2005年07月20日

原敕晁さんを救うぞ!東京集会(5)05.7.14 友愛会館にて

『西岡力副会長のお話 その2』

(西岡氏の話に戻る)
社会党だけじゃないんですよね。
2000年になりますと自民党にも工作の手は入ってきまして。
つまりコメが送られていったわけですよね。
金丸訪朝以来自民党も工作の対象になっていて。
当時は拉致の会、救う会ってのは自民党よりも右だったんですね。
自民党を攻撃していた。
自民党のこれはこの間座り込みしたときに確か早紀江さんが仰ったんだと思いますけど。
当時野中さんとか土井さんとか、今どう思っているのか?出てきて話を聞きたいと言いましたけど。

野中さんは我々が座り込みしたときに「日本でいくら吼えていたってめぐみさんは帰って来ない」と。
座り込みをした数日後のどこかの講演で仰ったんですね。
吼えると言う動詞は、人間に対して使う動詞じゃないですよね。
その同じ時期に辛が我々の見ている所で堂々と英雄として北朝鮮に帰っていったんですね。
日本からコメが出て行ったんですね。
座り込みをしたら吼えてると言われたんです。
たった5年前のことです。
その時マスコミもそれほどけしからんというふうには書かなかった。
韓国の拉致被害者の家族はですね。
実は辛たちが(北朝鮮に)送られるときにバスの前に立ちはだかってですね。
20分止めたんです。

Img_0174.jpg

それでここにですね、記念切手の拡大の写真があるんですけども。
北朝鮮がですね、非転向長期囚が帰ってきたと。
この人たちは立派な人たちだと言って記念切手を出したんですね。
人数が多いもので切手のシートに一人一人の顔写真が全部入ってるわけですけども。
この中に辛も居るわけです。
彼らは日本人のパスポートを持って原さんに成りすました人を英雄だと未だに言ってる訳ですよね。
(増元氏、切手の拡大写真を掲げる。司会の平田氏が本物の切手シートを掲げて披露する)

問題なのは金大中大統領だと思うんですね。
金大中大統領がつまりさきほど言ったように、辛たちを送り返したわけですね。
この間、5月に金元大統領が東京に来たんですね。
東大のカンと言う先生とか和田春樹さんとか、そういう人たちを呼んでシンポジウムをやったわけなんですね。
二日間やった東アジアの朝鮮問題に関するシンポジウムで、拉致問題は誰も発言しない。
という異常な、我々から見ると異常なシンポジウムだったわけですけども。
特別講師としてきて、そして話をしてるんですね。
我々は金大統領が来るんだったら、辛を送り返したことについて、なぜそうしたのか?
聞きたいと。
シンポジウムで話し合いをするのなら、ぜひそれを議論して欲しいと声明を出したんですけど。

朝日新聞が、そのシンポジウム朝日新聞が後援だったんですけど。
そういう関係もあったのか、記事で金大統領にインタビューしてその質問をしてくれたのはですね。
そしたら金大統領は知らなかったと。(薄ら笑いの声)
その記事を見てある韓国の公務員の人が大変怒ってまして。
大統領が知らないなんて有り得ない。
大統領が約束してきたことですからね。
もしも知らなかったと言うことであれば、日本の外務省はなにしてたのか? 
森総理は金大統領と、辛が送り返された後、20日後に熱海で会ってたんですね。
すぐ抗議したのか?
してないでしょ?

金大中大統領は日本では未だに民主化運動家とか言われてますけれども、そうじゃなくて韓国人拉致も一切取り上げないんですね。
5億ドルの裏金を、現金を渡してるわけですね。
これが核開発の資金になったわけですね。
現金ですから自由に使えるわけです。
そして日本人拉致救出を妨害した、非人権的な民主主義の反対する独裁者の側に立ってる非民主的な人だと。
言わざるを得ないですね。(拍手)

拉致の問題と言うのは実は日本国内だけの問題じゃなくて国際的な問題で。
アメリカがあの後も、選挙でブッシュ大統領が勝ったんで、状況が変わったわけですけども。
当時はアメリカもクリントン大統領が行く行かないで、さっき言いましたけど米朝で反テロ宣言出したんですね。
その理由は何かと言いますと、北朝鮮がテロ国家リストに入ってたんですね。
アメリカの。
ここで何回も言ってますけど、それから(北朝鮮を)抜こうとしていた。
テロ国家にアメリカの大統領が行くわけにはいかないですから。

