2006年05月03日

06.4.16 荒木和博氏その4 日本再生フォーラム(4)JACK大宮ビル5階にて

『荒木和博 特定失踪者問題調査会代表の講演 その4』

それから私たちは現場で現地での向こう側からの情報のルートと言うのは非常に弱い。
今日野口さんもお見えですけど北朝鮮難民救援基金の協力も頂いたりしながら、情報を何とか接収をするということを進めている、と言う事でございます。
この情報を元にして誰がどこにいるかと言うのを調べていく作業をしていかなければいけない。
これは外国の情報ですからね。
こういうのをやるのは、私は日本の官庁であれば自衛隊かそうでなければ公安調査庁あたりがやるべきだと思います。
公安調査庁は公安調査庁で、拉致を専門にやってる方々何人もいますので、とにかくどこでも良いんですけど、情報をしっかりまとめると言う事の必要があるだろう。

そしてそれからもう一つは北朝鮮の拉致被害者の情報だけではなくて、北朝鮮内部の情報をしっかり掴んで置く。
そういう中でですね、もし北朝鮮の体制崩壊と言う事があった場合、これは今日ちょっとお話しする時間もありませんけども、金正日体制が崩れる言う事があったときには、これは邦人保護と言う観点で救出をするしかない。
これは誰が行くのか?と言うとですね、これは八百屋さんや魚屋さんが行ったって仕様が無いので、軍隊が入るしか仕方がありません。
自衛隊が行くという事でございます。

ちなみにこの埼玉出身の参議院の山根議員さんが、この間3月の8日に参議院の予算委員会で拉致問題について質問してくださいまして、このとき初めてですね。
防衛庁長官が拉致被害者の救出について答弁をしました。
初めてです、これまで。
ただ今までの大体決まってた事が、そんなに足を踏み外した物ではありません。
こういう事態が起きた時に外務省の要請を受けて、そして安全が確保される限り行きますと、いう事でした。
安全が確保されるなら別に軍隊が行く必要は無くて、誰が行ったっていい訳ですね。(笑い声)

安全が確保されないから軍隊が行くんですけども、取り合えずですね。
答弁自体は不満なんですけども、しかし少なくとも防衛庁長官がですね。
答弁をする事になったのは、いくらか前に進んだと言う事だろうと思っております。
これをやってきたと言う必要があります。
そのためにどこがどういうふうにとか、港がどうなってるとか、そういうことを調べていく。

それから更にですね。
もう一つ更に進んで自衛隊を使った救出作戦という事になりますが、それは北朝鮮の中にいる人と連絡が取れて、その人が多少の危険は覚悟して脱出すると言う意思があると確認された場合、やるわけですが、これはもうギリギリの所まで秘密にしておかざるを得ませんので、公公然と そういう準備を始めておく必要が私はあるというふうに思います。
こういうことを私が言うとですね。
最近でもこういうところで話をしてもですね。
余り抵抗感がなくなりました。

昔は話していても、いやそう言ったって憲法が引っかかるのどうのと言う方があるわけでございますが、憲法に引っかかかるくらいであればですね。
我が国の憲法どこがどうなんだと、軍隊なんていらない事になってますから、自衛隊なんてどう考えたって私憲法違反だと思っているんですね。
しかし私も憲法違反の存在のごく一部でございまして、じゃあ今の日本でですね。
自衛隊は憲法違反だから無くしてしまえと言ったらどうなるか?と言うと、そっちの方がよっぽど問題にされると言う事でありまして、現実問題としてはこういう時のためにですね。
軍隊が存在するわけですよね?当然。
こういう時に、本当に困っている人苦しんでいる人がいるときに、助けられないような軍隊だったらですね。
年間何兆円もお金を出す必要は無い。
それこそ税金泥棒以外の何物でもないわけで、そうじゃないとするためにはですね。
しっかりこういうことをやるようにしなければならないし、当然それに対して国民の側もバックアップをしていかなければいけないだろうと思います。

ちなみに戦前ですけども、日米戦争が始まる前、昭和15年に日本の北洋漁業の漁船がソ連に拿捕されたと言う事件がありました。
そのときに青森の大湊にいた艦隊ですね。
それは明治時代に設計されたボロボロの駆逐艦ですけども、その駆逐艦隊がカムチャッカまで行ってですね。
その捕まえられている所の港の前で派手に演習をやりました。
言う事をやったらすぐにソ連はですね、返して来たと言う話でございまして、それはソ連からすると日本海海戦でですね。
コテンパンにやられたと言う恐怖感があったせいだと思いますが、こっちから行ったのはボロボロの船でもですね。
すぐに返してきたと言う事でございまして、いろんな形でそういう物はちゃんと使わなければいけないというふうに思っています。

そしてこういうことをやっていく中で、何を目指していくか?
当然日本人の拉致被害者の全ての救出、これは当然ですね当たり前の話です。
全てというのは今我々の特定失踪者のリストにも載っかっていない人ですね。
それはどういうことかと言うと、例えば久米さんにしても原さんにしても田中実さんにしても、身寄りの無い人を狙った拉致です。
だからこれ、成功していればですね。
我々の所に誰も分からない。
日本の中で誰も拉致をされた事を知らない人と言うのが明らかにいるんです。
しかし我々は日本国民の責任においてこの人たちを全て取り返さなければいけません。
それをやる。
この全てを取り返して日本人拉致問題の解決と言うことです。

もちろん終わって帰ってきた後でですね。
いろんな問題が起きると思いますが、ともかくそこまでは絶対にやらなくてはいけない。
これが実現するとどうなるか?と言うと、日本人だけではなくてですね。
他の国の、韓国なんかも含めてですね、他国人の拉致被害者の問題もですね。
並行して当然解決をしていく。

つまり全ての日本人拉致被害者の問題が解決するというのは、要は向こうに入って自由に中を探してくる事が出来なければいけません。
と、これは向こうの体制が倒れていなければいけないわけでして、そうなれば他の他国人の拉致の問題も解決をしていく。
同時に北朝鮮の中の人権問題、今たくさんの人が北朝鮮を逃れて非常に苦しい思いをしているわけですけども、その北朝鮮の人権問題も当然解決の方向に向かうということでございまして、これは全部含めてやるという事でなければ意味が無いわけでございます。
物理的に言っても日本人の被害者だけ取り返して終わりと言う事は有り得ない事なんですが、やはりですね。
ここまで持ってくる事を考えておく必要はある。

今北朝鮮を巡る状況と言うのは非常にですね。
混乱した状況です。
中国が北朝鮮の中にどんどん手を突っ込んでですね。
人事まで引っ掻き回しています。
経済的には中国との国境辺りはですね。
殆ど植民地化されているような状態で、土地を買い漁ってですね。
鉱山をどんどん買って、商人がどんどん入っている。
しかし中国にとって見ればですね。
これ一つ間違えると、中国の歴史と言うのは朝鮮半島に手を突っ込んだときに王朝が倒れている歴史でありまして、そう言うふうになり兼ねない。

アメリカはアメリカで、今非常にこの問題どうにかしたいと思ってますが、しかし爆撃したりとかですね。
手荒な事を使う力はアメリカには残っていません。
韓国は今はもう北朝鮮に対してはですね。
何でも言う事を聞くと言う状態です。
ある意味で言うとですね、日本は非常に筋を通している。

