張龍雲さんのごく関係者の方からですね。
張龍雲さんの生前に残された膨大な資料と言うものを、我々が目にする機会というものがありまして。
それらを探していく中で、この答えが見つかりました。

それはですね、今山形にあるパチンコ店のですね。
所有権を巡る民事裁判を、民事紛争がこの二人の間に繰り広げていたんですね。
これが1996年10月15日に告訴された民事紛争がありまして。
今私がその写しを持って来てるんですが。
この民事紛争はですね、簡単に話をしますと洛東江という秘密工作機関がですね。
主に在日の商工人からですね、多額のお金を集めて工作資金とすると。
工作資金の一部を更に自主運用して、事業をして資産を増やすと。
更なる工作資金を潤沢にするという。
この仕事のトップが張龍雲さんだったんですね。
で、それを指示していたのが曹廷楽だったと。

当然のことながら資金工作に関わる証拠書類という物はそのたんびに処分しますから、何も残っていない。
契約書も残っていない。
ということは、張龍雲さんとしても使用者に対して、もうそろそろ引退させてくれだとか、ここまで頑張ったんだから少し分け前をくれだとか話をしても、何も証拠が残っていないということなんですね。

それを良い事にこの曹廷楽という人が、これはごめんなさい。
良い悪い是非は別ですから、彼らの論理によればですね。
組織の中で工作資金を運用するために作った事業のひとつであるパチンコ屋の所有権を、彼が自分の物に書き換えて。
土地建物の登記を全て自分の名前に変えて運用するのはいかがなものか?と。

しかもそれは完全に私腹を肥やしているという事に彼は非常に腹を立てて。
しかもですね。
長年に亘って洛東江の秘密工作に関わったにもかかわらず、張龍雲さんの方には何の連絡も無ければ、何の利益も供与されていない。と。
これは実に不当なのでと言うことで裁判を起こしている。

しかしながら、これは工作に関わるもので書類が無いちゅうことなんですね。(薄笑いの声)
一方の曹廷楽の方にはそれこそ日本の法律に則った、登記謄本から何から書類が揃っているわけなんですよ。
ですからこの裁判は土台張龍雲さん、勝てる見込みの無い裁判でした。
ただ、その裁判の中で張龍雲さんは、この日本国内で行われている工作活動をはっきりさせなければいけないと、おそらく衝動に駆られて。
詳細なこれは「告訴事情の補充書」と言うのを出しているんです。
ちょっとこれを一部読んでみますね。
これは冒頭からこういう形になってます。

「告訴人と被告訴人は朝鮮労働党が韓国内での反政府組織を支援することを目的として、日本国内に活動の拠点を置く非公然の組織・洛東江の構成員であり、被告訴人がその責任者であり、告訴人はその直属の財政担当者であった。」

もう冒頭からこういう感じで進んでいます。
また例えばこういう文言も出てきます。

「告訴人に対して朝鮮での朝鮮での金山開発を指示された。
告訴人は、在日の朝鮮人実業家10数人を募り4億円を集め、開発のための調査や掘削等の機械の購入資金に当てた。
また告訴人は被告訴人から朝鮮労働党への送金分として、1990年までに合計3億円の資金を提供している。
ところが後に朝鮮労働党は被告訴人から、3億円の提供を受けたことが無いことを明らかにしたため、被告訴人が全てを取り入んでいたことが全て判明した。」

要は私腹を肥やしたということですね。
被告訴人が着服していた。
工作資金を着服していたということですね。
こういうことがるる述べられているものが、我々の手にすることが出来まして、なるほどと。
張龍雲さんには張龍雲さんなりに、この「朝鮮総連工作員」と言う本を書かねばならなかった必然性と言うものがこれでハッキリしたなと思いました。
でこの金山開発であるとか、先ほど言いました十文字山事件ですとか、これはこれで非常に大きな問題なんですが。
これは今日はちょっと割愛します。

それがハッキリしたと言うことで、これ以外にもたくさん資料をいただいておりましたのでね。
曹廷楽の自分自身の発言と、張龍雲さんと曹廷楽との間の利害関係ですね。
こういうものの書類なんかをですね、補充する形で私どもは曹廷楽の告発したという事であります。

張龍雲さんという人はですね。
どのような動きをされていたか?と言うものは他にもありましてですね。
ちょっとご紹介しておきますと、地震の年ですね。
阪神大震災のあった平成7年の春先4月にですね。
あの頃は今と違って万景峰号が全国あちこち出入りしてましたから。
神戸港にも来たんです。
私もたまたまそこに立ち寄っていたんですけど。
立ち寄っていたと言うか、それを知っていたんですけど。

後で聞いた話ですが、この万景峰号の入港に際して、万景峰号の中に労働党統一戦線部第一副部長のカン・ジュイリーと言うのが乗っていると言うことを朝鮮総連幹部からですね。
張龍雲さんは情報を入手しまして、当時の外務省、北東アジア課長・別所ヒロアキ氏を同行してですね。
この拉致の事実関係をカン・ジュイリーに聞くということをしております。
最終的に神戸港のポートターミナルまで別所氏を連れて行って、朝鮮総連の国際部の人間とかなり揉み合いになりまして。
ここに日本政府と話をできる人間は乗っていないと言うことで、中には乗せてもらえなかったそうです。

