2007年06月05日

07.5.30 増元照明さん1 東京連続集会28(1)友愛会館にて

アメリカはどう動くか 東京連続集会28
07.5.30 友愛会館にて

『増元照明 家族会事務局長のお話 その1』

Img_3021.jpg



ありがとうございました。
ひと月も前ですので、ほぼ忘れているところもありますが思い出しながら・・・(聞き取れず)と思います。
今回は斉藤文代さんとご一緒していただきました。
島田さんと私の男二人ではどうしても何と言うのかな?色が無いじゃないですか。
女性を一人入れて、そして訴える力と言うのは女性の方が強くて、その方がいいんじゃないかという事で斉藤さんにもご同行願いきました。
22日の国民大集会の後の23日に日本を出発して、そして23日アメリカに着いたんですが、まず日本大使館の公使の方に歓迎を受け、さらに夜には斉木さんに公使公邸で食事をしながらお話をする機会を得ました。

私たち日本にいる人間から見ると中々ブッシュと言う人間が見えてこないところがあります。
報道でしか知る由がない部分も出てきますので、その点で私たちは一番危惧している、2月13日の6者合意。
これのアメリカサイドの意図をもっと強く知りたいという狙いで行ったんですが、日本大使館のブッシュ評と言うのは、風評が良くないブシュ大統領でありますが、やはり人権と言う問題ですね。
北朝鮮国内における人権問題に関しては非常に嫌悪感を抱いてさらに金正日を好きでない事は事実である、というのは加藤大使他、斉木公使も感じておられるようです。
必ずこの拉致の問題に関しては昨年の4月に早紀江さんにお会いした時の感動をそのまま持続して、アメリカ政府としても必ずこの拉致問題を軽視する事はないというのが、日本大使館の加藤良三大使それから斉木公使の感触です。

リップサービスとかそういったものではなくて人物像として、ブッシュはこのような事を許すそのような、宗教的な意味合いからもそんな事は有り得ないというのが感じられました。
その点で少し安心をしておりました。
さらに島田さんがビクター・チャーというNSCのアジア部長ですか。
この方も日本サイドで聞いている風評としてはヒルの下で働いているものですから、ヒルと同調して国務省と同じようにちょっと融和派なのではないか?という事を聞いておりましたけども、それは何かの間違いでは無いですか?と。
ビクター・チャーはヒルの監視役として6者協議の中に入っているという感触で見ているんだそうです。
だからあまりヒルが暴走しないように、NSCとしてはヒルの監視役としてビクター・チャーあの中に入れている。
あそこにいさせている、そういう感覚で日本大使館の方たちは見ているという感触です。

残念ながらその方も、もうアジア部長を終えてジョージタウン大学に戻られるようですけども、何故戻られるのか?
それは個人的な理由らしいです。
政権との確執では無いと、ただ残念なことは、マイケル・グリーン上級部長そしてビクター・チャーという北朝鮮に対して強行と言うか厳しい姿勢を続ける人がNSCから抜けているという、抜け始めたという事は残念ですが、私自身はマイケル・グリーンの後任であるワイルダーと言う方を、どのような方かちょっと分かりませんので、それは後ほど島田先生がじっくりと解説をつけて教えていただけるでしょう。
23日は私たちは公使公邸で食事をしながらブッシュ大統領の下でブッシュ大統領の拉致問題に関することで、融和と言うか日本政府の意向を外れる事はないとまず確認されたので一安心しました。

翌日はNSCに行って、当初ワイルダー上級部長が来られる予定ではなかったわけですが、当初私はビクター・チャーにお会いし、そして真意を伺おうとしたんですが、NSCに行ったらワイルダー上級部長の部屋に通されました。
ちょっと意外だったんですけども、そこに当然ビクター・チャーも同席し、そして我々の来米を歓迎してくれました。
これはリップサービスと思います。
我々家族会と救う会の人間がこういった時期に訪米するという事は非常に重要なことであって、またさらにアメリカ政府の対北政策にとって再認識が出来るので、非常にいい時期に来られたと。