金正日と言うのは日本よりは中国の方が嫌いですから、中国にうるさい事を言われたくない。
だから今話として時々出ている、第3次の小泉訪朝、場合に寄ったら例えば横田めぐみさん一人を返してくるんじゃないか?とかそういう話があるんですが、こういうのは全て9.17の時と同じでともかく日本にですね。
と手を結ぶことによってアメリカからの圧力を抑えて、金を取って、そして中国との関係をもうちょっとバランスを保ちたい。
言う事の表れだろうと思います。
これは100年前、大韓帝国が潰れていった時の状況と非常に良く似ています。
おそらくああいうような事のようになるんだと思います。
ただ100年前と違うのは、日本の中にはですね。
極左から極右まで全部含めて大部分の日本人は二度と戦争なんかしたくないと思っている点ではですね。
これは国民的なコンセンサスでございまして、そういう事は有り得ないですけども、しかしあの国が潰れていく時の状況と非常に良く似ている。

ですからこういう時に我々はですね、こっちで受身になっていて良い状況になるのを待っているのではいけない。
これはこっちからどんどん打って出て、そしてあの体制を揺すぶってですね。
そして倒してしまって拉致被害者を取り返す、と言う事をやっていかなければいけないと思います。
外務省がけしからんとか、警察が駄目だとか言う事だけをいくら言っていても問題は絶対に解決しません。
こちらから手を突っ込んでですね、解決をしていくしかない、と言う事でございます。

今度我々一日一時間半ですね、短波放送でラジオを流しております。
「しおかぜ」という名前でですね、報道で御覧になった方もおられるかもしれませんが、夜の11時から12時とそれから早朝の4時から4時半まで、5.89メガヘルツで流しておりまして埼玉でも聞こえると思いますので、もし短波が入るラジオをお持ちでしたらね。
一度聞いて頂きたいと思います。
この放送は今まで拉致被害者の方々、特定失踪者の方々のお名前の読み上げとか、あるいはご家族からのお手紙の代読、そしてここにも何人もおられますが、ご家族からの直接のメッセージを流しておりました。

これはこれから先も続けるんですが、これに合わせてもっと強いメッセージを出していこうという事でですね。
明日、月曜日からですね。
一部放送を変えまして、月曜日の11時から11時半、これは朝鮮語。
それから火曜日の11時から11時半までが英語。
水曜日が日本語ということで、ニュースの解説みたいな時間を作りまして情報を流していこうというふうにしています。
明日、朝鮮語放送は私が流すんですけども、この中にはですね。
この間山根さんが質問してくれた国会での状況などを伝えるのと同時に、北朝鮮の幹部に対してともかく今の内に日本人拉致被害者の救出を手伝った方が身の為ですよと、いうですね。
半ば脅迫みたいな物ですが、こういうのを入れて流します。

英語の方は、これはですね。
これは逆に短波放送と言うのは非常に遠くまで届きまして、アメリカとかヨーロッパとかオーストラリアでも受信されたと言う報告が入っております。
ですから英語圏の人々に拉致とはどういう事なのか?と言う事を流す放送を行う。
日本語は、日本の中でも結構聞いておられる方もおられますし、それからもちろん拉致被害者日本人の方は分かるわけで、それを流していくという事をですね、やりまして。
そしてさっきのこのような状況になった場合はですね。
今度は拉致被害者の方々にどこに集合してくださいとか、どこで待っていますとか言うような事の情報をですね。
流すように使っていきたい、と言うふうに思っております。

ともかくそういう事をやってですね。
戦わなければ、我々自身の安全も絶対に守れることは出来ない。
こういうのを放ったらかしてしまえば、また次の被害者がこの埼玉でも出るかもしれません。
ですからそういうのを止める為にはですね。
こちらから戦っていくしか方法がない、と言うふうに思っております。

後でお話いただきます野口さんは、北朝鮮からも指名手配されていまして、それは大物だからと言う証拠でございまして、私なんか残念ながら指名手配して頂いておりませんので(小さな笑い声)、頑張って何とか向こう側のリストに載ってですね。
気合を入れてやっていきたいと思いますが。(笑い声と拍手)
例えばですね、今必要なのは我々のあるいは我々の子どもがですね。
次の世代を守るために戦う姿勢がなければですね、我々自身の安全も守れない。

お配り頂いた物の中にもちょっと書いてあるんですが、とにかく日本と言う国はですね。
良かった悪かったという事については色々それはもちろん評価がありますが、ともかくですね。
60年前に世界中の大国を相手にして戦った国です。
アメリカも含めて世界中の国でですね。
全ての大国と戦った国と言うのはどこにもありません。
日本しかない。

アメリカと戦った時だってですね。
陸軍と海軍が喧嘩をしながら戦争をやってるわけですね。
陸軍が潜水艦と航空母艦を作った国なんて日本しかありません。
と言うほど仲が悪くてそれで戦争をやりながらですね。
アメリカ相手にして4年間戦った。
アメリカ以外の国には負けていないわけですね。
と言うだけの日本がですね。
しかし、あの戦争についてだけはいろいろな評価があります。

この北朝鮮の問題は我々がやられている被害者です。
しかも例えば日本人を拉致をしてそれによって金正日がですね。
北朝鮮の国民を救おうとしたとか言うのであれば、許す事は出来ませんけどもしかしまぁ、理屈としては分かると。
ところが日本人を拉致して他の国の人も拉致してそして、尚且つ北朝鮮の一般の国民もですね。
とんでもないひどい目に遭わせておいて、自分達だけ贅沢をしているということから考えたらですね。
我々にとって何もですね、恥ずかしい問題は何一つ存在しないわけでございまして、あの体制をどうにかしてしまうという事についてですね。
躊躇をする必要はまったくないし、そしてこの国の力からすればですね。
そんな事は簡単に出来るはずだとそういう事を思って、みんなの力を集めていくという事が重要だと思います。

北朝鮮にとって見れば、9.17の時に非常に困ったと。
ブッシュ政権が出来てですね。
ひょっとしたら爆弾を落とされるかもしれない。
金は無い。
と言う状況で仕方が無いから日本と手を結ぶしかない。
手を結ぶときに拉致問題が、日本から外務省の田中均さんか誰か分かりませんが、とにかく拉致問題認めてくれと。
拉致を認めてくれたらば、これで日朝国交正常化があっという間に進むんだと言われたわけです。
それでそうかと言う事でですね。
認めてしまったら大騒ぎになって逆にマイナスになる。

そこでもう一回ですね。
認めたんだから、5人だけ一回返してくれと。
生きてると言う5人だけでも返してくれと、戻してくれたらすぐに2週間くらいで北朝鮮に戻すと。
そうしたら次はあっという間に国交正常化が進むからやってくれと言うふうに言われてですね。
じゃあそうかといって返したら戻さない。
更にですね、拉致問題どんどん酷くなって行く。
と言う事でですね、一昨年だったらば子供たちを返してくれれば後は大丈夫だという話だと思って返してみたらばそうも行かない。
と言う事で、北朝鮮からすれば騙されたと言う思いが非常に強いわけです。

日本人の強い所はですね。
皆それぞれ勝手な事をやっていてもですね。
お互いに何の指揮命令系統が無くても同じ方向に動くとなれば、それが最大限上手く行くという特性があります。
それが半分皮肉を込めて言えば、上手く行かなかった事もあるんですが、とにもかくにもこういう問題はですね。
解決をしていくという事に今ある意味で言うと、絶好のチャンスだと思います。
我々どうしてもこの国の力を過小評価してあれが無いから駄目なんだとか、これが無いから駄目なんだとかですね。
マスコミが悪い外務省が悪い、何が悪いこれが悪いと言いながらですね。
言い終わったら一杯やるかと言えば飲んでおしまい、と言う事が非常に多いんですが、実際にはそうではなくてこの国の力をですね。
今こそ試されている時で、その力は十分に我々にはあります。