ただこのことは後に朝鮮総連の内部で大変大きな問題になりまして、たくさんの人が処分されたと、いうことだそうです。
張龍雲さんと言う人は、そういう形でね、
裁判だけではなくて、この告白記事だけでなくて、いろいろと動かれていたと言う一つのエピソードでございます。

我々は二つの告発をしまして、いろいろ問題点がやっぱりここに来て浮上しました。
なによりも4月に25日に田中実さんが拉致認定されたんですが。
この拉致認定されたと言うことと、告発されたと言う罪に対して、どのように政府が接するか?という部分について、この国は非常にあいまいにしております。
まずですね。
いくつか今からですね、ちょっと問題点をご指摘申し上げます。

まず韓竜大の告発については、警察は(田中実さんの)出国記録ならびにパスポートの記録を探しているが、当時は全て紙媒体であり、保管されていない可能性が高い。
これは私どもが告発した時に警察から聞いた言葉です。
しかしその後、昭和53年6月6日出国と、日本政府は認めております。
出国記録はあったんですね?

と言うことはパスポートの申請には、当時は今と違って銀行の残高証明付けなきゃいけない時代だったと思うんですね。
しかも田中実さんが、そのような30万円だったかどうかの残高証明を証明するだけの力があったのか無かったのか?
そのようなことをするに当たって後見人として、その色々な書類を手伝った人間はいるはずだし。
どこかの書類の中に韓竜大の名前が残っているかもしれない。
可能性としてあると思うんですね。
だからこのパスポートの申請記録というのが大事なんですが、申請記録だけは見つからないそうですね。
出国記録だけは残っているそうなんですね。(会場より「ふ〜ん」と言う声)
まずこれ、不思議ですね。

それから先ほども言いましたけども、韓竜大と曹廷楽はハッキリと。
かなり日時もですね時間的なものもハッキリとですね。
韓国へ行ったということをハッキリと言ってるんです。
敵国へ行って軍門に下ったということですね?
一部始終を話したんでしょう。
しかもそれが日本国内においても同じ事をしゃべったと言ったんです。
やってないと言っておきながら、秘密のことをしゃべったと言うんです。
でもそれはあなたには言えないというんですね。

それで曹廷楽に至ってはですね、最後は「逮捕状持って来い!」と。
「日本の警察は俺のことを逮捕していないんだ」と。
「逮捕状を持って来い!」というわけですね?
と言うことは日本の警察は逮捕してないんですから、一部始終を話すことによって罪一等を減じているんでしょうか?
私たちの国にはですね、司法取引制度と言うものは無いんですね。
にも拘らず、超法規的に曹廷楽と韓竜大の二人との間にこういうことが行われていた可能性が、あるな?と。
私ども思わざるを得ません。

それから、この告発されてですね、もう韓の場合2年半経ちますね。
なんか、最近では体悪くなったそうです。
その2年半経った韓竜大が、我々に対してですね。
何の対抗手段も取ってこない。
先ほど来の話から非常に不思議なんです。
にもまして、日本の司法当局は我々の告発を受理しているんですね?
でこれ事実無根あるいは事実誤認があるならば、警察の方が先に捜査したけれども、告発事実にはいささか誤りがあったので捜査は出来ないということを、もしね我々が間違っているんだったらば、やっぱり彼らにも人権があるんだから、やっぱり日本政府として表明するべきですよね?
でもそれはしていない。

あるいは犯罪の事実はあるんだと。
しかし起訴できないんだと。
言わば時効だということですね。
我々は国外移送目的略取という罪でこの2名を告発しております。
この罪の公訴時効は7年でごす。

ただし。
ただしですよ?
これロジックですけども、金正日が主犯であり彼らが従犯である。
あるいは朝鮮労働党の工作責任者が主犯であるというのであれば、国外逃走中というなら公訴時効は消えるんじゃないかな?と言うひとつのロジックは成り立つし。
あるいはもっと時効の長い罪に問えるかもしれないし。
あるいはこれが監禁罪ということであれば、これは犯罪事実は終結していないのでありますから、時効の起算点は発生しないということですから。
果敢にですね今の法律を活用してですね。
実行犯に詰め寄ろうとする姿勢があるならば僕は起訴は可能だと思うんです。
だけど、どうも起訴できないように起訴できないように、こちら側が法律を運用しているとしか、私ども考えられないんですね。

で、もしですね。
道義的責任があるんだけども、法律が無いんだと。
法律が無いから出来ないんだと政府とか司法当局が言うんであればね。
小泉さんが平成14年が9月の17日に訪朝してもう何年経ったんですか?と。
何でその間に法律の不備を国会なり政府は正さないのか?
新しい立法処置を講じないんですか?と。
一体いつまで不作為を続けているんですか?と言う事をですね。
我々としてもどうしても非常におかしいと思います。