リップサービスは大分入っていると思いますが、そのように言われ、そしてその日の朝にカンファレンス、プレスでの報道として、アメリカ政府は対北との交渉において、テロ支援国指定と日本人拉致を切り離す事は無いという事を、それを外国人に対しても国内の記者に対しても発表したという事を向こうから言っていただいたので、我々もその点に関してはびっくりしました。
向こうから出たのでびっくりした。
こちらから要請したのではなくて向こうからそういう・・・(聞き取れず)したので、ですから私たちが向こうに行く事をすでに知っていたアメリカ政府として、何らかの姿勢はホワイトハウスの見解を持って私たちに会っていただいたのでは無いか?
それは当初予定していなかったワイルダー上級部長との面会につながったのではないか?と感じています。

その時点でアメリカが結局テロ指定国を解除する事は有り得ないだろうという感触は持ちました。
でもブッシュ政権である限りです。
我々のこの拉致問題が解決しない進展も何もしない間に、アメリカが独自にテロ支援国指定を解除をする事は有り得ないという事を感触として感じて当初の目的はある程度終了したんですが、国防総省それから国務省にも回って感触を掴んできました。

元々家族会がアメリカに行くと国防省それからNSC、そういった所は必ずこの拉致問題に関しては非常に協力的な姿勢を見せてくれておりました。
昨年もローレンス次官補が我々を迎える時には、日本の支援の皆さんが作ってくださった事前に向こうに渡しておいた、こういう輪っかのついたブルーリボン、それを出迎えの人間の数人が着けて我々を迎えてくれる状況でしたので、非常に友好的と言うか協力的と言うか姿勢でした。
今回のローレンスさんが健康上の問題という事なんですけど、もうすぐ退官される。
その後任者の方にお会いしたかったんですが、安倍総理も我々の行った数日後に訪米しております。
そちらの対応に追われて高官に会う時間が取れないという事で、最終的にその部下ですが、相変わらず国防省としてはこの拉致問題を決しておろそかにする事はないという感触は得ております。

それから国務省、国務省に行ってヒル次官補にお会いしたいという事は伝えてあったんですけども、先ほど言った理由で時間が取れないということで、キャサリン(スティーブンス筆頭国務次官補代理)というヒルの下で働いている女性の方にお会いしました。
やはり国務省と国防省それとNSCに会っていると、どうしてもそういう目で見てしまうからかもしれませんけども、どうしてもなんとなく融和をしたいと言う、それが形に出始めている気がして、非常にわたしたちに対する質問に関しても融和を誘導したいとかそういう感覚で聞いてこられるし、何か対北朝鮮政策において日本の強硬姿勢にちょっと批判的なのかな?と言う思わせぶりもありましたです。
内容に関しては私も詳しく覚えておりませんが、なんとなく感触的にはあまりいい感触は持っておりません。

ですから一応私たちの主張としては国務省に対しては申し上げてきました。
今日本の国はとにかく安倍総理の対北朝鮮政策を7割の方が支持している。
日本国民の7割はそれを支持している。
北朝鮮への更なる制裁の強化に関しても7割の方が支持していると、この現実を直視してもらわないと困る。
今後の日米関係にとってもおかしい事になるという事は言っておかないとならないと思ったので、言わせて頂きました。
それに対しては明確な返答は無かったですけども、現実に・・・(聞き取れず)の状況を見ればテロ支援国リストの、北朝鮮による日本人拉致問題を切り離す事はないと言明されたので、国務省としてはそれ以上の事は言いませんでした。
テロ支援国リストに関しても解除するとは言わなかったですし、拉致問題に協力するとも、両方とも言わずに向こうはどれを持って進展と判断するのか?と言うのを再三再四聞かれるというふうに思います。

日本政府は対北の交渉の中で拉致問題を北朝鮮がどこまで解放すれば進展とみなすのか?
それが見えないからアメリカサイドは、特に国務省はそれを気にして、北に対してもどこまでやるつもりで聞いたのかもしれませんし、どういった姿勢でいるのか、日本政府の姿勢を確かめたいというのが国務省の考えだと私たちは思っています。
ここら辺がまずNSCとか国防総省との違いだと思います。
NSCと国防省はそれは解決がある、本当に進展が無い限り日本政府を全面的に支援するというのが強いにも関わらず、国務省は日本はどういうふうに考えて自分たちの交渉をどうすればいいのか?と言う、考えているところが自分たちの主導で対北外交・核の放棄を主導するのかと考えているようです。