ある力を使うかどうかの問題であって、それは我々の決断だと言うふうに私は思っています。
もう少しで私は問題解決できると思います。
年内に全部解決してみせると言うことを言っているわけでございますけども、それはもちろん解決したとしても私の力でやるわけではない。
国民全体の力でやるわけですが、そういうところまで私は迫っていると思います。
絶対に出来ると確信を持って、今後とも拉致問題の解決にご協力をお願いしたいと申し上げまして、私の話を終わります。
ありがとうございました。(拍手)


2006年05月02日

06.4.16 荒木和博氏その3 日本再生フォーラム(3)JACK大宮ビル5階にて

『荒木和博 特定失踪者問題調査会の講演 その3』

で、こういうことですから実際にはかなり多いんじゃないか?と言う事でございます。
特に今話題になっています元NHKのワシントン支局長の手島さんのですね。
「ウルトラ・ダラー」と言う小説がございまして、この中に印刷関係者で拉致されている人がいる、と言う話が出てきております。

これは印刷関係の人はですね。
たくさん拉致をされているのではないか?と言うのは、特にうちの専務理事の真鍋が中心になって調べている事なんですが、手島さんと真鍋が会って話もしていますけど、私がちょっと思ったのはですね。
手島さんの所に入ってきた情報と言うのは、我々が言っていた情報が回りまわって手島さんの所に来ていたとすれば、元の出元は同じですから
が、しかし他のルートから入ってきた情報であれば、全然別の所からの情報が重なったと言う事であれば、やはりかなり信憑性が高いのではないだろうか?と言うふうに思います。
 
100%と言う確定は出来ないんですけども、やはりですね。
今のところ感触では別々のルートから来た情報であるというふうに言える。
で、もしこれが本当に別々のルートであったと言う事であれば確度が高くなりますし、確度が高くなるとどうなるか?というと、印刷工・印刷関係の技術者でいなくなってる方々、だいたい70年前後くらいです。
この拉致を見ていただいて分かるように政府認定者というのは昭和52年・1977年スタートでございまして、これは一般的に言われるのは1976年に金正日が工作機関に対して指示を出して、そして日本人化を進めよと。
外国に行ったときに、日本とかあるいは南朝鮮に行ったときに、そこの人間になりきれる工作員を作れというふうに言った事が元でですね。
始まったというふうに一般的には言われているわけでありますけども、それ以前に組織的な拉致があったという事になります。

我々は元から、これより遥か前からですね。
ずっと拉致は行われていると思っているんですが、この時に日本人化教育の教員としてまとめて連れて来たのと同じように、もっとそれより前、つまり金日成が・・・(聞き取れず)機関にも金正日よりはるかに影響力があった時代から、そういうふうに例えば印刷工が足りないなら印刷工を連れて来いというような指示に基づいて、組織的な事が行われていたとすると、やはりこの拉致自体がですね。
そんな金正日ひとりがどうこうと言うような問題ではない。
北朝鮮と言う国家体制事態から出てきた問題だという事に間違いなくなるわけです。
明らかになれば本当に大変な事だと思います。

そうするとここから先にずっとやっていて、その中にも組織的な拉致があるとすれば、この後も当然組織的な拉致が行われているはず、でございます。
佐々木悦子さんなんかはもう90年代、比較的近い事件でありますけども、やはりですね。
そういうこと自体があってもおかしくない。
そうすると場合によったら2000年以降に、あってもおかしくない。
ひょっとしたらこれから先にあってもおかしくない、という事に当然なってくると言う事です。

これはですね、ともかくその中のほんの一部で、出したくないんだけどもうこうやって出て来てしまったから認定をしたと、言う事なんだろうと思います。
一番最後に認定されたのは田中実さんが去年の4月ですけども、それまでにちょうど一年前ですね。
その前と言うのは9.17で曽我さんなんかが出てきて、曽我さんを認定した時。
石岡さんなんかもまだそのとき認定していませんでしたから、曽我ひとみさんとお母さんと、それから石岡さんと松木さんを4人認定して15人になった時から、2年半かかってやっとですね。
田中実さん一人。

ところが田中実さんは拉致をした犯人と言うのが二人日本国内にいるんですよ。
韓竜大と曹廷楽というのがいるんですけども、しかしそこは一切手をかけていない。
原敕晁さんだってある意味で主犯とも言える、原さんが勤めていた中華料理店はいまだに普通に営業していて、そして店主はそのまま罪にも問われていない。
この間ガサ入れはありましたけど、しかし罪には問われてはいない。
と言うような状態がずっと続いて来てしまっているという事でございます。
ですからね、こういう事をともかくどうにかしていかなければ問題は絶対に解決をしない。

非常に不謹慎な話かもしれませんが、「踊る大捜査線」という織田裕二が(主演した)あれで行きますと、織田裕二がもし公安の刑事で、なにか拉致事件を見つけたと。
それで「あれは拉致でしょ?」と言うふうに言うとですね。
袴田課長とか神田署長がですね。
「いや青島君、あの人は自分でいなくなったんだからね」と(笑い声)言う事でですね。
それで交通課にでも回されてしまうというような、そういうパターンになってるんじゃないだろうかな?と言うふうに思います。
そういう状態で次に来るとですね。
次に受けた人間は「これはとんでもない話だ」と思っても、「いや、俺の時に起きた事じゃないよ」と言う話で、「前に起きてる話で、こんな物自分は対応取れない」ということで・・・(聞き取れず)を次々送ってしまう。
どんどんたまっていくわけです。

小泉さんは結局なんだったか?と言うと、おそらくですね。
あの人は、元々外交のことなんか全く関心の無い人でしたから、しかしそれが何か声がかかってですね。
ちょっと拉致の事で上手く行くかもしれないと、言う事でやってみたと。 
9.17の頃になってですね。
初めてどういう事だったのか?と言うのが分かったんだと思います。
どうもパンドラの箱をこう開け放ってしまったじゃないかと。
で、ばっと見たらとんでもない物が詰まっていたと。
で慌てて蓋を閉めてしまったと。
ところが蓋が締め切れなくて出始めてしまったので、そう言うのがこうやって出て来ている事だということで、小泉さんからすれば「俺は関係ない」と。
「元々何十年前からやってる話でそれまで解決しなかったのが悪いんだから、俺がそんな事解決する必要は無いじゃないか」という事ではないだろうかな?と私は思っています。

現在この拉致問題の解決をですね。
どういうふうにやってるかと言うと、今言ったように警察がとにかく中心になって捜査をする。
そしてこれは拉致間違いないと言うふうになったらですね。
これは内閣が内閣の責任でですね、認定と言うのをやります。
そうするとですね、これを外務省が北朝鮮に交渉する。
この枠組みが今ほとんど変わらない状態で続いて来ております。

ところが実際にはですね。
警察がやるとどうなるか?と言うと結局ですね、ほとんどのケースは認定は出来ないんです。
と言うのは例えば横田めぐみさんの事件は昭和52年の11月の15日。
この中にはまだ生まれていない方もたくさんおられると思いますが、生まれていた方でもですね。
昭和52年の11月15日に何をしていましたか?と言われてですね。
あの日は昼頃起きて仕事をしてその後どこへ飲みに行って、と話が出来ればそれだけで十分飯が食える。
そしてそんな人がいるわけが無い。

