2005年06月25日

古川了子さんの事

Img_9865.jpg

本日私は市原市で開催された「古川了子さんを救う千葉集会in市原」へ参加してまいりました。
特定失踪者の置かれている立場と言うのは非常に微妙な物です。
拉致認定を受けていないと言うことは、北朝鮮との交渉の際テーブルに名前も乗らないという事。
古川了子さんと言う一人の人間が確かにいたはずなのに、交渉の場では存在そのものを否定されているに等しいということ。
このまま無駄に時間が過ぎれば、日朝の思惑の狭間に埋もれて被害者が抹殺されかねない。
その危機感を必死に訴える集会となりました。

千葉県人の私にとって古川了子さんの一件は誰よりも一番身近に感じる拉致問題です。
最後に消息を絶ったとされる京成千葉駅は私も良く利用する所。
冒頭の写真は了子さんが失踪したと言われる京成千葉駅の現在の様子を、集会へ参加の道すがら撮影して来た物です。
この駅はJR千葉駅との乗換駅なので今も昔も乗降客が非常に多い所です。
駅前にはデパートやショッピングセンター、映画館、飲食店などが立ち並び、県下でも有数の繁華街。
なぜ?こんなに人目の多い所で拉致が実行されたのか?
なまじ土地勘がある場所での事件だけに、とても他人事とは思えない。

今日の集会でも大町ルートの話題が取り上げられていたのですが。
なんと!私の居住地はその大町ルートのライン上!なのですね。
この事実を知ったとき、背中に寒い物が走ったのを今もハッキリ覚えています。
拉致は決して他人事ではない。
どこかでひそかに人定作業をするという拉致の現地工作員。
もしも私の身近にいる人の中に工作員がいたとしたら?
今頃北朝鮮の地で星を見つめながら、望郷の念に囚われていたのは間違いなく、私・・・(怖)

さて本日の集会で明らかにされたことをいくつかご紹介します。
千葉は太平洋側にあるということもあり、日本海側のような拉致は無いと思われがちでしたが。
実は千葉は、いわゆる大町ルート上にたくさんの失踪者がおり、拉致の実態を解明する上で非常に重要な場所であるとのお話に改めて身が震える思いがしました。

了子さんが卒業した千葉商業高校からは、了子さんの他にも拉致が疑われる事案があるのだそうです。
一人は3学年下の後輩女性Xさん、一人は了子さんXさんと同級生女性Yさん、もう一人はXさんの親戚筋に当たる男性Zさんだそうですが。
この3人は了子さん失踪の1年後に千葉市内で失踪しているそうです。
3人が一緒に食事をし、その後Zさんが車で送ると3人一緒に店を出たまま、車ごと行方が分からないのだそうです。
このうちのお一人・Xさんは来週月曜日に記者会見を開いて、実名を公表する予定との事。
同じ高校からくしくも消息不明になった人がいると言うのは単なる偶然とは考え難い。
テレビなどでも報道されるでしょうから、ぜひ皆様もご注目頂きたいと思います。
他にも千葉商業高校関連では拉致未遂事件も2件報告されているとか。
ひとつの高校を巡る失踪問題は、思った以上に根深い闇があるのかも知れません。

講師の真鍋貞樹さんのお話によれば、特定失踪者・加瀬テル子さんの周辺にも失踪した人がたくさんいるとのこと。
加瀬さんの出身地海上町の隣、旭市から失踪した伊藤克(まさる)さん(メロン栽培農家)の両名は親戚筋(本家筋)をたどっていくと、隣同士に家が建つ関係なのだそうです。
これは単なる偶然なのか?

千葉県の西地区と東京の東地区を合わせた辺りでは、印刷関係の失踪者が非常に多いこと。
それも年を追うごとに失踪する印刷技術者のレベルも高くなり、最後は千葉大でかなりレベルの高い印刷技術について学んだ技術者が失踪しました。
この人の失踪後、なぜか印刷関係の失踪者はぴたりと止まったのだそうです。
そしてこれに合わせる様に北朝鮮から出回る偽ドル札、スーパーKと呼ばれる物ですが、これの出来が非常に良くなって、本物よりも精巧な作りの偽札が出回るようになったのだとか。
これも単なる偶然なのでしょうか?

集会は2時間半に及ぶ長丁場でしたが、聞き応えのある中身の濃いお話ばかりでした。
順次テキスト化して、当Blogで公開いたします。
期間はいつものようにおよそ一週間ほど。
段取りは以下の通りです。

  佐久間隆義 市原市長の挨拶
  増元照明 事務局長のお話
  真鍋貞樹 特定失踪者問題調査会専務理事のお話
  仲條富夫さん(加瀬テル子さんの従兄弟)のお話
  質疑応答
  竹下珠路さん(古川了子さんの姉)のお話

増元氏、真鍋氏のお話は1時間近い長丁場ですので2分割にしてアップの予定。
どうぞお付き合いの程よろしくお願いいたします。

最後に集会の中で、仲條富夫さんより加瀬テル子さんの集会が開かれることも明らかにされました。のでご紹介しておきます。
日時は7月3日(日)午後7時開場・7時半講演開始 千葉市民会館にて 

・・・・・・・・・・・

7月1日AM0:45 本文の一部を訂正しました。
テープの聞き間違いがあったようです。
ご迷惑をお掛けしましたことお詫び申し上げます。


posted by ぴろん at 20:48| Comment(4) | TrackBack(3) | 拉致問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
なんていうか、
日本全国で拉致救出の動き。
うれしい限りです。
Posted by びろんさま at 2005年06月25日 23:52
なんていうか、
日本全国で拉致救出の動き。
うれしい限りです。
Posted by びろんさま at 2005年06月25日 23:52
ぴろんさん、こんばんは。

今日も熱い一日でしたね。あえて「熱い」と書きました。今日は私は参議院の議員会館側の方にいたのですが、時折涼しい風が吹いていて過ごしやすかったと思います。しかし、参加されていた方々の熱気は十二分に感じ取れたと思っています。この思いが官邸に伝わるといいのですが。
ニュースによると安倍さんが講演会で座り込みのご家族に陳謝されたとのこと。

>拉致は決して他人事ではない。

本当にその通りですね。いま、多くの日本人に同様の認識が広まりつつあるのだと思います。いささか遅きに失した気はしますが、日本の世論は大きく舵を切り始めたのだと思いたいです。
今日の横田夫人のスピーチも、いつものことながら胸を打たれました。

あと、改めて気になったのが、その後北朝鮮による新たな拉致は本当に行われていないという確証があるのか否か。なんだかとても気になります。

Posted by 小龍景光 at 2005年06月26日 23:11
座り込み、行って来ました。
座り込みをしている道の反対側の歩道を端から端まで一通り歩いたのですが、やはりご家族の前を通った時は胸が詰まってしまい、とても傍近くで座り込みをする気にはなれず、大分離れた場所に陣を取りました。

拉致議連の先生方もほとんど顔を見せませんしね。
小泉だけでなく、日本の政治はどうしてこうも国民の命に関して冷たいのか?
情けない限りです。
人の命がかかっているのに、北朝鮮と戦う前に日本政府と戦わねばならないなんて・・・本当に洒落にもなりません。
日本は本当に独立国家・主権国家なのでしょうか?
ひたすらやりきれない思いをした一日でも有りました。
Posted by ぴろん at 2005年06月27日 01:34
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