そこに当然アメリカとしては、自国に関係ない日本人拉致はただ単なる情報に過ぎない。
人権の問題でアメリカがそこまで関与するものでは無いというのが国務省の考えなのではないでしょうか?
島田さんに言わせるとアメリカの国務省の考え方は日本の外務省的・官僚的な考え方で、事なかれ主義。
騒がない、事を荒立てない、話し合いでどうにかなるので話し合いで解決していきたいというのが以前からの姿勢だという事ですので、そういう事なんだと私は思います。

国務省それから国防総省それとNSCと、これを24、25で終ったんですが、その後にボルトン前大使に会いまして、ボルトンさんは昨年の10月にも私たちアメリカに行きました時に会っていただいて、依頼主である北朝鮮を普通の存在として見るなと私たちにレクチャーしていただいたように、非常に厳しい方です。
昨年の12月に国連の大使を辞任せざるを得ない状況になったんですが、ご自身としては私は静かに退任し、そして難民問題に関しても一切何も言わないで、ブッシュ政権に対しても一切何も言わないようにしてみているつもりであったと仰いました。

しかし、今回の2月13日の国務省の6者合意、あれは余りにも酷過ぎるので、それは申さなければならないといって、新聞か何かに確か公開されていました。
そういうふうに説明されました。
さらに国務省もおそらくブッシュ大統領にライス長官から2.13の合意に関する話をして、そしてその許可を貰ったのであろうが、あの時に国務省はあれは日本の安倍総理、日本政府、日本にとって如何に不利益をもたらすか?と言う情報を上げていないのだろうと。
もしそれが正確にブッシュ大統領に上がっていたらあのような許可をするはずが無いと、ボルトンさんは仰っております。

だから国務省的に考えて、不利益がスムーズに進まないようにするだけの報告はしていない。
ましてその中で日本と言う国に対してまだ重要なパートナーとして考えていないのでは無いか?と、国務省が。
そういうふうに私はちょっと受け取ってしまいました。
ボルトン大使は今後も今の国務省の北朝鮮の見方について批判していくだろうと、今後もこの拉致問題を重要視する事を仰っていただきました。
さらにご自分としては今のブッシュ大統領を批判する事はない。
国務省のやり方を批判するやりかたでやる。
余りにも稚拙というか、アメリカとしては考えられない。

さらにもう一つ、これは私ちょっとびっくりしたんですけど、アメリカ側がイラクに足を取られて北朝鮮に手を出さないと思うのは間違いだと、ハッキリと言っていました。
アメリカはそのような弱い国ではない。
自分たちはイラクも北朝鮮も同時に解決する。
さらに軍事的オプションを含んだ解決方法を取ることが出来るんだという事も仰っておられました。

ボルトンさんにお会いしてそれからそのあと、27日でしたか。
26日に私たちは、シン・ユウナムさんそれからスザンヌ・ショルティーさんたちと共に、北朝鮮自由週間の中の行事としててジェノサイト展をワシントンのセントラルステーションの傍の喫茶店でやったんですが、そこに下村副長官をお迎えする事ができました。
これもワシントン在住の対北批判勢力と言うかキリスト教の方たちなんですけども、今の北朝鮮の体制に対するずいぶん批判的な人たちの、やはり日本の官房副長官がわざわざジェノサイト展に来ると言う事自体が非常な感激であり、ましてそのシン・ユウナムさんという方の弁を借りますと、今アメリカの下院で採決されるかされないか?と言う問題になっておりました従軍慰安婦問題。

あれにも韓国系アメリカ人は非常に日本非難の声を上げているんですが、日本政府の官房副長官がその場に来ると言う事を捕らえて、今の従軍慰安婦問題で声を上げている韓国系アメリカ人は、物が見えないと。
日本の政府は60年前の問題ではなく、今現在中朝国境で行なわれているセックス・スレイブ。
さらに大きな人権侵害に対して強い関心を持ち、それを是正するために一生懸命やっている。
ましてミスター安倍はそのために一生懸命やっている。
その安倍を非難する事は許されないという事まで言われております。

さらに60年前の従軍慰安婦問題を取り上げて、今も現在中朝国境で行われている人権侵害に対して何も申さない人間たちは偽善的な奴らであるという事。
まずそういう批判をしていけるという事を言っておられるので、下村副長官があそこに来られたというのは非常に良かったのではないかという事を、強く島田先生が仰っておられました。

・・・その2に続く・・・

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