ところが警察は基本的にはどこでどういうふうに連れて行かれたか?と言う事が分からないと拉致認定が出来ないと言うのが基本的な考え方です。
ところがいなくなった時にですね。
今日ここにも特定失踪者のご家族とかたくさん来られていますし、田口さんもそうなんですけども、皆さんですね。
いなくなる理由が大体分からない訳なんです。
皆さん、全く北朝鮮と関係ない。
だからまさかね、北朝鮮に拉致されてるかもしれませんなんて事を言った人はほとんどまずいないですね。
我々のリスト、450人の中にも今の政府認定のご家族の中にも。

そうするとどうなるか?というと大抵殆ど大人ですから。
横田めぐみさんみたいに中学一年生の女の子であれば、これは事件性があるといって調べますけども、そうでもなければですね。
「いやそれは嫌な事でもあったんでしょうから、もうちょっとしたら戻って来ますよ」と言うふうにいわれて大体おしまいです。
警察もですね。
年間に8万人から9万人、行方不明者の届けがあります。
ですからとてもそんな物を調べちゃいられない。
事件だと思わなければそれでおしまいだと、いう事になってしまうわけで、例えば拉致がこれだけあったとしても今から警察が拉致認定できるのは氷山の一角だけです。

氷山の一角を内閣に出す。
どうするかと言うと政府の方はですね。
ここでもし拉致認定をして、拉致被害者の数を、その認定者の数を増やしてしまうとまた北朝鮮が硬化する、態度が。
態度が硬化してしまうと国交正常化も滞るし、あるいは拉致の解決にも悪影響を及ぼす。
いう事になって中々認定しません。

この間外務省が北朝鮮に出した36人のリスト、あれは公式には30数人となってますが、36人ですね。
36人と言うのはこの中で調査会の1000台番リスト、埼玉で言えば佐々木悦子さんと新木章さんと藤田進さんですか。
を入れた方々ですね。
それに加えて小住健蔵さん、これもまた最近名前の良く出て来た朴と言う工作員ですね。
なり代わった小住健蔵さん。
そして福留貴美子さん、二人を入れて36人になるんですが、この小住さんについては警察はですね。
一昨年くらいの時点では内閣の方に政府の方にこれは認定すべきです、というふうにどうも言っているようです。
しかし、認定をしない。
田中さんと小住さんと二人出したらしいんですけども、結局田中さんだけ認定と言う。
その状態で外務省は北朝鮮に交渉する。

ところが北朝鮮にはですね。
対しては今のところ経済制裁とかそういう圧力をかけてはいない。
圧力をかけないで北朝鮮に話をして話を聞くか?と。
北朝鮮に「こういう人たちについてを拉致しているでしょ?」と、「戻してください返してください」と言って、「分かりました、返しましょう」と言う国であれば初めから拉致なんかするわけ無いんですね。
相手は詐欺師と暴力団一緒にやってるような国ですから、こういうところに力使わないで返してくれと言ったって返してくれるはずが無い。

去年の6月に参議院の内閣委員会で民主党の森ゆうこ議員が質問をしまして、当時の細田官房長官に「どうやって取り返すんですか?」と言う事を質問しました。
そのときに細田さんの回答はどういう回答か?と言うと、

「相手も国家で向こうにいる人は権限は皆向こうが持っているんだから、粘り強く話をして分かりました、やってました、返します、と言ったら取り返します」

と、こういう事を言ってるんですね。
永田某のガセメール事件でですね。
大騒ぎをしている暇があったらこういう時にですね、大騒ぎをしなきゃいけない。
本当だったらばこの答弁一つだけで政権が倒れたっておかしくないような答弁なんですが、残念ながらマスコミでもどこも書いていませんし、殆ど相手にしなかった。

しかし、ああいうふうに相手に言われてですね。
つまり「向こうにいる人は向こうに全部権限があるんですか?」と言う事はどういうのか?というと、「拉致をされてしまったらば、もう煮て食おうと焼いて食おうと北朝鮮の勝手ですよ」と言ってるのと同じです。
これはまさに日本政府が「我々は絶対に拉致被害者を取り返さないぞ」と、言う事を国民に向けてですね。
断言したのに等しい、と言うほどひどい話です。
しかし現状は今もそれ程変わっていない。

そういう状態の中でですね。
どういうふうにしなければいけないのか?と言うのがやはり問題としてあるわけでございます。
ともかくこのやり方だけ続けていたって、いつまでも解決しません。
この間の原敕晁さんの関する大阪のラーメン屋のガサ入れとか朝鮮商工会のガサ入れ、何でそんな物ガサ入れしたんだろう?と思います。
だって事件が起きてからもう26年、辛光洙が捕まってから21年経ってるんです。
行ったってですね、ラーメンの汁くらいしか残っていない。(笑い声)

それなのにですね、しかも(ガサ入れを)やりながら誰も捕まえてないです。
誰も捕まえてないのはどういうことか?と言うと、それは現場でやってる人は一生懸命やってるんでしょうけども我々が見たらですね。
そんな物ただ警察が一生懸命やってますと言う事を言いたくてやってるんじゃないか?と言わざるを得ないわけでございます。
それじゃ困るんですね。
尚且つ、もしそれで犯人が捕まった所で原敕晁さんが帰ってくるわけではない。

これは日本国内の事件としてやってるから問題なので、安全保障上の問題であるというふうに捉えなければですね。
問題は解決しない。
これは北朝鮮と言う国が国家目的の為にやっている一種の戦争です。
だからそれに対するちゃんとしたやり方をしなければですね。
誰も返って来ないです、わけでございます。

それはどういう事を意味するか?と言いますととこれはですね、例えばこういう事です。
埼玉は海が無いから、海のあるところでですね。
どこかの海岸にどこかの軍隊が100人くらい上陸してきたと、そこに陣地を作って占領して、当然銃とか撃って周りに死傷者が出るわけですね。
それをどう対応するか?
警察が対応するとどうなるか?と言うとそこへ警官がやってきてですね。
誰が誰を撃ったかとか、こいつが殺人罪だとかこれが傷害罪だとかですね。
司法検分をしてそういう事をですね。
捕まえようとする事になっちゃうわけです。
警察はそう言うのが仕事ですから。

しかしそんな事をやっていてですね。
じゃあ問題解決するか?解決するわけないですね。
そのときは同じ武器を持っていたとしてもそれは軍隊と警察の全くの違いと言うのは、警察と言うのは武器を使って法秩序を回復すると言うのが目的ですけども、軍隊と言うのは基本的にですね。
敵を制圧すると言うのが目的で使い方が全く違う。
その相手を制圧してですね。
そして排除しなければいけない。
そうしなければ問題は解決しない。
ところが今この拉致問題をやってるのは拉致と言うのは国家の安全保障にも拘らず、警察だけがここをやっている。

内閣の中に専門幹事会と言うのがございます。
それは鈴木官房副長官と言うのをトップとして各省庁が入ってですね。
拉致問題についてのプロジェクトチームをやってるんですが、今年の1月になるまでですね。
この中に防衛庁は入っておりませんでした。
文部科学省は入るんですよ?入ってるのにも拘らず、防衛庁は入っていない。
やっと1月の末に入りました。

ところが今度はですね。
このプロジェクトチームの中に北朝鮮の情報収集をやるチームと言うのを作ってるんですが、今度はこの中から防衛庁は排除されている、いうことです。
警察というところはですね。
元々内務官僚と言うのは、この中にも警察の方おられるかもしれませんが、元々軍隊と言うのが嫌いですから、出来るだけ排除したいと言う思いが働くんでしょうけども、そういうふうにやってしまっているわけでございます。
しかし問題は安全保障の問題だというふうに解決をしていかなければいけない。