よど号の犯人たちが帰ってくると話が流れるわけです。
それと最近テロをやってるかどうかと言うのが問題になる。
最近は大韓機爆破事件以降ないですね。
87年以降、表立って明らかになってるのは。
もうやらないと言わせると。
北朝鮮は最初からやってないと言ってるんですけど。
北朝鮮はテロには反対だという文書があると議会を説得しやすいと、アメリカと北朝鮮が反テロ宣言を、共同宣言を出したんですね。

今ブッシュ大統領は北朝鮮をテロ国家だと言ってる。
それはもう、アメリカも大きく揺れるわけです。
そういう中で日本もどうしたかと言うと、主体性を持って外交をしていたか?というとそんなことは無くて流されて。
辛のことでハッキリ言えたのに言わなかった。
85年にしなくて2000年にも出来なかった。
それはなぜあれなのか?ということなんですけども、ひとつはやっぱり原さんのお兄さんが病弱でこうやって記者会見なんかに出て来られないと。
言うことが悔しいけれどあるのかな?と思ってます。

今日もお昼に細田官房長官が6者協議で拉致問題を当然日本は出すんだと言う事を仰ったことで、出さないと家族とその他の人が怒ると。(笑い声)
言う発言があったというふうに、それだけじゃない当然出すべきだと言うご発言もあったそうですけども。
そういう一説があったと聞いてますけど。
怒るのは自分の役目だろ?と。(笑い声)
つまり、家族がいない、つまり原さんの家族が怒らなかったから辛を送り返してしまったのか?と。

実は家族の人たち後でお話しいただきたいと思いますけども、くたくたなんですよね。
有本さんのお母さんも来年で80になりますし、今日も歩くのをちょっと見ててお疲れだなぁと思いましたけども。
横田さんのお母さんも実は薬を飲んでらっしゃったり、痛みがあったりいろんなことがあるんですね。
この間の参議院の特別委員会で参考人として話された中で、倒れたくても倒れられないと。
くたくたで疲れているけれども倒れられないと。
娘や息子たちが帰ってくるまでは倒れることも出来ないんだと言う趣旨の。
そして小泉総理は国家の代表として怒ってくれないのか?
国民全体の怒りを代表して制裁を発動して欲しいという趣旨の話をされていましたけども。
85年、2000年に起きた事を考えるとですね。

今はこんなに世論が盛り上がってるのも、つまり家族が必死になってやってるからだと。
日本は変わったと言えるのか?
家族がいない人の事は冷たいと言うんであれば、北朝鮮は原さんみたいに身寄りのない人を狙ってした拉致が多いわけですね。
特定失踪者にも入ってない人もたくさんいると思います。
原さんがこれが辛が捕まってなければ、もう特定失踪者に入ってないですよ?
こういう人たちが狙われているわけで、それを本当にどうするのか?と。

今日も外務大臣にお会いしましたけれども、本当に気迫のようなものが、どうしても取り戻してやろうと言うようなものが、残念ながら私は。
町村さんは歴代の外務大臣の中では大変一生懸命にやってくださってる方で、大変感謝してますけども。
今日も向こうから会いたいと言ってくださった事は、今までに無いことではありますけども。
内閣の中の一員と言うこともあるかもしれないけども、とにかくこういうことを考えれば、じゃあ家族がいない人たちだっているんじゃないか?と。

その事を先ほど吉田先生仰ってたけども、政治家が考えるべきですよね。
日本のお父さんとして、日本国のお父さんとして夜も眠れないくらいに心配をしてみたらどうか?と。
それをしていれば85年や2000年に起きたような事は起きなかったと思うんですね。
情報が無かったから、85年や2000年が起きたんじゃないんですよね?
情報は十分あったと言うこと。
我々がわざわざ北朝鮮がこんなことを言ってると見つけてきて言ってたんですから。
日本政府が記者会見して北側が関係ないといってるんだから、(辛を北に)返すのはおかしいじゃないか?と。
返したら拉致を認めたことになりますね、と官房長官談話でも出せば良かったんですよね。
堂々と切手まで出されちゃってるわけですよね。
拉致関係でね。
まぁ同じことの繰り返しになってしまいまして、これ以上は・・・・・・せんけども。(声が小さくて聞き取れず)

今最後に座り込み以降の情勢について、どう考えているかを申し上げて終わらせたいと思いますけども。
本当の意味で正念場が来てると思います。
北朝鮮は6者協議に出てきたわけですよね。
しかし韓国は、その6者協議に出すために大規模な援助の提案をしていますよね。
拉致問題抜きに国際的に北朝鮮に大規模な援助をするという方向で、韓国は動いてるわけです。
2000年のときと同じです。
韓国人拉致はもとより日本人拉致も議題にするなと韓国が言ってるわけですね。
中国やロシアだけじゃなくて。
北朝鮮が言うなら分かりますけども。
自国民を拉致されている国が6者協議で拉致を出すなと言って。
出さないで、拉致問題が解決しないでも大規模な援助を北朝鮮に出すべきだと言う方向がひとつ出て来ているわけです。