これらの告発についてですね、事実上今棚晒しが続いております。
我々にいろんな情報をもたらしてくれた周辺の方たち。
皆様のお名前を公表してもらうことができないし、ここに来てもらうことができないのは、やっぱり恐ろしいからです。
犯人が逮捕されてないからです。
組織の全容が明らかになってないからです。
生活の真横にそういうものが暗闇に広がっていると思えばね、不思議とそこで生きてる人の口を閉ざすんですね。

我々もですね。
そういう失敗をした経験があって大変しかられたことがあるんで、そのことをひとつご披露しますと。
ある情報提供者の約束していたプライバシーがですね。
少しそのお約束が守れなかったと言うことがあった時に、ある在日の人から非常に厳しく叱られました。
日本人には分からないんだと。
だけど我々は今まで突然いなくなった人、あの人はいなくなったけれども、何となくあの人の話はもうしてはいけないんだと言う事を、そういう経験を何とかしたい。
そういう噂を聞いたりしながら生きてきたんだと。
よもや、もう無いと思うけれども、やっぱり自分の子供は可愛いし、家族は可愛い中で貴重な証言をしている以上、そこの所は分かってもらわないと困ると言うことで、非常に厳しく怒られたことがあるんですね。

僕もね、あぁそういうものか?と。
拉致っていうのはそういうものか?ということが改めて実感されました。
最後にひとつね。
今の話に関連して、金田竜光さんと言う方は在日の方ですよね?
金田竜光さんが拉致なのかどうなのか?と言うのはこれからの大きな問題だと思います。

この金田竜光さんが拉致かどうかというものを考える上でひとつ重要な話がありまして、これもですね韓竜大・曹廷楽両方共にですね。
発言しているんですが、いわゆるホウセツ活動と言うのを盛んに行われておったんだそうです。
朝鮮総連の中でも、あるいは洛東江が主導して朝鮮総連にやらせてたりしてたんでしょうけれども。
ホウセツ活動と言うのは在日の、これは朝鮮総連あるいは民団に関わらず、日本で暮らしている在日の青年をですね。
思想をオルグして、洗脳してですね。
韓国に送り込むと。

韓国国内の中でのですね。
様々な政治工作であるとかですね、携わるように携わるように洗脳していくというのをホウセツ活動と言いまして。
韓竜大と曹廷楽のインタビューで面白かったんですけども、彼らに罪の意識が全く無いんです。
あのね、笑っちゃうんですけどね。
曹廷楽はですね。
横田めぐみさんのことについてね、30分くらい怒るんですよ。
許せない!あれは人間としてやってはならんことなんだ!と30分くらい一方的に、聞いてもいないのに本気で怒りだすんですね。(会場より薄笑いの声)

だけど、我々はホウセツはやったよ?と。
それは同じ民族なんだから、というわけですね。
普通にいうとあぁそういうものか?と思うんですけど、考えてみたらこれこそがですね。
このメンタリティこそが、拉致の実行犯のメンタリティ、そういう物に携わった者のメンタリティ。
普通に考えたら、一在日の青年がたまたま何かのきっかけで接点があったのを、ず〜っとこう洗脳していってですね。
韓国へ行って韓国国内の非合法な言論活動。
当時は軍事政権でしたから。
それによってたくさんの人間が向こうで捕まったりするんでしょうね?
中には殺されたりする人もいるでしょう。
そういうことをいとも簡単にやってのける。
それにたいして、全く罪の意識が無い。

もしかしたら金田竜光さんと言う人はそのホウセツ活動の中で埋没している可能性もあるし。
そういうものを掘り起こしていくと、この拉致の犯罪と言うのは非常に根深いな、と言うふうにつくづく思う次第です。
私どもこれからも出来るだけ情報をいただいた方のプライバシーを大切にしながら、引き続きこの問題を追いかけて行きたいと思います。
田中実さんの拉致認定は遅きに失したというよりも、通過点にもなりません。
私はこの田中実さんの拉致認定は極めて政治的なものであって、拉致の全容解明。
拉致の完全解決というもののためにはですね。
これで現を抜かす、我々が喜ぶなんて物は全く意味が無いなと思っております。

これからもですね、地元の情報と言うものをしっかりと集めながらですね。
すこしでも真実に近づいて行きたいなと思っておりますのでまたご協力よろしくお願いします。
集会なんですけど、田中実さんの人となりと言う物をお知らせする集会だったんですけども。
田中実さんと言う特殊な境遇と、それと渡辺先生が今日はこちらに運ぶことが出来なかったと言うことでこういうお話となってしまいした。
また今後ともひとつよろしくお願いします。
ありがとうございました。(拍手)


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横田早紀江さんのことば(2005/6/10)
Excerpt: 参議院拉致特別委員会 参考人として(平成17年6月10日) 私は、横田めぐみの母でございます。 めぐみが行方不明になって20年という長い間、ほんとうにめぐみの姿は消えたままで、どうしてめぐみがい..
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