そうすると何が必要かと言うと、情報の収集、これはともかく必要です。
いったいですね。
日本の国内でどんなに調べたって分からないです。
北朝鮮のどこに田口さんがいるのか?
北朝鮮のどこに佐々木悦子さんがいるのかと言う事をですね。
調べていかなきゃ、問題は前に進まない。

今までこの話は全部点でした。
そういう点を何とか結びつけて面にしていくという努力をしなければいけない。
我々もそれを今遅まきながらですね。
もう一回今まで出て来た情報をひっくり返して、その間をつなぎ合わせようとしているわけでございます。

・・・その4に続く・・・

2006年04月30日

06.4.16 荒木和博氏その2 日本再生フォーラム(2)JACK大宮ビル5階にて

『荒木和博 特定失踪者問題調査会代表の講演 その2』

そういう事をやられても、大部分は少なくとも今までは分からなかった、と言うことであります。
前に私がインタビューをした事のある工作員は一回日本に入った事があるそうですけども、日本に入るときは何を持って行ったか?と聞いたらですね。
食料と無線機だということで、武器は持って行かなかったのか?と聞いたらば、持っていかない。
日本では絶対に見つかる心配が無い。
見つかっても捕まる心配が無い。
捕まってもスパイを取り締まる法律も無いから、自由に一年位したらすぐに出て来られるという事でございます。

実際にスパイを防止する法律がありませんので、これは佐々淳行さんの本にも書かれていたことですが、捕まえた者はですね。
工作員をどういう法律でやるかと言うと、出入国管理法違反とかですね。
そういう法律で捕まえるんですね。
で、そうするとですね。
例えば無線機でも持ってたとすると、刑が終わった後で強制的に出国させるんですが、その時に無線機も持たせて帰すんですね。
そうしなければいけないという、以外に親切な国でございます。

で、しかしこっちが親切にしていてもですね。
相手はそういう中でゴムボートに乗って、あるいはこういう水中スクーター、これはさっきの工作船の中にあったものです。
こういうゴムボートもあった。
こういうものでですね、自由に入って来ると言う事でございます。
あの工作船の中にどういう物があったのか?と言いますとこれもちょっと遠くて見難いと思いますが、これがまず12点、対空機関銃ですね、がついている。
これが上についてます。
これは海上保安庁の巡視船と交戦した時は、使ってはいなかったようです。

しかしこの中で自衛隊の経験がある方がおられればお分かりになると思いますが、私なんかが訓練で使う7.62ミリですね。
64式小銃は倍くらいの弾丸を使うわけでありまして、これがいくつか当たればですね。
完全に体は粉々におそらく吹っ飛んでしまうと思います。
それから他に積んでいたのは無反動砲とかですね。
地対空ミサイルがありまして、地対空ミサイルの方は2発くらい発射(ボタン)を押したようですが、幸いにして当たらなかった。
こう言うのが一発でも巡視船に当たっていれば、巡視船の装甲と言うのは海上自衛隊の船とは違って薄いですから、おそらく一発で撃沈されてみんな死んでるかと思います。
数人の怪我人だけで済んだのはある意味奇跡に近い。

この船はどうして沈んだかと言うと、海上保安庁の船の銃撃を受けて沈んだんじゃないですね。
自分から自沈してます。
それは船内に自爆スイッチがあってですね。
それを押すと船底に穴が開いてそれで沈むという事になっている。
だから我々は日本の国は平和だと思ってますが、その平和なはずの国にですね。
自分が死ぬ事を覚悟して、そして当然こういうものを使って人を殺傷して当たり前だと思って入って来る連中がいるんです。
と言う事は少なくとも理解をしておかなければいけない。

で、この状態は別に今始まったわけではないです。
はるか昔からずっとそうだったんです。
ずっとそうだったんですけども、問題はそれをですね、この国の政府が一切明らかにして来なかったと言う事に問題があるわけでございます。
昔は確かに日本の中にも、例えば社会党が非常に強くてそういう北朝鮮のですね。
北に対する批判的な事をやれば直ちに大騒ぎをすると、言うような時がございました。
そういうのは確かに警察にとっては非常にしんどかったんだと思いますけど、しかしそれだけで責任が逃れられるはずの物ではなかったと思います。

横田めぐみさんの事件が起きたのは昭和52年の11月でございます。
それから半年ちょっと後に田口八重子さんの事件が起きる。
横田めぐみさんの前年が藤田進さんでございますけども、そういうふうにしてこの時期ですね。
いろいろ続いていたと。
しかしその時点では日本の政府はですね、全くこれが北朝鮮の拉致だということは発表をいたしておりません。

田口八重子さんの事件が分かったのはどうして分かったかと言うと、大韓航空機の爆破事件で犯人金賢姫が証言をして、そして自分は李恩恵という名前で呼ばれていた日本人の女性から日本語とか日本の風習を学びました、と。
いう事をいって、それから調べてやっと分かったわけですね。
それが無ければ分からなかったわけです。
もし例えば大韓航空機の爆破事件が成功して金賢姫が平壌に戻っていたりとか、あるいは逆にですね。
毒薬を飲んでその場で死んでいれば、誰も今は田口八重子さんはただの失踪した女性としかおそらくなっていないだろう、と言うふうに思います。

もし例えば、この日本の国は災害の多い国でございます。
台風だとか地震だとかですね、水害だとかそういう物が非常に多い。
しかし我々比較的そういうものに慣れております。
どこかでこの関東地方にも大地震は来るだろうという思いはある。
あるいはですね、台風は毎年夏になればしょっちゅうやってくる。
やってくると分かっていればその備えをするわけですね。
台風が今沖ノ鳥島のどこに来ているとか、沖縄に上陸したとかですね。
そういう話を聞けば、あとこれくらいで来るかも知れないというふうに思って、それならば出かけるのを控えようとか、そういう準備をするわけであります。

もしあれがですね。
例えば天気予報で日本は明日も明後日もずっと快晴が続くでしょうと、言っていた所に突然台風がやって来てしまったら、どういう事になるか?
地震の方は確かに全く予知が出来ない物でありますけども、しかしそれでも地震がしょっちゅう来るものだと思っていれば、例えば地震があったときにすぐに火を消すと。
あるいはこういうふうにして上から落っこちてくる物から身を防ぐという事は、皆さんも大体お分かりになっていると思います。
それを何も言わないで、日本には地震なんか絶対に来ませんと、言っていた時に地震が来たときはどうなるか?
それはもう想像以上の大惨事になると言う事はお分かりです。
それがまさに拉致についても起こったという事でございます。

現在政府の認定している拉致被害者、昭和52年に一番最初は東京の三鷹市役所のガードマンだった久米裕さん。
それから11月に横田めぐみさんですね。
そして昭和53年に田口八重子さん。
それから神戸の田中実さん。
そして・・・(聞き取れず)福井の小浜の地村保志さん、それから奥さん浜本富貴恵さん。
その後が蓮池薫さん、それから奥さんの奥土祐木子さん。
そして鹿児島の市川修一さん、それから増元るみ子さん。
それから曽我ひとみさんとミヨシさん。
そして昭和55年に原敕晁さん。
それから・・・(聞き取れず)前ですけど、石岡享さんと松木薫さん、お二人はスペインで拉致されている。
原敕晁さんは辛光洙が背乗りをやった相手ですね。
58年に有本恵子さん。
これで16人、この16人と言うのが現時点の政府の認定者です。
しかしこの政府の認定者でですね。
日本で例えばマスコミが誰も何も言わない時、これは拉致だと明らかにしたケースがいったい何件あるか?と言うと実はひとつもない。