一方アメリカの議会では下院で日本人・韓国人拉致問題を解決するべきだと言う決議が通って。
その中には北朝鮮の核問題は重要だけれども、しかしだからと言ってアメリカ政府が北朝鮮と交渉するときに、拉致問題を含む人権問題を出さないことは許されない。
言うことがアメリカの議会は議会の意思として言ってるんですよ。
韓国は自分の拉致も言わない、日本人拉致も言わせないようさせようとしてるけども、アメリカのリーダーは言うべきだと、韓国人拉致まで言ってる。
どっちが韓国政府か分からないほど、状況が今起きていて。(薄ら笑いの声)
実はアメリカでは北朝鮮人権法が通りましたから、その人権法で予算が付いて最初に行われる会議が来週ワシントンで行われて。
そこに増元さんが急遽行きまして5分間英語でスピーチをすることになってるんですが。
アメリカはそういう姿勢であるんですね。

で日本はどうかと言うと、小泉さん拉致はけしからんと言わないですよね。
韓国人拉致をなぜ日本は言わないのか?
アメリカは日本人拉致と韓国人拉致は他人事ですよね。
でも言ってるわけですよ。
基本的人権と言う普遍的な観点から。
日本も人権と言う観点から拉致問題を出すっていうなら、韓国人拉致まで韓国が言わなくても言うべきじゃないか?
そしたらアメリカの大統領が盧武鉉大統領に会った3日後に、政治犯収容所に入れられていた脱北者と会ってるわけですね。
あの人、カンさんと言う人は私大変親しい友だちですけども、実は在日朝鮮人の孫なんですよね。
京都に住んでた在日朝鮮人が帰国しまして、向こうで息子さんが結婚して生まれた孫なんですよね。
日本と関係があるんですね。

しかし日本の政治家でですね。
韓国人拉致被害者と親しく会ってくれたのは拉致議連の先生と安倍晋三さんだけですね。
安倍さんが副長官だったときに、国民大集会の5人の(拉致被害者の)人たちが来てくれた2003年の5月ですね。
あの時にも韓国の家族の人にも来てもらいましたが。
安倍さんは会ってくれたんですが、ただ官邸は難しいと。
議員会館でとして代議士安倍晋三として会うと言うのは別であると。
それはなぜか?と言うと、福田官房長官がいて小泉総理がいて。
日本政府として韓国人拉致はけしからんと言う方針が出ていないと。

日本は拉致問題解決を世界に頼んでますけど、それはあくまでも自国民を助けてくださいと、手伝ってくださいということで。
普遍的な人権とか民主化とか自由とか、そういう概念から主張したことは今までないわけですね。
あるいは反テロ、拉致がテロだったらば韓国人拉致もテロなんだと。
それは一緒に戦うべきで、北朝鮮に。
だからアメリカは北朝鮮に対して敵視対応を取っているわけです。
アメリカは北朝鮮をテロ支援国家だと、テロ国家だというふうにリストアップしているわけです。
しかし、話し合いはすると。
日本は自国民が拉致されているけれど、総理大臣と金正日さんはパイプがある。
だから彼らに気の障るようなことはなるべく言わないと。

今日外務大臣に、確かあれは市川さんでしたっけ?
おべっか使わないでくれと言ったら、おべっかなんか使ってませんよと仰ってましたけど。
総理はじゃあなんで朝鮮総連のパーティーにメッセージを出したのか?
50周年の記念パーティーにメッセージを出して、国民大集会に一度も総理の名前のメッセージが来た事が無いですよね?
官房長官の名前のメッセージは来てるんですけども、それはハッキリ意思表示をしてるわけですよね。
それがおべっかを使ってると言うことになるのかならないのか?

ということで、今まさに正念場で。
北朝鮮問題がアメリカの考えるように、普遍的な人権と言う観点から核と拉致と北朝鮮の政治犯収容所の問題など、全体を解決しようとアメリカが思ってるのは間違いないですけども。
韓国は核問題を中途半端に終結させて大規模な援助をしようとしている。
中国もロシアもそちら側についてる感じですよね。
で日本はじゃぁどちらにつくのか?と。
日本政府が認めている拉致被害者についての消息が、正しい証拠でも出てくれば、それで終わりという事にするのか。
寝ても覚めても全員取り戻さなくちゃいけないと、今でもいるんだと解決するんだと今でも思っているのか?
どっちなのか?
下手をするとまた2000年のシーンが韓国から送られて日本からコメが送られて。
アメリカと北朝鮮が反テロ国家宣言をしたようなことになってしまうのじゃないか。

