2007年11月22日

成果と効果は違うでしょ?

★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2007.11.20)大きな成果−訪米団総括報告
http://www.sukuukai.jp/mailnews.php?itemid=1418&catid=43

気が滅入りそうなので、全文引用は遠慮します。
タイトルのみ紹介、全文を読みたい方はリンク先へ・・・

アメリカによる北朝鮮のテロ指定国解除は、誰が見ても規定路線であり、解除は時間の問題と言われます。
テロ指定国解除が行われることにより、拉致問題の解決に悪しき影響が及ぶであろう事は否めない。

と言う大前提がある中で、この度の訪米を「大きな成果」と自画自賛してしまう救う会の認識には違和感を感じますね、正直なところ。
無論、テロ指定国解除撤回を求め、アメリカの関係各位を訪問し日本の拉致問題解決への理解と協力を求めた今回の訪米が、全く何の意義もなかった、などと不遜な事を言うつもりはありません。
でも、だからといってテロ指定国解除を完全阻止できないと言うシビアな現実がある以上、今度の訪米を「大きな成果」と自画自賛してしまうのも如何なものか?と。

拉致被害者救出運動にとって「大きな成果」と表現していいのは、「被害者の奪還」であると、個人的には考えます。

「被害者の奪還」を果たすためには「世論の喚起」が必要。
「被害者の奪還」を果たすためには「国際世論の盛り上げ」も確かに必要。 

でも、いくら訪米をしてアメリカの良心に「拉致被害者の奪還」への理解と協力を訴えたとしても、結果として被害者が帰って来たわけではない。
今回の訪米は「拉致被害者の奪還」という私たちの大願を果たすための過程から見れば、どんなに過大評価したとしてもせいぜい「一定の効果があった」と見るのが妥当ではないのかな?

小泉訪朝から丸5年。
あれから私たちはまだ一人の被害者も救えていない。
安否情報さえも手にしていない。
そんな中で、結果としてテロ指定国解除を食い止めることも出来なかったこの度の訪米を「大きな成果」と呼ぶことに、私は強い違和感を感じます。

自分たちの置かれている立場・状況について、正しい現状認識が出来なくて、どうして効果的な救出活動が出来るのだろう?
被害者奪還と言う目的に一歩でも近づくために、必要な事は何なのか?
この5年間、一人も救えていない私たちが、「大きな成果」をあげたと口にすることはある種の驕りではないのかな?と感じてしまいます。
自画自賛をするのなら、それは被害者奪還を果たしてからたっぷりとすれば良い。
被害者奪還を現実のものにするには、今は救出活動の置かれた余りにも厳しいこの状況を、真っ直ぐに見つめる視点が必要なのでは無いか?と思う。 


posted by ぴろん at 08:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 拉致問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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