久米裕さんのケースはですね。
久米さんがお金を借りていたサラ金の業者というのが在日で、この在日の業者がですね。
北からの指示を受けて久米さんを騙してそして能登半島に連れて行って船に乗っけると言う事をやりました。
これも遠くて見えないと思いますが、場所はですね。
こういう入り江になった所です。
能登半島の舟隠しと言うふうに通常地元の人は言うようですが、こういうところに連れて行ってそこで船に渡したと。
本当にですね、周りが人気もいなくなるとですね。
本当に見つからない。
良くこんな場所を探したんだなぁと言うような場所です。

実はこの(久米さんを)連れてきた李と言う在日はですね。
妹さんか何かが確か帰国をしておりまして、その帰国をしている妹さんを人質にして要は協力をさせられたと言うことなんですね。
しかし事件の直後に久米さんが拉致された直後に捕まっておりまして、自供をしている。
自供しているんですが結局、警察は立件したかったようですけども、どうも検察が言う事を聞かなかったらしい。
言う事で結局そのまま釈放されまして、今に至るまでも結局全く一度も久米さんの拉致についてで、罪を負ったことはありません。
今でも東京の西東京市で普通の日本人として、名前は日本名になっていると思うんですが、普通の市民として暮らしております。

横田めぐみさんの事件は、これは月刊現代コリアのですね。
平成8年の10月号に載った朝日放送の石高健次さんの論文が元になって明らかになったケースでございます。
これは最初は石高さんの論文では誰かと言うことは分からなくて、中学一年生の女の子が1970年代の後半に日本海側のどこかで拉致をされていると言う情報でありました。
その事を元にして調べた結果、これが横田めぐみさんである事が分かった。
そして平成9年の2月3日に、去年弁護士法違反で捕まった西村眞悟衆議院議員が、予算委員会で質問をしてくれまして。
そして同時に朝日新聞のアエラとそれから産経新聞の本紙が報道してくれた事がきっかけとなってですね。
非常に大きな話題となって、この事が元になって家族会も出来、そして救出運動もスタートしたということなんですね。

この事件はさっき言いましたように、事件の起きた当時からこれが北朝鮮による拉致だと言う事はどうも分かっていたらしいという事でございます。
これが分かってたんならこの後も分かってた。
田口さんだけは分からなかったかも知れませんけども、少なくともアベック拉致も当然起きた当時から全て分かっていたはずです。

田口さんの事件はさっき言いましたように、これは大韓航空機爆破事件の金賢姫が喋ったから明らかになったわけです。
田中実さんの事件と言うのは、これは神戸のラーメン屋さんの店員ですけども、ラーメン屋の主人がこれが在日で、これも北から指示を受けて自分のところの店員をヨーロッパに旅行させるということで、騙してオーストリアに送ってですね。
そこから拉致をさせたという事件でございます。
これはそのラーメン屋の店主と同じ北朝鮮の秘密組織にいた人が、もう亡くなりましたけど張龍雲さんと言う方が自分で手記を書きまして、その中で田中実拉致を書いたんで明らかになった。

それからこの地村さん、浜本さん、蓮池さん、奥戸さん、市川さん、増元さん。
あと富山で未遂事件と言うのが一件ありますけどもこれは全部ですね。
昭和55年の1月7日に産経新聞がスクープをして明らかになったケースです。
ちなみに(拉致された日は)7月の7日、31日だったかな?
8月の12日。

7月の15日に富山県の高岡市で海水浴をしていたアベックが狙われて、そしてこれが未遂に終わると言う事件が起きております。
この間富山の救う会の方が、富山県警の警備部長と会った時に、警備部長はですね。
この事件がこのアベック拉致、特に高岡の未遂事件を北朝鮮による拉致だと認識したのは、この田口八重子さんの大韓機爆破事件があった時だと、言うふうに言っていたそうです。

全くの嘘です。
よくも・・(聞き取れず)くてですね。
私その場にいたら張り倒してやろうかと思いますけども(小さな笑い声)、この高岡の未遂事件の時に人を捕まえて入れた袋とか、あるいは手錠のような物がですね、見つかってそれでこの一連の事件が北朝鮮の拉致事件だと分かってるんです。
その時にわかんなかったはずが無い。
そう言うふうにですね。
変なふうに誤魔化すのはこっちがますます警察に不信感が起きてしまって、そのうちに私は捕まるかもしれませんがその前にたくさん喋っておこうと思うんですけども(小さな笑い声)、ともかくですね。
この事件は産経のスクープで分かった。

原敕晁さんになり代わった辛光洙、最近良く出てくるんですね。
報道を見ると何でも言ってると思うんですが、この辛光洙と言うスパイが韓国に1985年・昭和60年に入ってですね、そして捕まると。
そこで原敕晁になり代わったこの拉致の事を話している。
それによって明らかになったわけです。
つまり辛光洙が捕まってなければ原さんの拉致も分からないわけです。

それから石岡さん、松木さん、有本さん。
このケースについてはどういうことかと言うと、石岡さんが東ヨーロッパの人にですね。
手紙を渡して出国してからこの手紙を投函してくださいと、言った手紙が札幌の自宅に届いて、その手紙の中に今平壌にいると。
そして松木さんと有本さんと一緒にいるということが書いてあったんです。
それによって明らかになるわけですよね。
これがもし石岡さんの手紙が届いていなければこの3人もですね。
拉致とは疑われていない可能性が極めて高い。

そうやって見てくるとですね。
この中で誰も分かっていないのに、日本政府の方でこの人は拉致ですと発表したケースと言うのは実は残念ながら無いということです。
無いと言うのはどういう事を意味するのかと言うと、これ以外にもたくさんあるということです。
ここに出て来ている人たちと言うのは要は仕方がないから認定してしまったと、言う人ですね。

この曽我ひとみさんなんかに至ってはですね。
ともかく、こっちが何も言わないのに向こうが出して来ちゃった訳ですから。
つまり誘拐犯の方がですね。
警察が何も言っていないのに、いや実は私誘拐をしましたって言って出て来ちゃったと。
それでああこれは誘拐事件だと言ったような物ですからね。

曽我ミヨシさんは一緒にいなくなってるんで、日本政府は拉致というふうに言ってるわけですけども、しかしその所はですね。
このような状況である、と言うことです。
これがまだ残念ながら今のところ我が国の現状です。
何でこんな事になったのか?と考えますと、昔から分かってましたとしか思えない。
分かっていて、しかしもう今は明らかには出来ない。

大体現場のいろんな警察の特にOBの方とか、いろんな方に話を聞きますとやはりですね。
全国で「このケースは拉致だったんではないかな?と言うふうに思うんだけれども、上に上げたら潰されてしまった」という話はあちこちで聞きます。
ケースによってはですね。
警察の人が私らにですね。
「あの人は拉致だと思うんだけど、何で情報を上の方に持っていかないんでしょうね?」と話が来たりですね。
物によってはですね。
調査会に失踪者のご家族の方に書いていただく調査票というアンケート用紙の様な物があるんですが、あれを警察の人が書いてくれたとかですね。
そういう話はございます。