我々に与えられた時間はそれほど多くない。
アメリカの次の選挙でどうなるか分からないわけです。
しかし今の所日本はまだ制裁すら出来ないでいる。
日本のお金が当てにされて核問題が中途半端に妥協されてしまうかもしれない。
6者協議が開かれないかもしれないから拉致問題で制裁はかけないと言うんですね。
じゃ今度6者協議で何かまとまったら、まとまったことが壊されたら困るから、制裁しない。
当然なりますよね?
と言うことはそのまとまったまとまり方で、日本も援助するという事になってるのならば、核問題でも援助するという事になるのか?
会議が開かれないくらいで制裁が出来なかったら、話が進んだら余計制裁できないということになってしまうわけです。
大変危ない所に来ているなぁと思っています。

アメリカはもう議会で決議が出て拉致を出すと言ってますから。
どちらに転ぶか分からないですけれど、強い磁場がアメリカと金正日との間にあって。
韓国まで含めてあちらについてると。
日本がハッキリとけしからんと言わないから。
アメリカが5対1になっちゃってるんですよね。
それじゃ事態は進まないですよね。
アメリカもイライラいしてるのは間違いないですけども。
我々も日本がやるべきことをまだやってない。

アメリカは例えば圧制への挑戦だと言ったんですね。
堂々と言って、北朝鮮はそれはけしからんと言って6者協議に出ないと言っても、取り消してないんです。
北朝鮮が勝手に取り消したとみなすと言ったんですね。
制裁をかけて、出ないと言ってもかけ続けてれば、彼らは核問題でアメリカと話し合う必要があれば出てくるんですよ。
会議が開かれるか開かれないかで制裁しないなんて言ったら、会議さえ開いていれば拉致問題は解決しないということになっちゃうんですね。
本当にどこかおかしくなってると。
2000年のようなことに片一方では近づけようとしている勢力がいると、思ってますね。

だから申し訳ないけど、家族会はやはり終わってなくて。
政府に任せておきますと、ゆっくり休んでてくださいとは言えないんですよね。
この夏も色々な所で集会を、デモをやったり座り込みをやったりしようと思ってますけど、日本国民はしかし怒ってりると。
絶対に全ての日本人が帰ってくるまで、日本から北朝鮮に援助をやることはありえないと。(拍手)
今日も我々今発信し続けることが出来ていると思います。
各地でたくさんの人が集まってくれています。
これを続けて、政府に制裁発動まで追い込んでいくと。
そして核問題を巡る国際的な大きな嵐がもうちょっとで来ますから。
もう始まりましたけども、その中で吹き飛ばされないようにどうするか?

新潟では1万人国民大集会と言うのを今準備していまして、5000枚売れたんですね、チケット。
県知事も市長も来てくださるということをしますし。
7月の24日には函館で、小住健三さんの認定を求めて経済制裁を求める家族会・救う会・拉致議連3者共催の集会もしますし。
7月の同じ24日は有本さんたちも参加されて神戸でデモがあります。
それから8月の7日でしたっけ?
博多でデモがあります。
7月24日は広島の平和公園で救う会広島が座り込みをします。

8月24日、東京で何かを今考えています。
まだここで発表できる段階に来てないので、また葉書などでご連絡したいと思いますけども。
何か節目ですから24日のたんびに忘れさせないようにしていきたいと思ってます。
皆さんと一緒に最後まで。
我々本当に家族と一緒になれないですけどね。
家族の人たちはいつもいつも今この瞬間、自分の家族がどうしているかと思っているわけですけども、そういう気持ちで全員取り戻すまで頑張りたいと思います。
よろしくお願いします。(拍手)

★三宅博氏
ちょっと訴えたいことがあるんですけども、この原さん拉致事件でですね。
朝鮮総連の役割と言うのが明らかになってますね。
朝鮮総連が組織として中心的な役割を果たしている。
拉致事件で多くそういう構図であろうと思いますが、朝鮮総連に全く捜査の手が伸びていない。
そういう所で先ほど西岡先生の言ったように、総理大臣がメッセージを出しているような状況ですので。
やっぱりこの朝鮮総連に対しては捜査をしてもらいたいというふうに思います。

それからこの刑事告発をするにあたりまして、刑事告発をしたのは1月20日と申し上げましたけども。
一昨年の秋からお兄さんとは電話・手紙等でやりとりをしてまして。
ご本人は体が悪いので告発に参加することは出来ないが、どうぞよろしく頼みますというふうなお手紙を頂いていることもちょっとご紹介させていただきたいと思います。
以上です。(拍手)


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