07.5.30 友愛会館にて
『増元俊子さん(増元照明さんの妻)のお話』

増元照明の妻の俊子です。みなさん、こんばんは。
基本的なことも、私は家族会に入ったばかりで、私が申し上げられることはないので、ご勘弁いただきまして一言だけ申し上げたいと思います。
夫とそれから、斉藤文代さんとお二人、それから島田先生とご一緒に、アメリカに訴えに、それからアメリカの確認をとりに一週間以上訪米があって、その報告と言うことですので、そのことに関しまして一言だけ申し上げさせていただきます。
斉藤さんにも夫にも、母親がおります。
アメリカに行って訴えている子供を案じている母親がおります。
その母は、娘や息子を北朝鮮に奪われて、それで、夫にも、戦い半ばにして夫にも先立たれて、ひとりで、子供たち、アメリカで闘っている子供たちを案じながら静かに、今日を明日に繋いで、何時になるかわからない戦いを、静かに続けている母親がいます。
こないだ、母の日のイベントとしまして、救う会鹿児島の姉のるみ子さんと修一さんの同級生の方々が、わざわざ自宅を訪問してくださいまして、母の日のカーネーション、花束とそれとプレゼントを持ってきてくださいましたけれども、同級生の方々が、『本当はるみ子さんや、修一さんが実際にお母さんにお渡しできればいいけれど、今年も自分たちが持ってこざるを得ないことが非常に残念で、来年は是非とも、るみこさんや、修一さんが実際にお花を届けることが出来ると良いですね』と言いながら、ご本もくださいました。
そういう、此処にいらっしゃる横田めぐみさんのお父様、お母様も、大変体力的にお疲れが出ていらっしゃいますけれども、頑張って闘っている夫にも、母親がおります。母の哀しみを早く解放させてあげてそれで、なすすべもなく、北朝鮮の閉ざされた国の中で、救出してくれるのを待っている被害者の皆さんを本当に1日も早く返して差し上げたいと思いますので、どうぞみなさんのお力をお貸しください。宜しくお願いします。
・・・集会終了・・・
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