場所に寄っちゃ警察でですね。
「うちの子供は拉致じゃないでしょうか?」と相談に行ったら、「いや調査会と言うのがありますよ」と紹介して頂いたり、別に紹介料を取ってるわけじゃありませんが、とにかくですね。
嬉しいような悲しいようなこういう話がございます。

・・・その3に続く・・・

2006年04月29日

06.4.16 荒木和博氏その1 日本再生フォーラム(1)JACK大宮ビル5階にて

日本再生フォーラム第17回講演会 (06.4.16 JACK大宮ビル5階にて) 
「拉致問題を通して日本のあり方を考える 第6弾 〜北朝鮮による拉致を二度と許さないために〜」

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『荒木和博 特定失踪者問題調査会代表の講演 その1』

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本日はお忙しい中、多数の皆様お集まり頂きまして本当にありがとうございます。
また、この会を主催するに当たりまして竹本代表を初めと致します、日本再生フォーラムの皆様のご尽力に心より敬意を表する次第でございます。

これから私がお話いたしますのは、今日ですね。
特に中心的な題は「拉致を二度と許さないために」と言う事でございまして、主にこれからどういうふうにするべきかという事について話をさせて頂きたいと思いますが、皆様なんと言いましてもこの所出ておりますキム・ヘギョンさんと韓国人拉致被害者・金英男さんのDNAの鑑定の結果等々をですね。
この事が大変ご関心を持っておられると思いますので、ちょっと最初にこのことに触れておきたいと思います。

この事が明らかになったのは先週辺りから、先々週ですか。
辺りからちょっと話が出るんではないか?と言うことを言われておりました。
正式に発表がありましたのが11日でございまして、この時に政府がそのDNA鑑定の結果、キム・ヘギョンさんの血液とそして金英男さんと言う、昭和で言うと53年の8月5日に韓国の西海岸の島から拉致された当時工業高校の高校生です。
このDNA鑑定の結果ですね。
二人の間に血縁関係がある事が確認をされた、と言うような報道でございました。
 
この(DNA鑑定を)2ヶ所やってほぼ間違いが無い、と言うような事でございましてですね。
私たちにとりましてはご存知の無い方もおられるかもしれませんが、特定失踪者のDNA鑑定の問題と申しますと、山梨県の甲府市で失踪された山本美保さんの事について、山梨県警が行ったDNA鑑定と言うのはですね。
どうも余りにもちょっと信用できないと。
言う物がありますので、DNAと聞いただけでちょっと?マークがつくんですが、今回の調べ方等々からするとやはり間違いないだろうと言うふうには思っております。
ですから少なくとも一時期、横田めぐみさんと金英男さんの間に夫婦の関係が存在したという事は間違いが無いかと思います。

で、もともとこの情報は去年の12月にですね。
韓国の拉致被害者家族会、韓国では拉致被害者の家族の会が3つありまして、そのうちの一つの拉致被害者家族会の崔成龍さんという代表が発表をした。
これは一昨年の2004年の9月、中国で情報をですね。
北朝鮮の高官から得たと、言う事で発表した情報だったんですが、それが確認されたと言う事でございます。

ちなみに去年くらいからですね。
ニュースにもちょっと出たようですが、蓮池薫さんが横田めぐみさんのご主人は韓国人の拉致被害者であるということを言っていたと、言う話もございました。
ですからその二つのソースがあったわけですが、今回これが確認をされたと言う事です。

私が調査会のメールニュースでですね。
書いたんですが、蓮池さんは帰ったときにですね。
帰国した時に横田さんのご両親ともそれから双子の弟さんにも会っている。
その後も何回か会っている訳ですが、最初の内はですね。
めぐみさんのご主人は拉致被害者の韓国人であると言う事は一言も言っていません。
一昨年くらいから、ちょっと周辺には漏らし始めたという話を聞いておりますが、結局ですね。
横田さんのご両親はあるいは弟さんたちは直接は彼らからそういう話は聞いていない、と言う状態であると思います。

で、ここにおられる皆さんもいろいろなお気持ちの方がおられると思いますが、私もこういうことばかり言っておりますんで、相当彼らからは煙たがられているようなんですけども、あのですね。
ちゃんと言うべきですよね?こんな事は、当たり前の話で。
最初からそんな事を分かっているなら、分かってないわけが無い。
彼らは一緒に暮らしていたわけですから、一緒に暮らしていたのが嘘であれば分かりませんけど、本当に一緒に暮らしていたのであれば、当然一緒に暮らしていた人間が同じ朝鮮語で話をしていたって、それがただの元々の北朝鮮の人なのか?
拉致された韓国人なのか?くらいはですね。
わかんないはずが無い。
ですから帰国した当時すぐにですね。
それを教える事が出来てもおかしくなかったと言うふうに思います。

あの当時彼らが言っていた事は殆ど横田めぐみさんの事についての証言ばかりでございまして、そのあとポツリポツリと田口八重子さんについての証言ですとか出て参りましたけど、あの時はめぐみさんの事ばっかりでございます。
それはどういう事を意味するかと言いますと、この横田めぐみさんの事を出すことによりまして、横田さんのご両親をピョンヤンに呼ぶと。
そこで横田めぐみの墓と言うものでも作っておいてですね。
そこで拝ませて、キム・ヘギョンさんと感動の対面をさせて、それを持って拉致問題はおしまいと言うふうにしようとしていたんだろうと思います。
彼ら自身はちゃんとそういうふうに喋れと、言う事のシナリオに従って喋ったんだろうと私は思っております。

しかし、これはある程度仕方が無い部分があります。
当然そういうような事をですね、しなければ北朝鮮が出すはずもありませんから、ある程度は仕方がなかったと思うんですが、それにしてもここに来てからもう3年半経つわけですが、その頃になってこういう事が出てくるということ事態がですね。
やはりどう考えてもおかしいんではないか?と思うんです。

それからですね。
ちょうど蓮池さんが拉致されたのと金英男さんが拉致された頃がほとんど同じ時期です。
7月の末と8月の初めですから。
で、つまりご両親はこの二人の息子をそれぞれ二十何年前待ち続けたんですね。
蓮池さんのお母さん、ハツイさんなんかは最初の内はですね。
本当に、こう言っては失礼ですが、錯乱状態に近いような状態になってしまったという話を聞いております。

そういう状態の中で苦しんで、しかし息子を何とか取り返したいと言う思いでですね。
お母さんは一生懸命やってこられて、そして現実に息子さんを取り返す事が出来たんですが、同じ苦しみを受けているお母さん、崔桂月さんに対してですね。
もっと早く本人から直接ですね。
連絡を取って上げられなかったもんだろうか?と、そういうことを私は未だに非常に疑問に感じております。
彼らにすればもちろん言い分はあるんでしょうけども、しかし普通に考えてですね。
やっぱりおかしいんじゃないかな?と言うふうに私は思っております。

彼ら自身は特にですね。
今まで喋ってない事は非常にたくさんあります。
彼ら自身は政府に対しては殆どみんな喋ったと言うような事を言っておりますけども、そんな事絶対にあるわけは無いです。
もちろん、喋れない事もあるんでしょう。
それはまぁ認めますけども、しかし、それはそれとしてですね。
それにしても彼らが全部喋ったと言う事は嘘だとしか言いようが無い。

彼らの中でもですね。
特に地村さんご夫妻とか、あるいは曽我さんなどはですね。
何かあれば柏崎に連絡を取って、そして喋っては駄目というふうに言われると喋らない。
こういうような話を私はいろんな所から聞いております。
ならば、やっぱり蓮池薫さんがですね。
それなりの責任を持って対応をするべきであろうと言うふうに思っております。
こんな事を言うのは大体私とあと何人もいませんので、言えば嫌われるんですけども、そんなのんびりした事も言っていられませんので、この場を借りてもですね。
ちょっと申し上げておきたい、と言うふうに思っております。

そうしないと、まさに、今回の金英男さんの件でもそうですが、こういうことが明らかになってからですね。
なんだあいつ等話してなかったじゃないかと言う話になってくる。
これ日本人の、韓国人にも酷い話ですけど、例えば日本人の拉致被害者の人で特定失踪者の中の人とかですね。
当然蓮池さんは藤田進さんなんかを見てるはずなんですが、見ていないと。
やがて別の所から明らかになったときにですね。
なんだ、何であの時言わなかったんだ?という話になれば、彼ら自身の立場の方が危なくなる、非常に悪くなるということもあるわけで、やはりいろいろ問題はあるんでしょうけども、しっかりとそこは話をして貰いたいという事をですね。
本当に切実に感じております。

しかしこういうふうになる事の理由がいったいどこにあるのか?
まさにこの国の根本に関る問題である、と言う事であります。
この国がもうちょっとしっかりしていれば、彼らはもちろん拉致をされる事は無かったでしょうし、拉致をされてももっと早く取り返す事が出来たでしょうし、こんなに多数の方々が拉致をされる事もなかったであろうと言うふうに思います。
もちろん拉致をしたのは北朝鮮と言う極めて異常な体制の国がやった事ではございますけども、一方でその拉致をやらせてしまった言う意味でですね。
日本と言う国も極めて異常な国である、というふうに言わざるを得ません。

田口さんの拉致もおそらく今まだいろんなこと分かってない事がたくさんあると思うんですが、横田めぐみさんの拉致もですね。
複数の筋から私が聞いている話では、昭和52年11月15日のあの拉致をされてから間もなくの時点で日本政府の上の方はですね。
もう北朝鮮による拉致だと言う事は認識していたと言う話がございます。
おそらく私はそれは間違いが無いだろうと思っています。

で、しかしその後ずっと言って来なかった。
平成9年にこれが明らかになったためにですね。
政府は拉致であると言い始めたわけでありますが、これを民間の方で明らかにしていなければですね。
未だにおそらく横田めぐみさんはただの失踪した中学一年生の少女、と言う事であったのではないだろうか?
もちろん今帰国している5人も帰ってくる事はなかっただろう、と言うふうに思うわけでございます。

で、どういうふうにこの国がおかしかったのか?と言う事を知る上でまずですね。
北朝鮮がどういうことを今までやって来たか?と言うようなことについてのお話をして行こうと思います。

ちょっと遠くの方は分からないかもしれませんが、これは北朝鮮の潜水艦です。(写真を一枚掲げる)
今から11年前にですね、東海岸に工作員を侵入させるためにやって来てですね。
そしてそこで波が高かったので座礁して、帰れなくなったという潜水艦でございます。
事件を覚えていらっしゃる方もおられるんじゃないかと思います。
この時にこの潜水艦に乗っかっていた乗員はですね。
全部上陸をいたしまして半分はその場で集団自決をする。
残りは皆山の中に逃げ込んで、そして一人が捕まりまして残りの13人だったかな?
が射殺されて、一人はどうも北朝鮮に逃げ帰ったらしいと、言うふうに言われております。

で、この潜水艦、近くじゃないと分からないと思いますが、前に魚雷の発射管が無いんですね。
ここから見えませんがこの反対側、右舷の船首の方にですね。
一ヶ所だけハッチが、魚雷発射管みたいな場所に付いています。
それが何かと言うと工作員が脱出する為の、つまり上陸したりするときのですね。
ここから出て水中スクーターのようなそういう物で海岸に入る。
そのためのハッチが一つだけ付いております。
他にはこの船にはですね。
魚雷もないし、それ以外の武装もしていない。
もちろん銃とかですね、そういう物は持ち込んでいたんですけども、その船自体には直接くっついてはおりません。

それはいったいどういう事を意味するのか?と言いますと、この潜水艦がいわゆる普通の海軍が戦闘をやったりするために使う船では無いと言うことですね。
この潜水艦の目的と言うのは韓国に工作員を送り込む、偵察を行う為の潜水艦だと言う事です。
北朝鮮の工作活動と言うのは、ですからたまたまいろんな事をやってる中で必要性に応じてついでにやると言う事ではなくて、工作活動をやること事態が彼らにとって極めて重要な物のひとつである。
それは韓国の中の政権を転覆させて、そして南を共産化統一をするという北朝鮮の国家目標に基づいたものですけども、そういう物に基づいて作られていると言う事です。

韓国はそれに対抗する為にこうやってですね。
海岸に韓国の東、西、南の海岸と言うのはほとんどこういう鉄の柵が巡らされております。
韓国へ行かれたら海岸の方で人目の無い所でもずっとこう言うのが通ってますから、御覧になったら良いと思いますが、かなりしっかりとした鉄の柵で上には鉄条網が巻かれております。
こういうものがずっと渡されている。
こう言うのがあっても潜水艦が来たら平気で入ってくるんですね、北朝鮮の工作員と言うのは。

それと今、埼玉には海はありませんけども、この茨城でも千葉でもですね。
海岸線にこんな物あるか?と言うと、どこにも無いわけでございます。
この中には、これもちょっと小さくて分かり難いと思いますが、ここの端の所にですね。
韓国軍の警備・・・(聞き取れず)があります。
ここには実弾を込めた銃を持った兵隊がですね、警備をしている。
それから海も船がパトロールをしている。
こういうふうにやってる中ででもですね、平気で入って来る、と言う状況です。
それと日本の状況を比べてみるといったいどういうものか?と言うのは非常にお分かりになるだろうと思います。

で、日本には、今潜水艦はひょっとしたら使ってるのかもしれませんけども、基本的にはこのこういう工作船ですね。
こういう物で入って来ているという事が多い。
最近一応(潜入は)止まってるんじゃないか?と言う話も有りますが、ちょっと詳しい事は分かりません。
使える時は、また使ってくると思います。

この工作船は今横浜のですね。
観光地になっています赤レンガ倉庫がありますが、あの先に海上保安庁の施設がありまして、そこで展示をしてあります。
ゴールデンウィークにでも横浜の方に遊びに行かれたらちょっと足を伸ばしてですね。
30分くらいで見れますので、行って御覧になったら良いと思います。
陸の上に上げてありますから、非常に大きく見えます。

船の事をお分かりの方ならすぐ分かると思うんですが、この船の船首の形状は非常に尖ったV字型の形状をしております。
これもさっきの潜水艦と同じように、漁船を改造したとかそういう片手間仕事でやった物では無いと言うことです。
完全に工作活動をやるために、特に日本に工作員等を送り込むために作った船だと言うことですね。
この船は時速で言いますと大体40ノット(1ノットは1.852キロメートル毎時、40ノット=時速約74キロメートル)以上のスピードが出る。
この船の後ろの方が観音開きで開きまして、工作小船という、ちょっと上から見ますとですね。
普通のポンポン船にしか見えない船が出てくるわけですが、この船はもっとスピードが速くて50ノット(=時速約79キロメートル)くらいのスピードも出して走ることが出来る。
そういうような船ですね。
この船で沖合い500メートルくらいまで行って、それからゴムボートに乗り換えて上陸をすると、言うようなパターンが非常に多いというように聞いております。

・・・その2に続く・・・
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